僕の心のヤバイやつ (10) 特装版 4月8日発売!
夏! 海! 青春!
:: 2011/4/9 土曜日::

■[漫画]イカ娘ちゃん、3歳!「侵略!イカ娘」9巻

侵略!イカ娘 9 (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:安部 真弘
出版社:秋田書店( 2011-04-08 )
コミック ( ページ )
作者サイト:The Longest Runway Ver.6 – Mlracle Pot Style –
作者twitter:安部 真弘 (masahiro_lemon) on Twitter

まさかのアニメ化、まさかの大人気、まさかの第2期と、
恐らく作者どころか初期からのファンすらも予想外の展開なイカ娘。
フェラーリとコラボしたりともうどこに向かうのか分からない状態ですが、
イカ娘は相変わらずイカ娘してるのであります。

9巻もバラエティ豊かな話が詰め込まれていますが、
今回個人的にツボったのはイカ娘がいつもしている腕輪の秘密の話ですね。
単なるキャラ付けアイテムかと思いきや、意外と理屈っぽい秘密があるだけでなく、
栄子のドライヤー攻撃だけでなく、オチに到るまで最高に笑ってしまいましたよ。

可愛さでツボったのはやはりシンディのUFO回における、
アインディが妄想するミニイカ娘 in イカ帽子姿ですね!
いやー、ミニマムで最高っすわー
それにしてもシンディって、よく考えたら貴重な水着要員ですよね…
妙にエロく見えるから不思議ですよ。

そもそも夏が舞台で海辺なのに何故か水着が少ないんですよねー
まぁ、それが漫画の健全さを助長しているし良いんですが…
そして今回はそれを逆手にとって(?)真冬並みの冷房回が出たりと、
ホント、バラエティに富んだ内容でした。
いやはや、ネタが続く限り続いて欲しいものであります。

:: 2011/4/8 金曜日::

■[漫画]ついにタカミの時代来たる…!「魂☆姫」7巻

魂☆姫⑦ (CR COMICS)
著者/訳者:剣 康之
出版社:ジャイブ( 2011-04-07 )
コミック ( ページ )
作者サイト:Limited 剣 Works
作者twitter:剣康之 (Tsurugi_Y)

へへ…、きたぜ… ぬるりと…

今まで幼馴染みで割りと巨乳で家庭的で優しいという、ほぼパーフェクトな属性を持ちながら、
人外な力を持つ九曜のヒロイン勢を前に割を食いまくっていた我らがタカミですが、
ここへきて遂にメインヒロイン勢の一角へと昇格することになりましたよ!
ラッシュのアンケートその他で懇願していた甲斐があったというものですよ!

という訳で今回はタカミの出番が大幅に増量した訳なんですが、
表紙は惜しむらくも裏三家のボクっ娘のリンカで、冒頭からも出番が多いですし、
何よりラブコメ展開もお約束の如く用意されててこれはこれでニヤニヤ出来るのです!
おっとりお姉さんタイプのアマネさんも本格的に参戦してきたし、
トモノリ周りのラブコメっぷりは凄いですよ!

しかし、やはり真打ちは遅れてやってくるものでして、ここへきてタカミの本格参戦ですよ!!!
裏三家の呪いの元となった狐っ娘のタマキちゃんに憑依されて才能が開花!
もうただの一般人だなんて言わせない! その有り余るスペックを存分に発揮するべし!
いやー、もうこの展開だけで至福というものですよ、グフフフフ。

いやー、それにしてもラッシュ本誌が電子書籍に移行しちゃったりと、
一時は何かと心配したものですが、ちゃんと新刊が出て何よりです。
まだまだ九曜の謎やラブコメ展開に期待しているので是非ともヒロイン全員が表紙を飾るまでは、
続いて欲しい次第であります!

:: 2011/4/6 水曜日::

■[漫画]ノーラ編、見事に完結!「狼と香辛料」6巻

狼と香辛料 6 (電撃コミックス)
著者/訳者:小梅 けいと 支倉 凍砂
出版社:アスキー・メディアワークス( 2011-04-04 )
コミック ( ページ )
作者サイト:小梅けいとの原典皆既
作者twitter:小梅けいと (koumekeito) on Twitter

前回までと同じく、素晴らしく丁寧にコミカライズされた「狼と香辛料」
原作は完結しましたが、漫画版は今回のノーラ編で終わりということもなくまだまだ続くみたいです。
とはいえ、全16巻の中でまだ2巻+αが終わったばかりなので、
単純計算で全48巻くらい行きそうなんだけど、どうするんでしょうね…
どの巻か飛ばすのかな?

まぁ、そんな先のことは兎も角、この6巻なんですがホント素晴らしい!
原作では余り描写されなかったノーラの可愛さが事細かく随所に描写されるんですよねー
ロレンスたちが死んだと聞かされた時の表情や、ホロの正体を知った時の表情はもとより、
たまに見えるノーラの素足が艶めかしかったのが妙に印象深かったです。

そしてメインヒロインであるホロは流石の貫禄で、
狼形態に変化する時に脱ぐ仕草がエロくないのにエロいという絶妙なさじ加減でした。
それでいて、短編で描かれていたホロ視点での看病イベントでは弱ったホロが本当に可愛くて…
ロレンスに甘えて粥を食べさせて貰ってるホロはもう賢狼の威厳なんて皆無というか、
ただの可愛い少女でしたよ、ホント。

ノーラの出番が終わったかと思うとかなり切ないモノがありますが、
次回からの展開もまた楽しみだったりするのも確かです。
原作では描き切れていなかった所を補完するコミカライズの妙技を見せてくれる名作ですので、
末永く付き合っていきたいですね。

:: 2011/4/5 火曜日::

■[漫画]花開け、現代のマリー・アントワネット「王様の仕立て屋」30巻

王様の仕立て屋 30 〜サルト・フィニート〜 (ジャンプコミックスデラックス)
著者/訳者:大河原 遁
出版社:集英社( 2011-04-04 )
コミック ( 178 ページ )

30巻という節目に合わせて描かれた腕時計編も見事に大団円にて完結。
嫁取りモノであることと、そもそもが腕時計編なので時計職人のハンネスにスポットが当たり、
悠の出番は相対的に少なかったですが、随所でその腕と職人としての先輩っぷりを見せてくれ、
更には最後にはキチっと良い仕事を収めており流石は主人公と思わされました。

腕時計だけでなく、紳士服業界(主にリヴァル社)を巻き込んでの大騒動でしたが、
それらを見事にまとめ上げたストーリーテラーっぷりは流石でした。
個々人の思惑と業界のしがらみといったモノを織り込みながら、
そのストーリーを綺麗に畳む手腕は大河原遁先生の真骨頂だと思います。

ワールドタイマー、トゥールビヨン、そして現代版マリー・アントワネットと、
漫画ならではの無茶なスケジュールをこなしながらも描かれる時計と紳士服の数々は、
蘊蓄もそうですが、見てて面白い装いで非常に楽しめました。
しかし、腕時計ってのはホントに高いもんなんですねぇ…

それにつけても美人の嫁さん手に入れるという偉業を成し遂げたハンネスさん。
悠とは同じ若手だが才能が認められた職人として通じるモノがあるみたいですし、
今後の再登場にも期待したいところであります。
その時までには悠にも良い人が現れると良いんですけどねぇ…
無理かも…?

:: 2011/4/2 土曜日::

■[漫画]アバウトな神様でラブコメディ「いなり、こんこん、恋いろは。」1巻

いなり、こんこん、恋いろは。 (1) (角川コミックス・エース 326-1)
著者/訳者:よしだ もろへ
出版社:角川書店(角川グループパブリッシング)( 2011-04-04 )
コミック ( ページ )
作者サイト:よしだもろへHP
作者twitter:もろへ (yoshidamorohe) on Twitter

ヤングエースでのイチオシ作品「いなり、こんこん、恋いろは。」の1巻が遂に発売となりました。
連載自体は去年の夏からやってたんですが、単行本出るまでが長かったですからねー
一応2ヶ月連続刊行ということで、来月に2巻も続いて出ますので、
ストック自体は結構あるので、来月まで待って一気に買うのも良いかもしれません。

で、この作品は恋する女子中学生の伏見いなりがドジっ娘属性を存分に発揮し恋路は厳しくて、
しかも思い人の丹波橋くんは学年一の美少女の墨染さんと良い雰囲気で…
と、厳しい現実の前に涙ながらに慣れ親しんだ神社で神頼みしたら、
登校途中に助けた神のお使いの狐のお礼にと、
お稲荷さんこと宇迦之御魂神が一つだけ望みを叶えてくれると言ってくれるんだけど、
頼んだお願いが「墨染さんになりたい」というもので…

という、ちょっと不思議系の要素も合わさったラブコメ作品なんですが、
ラブコメ要素は勿論のこと、緩くてアバウトな神様たちがかなり面白いんですよね。
韓流スター好きの天照様に、二次元大好きで巨乳な宇迦様と、
大層な罰当たりっぷりがコメディとして一役買っているのです。
いやー、キャバ嬢な宇迦様の巨乳っぷりは良いもんですなぁ…

変身能力の神通力を授かってしまったいなりがどのような騒動を巻き起こすのかという、
往年の変身魔女っ娘モノとしての面白さと、俗っぽい神様たちの愉快さが両立した、
読んでいて非常に楽しい作品なので是非とも読んで欲しいですね。
絵柄的にもすっきりしてて入りやすいと思いますのでお勧めです。

:: 2011/3/30 水曜日::

■[漫画]名前を呼んで…「魔法少女リリカルなのはMOVIE 1st」2巻

魔法少女リリカルなのはMOVIE1st THE COMICS 2 (ノーラコミックス)
出版社:学習研究社( 2011-03-30 )
コミック ( ページ )
原作者サイト:Platina=都築真紀=

劇場版なのはをまた違った視点で描く形の本作ですが、
2巻ではこの作品のメインである魔法バトルが詰め込まれており、
これこそが、従来の魔法少女モノと違う点であるとも言えます。
ビルを撃ち抜く超弩級砲撃の嵐とかマジぱないの。

劇場版よりもじっくりとバックグラウンドを描くことで、
フェイトの決め技を習得した経緯と、何故それを選択したのかといのも、
リニスとの絆を交えて描かれているのは流石です。

また、なのはも幼い頃の家庭の事情を丹念に回想することで、
何故これほどまでにフェイトに拘るのかも描かれており、
全体的に見て非常に丁寧なんですよね。

それでいてバトルの描写も素晴らしく、後に管理局の白い悪魔と言われるなのはらしく、
血を流しながらも容赦のない全力全開、天性の魔法少女としての圧巻の実力を見せてくれて、
非常に爽快感がある名作と言えましょう。

まぁ、一つだけ難点があるとすれば写植が酷いと言いましょうか…
もうちょっと何とかならなかったのかなぁ…
そこだけが残念です。

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