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夏! 海! 青春!
:: 2011/3/12 土曜日::

■[漫画]漫画で繋がる一家の絆「まんがかぞく 一家4人全員漫画家」1巻

まんがかぞく 一家4人全員漫画家(1) (アクションコミックス)
著者/訳者:大島 永遠
出版社:双葉社( 2011-03-12 )
コミック ( ページ )
作者サイト:TOWA’s BLOG
作者twitter:大島永遠 (towa_oshima) on Twitter

はバツ&テリーなどで有名な少年・青年漫画家の大島やすいち
は元少女漫画家で現在はレディコミ作家な川島れい子
は下ネタ4コマが得意な三島弥生
そして本人は、下ネタでお馬鹿なコメディが得意な大島永遠

そんな、漫画大国日本でも恐らく唯一であろう、家族4人全員プロの漫画家である、
大島一家を描いた実録エッセイコミックがこの「まんがかぞく 一家4人全員漫画家」です。

漫画家のことについて多少なりとも詳しい人なら聞いたことのあるこの特異な一家。
元々漫画家というと変わった人が多いという印象でしたが、
実際全員が漫画家という一家は本当に変わっていて、面白いことばかりでした。
いや、他所様の家庭の事情を面白いというのも失礼だとは思うのですが、
面白いんだから仕方ない…(笑

特に大島やすいち先生が思いの外ツンデレで笑わされまして、
ゲームに熱中する様なんか、少年の心をそのまま持ってて妙に感心したり、
RPGをラスボス直前で止めてたりするのが、ちょっと共感できたりしました。


「この城に乗り込んだら… 冒険が終わっちゃうじゃないか…」

物語が終わる寂寥感に耐えられず、レベル80になろうともクリアしない大島やすいち先生萌え…
しかもゲームのネタバレされてマジ切れしたり、
妻である川島れい子さんに対して一度も好きと言ったことがないくせに、
女子高生時代の写真を友達に譲って貰って大事に持ってたりとか、
本当にツンデレで、意外性たっぷりでもう最高でした。

それにしても自分の私生活や馴れ初めまで描かれるとは、
ホント漫画家というのは因果な商売だなぁ、と思わざるを得ません。
みなさん身を切って生活しているんだなぁ、と感心させられまくりです。

流石にこんな一家の実録作品は他の人には描けないユニークさなので、
是非とも今後も定期的に語って頂きたいな、と思う次第です。
頑張れ、大島一家。(笑

:: 2011/3/10 木曜日::

■[漫画]第一部完。そして…「戦国妖狐」6巻

戦国妖狐(6) (ブレイドコミックス)
著者/訳者:水上悟志
出版社:マッグガーデン( 2011-03-10 )
コミック ( ページ )
作者サイト:続・みずかみ小屋
作者twitter:水上悟志 (nekogaeru) on Twitter

どうしても「惑星のさみだれ」の陰に隠れてしまいがちですが、
この「戦国妖狐」も予想の出来ないドラマティックな展開ばかりで、
いつも驚かされて、そして興奮させられます。
特にこの6巻では主人公、山戸迅火の在り方に本当に驚かされました。

肉体派の道錬との戦いを終えた迅火に対して、
宿敵にして仇敵の袋男こと、バリーとの死闘を繰り広げる真介。
弱っちかった登場初期からは考えられないほどに強く図太くなり、
戦いの趨勢を決める一太刀を浴びせることが出来た所では、
手をグッと握らざるを得ない興奮があります。

それに対して迅火が敵の老獪な所に騙され、
取り返しのできない道を歩んでしまう流れには本当に驚愕させられました。
主人公だろうとお構いなし、めでたしめでたしがありえない。
そんな第一部完には、流石は予想を外して期待以上の面白さを見せてくれる、
水上悟志さんの漫画だなぁ、と思わされます。

それにしても山の神の登場の仕方が痛快だったりと、
本当に外連味のある面白さが凄いんですよねー
第二部がどうなるのか、今から本気で楽しみで仕方ないです。
あ、ちなみにたまは現在の髪型の方が個人的に好みであります!
ちょっと大人っぽくなってストライクゾーンに入った感じ?(ぉ

:: 2011/3/9 水曜日::

■[漫画]いつも通り「みなみけ」8巻

みなみけ(8) (ヤングマガジンコミックス)
著者/訳者:桜場 コハル
出版社:講談社( 2011-03-04 )
コミック ( 176 ページ )

全く持って綺麗サッパリ大きなイベントが起こるわけもなく。
相も変わらず南家の日常はみなみけなのであります。

マコちゃんの髪留めが変わったりとか、
そういったすんごく細かいネタはありつつも、
いつもと変わらず、のんびりゆったりした日常。

そんな訳でドラマチックな展開は皆無。
ラブコメな展開もかなり希薄。
あるのはちょっとした笑いの成分。
でもそこに安心感があるのがみなみけなのです。

いやー、それにしても隔週で少ないページなのに8巻まで来るとはなぁ。
一体いつまで続くのかちょっと疑問ではありますが、
今後ものんびりゆったりと読んでいきたいトコであります。

:: 2011/3/8 火曜日::

■[漫画]戦慄の御堂筋!「弱虫ペダル」16巻

弱虫ペダル 16 (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:渡辺 航
出版社:秋田書店( 2011-03-08 )
コミック ( ページ )
作者サイト:「弱虫ペダル」と「まじもじるるも」の制服ブログ箱

未だかつて無いほどに禍々しく、強烈な印象を与える表紙の16巻。
王者、箱根学園の最強スプリンター新開と圧倒的な悪役(ヒール)、御堂筋とのスプリンター勝負。
その決着が序盤から描かれるということで最初から盛り上がりが最高潮ですが、
その結果は強烈であり、無常でもあるものでした。

トラブルを抱える総北を引き離し、鎬を削る勝負をする箱根学園と京都伏見。
特にこの16巻では表紙になっているように御堂筋のオンステージで、
箱根学園に対する心理攻撃を含めて中々にストレスフルな口撃を行ってくれます。

それに対する箱根学園は意外とメンタルが弱い泉田以外は威風堂々。
泉田以外は以心伝心、目標に向かって揺るがない鋼鉄の意志を見せ、
これぞ強者、これぞ王者、と思わせる風格があり、
総北のライバル的なポジションながら格好良さに痺れるものがあります。

そしてそれに憧れを抱いてしまうのが京都伏見の元エースナンバー、石垣。
彼の脳裏に浮かび上がるのは御堂筋と出会う前、箱根学園のようなチームを作りたかった理想。
そして御堂筋と出会ったことで理想とはかけ離れてしまったチームの現状。
しかし、有り様はどうあれ、求めて止まなかった勝利の二文字が目の前にある葛藤。
必ずしも目立つ存在ではない石垣ですが、彼が見せてくれた苦悩はどこか魅力的に感じられました。

そんな鍔迫り合いの勝負の後方での光景が、これまた涙腺を緩ませてくれます。
何度も挫折を乗り越えてきた巨躯の男、田所をして絶望させた状況の中、
諦めずに必死にペダルを回してきた坂道が見せる自転車の楽しさ。
苦難を乗り越えたのに誇らず、ただやり遂げた男の意志を宿らせる坂道の瞳には、
吸い込まれそうな魅力があり、やはり坂道が主人公だと強く感じさせられたのでした。

それにしても、巻末おまけ漫画の弱虫ペダル誕生秘話ですが凄く興味深かったです。
旧サイトでの日記とか諸々からある程度は知ってましたが、
編集T氏の助言で自転車漫画が、編集長S氏の助言で坂道が生まれてきたという話は、
自分の中にあった「古き良き漫画家像」そのままでちょっと感動しちゃいました。
特に編集長が渡辺航先生の作品を読んでるからこその助言はさり気ないけど良かったなぁ。
チャンピオン編集部もカッコイイな、コンチクショウ!

:: 2011/3/7 月曜日::

■[漫画]海江田ミホがヒロインの「O/A」3巻

O/A (3) (角川コミックス・エース 216-6)
著者/訳者:渡会 けいじ
出版社:角川書店(角川グループパブリッシング)( 2011-03-04 )
コミック ( ページ )
作者サイト:Upper Ground
作者twitter:渡会けいじ (watarai) on Twitter

連載開始当初から下ネタ炸裂しまくりで、
それが面白さの源泉の一つではあるんですが、今回は凄いです。
もう何が凄いってタイフーン級ですよ、人類驚愕ですよ。
まさか1話丸々うんこの話になるとは予想外だったんだぜー…

とはいえ、「アイドルはうんこなんてしない」とも言われますので、
本編ではうんこという単語は誰も言ってないし、明確に描かれていません。
ですが紛れもなくうんこでありますし、うんこ以外何物でもありません。
まさか見開きでうんこが流れたのを喜ぶ主人公が見ることが出来るとは、
連載当初の下ネタっぷりを知っていても想像することすらできませんでしたよ…

まぁ、そんな訳で主人公のゆたかとはるみはうんこネタばかりでしたが、
この3巻のヒロインはむしろゆたかのライバル、海江田ミホその人です。
ミホがどうしてアイドルになったか、そして本当はどういう性格なのか、
また、ゆたかへの感情についても丁寧に描写されており、
うんこネタばかりのゆたかよりよほどアイドルらしくてヒロインでした。

何はともあれ、今回も笑わされたのは間違いありませんでした。
まさかこんなにうんこで笑うだなんて、小学生に戻ったみたいですよ。
というか今回、何度うんこと書いたのか自分でもよく判りません。
やはりO/Aは侮れない漫画だなぁ。(ぉ

:: 2011/3/5 土曜日::

■[漫画]妹は氷属性!?「ディーふらぐ!」4巻

ディーふらぐ!4 (MFコミックス アライブシリーズ)
著者/訳者:春野 友矢
出版社:メディアファクトリー( 2011-02-23 )
コミック ( ページ )
作者サイト:ハルトモ
作者twitter:春野友矢 (harunotomoya) on Twitter

それっぽく終わり伏線感バリバリだった3巻ラストは華麗にスルーして、
代わりにの船堀さんイベントで出てきた風間のイベントフラグはばっちり回収!
そんな訳で4巻は風間の妹、風間之江がメインと見せかけて、
個人的にはやはり高尾部長が全てを持って行った感がバリバリする今日この頃です。

いやー、之江も可愛いんですよね、お弁当作ってくれるし。
風間の妹の座を死守したかったり、ツンデレだったり、髪の毛ツンツンだったりと、
まぁ、何かと見事に妹キャラしててそこは最高だと言えましょう。
特にいつもは兄貴なのに泣き出したらお兄ちゃんと言うとか最高です。

うむ、これぞ妹!

だが! やはり高尾部長はそれを凌駕するのです!
主に乳が!

ジャージのチャックがボーンするくらいの巨乳っぷりですからね!
当初は自分が巨乳であることを自覚してたのに最近ではすっかり無自覚になったり、
そもそもおっぱいがどんどん成長してきてますからね!
これは、風間のことを思って成長してきたと考えたのでよろしいか!?

おっぱいスンゴイ

やはりこの漫画のメインヒロインは高尾部長だと言えましょう。
巻末収録のとら特典小冊子描き下ろし高尾さん家の姉妹事情「タカボンド」と、
4巻特典の「タカオサンダー」での高尾部長の萌えっぷりが半端無いですからね!
ラブコメ要員の高尾部長、めがっさ可愛いっす!!!

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