その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2012/9/22 土曜日::

■[漫画]私の部屋においでよ!「ひとりみ葉月さんと。」2巻

ひとりみ葉月さんと。(2)(完) (ガンガンコミックスJOKER)
著者/訳者:カザマ アヤミ
出版社:スクウェア・エニックス( 2012-09-22 )
コミック ( ページ )
作者サイト:ザマログ入り口
作者twitter:カザマアヤミ (aya_zamalog) on Twitter

25歳OL、独り身歴が長く自堕落な生活を送っていた葉月さんが、
妹に同級生を紹介されて8歳差の彼氏が出来たのが1巻までのお話。
ちゃんと二人が相思相愛になった所からになるのですが…
いやー、2巻でも面映ゆいですな!

見栄っ張りな所が剥がれ落ちてからの葉月さんも可愛くて、
幸丸くん相手に情けない所を段々と見せて、
等身大でお付き合いを始めてるのを見てると砂を吐きそうになるくらいの甘さ。
いやー…、ホント甘いわ…

好きなことを自覚してからの葉月さんの赤面っぷりは最高ですよね。
割りと自爆したりしてるのも良いですけど、
抱き合いたい、一緒にいたい、ちゅーしたいとどんどん女の子らしくなってて…、
本当に悶絶モノですよ… くそぅ、幸丸ってばマジ羨ましい…

ちなみに作者のカザマアヤミさんは連載終了後にご結婚されました。
ラブコメ漫画を描いてる作者が幸せに結婚とか凄いわー
何というか夢があるというか!
私も葉月さんみたいな相手が出来ると良いな!(←漫画と現実を混同してる限り無理

:: 2012/9/21 金曜日::

■[漫画]恋に角は付きものだ。「恋愛視角化現象」上

恋愛視角化現象 上 (ヤングジャンプコミックス・ウルトラ)
著者/訳者:秋 枝
出版社:集英社( 2012-09-19 )
コミック ( 186 ページ )
作者サイト:■□■ロケット燃料★21■□■

「恋をすると額に角が生える。」
思春期にのみ起こる、そんな現象が確認されてから50年。
そんな時代に生きる恋する少年少女の、
一風変わった独特な、秋★枝さんらしいオムニバス形式の恋愛漫画です。

元々はウルトラジャンプエッグで連載されていたんですが、
途中からウルトラジャンプ Webで連載していたのが単行本化されました。
だからか結構知名度は低いのですが、秋★枝さんファンは勿論のこと、
それ以外の人にも読んで欲しいです。

上巻には主に二つのグループの話が収録されているのですが…、
どちらにも共通しているのが「角」がある故の恋のから騒ぎ。
恋をすると角が生える、という世界であるが故に付き合っているのに片方に恋が生えないと、
ただそれだけで不安になってしまう、という心情が恋物語の良いエッセンスになっています。
正に”恋愛の視角化”しているからこその心の機微が愛しかったり切なかったりと、
かなり面白いんですよね。

小野田くんと付き合っていて、ちゃんと好きなのに角が生えないのに悩む芹沢さん。
そんな角があるが故の独特の話もあるし、逆に、
好きな人が出来ても臆病で何も行動を起こさなかった浅葱が、
親友がその人に告白して、成就したら暗い嫉妬を抱いている自分が嫌で…
というオーソドックスでありながら、角が話を転がす為のモノまであります。

”角”という独特のモノがありますが、そう大して身構えることもなく、
普通に恋愛漫画として楽しめば良いと思います。
現在、芹沢さんがヒロイン1話が公開中なので、取りあえず読んでみると良いと思います!
まぁ、ウルトラジャンプの問題か画質結構悪いので読みにくいかもですが…

■[漫画]角も恋も十人十色「恋愛視角化現象」下

恋愛視角化現象 下 (ヤングジャンプコミックス・ウルトラ)
著者/訳者:秋 枝
出版社:集英社( 2012-09-19 )
コミック ( 194 ページ )
作者サイト:■□■ロケット燃料★21■□■

下巻は角関連の話の恋物語でも結構変わった話になっています。

先ずは大学の研究室で角に関して生物方面から研究をしている女性、倉橋愛の話。
元々違う研究をしたかったんだけど、コミュ力の問題から研究室をたらい回し状態で、
結局人気のない教授のトコに配属されて二人だけの研究室に。
愛ちゃんが学生時代からの友人の直樹と居酒屋で愚痴を吐き出しながら、
色々と思い悩んでいく、結構な変わり種な内容となっています。

他にも恋をすると視角化されるが故に問題になるのがアイドルとかそういった方面。
ある日声優の柚希ちゃんはいきなり角が生えてしまって、
プロデューサーの片瀬さんはアレコレ考えたり仕事のことに付いて指摘したりと、
仕事に対する話がメインだったりするんですが、これはこれで面白いです。

他にも書道の選択授業で一緒になった本間くんが内村さんに恋をして、
内村さんに角が生えるまで、お試しの一ヶ月をお願いするのもダメで、
それでも情けなくとも更に延長してと、本間くんのキャラが中々に笑えますね。(笑
それと内村さんがなんかエロいのには激しく同意せざるをえない。

また、サチと龍之介の幼馴染みな二人な話もありますし、
最後には今までのキャラのエピローグが収録されていてこちらもまた良いです。
個人的には成長した伊達さんがやたら可愛かったですね!
いやー、女の子って恋すると変わるんですなぁ…

みんな恋すると角が生えるという現象はあれども、
普通に恋する人たちばかりで面映ゆいロマンスが多くて読み応えがありました。
上下巻が同時刊行されているので両方一気に読むことをお勧めします。

:: 2012/9/19 水曜日::

■[漫画]あと1巻だけ続くんじゃ「神様ドォルズ」11巻

神様ドォルズ 11 (サンデーGXコミックス)
著者/訳者:やまむら はじめ
出版社:小学館( 2012-09-19 )
コミック ( 216 ページ )

前巻でこの11巻がクライマックス的な話が出てたのですが、
結局もう1冊だけ続く模様です。

取り込まれた桐生を救うために迦喪建角の隻を紫音から奪った匡平と、
玖吼理を良い神様で居させたい詩緒の兄妹二人が頑張っている一方、
阿幾は手薄になったお社を制圧する為に乗り込んできて…

全体の流れはそのような感じなんですが、
それぞれの感情はそう単純なモノではなく、
特に阿幾の感情は自分でもわかりきってないみたいで、
常絶と共振することで、前か後ろかはともかく一歩踏み出した感じですね。

案山子と隻が作られた経緯も分かったし、
次々と案山子が大破することで古い因習もほぼ全て無くなってきたけど、
阿幾と匡平の二人の断ちがたい関係だけはまだ決着がついていないので、
最後にどういった結末を迎えるのか、大いに気になります。

しかし阿幾にはバッドエンドしかないような気がするんだけど…
靄子の事を考えると割り切れないものがあるなぁ。
というか、案外最後の最後には空張さんが持って行きそうな気がしないでもないですが、
どちらにしろ靄子はさっさと次の恋を探した方が良いような気もしますが…
そんな簡単に割り切れないからこそ恋心なんでしょうし、何とも複雑です。

:: 2012/9/18 火曜日::

■[漫画]圧倒的な緒方の実力「ベイビーステップ」23巻

ベイビーステップ(23) (講談社コミックス)
著者/訳者:勝木 光
出版社:講談社( 2012-09-14 )
コミック ( 192 ページ )

表紙はなっちゃんですが、実は殆ど出てきておりません。
まあ、前巻で最高に萌えな展開を見せてくれたので、
その余韻が味わえるとも思えますが…

遂に準々決勝に進んだエーちゃんですが、
今回の相手はかつて池くんのライバルであった緒方!
腰椎を故障してしばらく表に出てこなかったけど、
そのポテンシャルは既に世界レベルな池と同等と言われる相手に、
エーちゃんは果たして勝つことが出来るのか…?

突出した得意な決め球があるわけではなく、オーソドックスにただただ強い。
今まで積み上げてきたモノを駆使しても勝てない相手に、
昔からそうであったように、新たなチャレンジを試すエーちゃんの姿に、
強くなっても変わってないのを感じられて少し安心しましたね。

しかし緒方のキャラは意外だったというか珍しいというか。
圧倒的な実力を持ちながらも、何というか草食系と言いましょうか…
そこら辺がつけ込めるトコなのかもしれないけど、
しかしながらその壁は高くて割りと絶望させられますね。

ただ、その絶望を乗り越えてきたのがエーちゃんですし、
次巻での逆転劇を楽しみに待ちたい所であります。
ただまぁ、今まで逆転できるかも? という所で何度か負けてきたので、
そう簡単に安心できないのがこの「ベイビーステップ」なんですけどねー
あー、ホントハラハラするわー…

:: 2012/9/17 月曜日::

■[漫画]性転換を完全堪能!「つぐもも」9巻

つぐもも(9) (アクションコミックス(コミックハイ! ))
著者/訳者:浜田 よしかづ
出版社:双葉社( 2012-09-12 )
コミック ( 150 ページ )
作者サイト:浜田よしかづ『Yの食卓』
作者twitter:浜田よしかづ (yoshikadu2010) は Twitter を利用しています

後書きで作者の浜田よしかづさんご本人が述べていらっしゃるように、
ここ最近一話当たりのページ数が多くなり、この9巻は4話(4ヶ月分)のみの収録となっています。
一読者としては結果として早めに9巻を手に取ることが出来るようになって嬉しい限りであります。
そういえばページ数を比較的簡単に調節できるWeb雑誌という影響もあるかもしれませんね。

そして9巻の内容は、8巻から引き続いての伊良波先生の夢の世界でのバトルであります!
夢の世界へ赴くために、安全策として異性人格でのバトルですので、
今回はかずみ(一也)が戦闘の為に仕方なく下着姿になり、それを恥じらったりという、
今まで見ることがなかった、新鮮な萌えを見ることが出来て大変満足であります!
元が男だということを忘れてしまう程の萌え!
そして元が男だと思いだし、それでも全然アリだと思える新感覚!
あぁ、これぞ性転換の醍醐味の一つですよ!

…あ、いえ、つぐももバトル自体も迫力があって熱かったですよ?

それと今回はすなおと虎鉄のコンビの関係修復回も収録されているんですが、
目覚めない虎鉄を思うすなおという、シリアス展開かと思いきや、
しっかりとお風呂で混浴したりとエロシーンを挿入しているのは流石だと感心しましたですよ。
というかですね! 描き下ろしのエピソードが大変エロくてですね!
やはりすなおはエロ要員として非常に優秀だと思い知らされた次第であります。

しかし夢の世界での桐雄(桐葉)の煩悩全開っぷりが凄かったなぁ…
性転換ネタは今回限りだとは思うのですが、それも仕方ないエロさでしたものね。
やはり18禁にならないギリギリのラインを守るためには、
一也みたいなヘタレ系主人公である必要があると痛感した次第であります。

でも女主人公もアリだなぁ、とか思ってしまったのも否めない9巻でありました。(笑)

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