僕の心のヤバイやつ (10) 特装版 4月8日発売!
夏! 海! 青春!
:: 2010/6/14 月曜日::

■[漫画]アミルがいる日々。「乙嫁語り」2巻

乙嫁語り 2巻 (ビームコミックス) (BEAM COMIX)
著者/訳者:森 薫
出版社:エンターブレイン( 2010-06-15 )
定価:¥ 651
Amazon価格:¥ 651
コミック ( ページ )
ISBN-10 : 4047265861
ISBN-13 : 9784047265868
作者サイト:ヘリオトロープ

人間の表情に民族衣装、動物から背景に描かれた大自然までと、
相変わらずの惚れ惚れするほどの美麗な筆致に感動するばかりです。
エマの時から既に充分素晴らしい絵柄でしたが更に磨きが掛かっているように思えます。
やはり隔月だからこそのクオリティなのでしょうか?
それにしても本当凄いなぁ。
世界観にどっぷりとハマっちゃいますよ。

勿論漫画としての面白さも十二分に発揮されており、
アミルの実家騒動から始まるストーリー展開にハラハラさせられました。
また、そこからの嫁心が付いて更に可愛さが上昇したアミルの魅力にはドキドキさせられたし、
他にもアミルの初めての友人であるパリヤもまた個性溢れながらも魅力的な娘さんで、
魅力溢れまくる登場人物たちには本当にうっとりさせられましたね。
また、カルルクが12歳ながら、男として、夫として頼り甲斐のある人物なのにも感心させられたなぁ。
自分もしっかりしないと…(笑

そして面白さを裏打ちする綿密な史実の調査がまた凄い。
嫁入りの布支度のエピソードでは母から娘へ、娘から孫娘へと、
祈りと想いが連綿と続いていく姿を垣間見えて歴史が感じられました。
エイホン家に居候しているスミスさんの視点が交えられているから、
それが折々に感じられているというのもありましたね。

次回からはエイホン家を旅立ったスミスさんが出会うまた違った乙嫁の話みたいです。
アミルとカルルクはこれからも盤石っぽいしそういったのもアリかなー、と。
また成長した二人と見えることを願いつつ、新しい出会いに期待したいです。

何というか街の図書館に置いておいて欲しい作品だと思います。
子供から年配の人まで是非読んで欲しいなぁ。

:: 2010/6/12 土曜日::

■[漫画]ヒナノにまさかの…?「瞳のフォトグラフ」3巻

瞳のフォトグラフ 3 (Flex Comix)
著者/訳者:GUNP(杜 講一郎×さくら あかみ)
出版社:ソフトバンククリエイティブ( 2010-06-12 )
定価:¥ 600
Amazon価格:¥ 600
コミック ( 152 ページ )
ISBN-10 : 4797360046
ISBN-13 : 9784797360042
作者サイト:GUNP.JP
作者twitter:杜講一郎 (gunp_m) on Twitter
作者twitter:さくらあかみ (sakuran_g) on Twitter

何か気が付いたら瞳のフォトグラフ(+Voice)というのが出ててビックリですよ。
うわ、こいつ…、喋るぞ…! しかも愛生さんの声で…!
うーむ、紙では出来ない、電子書籍ならではの表現ですねー…
何かちょっと未来を感じてしまいます。

で、3巻の本編ですがTvやAvといったちょっと一歩踏み込んだ設定やら、
カメラのバッグの話やら出てきますが…
やはり一眼はレンズだけじゃなく、その為のバッグとか色々揃えるモノ多いですねぇ…
ハルカのお小遣いが心配な今日この頃です。(笑

そして前半からちょっと伏線入ってたヒナノの話が後半から一気に加速!
ちょっといきなりでビックリしましたが、
そこからのハルカさんの行動力には更に驚かされました。
うーん、ホントに面白い子ですね、ハルカさん。

ちなみに私は一眼を持ってないですが、一眼にはそれなりに思い入れがあります。
まぁ、仕事で一眼に使われる液晶パネルの設計に幾つか携わった経験あるってだけなんですが。
最近も一年以上前に設計したパネルが世に出ましてちょっと嬉しかったり。
いや、まぁ、せめてそういった機種を買うべきなんでしょうけどね…(笑

:: 2010/6/11 金曜日::

■[漫画]副題のタイトルセンスも秀逸!「みつどもえ」9巻

みつどもえ 9 (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:桜井 のりお
出版社:秋田書店( 2010-06-08 )
定価:¥ 420
Amazon価格:¥ 420
コミック ( ページ )
ISBN-10 : 4253212492
ISBN-13 : 9784253212496
作者サイト:のりぺぃじ

アニメ放映が迫っていますが、
本当に放映されるか、ドッキリじゃないのかと不安な今日この頃です。
いやー、だってそもそも掲載誌がチャンピオンですよ…?
更にネタがその…、ねぇ…?

という訳で下ネタ満載小学生ギャグ漫画というかなりアレな「みつどもえ」ですが、
毎度毎度、見事に笑わせられてちょっと口惜しくなるくらいに面白いです。
しかも副題の時点で笑わせられることが多くて更に口惜しいという。
その中でも「へ~んしん!! ひとはバーディーラッシュ」は卑怯だと思います!
参考↓
参考画像

そして本編で今回秀逸なのは千葉のおかんだと思います。
今までちょくちょく出てきたし、千葉のおかんの時点で面白いですが、
しかしまさか佐藤ママと先輩後輩の仲だったとはねー…
そりゃ下の名前で呼ぶってなもんです。

ちなみに佐藤ママは可愛すぎだと思います!
これで主婦とか! しかも二児の母とか!
世界は希望で充ち満ちてますね!

しかしアニメのPVも始まってるみたいで…
いやー、本当に放映されるんですねー
ドッキリでPV作ってるんじゃなければ…(しつこい
参考:みつどもえ 第2弾PV

しかしおっぱいとか童貞とか容赦なく言わせてますね。
true tearsの乃絵役だったあやひーが様々なアレな言葉を口にするとか…
考えただけで期待が膨らまざるを得ませんね…!(ぉ

:: 2010/6/10 木曜日::

■[漫画]クライマー頂上決戦…!「弱虫ペダル」12巻

弱虫ペダル 12 (少年チャンピオンコミックス)
著者/訳者:渡辺 航
出版社:秋田書店( 2010-06-08 )
定価:¥ 420
Amazon価格:¥ 420
コミック ( ページ )
ISBN-10 : 4253214649
ISBN-13 : 9784253214643
作者サイト:「弱虫ペダル」と「まじもじるるも」の制服ブログ箱

熱い…、兎に角熱すぎる…!

常に面白い「弱虫ペダル」ですが、特に3の倍数の巻は面白さにブーストが掛かるみたいで、
この12巻は主人公の小野田坂道は勿論のこと、先輩クライマーである巻島裕介と、
その終生のライバルである東堂尽八の二人の対決が兎にも角にも圧巻なのです!
全力を最後の一滴まで絞りきる男同士の戦いを見ると自然と熱い涙が溢れてきますよ…!

まず第一の見所は坂道が最後の難関、御堂筋に負けずにチームに追いつくところでしょう。
底の見えない実力を見せる御堂筋に、ゆれず、挫けず、ただひたすらにペダルを回す坂道!
正確には言えば挫けそうになっても持ち直す、不撓不屈なその姿には感動せざるをえません…!
そして追いついてからの金城に「すぐに引けるか」と問われ、
決然と返事をした時の坂道の表情の凛々しさがこれまたたまらない。
次のページでみんなを牽引する坂道の瞳は多少の気負いと多大な覚悟が感じられて、
部の先輩たちが坂道を可愛がる理由が十二分に判るものがありました。

そして12巻一番の見せ場である巻島と東堂の対決! これもまた凄い!
諦めたはずだった、期待を捨てたはずだったのに来てくれた…、追いついてくれたライバル…
読んでいると「たったいま絶好調になった」と言った東堂と同じく涙を流さずにはいられません。
好敵手と書いてライバルと読み、親友と書いてトモと呼ぶ、掛け替えのない相手。
今後二度と訪れない高校時代という輝かしい瞬間を全力を出し切って競い合うという、
正に青春という言葉でしか言い表せない輝きは本当に素晴らしいです。

全体的な試合の展開は読者の予想通りでしたが、
そこから生み出される面白さは期待以上のものを見せてくれました。
これぞ少年漫画、これぞ王道スポーツと感じさせてくれる傑作中の傑作です。
少年スポーツ漫画史上に名前を刻む名作ですので男女問わず読んで欲しい作品です。
もう最っ高…!

:: 2010/6/9 水曜日::

■[漫画]大人の階段、一歩ずつ「らいか・デイズ」10巻

らいか・デイズ 10 (まんがタイムコミックス)
著者/訳者:むんこ
出版社:芳文社( 2010-06-07 )
定価:¥ 650
Amazon価格:¥ 650
コミック ( ページ )
ISBN-10 : 4832268554
ISBN-13 : 9784832268555
作者サイト:むんこのへや

ここしばらく来華が子供らしい所を見せるのが多くなってきたけど、
今回はそんな来華が少しずつ大人の階段を上る所が目立つ気がします。
例えば初めての美容室とか、母の過去を知ったりとか…
そういった所を見ると凄く微笑ましい気持ちになります。

また、来華だけじゃなく他のクラスメイトも精神的に成長しているのが見られ、
普段は来華に大人っぽいと思われている蒔奈もその一人。
かつて唯我独尊でみんなに迷惑を掛けたと自覚する小学校に訪れて過去と向き合ったり、
少しずつ前に進んでいるのが感じられてジーンと来ました。

そして来華と竹田の恋模様は相変わらずですね。
バレンタインデーとホワイトデーのやり取りには背中がむず痒くなりますし、
竹田母の仕事のお手伝い編は正直言うとニヤニヤが止まりませんでした。
YOU! 早く結婚しちゃいなよ! と思いはするのですが、
二人には来華のおばあちゃんが一番の難関かも知れません。(笑

そしてもう一組初々しいカップルが愛美と小西の二人。
ホワイトデーの二人には竹田や来華じゃなくても世話を焼きたくなりますよね。
素直になれない女の子は可愛いと言いましょうか…
愛美が将来ちゃんと小西と結ばれて、
ホストクラブに通うようにならないことを祈るばかりです。(笑

:: 2010/6/8 火曜日::

■[漫画]明日頑張ればいいや…「空の下屋根の中」2巻

空の下屋根の中 (2) (まんがタイムKRコミックス)
著者/訳者:双見 酔
出版社:芳文社( 2010-05-27 )
定価:¥ 860
Amazon価格:¥ 860
コミック ( 120 ページ )
ISBN-10 : 4832279157
ISBN-13 : 9784832279155
作者サイト:とどかない そら
作者twitter:hutami (hutami) on Twitter

「自己実現」とか「自己責任」とか「自己啓発」とか、
そういったことに邁進する人たちには全く共感できない作品だと思いますが、
「自堕落」とか「退廃的な生活」とか「夜型生活」とか、
そういったことに経験がある人たちには凄く共感できる作品だと思います。
ちなみに私は明らかに後者です。

できれば働きたくない、一日中家でゴロゴロしていたい。
でもそれじゃダメだと漠然と感じてはいるかなえちゃん。
取りあえずおもちゃ屋でバイトとして雇って貰いフリーター生活を始め、
仕事はちゃんと頑張っているもののこのままじゃダメかもと感じ始めて…

うーん、何というかこの作品の肝はやはり共感性だと思うんですよね。
基本自堕落な生活をしたいというだらしなさを、
かなえちゃんという女の子の可愛さである程度相殺しつつも、
それでも残るダメな部分に共感できるかどうかがこの作品の面白さの根幹だと思います。
将来に対する漠然とした不安を持ったことがある人なら、
最後にちゃんと辿り着くかなえちゃんと共に達成感を味わえるんじゃないでしょうか。

作品の内容的に長期連載には向かないと思いますので、
全2巻という短さは納得できるものはありますが、
やはり惜しいという気持ちがあるのは間違いありません。
是非とも次回作を期待したい所ですね。
ティアで出されている作品みたいに若干ラブコメ要素が入った作品だと個人的に嬉しいです。(笑

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