僕の心のヤバイやつ (10) 特装版 4月8日発売!
夏! 海! 青春!
:: 2018/1/22 月曜日::

■[漫画]バイト高校生の日常「うたかたダイアログ」1巻

うたかたダイアログ1巻うたかたダイアログ1巻
出版社:白泉社
作者名:稲井カオル
作者サイト:171号室
作者twitter:稲井カオル (@Kaoru_Inai) on Twitter
Kindle版:うたかたダイアログ (1)
DMM電子書籍:うたかたダイアログ (1)

先日Twitterのプロモーション広告で知ったんですが、
結構面白かったのでKindleでポチって読んだ次第です。
少女漫画は守備範囲外なので、こういった機会じゃないと読まないですしね。
しかし、Twitter広告でまともにクリックしたのって初めてかもしれない…

見た目はJK、中身は割りと天然な宇多川さん。
見た目はヤンキー、中身はヘタレな片野くん。
学校は違うけれど、ドラッグストアでのバイト仲間な二人の、
軽妙な会話劇が繰り広げられる日常モノです。

片野くんは見た目がアレだし無愛想だから誤解されやすいんだけど、
根が良い子だから宇多川さんに優しくされると惚れちゃうチョロいところが可愛いというか。
世間知らずで餃子の作り方も知らないし、
100均もまともに行ったことがないあたりがやたら可愛いというか。
まぁ、中学生の頃から男子校だと免疫ないよねぇ…
しかし厄介な子に惚れたもんだね、片野くん。

そんな片野くんの言動が面白いんですけどね。

それと宇多川さんも中々に面白い女子で。
会話のノリがよくわからないテンションで読んでて楽しいんですよ。

片野くんのことをよくわかってるんだけど、
その恋心には気付いてあげられないとか。
おかしい、JKって恋バナとか好きじゃないのか…?(偏見

中途半端にグレた片野くんと、天然な宇多川さんの掛け合いが面白いので、
漫才とかが好きな人には合うのではないでしょうか。

白泉社特設サイトで試し読みもできるのでまずはそちらで読んでみることをオススメします。

:: 2018/1/20 土曜日::

■[漫画]作家として、乙女として「冴えない彼女の育てかた 恋するメトロノーム」9巻

大学受験を迎えた倫也と家庭教師な詩羽先輩。
二人の努力の結果が実を結ぶのかどうか…
そしてアニメ放映も迫り、皆の努力の結果が実を結ぶのかどうか…
色々と気になる9巻です!

いやー、相変わらず詩羽先輩は可愛いですよね。
全てが倫也を中心として考えてる感が凄くて可愛いです。

しかしそんな詩羽先輩を嘲笑うかのように、
倫也に運命が引き合わせるのは嵯峨野さんばかり…
「遅刻遅刻ー!」と叫びながら曲がり角でぶつかるとか、
ベタのベタでベタすぎる展開なんだけど、
それだけに運命を感じちゃうというか。
うーん、詩羽先輩は大変だ。

そんな詩羽先輩に更なる試練が…
アニメは大成功したけど、大成功したからこそ、
作品が詩羽先輩だけのものじゃなくなったのが辛いなぁ…
結末を編集部に決められるとかそんなの有りなのか…
制作サイドの微妙な闇を垣間見ちゃうのがこの作品の特徴だよね…

詩羽先輩は作家としては納得しているみたいだけど…

詩羽先輩の女の子としての部分は納得していない笑みですよね、これは…
嵯峨野さんはもちろん気付いているんだけど、
デリケートな部分だし、デリカシーのない倫也に直接言えるわけもなく…
うーん、倫也のアホっぷりにはイライラさせられちゃいますね。

原作は終わったみたいだけど、恋メトはもうちょっとだけ続くみたいだけど、
詩羽先輩が女の子としてハッピーエンドになるようになって欲しいですね。
詩羽先輩がとっても可愛いので!

:: 2018/1/19 金曜日::

■[漫画]妖怪ハーレムハッピーエンド!「駄能力JK成毛川さん」3巻

駄能力JK成毛川さん3巻駄能力JK成毛川さん3巻
出版社:小学館
作者名:菅森コウ
作者サイト:獲る猫茶屋
作者twitter:獲る猫 (@10runeko) on Twitter
連載サイト:やわらかスピリッツ – 駄能力JK成毛川さん
Kindle版:駄能力JK成毛川さん (3)
Kindle版まとめ買い:駄能力JK成毛川さん
DMM電子書籍:駄能力JK成毛川さん (3)

「妖怪ちん毛ちらし」がヒロインのラブコメ漫画が完結しました!

3巻で完結というのは短いというかもっと読んでいたいというか。
でもまぁ、最近の出版事情は世知辛いから3巻まで続いただけ御の字というか…
凄く好きだったからもっと続いて欲しかったんだけどなぁ…
というか最終回がエロ漫画の導入的なとこで終わったので欲求不満が凄い。(笑

この漫画のヒロインはタイトルにある通り成毛川さんだと思います。
実際、最後の展開とか実にヒロインしてましたし。
まぁ、陰毛好きというトンデモない変態っぷりも見せてくれたので、
ヒロインとして大丈夫なのかと不安にもなりましたが…(笑

でも他のヒロインたちも充分に魅力的だったんだよなぁ。
音無先輩はエロ担当として大活躍してくれたし、
何より里中くんの背中を押してくれたのはグッジョブでした。

それと雨宮先輩と美繰ちゃんは正統派ラブコメ要員として最高でしたね!
手作り弁当で好感度を高めようとかベタなんだけど、だからこそ良い!
もう妖怪とかそんなの関係ないけど問題ないですよ!
だって、萌えるんだから…!

最終回はコンプレックスを乗り越え踏み出した成毛川さんが尊かったけど、
それ以上にハーレムエンドなのが嬉しかったです。

本音を言えばこの続きをエロ漫画で読みたいですけどね!(笑

:: 2018/1/18 木曜日::

■[漫画]マシュ視点によるコミカライズ!「Fate/Grand Order -mortalis:stella-」1巻

Fate/Grand Order -mortalis:stella-1巻Fate/Grand Order -mortalis:stella-1巻
出版社:一迅社
原作者名:TYPE-MOON
原作者サイト:TYPE-MOON Official Web Site
作者名:白峰
作者サイト:Glare09
作者twitter:白峰 (@shiramine_) on Twitter
Kindle版:Fate/Grand Order -mortalis:stella- (1)
DMM電子書籍:Fate/Grand Order -mortalis:stella- (1)

私がリリース直後からプレイし、2年以上毎日楽しんでいるFGOことFate/Grand Order
2016年末には圧倒的な面白さをもって第一部を完結し、
多くのファンを魅了し、ソーシャルゲームの枠組みを超えた傑作ですが、
それがやっとコミカライズされ、単行本化されました。

コミカライズは主人公がプレイヤーである藤丸立香視点の別冊少年マガジン連載の作品と、
主人公がプレイヤーの相棒であるマシュ視点のZERO-SUM連載の作品がありまして、
この単行本は後者のものになります。
こちらを選んだのは単純に私がこちらの漫画のことが好きだからです。

適正値が高いだけの魔術と縁遠い一般人の藤丸立香と、
それを健気にサポートする、中身は普通の女の子のマシュ。
そんな二人が人類存続の未来を守る為に奮闘する物語になります。

この1巻は序章となる特異点Fの事件までコミカライズされています。
2016年末にアニメが放映されたので知っている人も多いのではないでしょうか。
あれです、オルガマリー所長が可哀想な目に遭うところまでです。
冬木が舞台になっているので、Fate/stay nightをプレイした人にとっても、
懐かしいというか、思い出深いものかと思います。

竹箒日記によるとこちらのコミカライズは、
FGO第一部の2,4,6章をやるみたいですね。
ですので、FGOという壮大な物語を本当に楽しむならもう一つのコミカライズも読むか、
FGOをプレイするのが正解かな、と思います。
もちろん、この漫画はそれだけでも充分面白いと思いますけどね。

ただ、FGOをプレイする場合は課金に気を付けて欲しいですね…
うっかりするとこの単行本を全部揃えるよりも圧倒的にお金が掛かってしまうので…
いやー、本当に… はぁ…(実感が籠った溜め息

:: 2018/1/16 火曜日::

■[漫画]SFと妖怪とノスタルジー「水上悟志短編集「放浪世界」」

水上悟志短編集「放浪世界」水上悟志短編集「放浪世界」
出版社:マッグガーデン
作者名:水上悟志
作者サイト:続・みずかみ小屋
作者twitter:水上悟志 (@nekogaeru) on Twitter
Kindle版:水上悟志短編集「放浪世界」
DMM電子書籍:水上悟志短編集「放浪世界」

水上悟志さん四冊目の短編集です。
今回は連載時はWeb上でも公開されていたので、
読んでいる人も結構いるのではないでしょうか。

今回一番注目した収録作は「虚無をゆく」でしょう!
74ページという短編というには圧巻すぎるボリュームの上に、
SFであり、妖怪モノっぽくもあり、ノスタルジックでもありという、
複雑怪奇に見えて一本スジが通った傑作です。

「虚無をゆく」は団地に住む少年・天川ユウが、
その箱庭的な世界で両親や幼馴染に愛されて育ち、成長していく…
というノスタルジックな導入から始まって、
今回はそういう話なのかなー、と思ってたらこれですよ。

な、なんだコレー!?

と、読者の度肝を抜いてからの展開も怒涛の連続で!
世界の秘密やら、ユウが担わないといけない業やら、
もう、色々とスケールがデカいようで小さいような、
読んでて混乱しつつ、面白さに翻弄されまくりでした。
うーん、凄い。

作中で本人も言ってたように、何で一人だけで送り出したんだとか、
ツッコミどころは色々あとあるんだけれど、
それら全てを問答無用で押し流す面白さがあるんですよね。
うーん、本当に凄いなぁ。

もちろん他の短編も面白いです。
双子ちゃんが主人公の「竹屋敷姉妹、みやぶられる」なんてちょっとラブコメちっくだったし、
「エニグマバイキング」なんて昨今のグルメブームに乗ったようで全然違ったし、
どれも千差万別な面白さがあるんですが、
どれを読んでも「水上悟志さんの漫画だなぁ」と思っちゃいます。
もちろん、いい意味でですけどね。

嫁さんと子供がいるような中年おっさんが活躍する「今更ファンタジー」良かったですよね。
水上悟志さんは割りと小説家になろうの作品を読んでたりするのを知っていると、
オチの部分がちょっと面白く感じるかもしれません。
まぁ、知らなくても充分面白いんですけどね!

やはり水上悟志さんは短編も面白いな、と再認識した短編集でした。
それとこの手の短編集に絶対に入らない短編漫画が先日twitterで公開されました。

そう、水上悟志さんはFGOプレイヤーなのである…!
という訳でFGOをやっている人は是非読んで欲しいと思います。
面白いから!(笑

まとめはこちらになります。
水上悟志さんのFGO日記漫画まとめ – Togetter

:: 2018/1/15 月曜日::

■[漫画]トラウマのたわわ「二本松兄妹と木造渓谷の冒険」

二本松兄妹と木造渓谷の冒険二本松兄妹と木造渓谷の冒険
出版社:少年画報社
作者名:水上悟志
作者サイト:続・みずかみ小屋
作者twitter:水上悟志 (@nekogaeru) on Twitter
Kindle版:二本松兄妹と木造渓谷の冒険
DMM電子書籍:二本松兄妹と木造渓谷の冒険

アワーズで始まった水上悟志さんの新連載ですが、
短期集中連載とも言うべきものだったみたいでこの単行本1冊で完結でございます。
いつも通りに妖怪モノで、バトルモノです。
ドッタンバッタン大騒ぎ!

二本松朱彦と雪緒は腹違いの火精と氷精のハーフの兄妹。
妖怪相手の拝み屋をやっているんだけど、
ある日スズメ(でかい)に追われる座敷童のねりね様と出会う。
助けたついでに依頼を受けた兄妹だけど、
ねりね様を狙う県下随一の退魔師一族の零堂家が出張ってきて…

コメディ色が多めですが、それも含めていつも通りの水上悟志漫画だと思います。
朱彦と雪緒の変身のキッカケが二人の接吻だとか、
ちゃんと理由付けもできてるしとても良い設定だと思いますね!
まぁ、兄妹なので色っぽさは全くないのですが、
周りの面子のリアクションが美味しかったです。

美味しいといえば零堂天吉のキャラも美味しかったですね!
実力はあるしイケメンだしとスペックは高いのに、
巨乳にトラウマがあるという一点だけでコメディ化していて、
憎めないというか愛されキャラになっていると思います。
何より貧乏神に取り憑かれているという時点で、
同情してしまうというか… ね…!

1冊で綺麗にまとまってて面白かったです。
欲を言えばもっとこの物語を読んでみたいものですけどね…

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