その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2023/7/6 木曜日::

■[漫画]気兼ねない酒との付き合い「まどろみバーメイド」13巻

まどろみバーメイド13巻まどろみバーメイド13巻
出版社:芳文社
作者名:早川パオ
作者twitter:早川パオさん(@papao_pao) / Twitter
紙書籍通販:まどろみバーメイド (13)
Kindle版まとめ買い:まどろみバーメイド
DMM電子書籍:まどろみバーメイド (13)

ファッション誌アスガルドのカリスマ、芹沢女史が主催するオーディションも無事に終わり、
編集長の代替わりもできたんだけど、
折り悪く悪天候に見舞われてしまい、
甲板に設置されていたサテライトが海の藻屑となりそうで…

朱春さんは今まで心の澱に溜まっていたものが有ったからこそ、
あそこで動き、結果を出すことが出来たんだと思います。
そのお陰で怪我もしたけれど、後悔が少しは薄れたんじゃないかな…
朱春さんはずっと後悔していたようだけど、
そろそろ自分で自分を許しても良いんじゃないかな、と思いました。

朱春さんのお陰で雪は健康に良い情報を貰ったり、
実父に連絡を取ることができたり、悪いことばかりじゃなかったと思うんですよね。
朱春さんの望んでいた結果にはならなかったけれど、
良い出会いだったのではないかと思います。

そして新章への繋ぎの話があるのですが、角打ちですか…

聞いた事はあるけれど、入ったことはないですね。
気兼ねなく、気軽に酒と親しむことができる場所、
というのは確かに日本独自の楽しみ方のような気がします。
酔っ払いの弊害とどう付き合うのかが気になるところですが…

クリスマスもグダグダだったけど、
それが面白かったですね。
日代子さんが頑張って空回りするところとか、彼女らしいけど、
同僚にアグリーセーターを見られた騎帆さんのその後が心配です…w

そして新章の冒頭が始まりましたが、
次はチャイニーズ・スピークイージーみたいな感じですね。
これまた一筋縄ではいかなそうですが、
雪はどのような選択をするのか…
楽しみです。

:: 2023/7/5 水曜日::

■[漫画]ふたりでエスケープ?「ペンションライフ・ヴァンパイア」1巻

古来より人々の間で語られてきた怪物たち「カタラレ」
そのカタラレに対処するために生まれた東京御伽局の「改訂官」
長く続いた冷戦の中でも研鑽を忘れなかった改訂官の直理エリは、
優秀な成績を修めていたのだが、終戦したため自由を持て余していた。
そんな中で街中で見付けた吸血鬼の少女ヴェローニカを尾行したところ、
人とカタラレの間を取り持つためのペンション経営をしていると言われ、
何だかんだで働くことになったが…?

「ふたりエスケープ」の田口囁一さんが久々にジャンプ系列で新連載!
今度は真面目系黒髪女子と、銀髪ロリババア吸血鬼の百合です!
とても「ふたりエスケープ」っぽいと思った人は正解です。
だいたい「ふたりエスケープ」に近い、仲良く喧嘩する二人の百合コメです!

真面目でつっけんどんなエリが、
大らかというか適当なニカに怒るという展開はベタだけど良いんですよね。
それでいてエリは堅物すぎるからファッションに疎くて、
何故かそういうのが得意なニカにコーディネートしてもらって、
とてもセンス良い私服を選んで貰うのを見ると「あらあら~」という気持ちになります。

二人でタピってるあたり、とてもエモいと思うのですよ。

人間と人外、改訂官とカタラレという対照的な二人なのに、
何故かウマが合うというか、仲が良くなる百合さが良いのです。

一応舞台がペンションなので他の面子というか、
お客さんが来ることで三角関係的な百合も見せてくれますが、
やはり基本はエリとニカの百合コメだと思います。
「ふたりエスケープ」が好きな人には刺さる作品だと思いますので、
是非ともどうぞ。

:: 2023/7/4 火曜日::

■[漫画]純真で不安定な少女たち「なくしもの」

なくしもの巻なくしもの
出版社:ワニマガジン社
作者名:富士やま
作者サイト:HOME | TOZAN:BU
作者twitter:富士やまさん(@fujiyamatozan) / Twitter
Amazon紙書籍通販:なくしもの
FANZA電子書籍:なくしもの
FANZA紙書籍通販:なくしもの

富士やまさんの久しぶりのエロ漫画単行本が出たぞー!
ワニの単行本は電子書籍版が出るのに1ヶ月ほど掛かるのが困る。
まぁ、これだけ待たされたのだから1ヶ月なんて誤差ですよ、誤差。
X-EROSに掲載されていた作品と、同人作品の一部が収録されています。

この漫画のヒロインたちはとても不安定というか、
好奇心に対して知識や危機感が追いついてない少女たちなんですよね。
女子校に潜入した不審者のおじさんに興味を持ってえっちなことしたり、
ちょっとファンタジーすきる子も居ますけど、
「#girl」の三咲ちゃんは心配になるほどに迂闊なんですよね。

「#girl」の三咲ちゃんはクラスのみんながいつの間にか経験しちゃってて、
焦ったり興味があったりで悶々としているところに、
家庭教師の先生に相談したら、クズなので簡単にノってきて、
あっという間に破瓜に至るわけですよ。

三咲ちゃんは「先生なら大丈夫」って思ってるけど、
大人目線で考えたら「全然大丈夫じゃないよ!」とツッコミたい。
だけどツッコむのはこのクズの先生なわけなので、
三咲ちゃんのリクエスト通りに挿入して腰を振るわけですよ。

しかも、なし崩しで生でヤるわ、中に出すわと無責任さのオンパレードで、
「わぁ…」という言葉しか出てきません。
これであとがきでその後の大変になる断片を読んで更に「わぁ…」ってなりましたからね。
この先生、絶対逃げるよ…!w

エロさで好きなのは同人の2作品ですね。
私はどちらもDL-siteで買ってるんですが、
「友達の彼女に中出ししても黙ってるならもっと早くヤればよかった」は、
アクセルワールドのハルユキがクズだったら、みたいな非道さで好きですw

幼馴染みの3人なのに、いつの間にか進学校に行った颯太と付き合ってた京香を、
押し倒して処女を奪って、そのままなし崩しで何度も中出しをするという、
デブの和之くんがクズくて無責任で非道いんですよ!
でも、それがエロマンガとしてとてもプラスに働いていると思うのです…!

押し倒されてレイプされた時は兎も角、
危機感なく何度も部屋で二人きりになって、流されるまま挿入され、
写真まで撮られる押しの弱さが最高にエロいですね。
自分から脚を抱えるポーズは和之でなくても興奮MAXでしょう。

そしてもう一作の「都合良く抱けるセフレJKがいればヤらせてくれない彼女はいらない」も、
無責任な大人がセフレJKを良いように使っていて、とてもクズなんですよね。
富士やまさんは無責任な男性を描くことが得意なのかもしれない…w

バイトのJKを誘われたからって簡単に手を出すわ、
勤務中にムラムラしてすぐにヤるわ、
本当にタイトル通りに都合良く抱いてるんですよね、この店長。
まぁ、巨乳なJKに誘われたらハマってしまうのもわからんでもないけども。

あとがきで女性読者が多いと言われて驚きましたね。
大丈夫なのか、女性読者の方々…w

他にもファンタジーもののエロとかもありますが、
基本的にロリ巨乳な若い少女たちが、
無責任な男たちに良いように使われているだけ、というエロマンガが多いので、
そういうのが大丈夫な人にはオススメです。

:: 2023/7/3 月曜日::

■[漫画]部下の信頼を裏切るゾルザルと、部下に脚を引っ張られるレレイ「ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」23巻

ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり23巻ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり23巻
出版社:アルファポリス
原作者名:柳内たくみ
原作者twitter:柳内たくみさん(@takumi899) / Twitter
作者名:竿尾悟
作者サイト:ギャラリーさを
作者twitter:竿尾悟さん(@niffysix) / Twitter
紙書籍通販:ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり (23)
Kindle版まとめ買い:ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり

ゾルザルが起こした内戦は激化の一途を辿り、
それに参戦した自衛隊にも被害がそれなりに出てしまう。
そしてアルヌスでは神々の意志で門が閉じることに対して思う所があり、
それにレレイが巻き込まれて…

自衛隊とゾルザル軍との戦いは、ゲリラ戦だとわりと接戦になってますね。
まぁ、ベトナム戦争でもそうでしたしね。
ただ、街道を目標に添えたゾルザル軍の元老院議員の作戦が、
戦車は街道なんか使わないせいで見事に破綻した上に、
目立つところに居たから簡単に砲撃されているのはとてもザマァでした。

そんなゾルザル軍も囮に使われていたとは思っていないでしょうね。
ゾルザルが企てた作戦は悪くはないんだけど、
相変わらず部下の信頼を平気で踏みにじる悪辣な作戦だと思います。
そりゃテューレに裏切られるバカ皇子だわ…

そしてもう一人のバカ皇子が中国に誑かされて踊らされて、
レレイの誘拐を企ててるんだから、本当に帝国の皇子たちはバカばかりです。
ピニャといい、レレイといい、女性達は全体を考えて奮闘するのに、
愚かな身内の男性に脚を引っ張られるのを見ていると、本当に腹立たしいですよね…

それとジゼルがウェイトレスを頑張ってますけど、
わりと苦労人な人生ですね。
ただ、ロゥリィの言う通り、自分で考える癖はつけた方が良いと思います。
そうじゃないと、賢くて悪い大人に簡単に騙されちゃうからね。

:: 2023/6/30 金曜日::

■[漫画]束の間の平穏が破られる時「Fate/stay night[Unlimited Blade Works]」3巻

Fate/stay night[Unlimited Blade Works]3巻Fate/stay night[Unlimited Blade Works]3巻
出版社:KADOKAWA
原作者名:TYPE-MOON
原作者サイト:TYPE-MOON Official Web Site
作者名:森山大輔
作者twitter:森山大輔さん(@dai_greyhound) / Twitter
紙書籍通販:Fate/stay night[Unlimited Blade Works] (3)
Kindle版まとめ買い:Fate/stay night[Unlimited Blade Works]
DMM電子書籍:Fate/stay night[Unlimited Blade Works] (3)

墓地でのバーサーカーとの戦いから一夜明けた士郎とセイバー
聖堂教会が事件を秘匿したため束の間の日常に戻れたけれど、
聖杯戦争の闇の側面は日常の象徴である学校へも迫っていて…

冒頭から食事をするセイバーが描かれてましたが…

これが後にセイバーが腹ぺこキャラと認識され、
ついにはグルメスピンオフ漫画が生み出される端緒となろうとは、
お釈迦様どころか作者たちにもわからなかったのである…!

そんな平和なセイバーと一緒に学校に行って見学し、
藤姉と桜にもセイバーのことを紹介してとほのぼのとした雰囲気だったんだけど、
凛とアーチャーの二人は夜の街を警邏してキャスターの痕跡を掴んだりと、
積極的に聖杯戦争に参加していて、士郎との意識の差が感じられます。

そんな意識の差というか、危機感が全くない平和ボケの士郎を目の当たりにして、
愕然とした表情となる凛の表情が最高でした…!w

とても凛らしさと森山大輔さんらしさが滲み出ていて、
メチャクチャ笑えるんですよねw
この後、士郎にガンドの嵐をお見舞いしているけれど、
それも仲良く喧嘩しているようにしか見えないというか…
うん、やはり凛は殺伐としているよりも、
顔を崩してコミカルなことをするのが似合うと思います!

そしてラストにナイスバディのサーヴァントが出ましたね!
まぁ、流石に今更ネタバレを気にする人がいるとは思いませんが、
敢えて言及するの野暮だと思いますので、
詳細は4巻をお楽しみに…!

:: 2023/6/29 木曜日::

■[漫画]愚かで高潔なメアリー「黒博物館 三日月よ、怪物と踊れ」4巻

女王を守るための舞踏会の予行演習としてダッジモント家の舞踏会に参加するエルシィ。
マナーや所作といったものが付け焼き刃なのでボロが出ないように、
メアリーは息子のパーシーをお目付役として同行させ、エイダにもサポートして貰うのだけど、
その舞踏会には殺し屋”7人の姉妹”のジャージダも参加していて…

ジャージダとエルシィの戦いは圧巻でしたね!
回転しながら剣を繰り出すとか最高に格好いいんですよ。
こういった剣劇の見せ方は流石は藤田和日郎さんだと思います。

そんな戦いに巻き込まれたエイダとメアリーですが、
普段はオドオドしているのに、窮地になると肝が据わっているところを見せるメアリーが興味深かったです。

義父を初めとした男性を苦手としているように見えるんだけど、
こういった時にはしっかりと講堂できる多面性がメアリーにはあるんですよね。

その多面性はエルシィとパーシーの仲が親密になり、
エルシィの寿命のことがわかった時にも現れてますよね。

メアリーは別に特別賢く描かれているわけではないというか、
むしろ等身大の人間としての愚かさが描かれていると思います。
ですが、同時に高潔な部分も描かれていると思うんですよね。
そういった人間の多面的なところを見せてくれるのがメアリーだと思うのです。

そのメアリーの行動力でエルシィの秘密に迫っている訳なんですが…
中々にえげつない結論が見えてくるわけですよ。
どちらにしろ悲劇的な結末が待っている気がするんですけど、
それでも早く結末を知りたいですね。

おそらく次の5巻が完結巻になりそうだけど…
本当にどういった終わり方になるのか、今から気になって仕方がないです。

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