フラン☆Skin

雪姫が不在のところを狙って襲撃をかけてきたバアルとその眷属たち。
ナンバーズの中でも最強の一角である七尾・セプト・七重楼と獅子巳十蔵が、
バアルに操られたせいで不死身じゃなかったら何度も死んでしまうくらいの激戦が繰り広げられ、
宍戸甚兵衛がついにその本領を発揮しはじめることに…！

20巻の時点ではヨルダ・バォトも金星出身の真祖だと思ってたんですが、
どうやらバアルの言葉によると地球出身の天才、ということみたいですね。
不世出の天才にして報復型憑依能力による不死性と無限共感能力を備えているが故に、
人類の楽園たる裏火星を創造したのにそこでも戦乱が起こってしまったため、
”完全なる世界”を作り出そうとい計画に至ったのは理解できますが、
巻き込まれる方は溜まったもんじゃない、というのが前シリーズの「魔法先生ネギま！」だったわけで。

さて、今回随一の見どころはやはり甚兵衛vs十蔵の師弟対決でしょう。
800年間剣技を磨いて、ついには神をも斬る域にまで至った十蔵と、
そんな十蔵が未だに全容を捉えられない甚兵衛。
甚兵衛が言うように気軽に飲んで本音トークをしてたらこんなことにならなかったでしょうけど、
そういったことが出来ない人間性（不死だけど）だからこそ800年も剣を振り続けてたんだろうな、
と、登場したばかりなのに十蔵というキャラを何となく理解しています。

それにしても甚兵衛が持つイレカエという能力の正体が凄いですね。

高次元空間からの俯瞰による操作能力とか、
十蔵が言っているように神の領域だと思うんですけど、
それに溺れることなく、たまたま手に入れた理由不明の能力だと自覚し、
自分を見失っていないところが甚兵衛の一番凄いところだと思います。
そういった凄さを身近でずっと感じていたからこそ、
十蔵はバアルに操られる隙ができちゃったんだろうなぁ。

不死者同士の戦いなので延々と戦うことになりそうですが、
そこは刀太と雪姫が参戦したことで一気に決着まで行くことになると思います。
ただ疑問なのがバアルが何故、今、この時に奇襲をかけてきたかなんですよね。
バアルの行動原理は今回語っていたように地球人類の教導とヨルダの支援なんでしょうけど、
誰が封印を破ったかが気がかりです。

しかしシリアス編が続いたのでそろそろエロコメ編に戻って欲しいところですね。
次の22巻に期待です。

上条さんの右手に宿った竜の一つを持つ謎の少女、嬉美。
はわはわ言いながらお腹が真っ黒な雷斧。
甲賀出身の忍者にして能力者の釣鐘。
そして少年院職員の青星。
少年院脱獄トライアルで優勝した初春は彼女たちに狙われて…

初春のハッキング能力は高度に電子化された学園都市にとっては、
下手なレベル4よりも全然驚異的だと思ってましたが、
ここにきてついにその能力を狙った勢力が出てきましたね。
まぁ、彼女たちが何を狙っているのかさっぱり判らないので、
これから初春が何をさせられるのか皆目見当がつかないんですけども。

それにしても初動の速さは流石の御坂美琴さんご一行ですが、
相手もきちんと対策しているので中々に壮絶なバトルになってますね…
特に御坂さんと萌え袖雷斧ちゃんとの戦いは時価総額幾らになるんだ…？
と心配になるレベルでしたね…

しかし雷斧ちゃんの能力が重力操作というのはわかったけれど、
射出されたコインのレールガンを円運動で絡め取ってしまうとか、
真面目に物理を考えれば雷斧ちゃんが重力で自滅しそうだけど、
そこは考えないようにした方が良い気がしますね！

雷斧ちゃんのキャラはとあるシリーズらしくわりとぶっ飛んでたし、
釣鐘ちゃんの死に方へのこだわりもぶっ飛んでましたが、
黒子の変態度もそれに負けてないな、と再認識させられましたね！

まぁ、その変態っぷりが許されるくらいには有能なのは流石でしたけども。
しっかし壮絶な痛みに悲鳴も上げないとか、本当に根性あるなぁ…

でも、そんな御坂さんも黒子も前座に過ぎず、
真打ちがまさかの佐天さんだというのには驚かされました。
14巻で出てきたニンジャ吸盤グローブも伏線だったとはなぁ…
というか今回のシリーズは忍者が大活躍だな。
はたしてこれからの展開にも忍者が関係するのかな…？
本筋とはちょっと関係ないかもだけど気になります…！

いつも通りにえりぴよさんがキモくてえりぴよさんがハッスルするんだけど、
ドルヲタはえりぴよさんがデフォではなくて、
色んなハマり方があるんだと再認識させてくれる6巻です。

今回は空音ちゃんガチ恋勢の基くんがわりとフィーチャーされてましたが、
基くんが空音ちゃんにハマった理由がチョロっと描かれてましたが、
たっす数ページ、ほんの数コマだけどよくわかってしまいましたね…
小学生の頃に植え付けられた女子へのトラウマを、
真っ正面からの笑顔で見事に打ち砕いてくれた相手なら惚れるよね…
うん…　わかるわ…

とはいえガチ恋勢であることにコンプレックスがあるのか、
正しい、正しくないで悩んでいるあたり若いなぁ、と。
えりぴよさんは振り切れすぎてるので参考にならないけど、
基くんにはちょっと共感できるものがありますね。

ドルヲタと聞いて連想する像はどちらかというと、くまささんなんですよね。
推しの生誕祭を行うというのは二次元オタと一緒なだけに、
何というか、わかる…

推しのケーキを作るとかわりとあるあるだしね！
しかし、推しの顔にロウソクを刺せないから側面に刺すとか、
言われて見れば納得だけど、ビジュアルで見るとアレだな…
わりと狂気を感じるな…

そんなくまささんが言ってるように、
推しがいなければ知らなかったことは確かにあると思うんですよ。
私も好きな作品がなければ聖地探訪として行くことがなかった所とか、
わりとありますしね。
好きという感情は自分を動かすエネルギーになるんですよね！

今回は対バンで香川まで行ってましたけど、
お隣なのにわりと行かないものなんですね…
まぁ、私も愛媛出身だけどお隣の広島に数えるほどしか行ったことないのでそんなもんですけど。
香川は親戚がいるのでわりと頻繁に行ってるけど。
おうどん美味しいよね！

さて、アニメは次のクール、1月からの放映みたいですね。

PV見る限りわりと良い出来っぽいので楽しみです。

11巻のチエちゃんも可愛いです。
体育祭に文化祭と中学校での秋のイベントも2回目なので、
料理部としての活動もちょっと熟れた感じすらあるんだけど、
クリスマスでは張り切りすぎちゃって…

メイド喫茶での和風メイド服なチエちゃん、可愛かったなぁ…
王道クラシックなメイド服のチエちゃんも見たかったけれど、
チエちゃんは和風が似合うのであのチョイスで正解だと思います。
麗子さんの審美眼は流石だと唸らされますね！

アパートでのイベントだとラーメン屋台回が良いですよね！
チエちゃんのラーメンを屋台で食べたいからと、
前田さんと熊川さんの二人で即席の屋台っぽいのをDIYして、
そんな二人の期待に応えようとラーメン屋でぷち修行するとか、
チエちゃんが良い子すぎてヤバイ！

そしてチエちゃんお手製のラーメンを屋台で食べる…
あぁ…、とても美味しそうで涎が出ちゃう…！
これ一回限りにするには惜しい趣がありますよ…
というかチエちゃんの手作りラーメン食べたい…

それと今回チエちゃんはマユちゃんの自宅に招かれることになってましたが、
あの元気さが溢れているような、ちょっとがさつな印象のあるマユちゃんが、
まさかお金持ちのご令嬢だったとは…！
チエちゃんは文明の利器に翻弄されてましたが、
私も同じようなリアクションを取る自信があります。
全自動で開く便座を友人の家で見た時は本当に驚いたよ…

それにしても今回は驚きの終わり方でしたね。
年末に向けて張り切りすぎてオーバーヒートしちゃうとか、
とてもチエちゃんらしいけれど、
そんな、ちょっと悲しい終わり方だった上に、
ついにチエちゃんの親についての話になりそうで…

ちょっと心配なんですが、
チエちゃんには前田さんと麗子さん、そして友達がいるので、
何かしらあっても大丈夫だと信じています…！

恵良さんがクリスマスに大機に特攻してフラれたりと、
ラブコメ的にも盛り上がった前巻でしたが…
この11巻ではラブコメ的にもそれ以外の意味でも盛り上がりまくりですよ！
いやー、ここまでくるのに長かったけど、それ故の感慨深さがあります。

さて、今回鍵となるのは前巻の後半で出てきたジンくんです。
異世界からの留学生という時点で驚きだったのに、
実は風森さんと入れ替わっていた子供だったというから更に驚きですよ…！
これは風森さんの心のヤバいやつですよ。

で、まぁ、色々といっぱいいっぱいになった風森さんを動かすのはやはりこの男。

大機くんなわけなんですよね。
デリカシーという概念がインストールされていない大機くんだからこそ、
風森さんを容赦なく揺さぶってしまうわけでして。
そして風森さんは大機くんに動かされた勢いを落とさぬまま動けちゃう子なわけで。
お蔭で素晴らしいホームドラマが見られてとても感無量です…

私はラブコメとホームドラマというものにクリティカル判定があるので、
この風森家のドラマにはとても心を動かされましたね…
風森さんをこれだけ良い子に育てたことからわかってましたけど、
風森さんのお母さんってば素晴らしい母親ですよ…
ジンくんはこちらでも異世界でも両親に恵まれて羨ましい限りです。

そして今回はラブコメも盛り上がっております。
まずは前哨戦のジンくんと六花のラブコメです！

（本人は否定しているけれど）ガチのショタコンである六花にとって、
魔力によって成長が遅くなっているジンくんは性癖的にドストライクなのは予想通りでしたが、
ジンくんの方も六花に対して良い印象を持ったのには驚きです。
これはもしかしたらもしかするのでしょうか？
しかしその場合は六花が風森さんの義理の妹になる…　のか…？
うーん、風森さんはとても嫌がりそうだなぁ…ｗ

そして肝心要の正ヒロインの風森さんですが、ここへきて満を持しての恋心の自覚…！

いやー、長かった…　本当に長かった…！
てっきり恵良さんが自覚のキッカケになるかと思ってましたが、
まさかジンくんがトリガーになるとはなぁ。
しかし恵良さんと雪華くんに事前に話しておくとか、
風森さんは義理堅いというかスジを通す子だねぇ…

それにしても思い立ったら即行動して予想外の結果が出ましたが、
果たしてこの後はどういった展開になるのか…！
毎月連載を追っている身からしても先が読めないので楽しみで仕方ありません。

だがしかし…　次の12巻で終わるみたいなんですよねぇ…

いや、確かにここで終わるのはキリが良いと思うんですよ。
面白いままで突っ走って欲しいのですが、残念なのも確かなわけで。
ぶっちゃけアニメ化して欲しかったんですけども…！
まぁ、「彼方のアストラ」みたいに完結後にアニメ化する作品もあるわけですし、
希望を捨てずに最後の12巻を待ちたいです。

千紗希ちゃんが夢の世界で見たifの未来のお蔭で宵ノ坂の陰謀を未然に防げたものの、
突出した戦力が集うゆらぎ荘は色々と狙われているので警備が厳重になり、
トラブルに対応する手段を増やしたんだけどエロToLOVEるは相変わらず発生。
それでも平和な日常を過ごしていたんだけど…

前回が未来の千紗希ちゃんによる大人の魅力で来たと思ったら、
今度はロリとショタで来ましたか！
あらゆる年齢層、というか性癖をカバーしつつ、
エロコメとしても一級品に仕上げるミウラタダヒロさんの手腕には脱帽ですよ。
いやはや素晴らしい。

しかし今度は天狐家が来ましたか…
術に長けた一族だから搦め手が得意だとは思ってましたが、
まさかみんなを若返らせるという手段で無力化するとは、中々ですね！
お蔭で幽奈さんとコガラシによるおねショタを見ることが出来たので、
そこは褒めてあげても良いです。

いつもとは立場が違ってコガラシを守る立場の幽奈さんは新鮮だ…
そして恥ずかしさとかで色々といっぱいいっぱいのコガラシ可愛い…！

だが天狐家の老害ども…　テメーたちはダメだ…！
古くて狭い価値観に凝り固まり、
個別の事情を見ようともせず、
苦労は若い人たちに押し付けるという現実でよく見る老害…
まさかコガラシが並行世界を旅した原因だったとは思いもよりませんでしたが、
やはりこいつらは一回滅びるべきだと思うの…
というか、世界を救った英雄を亡き者にしようとするとか、
日本以外の世界の超越者から袋叩きにされそうなんだけど、
そこらへんは考えてるんだろうか…

そんな感じでわりとピンチなゆらぎ荘ですが、
どんなにシリアスな展開に見えようともエロコメは欠かさないので、
毎回ニヤニヤしながら読めるのは最高ですよね。
スク水姿のロリ化したヒロインたちが、
ツンツンしながらエロコメる展開は素晴らしいの一言に尽きるね…！

それはそうと冒頭で朧さんが提唱したゆらぎ荘大奥化計画は最高だよね…

みんな幸せで読者も幸せな計画だと思うので、
ぜひともみんなの反対意見を根気強く説き伏せて、
大奥ハッピーエンドを目指して欲しいものであります…