僕の心のヤバイやつ 2巻、9月6日発売予定!
恋を自覚した市川と、恋を自覚する山田の悶絶、両片想いラブコメ最新巻!
:: 2015/12/14 月曜日::

■[漫画]パリヤさんの結婚騒動記「乙嫁語り」8巻

乙嫁語り 8巻 (ビームコミックス)
著者/訳者:森 薫
出版社:KADOKAWA/エンターブレイン( 2015-12-14 )

Kindle版:乙嫁語り (8)

Kindle版まとめ買い:[まとめ買い] 乙嫁語り

久しぶりの「乙嫁語り」の新刊ですが、
まずは心を落ち着けるためなのか7巻で出てきたアニスとシーリーンの、
二人の姉妹妻にして乙嫁のその後が描かれているんですが、
二人が仲睦まじいだけでなく、シーリーンがアニスの成長を促して、
夫婦仲をより良くさせているところはとても心が豊かになりますね。

そんな平和な情景とは真逆なのがカルルクたちの街で…
襲撃者を撃退できたとはいえ被害は甚大で、
特にパリヤさんの実家はほぼ全壊の憂き目に…
焼き物をやっていたこともあり財産といえるモノも壊れたんだろうなぁ…
命があっただけでも良かったのかもしれないけれど、
それにしたってこれはツラい。
パリヤさんじゃなくても悲観的になるのも仕方ないと言えるかな。

特にパリヤさんにとっては嫁入り用の刺繍がほぼ台無しになったことで、
婚期が更に遅れてしまうのが大変ですね。
でも、ピンチをチャンスに変えると言いましょうか。
下手だった刺繍の腕も、おばあちゃんの指導によって上がっていくのは良かったですね。
そうなんだよなぁ、おばあちゃんの言う通りなんですよ…
何事も「今の自分の実力では難しい」事に挑戦して乗り越えないと上達しないんですよね。
手癖でサクサクっとやっちゃうのが手っ取り早いんだけど成長はない。
時間と手間を掛けて勉強して、習得して、少しずつ前進する以外に方法はないんだよなぁ。
まぁ、その原動力に恋心があるところがパリヤさんの可愛さなんですけどね。
お相手も良い人っぽいし、上手くいってくれると良いんだけどなあ。

そんなパリヤさんが理想とするカモーラさんは確かに可愛かったです。
でもカモーラさんやアミルが言うようにパリヤさんにも良いところもあるので、
アニスとシーリーンみたいな姉妹妻とまでは言わないけれど、
二人が良いお友達の関係を築けると良いな、と思いますね。

それと巻末あとがき漫画で森薫さんが中央アジアに行ったことが描かれてましたが、
メッチャ楽しそうで読んでるこちらも嬉しかったです。(笑

:: 2013/1/21 月曜日::

■[漫画]双子の結婚式とカルルクの嫉妬「乙嫁語り」5巻

乙嫁語り 5巻 (ビームコミックス)
著者/訳者:森 薫
出版社:エンターブレイン( 2013-01-15 )
コミック ( 192 ページ )

ライラとレイリの二人の結婚式が遂に開かれる「乙嫁語り」の5巻が発売!
19世紀の中央アジアの結婚式というのはどういったものであるかを、
しっかりじっくり描いた圧巻の内容ですので読み応えはたっぷりあると共に、
天真爛漫な双子が花嫁ということで一筋縄ではいかない展開も見所です。

子供らしい無邪気さが残っているあの双子が結婚式の間ずっと座っているはずもなく、
花婿二人を巻き込んで色々やらかしちゃってる所も面白かったですけど、
そんな双子が「実家を出て他所の家に嫁に行く」ということをやっと実感することで、
号泣するシーンはその落差が際立っており心にジーンと来るものがありましたね!
まぁ、それでもやっぱりライラとレイリの我が儘に付き合わされる花婿二人の悲哀と、
それでも楽しそうな二組の新郎新婦を見ていると微笑ましいのがあるのも確かです。

そして後半からはアミルとカルルクの二人に話が戻ります。
二人の何気ない日常と手負いの鷹を治療する話なんですが、
特に後半は現代日本の価値観では残酷とも取れるけど、
自然に生きる人たちにとっては当然の処置を描いているのは流石だな、と思います。

そういった意味ではライラとレイリの結婚式で羊の解体を残酷にならない範囲で、
凄く丁寧に描いているのは良い仕事をしてるなぁ、と感じ入ります。
羊の解体を初めて挑戦する少年の興奮が描かれていましたけど、これは当然の事なんですよね。
今で言うと農家の親に初めてトラクターの運転を任された中学生の息子的と言いましょうか…
そういえば大学時代に講義でイヌイットの生活をビデオ撮影していたのを観たことがあるんですが、
スノーモービルに乗るイヌイットがトナカイを仕留めて村で解体する時、
子供たちは凄く良い笑顔を浮かべていたんですよね。
ことほど左様に獲物の解体というのはカッコイイ大人の仕事な訳です。

さて、次回からはアミルとカルルクの二人に焦点が戻るみたいですが、
ロシアの足音が聞こえる19世紀の中央アジアでどういった問題が起こるのか。
双子が住むアラル海の帰結も知っている身としては手放しで御祝いできないですが、
それでも続きが気になるので追って見ていきたいです。

:: 2012/11/16 金曜日::

■[漫画]恋心の結末はオーバーライト? それともオールライト?「ウワガキ」4巻

ウワガキ(4) (ビームコミックス) (BEAM COMIX)
著者/訳者:八十八良
出版社:エンターブレイン( 2012-11-15 )
コミック ( 177 ページ )
作者サイト:小紅堂本舗

千秋と小秋、同じ身体と心を持ちながら好きな相手が違うという、
二人がどちらの「好き」が上かで、融合後の恋愛感情が上書きされる恋愛実験。
別れたとはいえ彼氏との思い出を忘れたくない千秋と、
どんどんアジオに惹かれていく小秋。
小秋と好い仲になりながらも千秋も大切だから、
「融合後に千秋を落とす」ということに決めたアジオだけど…?

素晴らしかった!
これは恋愛漫画史に残る傑作ですよ!

かなり異色な設定でありながら、内容はこれでもかというほど真っ当なラブコメ作品。
千秋と小秋とアジオという3人の間で繰り広げられる恋模様には悶えたし、
異色な設定を利用したコメディには笑わされましたよ。
逼迫している状況でも自分の恋心がどうなるのかが心配な小秋は可愛かったし、
アジオ相手にじわじわと惹かれていき、最後は自分よりもアジオを優先した千秋も魅力的でしたよ!
というか二人とも赤面顔が可愛すぎて全宇宙がヤバイ!

イギリス陸軍が絡んできてどういった展開になるのか全く予想できなかったし、
そもそも融合後にどちらが上書きされるのかと今までずっと気を揉んでいたんですが…
いやはや、なるほどそうなるとは!
意表を突かれた感がありますが、蓋を開けてみれば凄く納得のいく結末でしたね!

お陰様で融合後の千秋(小秋)とアジオのドタバタにはニヤニヤしっぱなしでしたね。(笑
それにエピローグだけでも充分面白くて満足できたのに、
その後のアジオたちを描いた番外編も最後の最後までラブコメしてて、
千秋(小秋)の可愛さと成長したアジオのかっこ良さにシビレて、もう最っ高!
本当に充足感があるラブコメ作品でした。

作者の八十八良さんはエロ漫画も充分面白いんですが、
こういった一般向けでは別の魅力に溢れた素晴らしい作品を描かれるんですよね。
出来れば今後も一般向けの恋愛漫画を描いていって欲しいです。

いやー、それにしても本当に素晴らしい漫画だったなぁ…
全4巻という気軽に手にとって読める分量なので是非とも読んでほしい作品です。
超オススメです!

余談:まさかカバディが伏線になるとは夢にも思いませんでした。(笑

:: 2012/5/17 木曜日::

■[漫画]アラル海の元気な双子「乙嫁語り」4巻

乙嫁語り 4巻 (ビームコミックス)
著者/訳者:森 薫
出版社:エンターブレイン( 2012-05-12 )
コミック ( 186 ページ )

うっかり寝惚けてラクダから落ちてアラル海で溺れたスミスを助けたのは、
漁をしていたライラとレイリは双子の少女。
年頃の彼女たちが気になるのは自分たちの結婚相手。
中々父親から持ってこられない縁談話に業を煮やして、
何とか理想の相手を射止めようと変な頑張りを見せるけれど…?

と、今回スミスさんが出会う乙嫁は元気いっぱいな双子の少女。
21世紀の現在では人類の無計画な行動で見る影もなくなったアラル海ですが、
当時は魚も大量に獲れていた姿を見せてくれます。
アミルさんは内陸の狩猟系でしたがライラとレイリは湖岸系の狩猟系な乙嫁です。

魚を捕ることに忌避がないどころか嬉々としてやるばかりではなく、
魚をぶつけて喧嘩したり、モリ打ちにチャレンジしたりするのは面白い感覚かと。
そんな元気なライラとレイリの婚約相手に見繕われたのが幼馴染みのサームとサーミで、
理想とは違うけど、理想に沿うように頑張る二人の少年たちを見てると応援したくなりますね。
いやはや男の子たちも大変だ。

それとアミルさんたちの日常と、ツンデレをこじらせたパリヤさんの縁談話もあって、
そっちはそっちで気になりますね。
次巻ではライラとレイリの双子の結婚式も行われるみたいだし、
パリヤさんの方も話が進むのでしょうか?

それはそうと今回一番可愛かったのは双子の母であるミナーさんだと思います。
旦那さんとの馴れ初めを語る時の様子を見ると今でも心底惚れ抜いてるんだろうなぁ。
いやはやこちらも可愛い乙嫁さんだと思います!

また、森薫さんのラフスケッチ集「SCRIBBLES3」が完成とのことで、
来月発売のFellows!23号に付いてくるとのことでお買い求めはお早めにどうぞ。
何しろ前回ラフスケッチ集応募に必要だっと号はあっという間に売り切れてプレミア付いたぐらいなので…

Fellows! 2012-JUNE volume 23 (ビームコミックス)
森薫、高橋拡那、冨明仁 ほか
エンターブレイン
:: 2012/2/16 木曜日::

■[漫画]恋愛ってつらいんだな…「ウワガキ」3巻

ウワガキ 3巻 (ビームコミックス)
著者/訳者:八十八良
出版社:エンターブレイン( 2012-02-15 )
コミック ( ページ )
作者サイト:小紅堂本舗

千秋の彼氏への恋心の強さが、千秋をコピーして生まれた小秋がアジオに恋した心より弱ければ、
想いと記憶が”ウワガキ”されて消えてしまうという、変わった恋の鞘当て。
だんだんとアジオに惹かれていく小秋と、彼氏である佐藤にフラれた千秋。
そしてその佐藤とアジオがバイト先で仲良くなったことで更に物語は混迷になっていくんだけど…?

という訳で一風変っているけれど物凄く味が濃くて読めば読むほどのめり込んでいく面白さが、
この3巻でも詰まりまくっていて最高に面白い”ウワガキ”3巻。
小秋のことが好きになってきているけれど、千秋のことだって大事だと言ってしまうアジオと、
そんなアジオだからこそ好きになった小秋が出す結論が切なすぎて泣けてくる…!
お互いがお互いを想い合って、恋のつらさに涙する千秋と小秋の二人は最高のヒロインですよ…
アジオの言動できゃあきゃあ言っちゃう小秋の姿は可愛らしいですしね!

そして千秋をフッた佐藤だけど、チャラい男に見えてイイ男でもあるんですよねぇ。
その想い人である佐和さんも掴みどころがないけれど、
迷っているアジオに適切な助言を投げかけてあげることで、
アジオの中で答えを出させてあげたりといいお姉さんしてるんですよ。
まぁ、佐和さんがもっと早くから佐藤さんに返事してあげてたらこんな事態にはならなかったんだけど、
そうすると佐藤は千秋の告白を受けなかった訳で、そうなるとそもそもアジオが恋しない訳で…
やっぱり今回の事態はなるべくしてなったんだよなぁ。

何はともあれ少し疑問は残るけれど答えが出てそこに突き進んでいくだけかと思いきや、
山田先生を狙っているっぽい第三者機関が介入してきたみたいで、
まだまだ事態がどこに終着点を持ってくるか分からなくなってきました。
次巻が完結らしいので今から気になって仕方がないですよ。
果たしてこの複雑な恋の行方は…?

:: 2012/2/15 水曜日::

■[漫画]森の香りのエッセンス「森薫拾遺集」

森薫拾遺集 (ビームコミックス)
著者/訳者:森薫
出版社:エンターブレイン( 2012-02-15 )
コミック ( ページ )

「森薫拾遺集」という名前の通り、森薫さんが今まで描いた短編からイラスト一枚に至るまで、
可能な限り集めに集めた1冊がこの「森薫拾遺集」なのです。
サイン会での記念ペーパーやショップの特典イラスト等々、
遠方に住んでて手に入れるのが非常に困難なんだけど、是非とも読んでみたい!
というファンにとって最高の福音と言えましょう。

もちろん森薫さんが描かれた作品ですのでメイド尽くしですとも!
他にも眼鏡バニーと言った要素が入っており、
流石は森薫さんだなぁ、と思い知らされることしきりですよ。

自分が好きなことをその時持っている力の120%ぶつけている事が紙面から伝わってきて、
読んでるこっちまで元気にさせてくれるパワーがあるんですよね!
それにいつも全力だから絵もどんどん上手くなっていってて、
その凄さはもう感嘆を通り越して呆れる境地ですよ…

ちなみにこの本に収録されているアミルの作画風景は脚注にあるように、
今でもコミックナタリーで見ることが出来ます。
コミックナタリー – [Power Push] 森薫「乙嫁語り」

いやー、何度見ても惚れ惚れするなぁ…

それと帯にあるようにラフスケッチ小冊子も応募者全員プレゼント実施中です。
帯にある応募券を現在発売中のFellows!の応募台紙に貼って応募すれば良いので、
森薫さんのファンなら是非。

Fellows! 2012-FEBRUARY volume 21 (ビームコミックス)

:: 2011/6/15 水曜日::

■[漫画]英国人と未亡人と「乙嫁語り」3巻

乙嫁語り(3) (ビームコミックス)
著者/訳者:森 薫
出版社:エンターブレイン( 2011-06-15 )
コミック ( ページ )
作者サイト:ヘリオトロープ

二人目の乙嫁は5人の夫に先立たれた幸薄い未亡人のタラスさん。
そして相手はカルルクたちの客人であった英国の民俗学者のスミスさん。
スミスさんが案内人と待ち合わせに寄った市場で出会った二人が、
絡まり合う運命の果ての結末は…?

いつにも増して中央アジアの文化の違いにカルチャーショックを受けました。
夫に先立たれたらその兄弟に嫁ぐという風習に、
女は嫁に行ってなんぼであるという考え方。
そしてどんな人間性であれ、血が繋がってなくとも絶対的な父親。
そういった大なり小なりの文化の違いというものをまざまざと見せつけられましたね。

未亡人のタラスさんも可愛かったけど、捕まったスミスさんを迎えに来たカルルクに付いてきた、
アミルさんはもとより、更にその付き添いであったパリヤさんが可愛かったですね!
スミスさんとタラスさんのラブロマンスを目の前にして真っ赤になって倒れたり、
なし崩しに宴会になった市場の一角で不意に起こった縁談に恥じらったりと、
ホント可愛いよ、パリヤさん。

市場でのアミルさんたちの食事の内容だったり、
本当に細かい所まで読み込む面白さが詰まっていて最高に面白いです。
スミスさんとタラスさんの結末も含めて読み応えたっぷりなので、
じっくりと何度も読み返したいですね。

:: 2011/3/14 月曜日::

■[漫画]この想い、諦めない…!「ウワガキ」2巻

ウワガキ 2巻 (ビームコミックス)
著者/訳者:八十八 良
出版社:エンターブレイン( 2011-03-14 )
コミック ( ページ )
作者サイト:小紅堂本舗

千秋の彼氏(和也)への想いが勝つか、小秋のアジオへの淡い想いが勝つか。
和也の記憶がない以外は全く同じである小秋が、
アジオと同居しだして徐々に引かれるようになる反面、
千秋の方は彼氏に振られるという致命的な局面を迎えることに…

少しずつアジオのことを意識しだして、二人でいるのが当たり前だと考えてる自分と、
アジオの無意識での何気ない口説き文句に赤面する小秋がラブコメしてて可愛いんですよね。
そしてアジオ本人は自分が恋に落ちた時の千秋は既に彼氏が居て、
彼氏が居たからこその千秋に恋したことに気付いて、そこからどう動くかといった所なんですが、
これがまた、中々に小粋というか小生意気というか良い味出してるんですよね。
なんつーか、アジオと小秋は良いラブコメ要員ですよ、ホント。

しかし、ただのラブコメではなくしているのがコピー元である千秋の存在。
和也に振られることでこの勝負が見えたかに思えたけれど、
それでも自分が和也が好きだった気持ちは嘘ではない、想いがウワガキされるなんて負けられないと、
孤軍奮闘頑張ろうとする姿は、流石はアジオが惚れただけあるなぁ、と思いましたね。

アジオと和也がお互いの境遇を知らずにバイトを通じて友情を深めたり、
アジオ母の為に職種は違えどアジオと小秋がバイトすることで絆を深めたりと、
今後の展開をより面白くする要素がてんこ盛りでますます続きが気になってきます。
元凶である教師の山田に想いを寄せるじみ子の奮闘も合わせて本当に面白いです。
やっぱり八十八良さんは非18禁の方が輝くのかもしれませんねー

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