僕の心のヤバイやつ (10) 特装版 4月8日発売!
夏! 海! 青春!
:: 2010/4/28 水曜日::

■[漫画]据え膳食わぬは男の恥!「リトルバスターズ!エクスタシー 朱鷺戸沙耶~SCHOOL REVOLUTION~」

リトルバスターズ!エクスタシー朱鷺戸沙耶~SCHOOL RE (電撃コミックス)
著者/訳者:Key
出版社:アスキー・メディアワークス( 2010-04-27 )
定価:¥ 599
Amazon価格:¥ 599
コミック ( ページ )
ISBN-10 : 4048685724
ISBN-13 : 9784048685726
作者サイト:据えZEN

リトバスはあなぐらもぐらさんのコミカライズ版くらいしかまともに知らない上に、
しかも18禁版のエクスタシーで、更に言うなら追加ヒロインの朱鷺戸沙耶編という、
原作知らないんじゃダメなんじゃね? と思いながらも買って読んでしまいました。
だって、作者が据えZENのZENさんなんだもの。

ZENさんと言えば「据えZENで人妻萌えに目覚めました」「秋子さんは俺の嫁」「秋子さんのおっぱい最高」
と高い評価を受けるKey作品の中でもKanonの秋子さんをフィーチャーしたイラスト描きとして非常に有名な方なのです。
元々が葉鍵の絵板の保管庫的なので有名だったのがどんどん商業でも活動し始め、
昨年に至っては初の据えZEN名義での同人誌、しかも秋子さん本ということで、
開場15分で完売という超絶的な人気を誇るから驚きです。

しかしあくまでイラストとセンスが飛び抜けて上手いというだけであり、
漫画としては未知数だったのですが、今回は漫画のセンスも充分にあることを知らしめることが出来たのではないかな、と。
絵柄は文句があるはずもなく、ストーリーも流石にKey作品だけあって、
ちょっと幻想的で、しっかりと感動的で魅せられるんですよね。
ちゃんと程良い色気と抜群の萌えが散りばめているのが流石です。

とはいえ、連載がG’sってことで全く注意してなかった媒体だっただけに、
単行本の発売には驚かされましたよねー
次回は笹瀬川佐々美編らしいので、このまま是非続いて欲しいです。
そして引き続き息抜きで良いので葉鍵の絵板での活動をよろしくお願いしたいです。(笑

:: 2010/4/27 火曜日::

■[漫画]痛切な過去、痛烈な現在「GUNSLINGER GIRL」12巻

GUNSLINGER GIRL 12 (電撃コミックス)
著者/訳者:相田 裕
出版社:アスキー・メディアワークス( 2010-04-27 )
定価:¥ 578
Amazon価格:¥ 578
コミック ( ページ )
ISBN-10 : 4048685678
ISBN-13 : 9784048685672
作者サイト:JEWEL BOX

この先に確定した絶望という名の未来が待ち受けているのを知りながら、
それでも読み進めてしまう我々読者も業が深いとは思うのですが、
何より一番業を背負っているのはジャンとジョゼの兄弟である事に間違いなく、
だからこそジョゼは遂に最後の一線を越えてしまうんでしょうね…

かつてあった、ジャンとジョゼの婚約者が幸せだった時間。
末妹のエンリカに手を焼きながらも体当たりでぶつかり、
徐々に心をほぐすことに成功していたソフィアに容赦なく襲い掛かるテロという名の理不尽。
結末は過去のことだから判ってはいたはずなんだけど、辛いものは辛いです。
特にあのジョゼの魂の叫びを聞いたら悲しくてたまりません。

そして始めは意外だったけど、しばらくすると納得したのがジャンとジョゼの在り様の違い。
連載当初は非情のジャンと情に深いジョゼ、という兄弟に見えたけど、
その実は、情に目覚めたジャンと情を捨てようとしていたジョゼがテロで180度転換したという事実。
二人の変わり様を見てると止めどない哀しみを感じずにはいられません。

でもそれだけでは終わらず、そのテロを首謀したジャコモの帰還を契機に、
幻覚を見るようになり、遂に一線を越えてしまうジョゼ。
大人の都合に翻弄され、張りぼての情にほだされるヘンリエッタが本当に可哀想で…
いつまでも続く哀しみの連鎖にはホント辛いものがありますよね…
これがテロか…

:: 2010/4/26 月曜日::

■[漫画]エロ漫画家たちの饗宴「アマガミ Various Artists」3巻

アマガミ Various Artists(3) (マジキューコミックス)
著者/訳者:マジキュー編集部
出版社:エンターブレイン( 2010-04-24 )
定価:¥ 945
Amazon価格:¥ 945
コミック ( ページ )
ISBN-10 : 4047264806
ISBN-13 : 9784047264809

現役エロ漫画家だったりする人たちが描くアマガミアンソロジーも3冊目。
代わる代わる様々な漫画家を連れてくる編集さんが凄いのか、
もしくはエロ漫画家さんたちに好かれまくるアマガミという作品が凄いのか、
あるいはその両方なのかと思案する今日この頃です。

アンソロなので漫画が面白いのは勿論のことイラストも良いんですよねー
10moさんは萌えで如月群真さんはエロでと、作者によって趣が違うんですが、それがまた良い。
それとカバー下にあるイラストがフルカラーというのが豪華で良いんですよ。
至れり尽くせりのサービス精神が嬉しいんですよねー

また、連載抱えてる作家さんはそれほどページ数が割けないことを逆手に取り、
たった4ページ前後とはいえ一つのテーマで纏めるのが面白いのですけど、
今回は「神風」をテーマに纏めてるのが最高でした。
テーマ的にパンツばかりの展開も嬉しかったですけど、
敢えてノーパンを選んだ紺野あずれさんはある意味輝いてました。(笑

いやー、それにしても森島先輩もエロいけど、美也もエロいというか無邪気というか。
いくら水着を着ているとはいえ一緒にお風呂とか何て羨ましい…!
ボ、ボクもこんな妹が欲しかったよ、うわぁあああん!

:: 2010/4/25 日曜日::

■[漫画]カミングアウトの前に次々と立ちはだかる障壁「ニコイチ」7巻

ニコイチ 7 (ヤングガンガンコミックス)
著者/訳者:金田一 蓮十郎
出版社:スクウェア・エニックス( 2010-04-24 )
定価:¥ 540
Amazon価格:¥ 540
コミック ( ページ )
ISBN-10 : 4757528604
ISBN-13 : 9784757528604
作者twitter:金田一蓮十郎 (ren10ro) on Twitter

息子の崇への女装カミングアウト前に次々と舞い込む障壁に、
真剣に呪われてるんじゃないかと思案しだす真琴さんですが、
シリアスだからこそ物語的には笑わざるを得ない展開が目白押しになるので、
真琴さんには悪いけど運命を受け入れて欲しいものです。(ヒドイ

この作品の面白さは本人は真剣なんだけど笑わざるを得ない真琴さんの処遇と、
菜摘さんの容赦ないキャラクター性だと思います。
おおらかな母性を持つようで智くんの問題では変な方向に想像力が働いたりする奇天烈さ。
そして真琴さんへのカミングアウトの鞭としてタイ旅行(性転換手術付き)を提案し、
更には旅費諸々準備済みという周到さは抱腹絶倒してしまいます。(笑

そして真琴さんの高校時代の友人3人も良い味出してるんですよね。
ある意味一般人代表的なポジションの3人からの総ツッコミに笑ってしまうんですよ。
菜摘さんの友人のなおちゃんといい、友人関係は面白い人が多いんだよなー
お陰で菜摘さんのコスプレも見られたしホント良いご友人を持ったと思いますよ。
しかし真琴さんの意外な性癖にはこれまた笑ってしまいました。(笑

カミングアウト直前で愛耶ちゃんの我が儘問題が立ちふさがったけど、
結果としては後押しされる形になったし結果オーライってトコじゃないでしょうか。
しかし良いトコロで終わってますよねー、ホント。
単行本派の人には辛いかも知れませんが、カミングアウトの結果はもうしばらく待つことになるかと。

うーん、でも崇へのカミングアウト問題が収束したらこの作品終わってしまうのかなー?
まだ崇の実の父親問題が誰かという謎もあるので続けることは可能なのかも知れないけど…
どうなるんだろう?

:: 2010/4/24 土曜日::

■[漫画]麻雀って楽しいよね!「咲 -saki-」7巻

咲 -Saki- 7 (ヤングガンガンコミックス)
著者/訳者:小林 立
出版社:スクウェア・エニックス( 2010-04-24 )
定価:¥ 540
Amazon価格:¥ 540
コミック ( ページ )
ISBN-10 : 4757528590
ISBN-13 : 9784757528598
作者サイト:– Ritz Kobayashi’s dreamscape

華菜ちゃん遂に表紙に登場だし!

6巻の表紙に登場するかと思いきや7巻で出番だぞ池田ァ!
手に持ってるのがあの七筒というのが心憎いぞ池田ァ!
本編でも四暗刻単騎でツモってきた因縁の七筒だぞ池田ァ!
ジャミラには意表を突かれたぞ池田ァ!
コーチに可愛がられてるぞ池田ァ!
合同合宿でも他人をイラつかせる才能は抜群だぞ池田ァ!
ホントうざ可愛いぞ池田ァ!

という訳でアニメでは既に終わっていた県団体戦の決着と、
合同合宿の途中までが収録されている7巻がやっとこさ発売です。
個人戦はアニメでやったので端折ってますが、ドラマCDや小説を組み込む作品も多いので、
これはこれでアリじゃないかな、と。
むしろ咲の姉の宮永照率いる白糸台を始め、巫女さんの永水女子が名前入りで登場したり、
アニメとのコラボレーションが上手くいっている好例と言えるんじゃないでしょうか。

県代表の決勝も本誌やアニメで見て知っていたとはいえ盛り上がるものがありますよね。
こういったドラマチックな演出は麻雀ならではと言えるのではないでしょうか。
四暗刻をツモってても勝ちに行く為に和了らずに手を進める池田も、
国士無双一向聴が咲の嶺上開花が上回ったせいで無駄になっても騒がず静かに牌を倒す加治木も、
雀士として前向きでカッコイイんですよねー

そして忘れてならないのがキャラクター同士の掛け合い!
負けることで殻を破って友達と家族がいっぺんに出来た衣と、
巻末でカラー入りで番外編が載っているかじゅモモがやはり良いですね!
モモは明らかにぱんつはいてないし、かじゅに隙あらばスキンシップしてくるし、
もうガチすぎなんですよね!

だがそんなモモに不穏な陰が次巻では忍び寄ってくるのです…
そう、キャプテンの心を鷲掴みにするだけじゃなく、かじゅもゲットしに掛かる部長の魔の手が…!
次回からの「久 -hisa-」にご期待下さい。(ぉ

:: 2010/4/21 水曜日::

■[漫画]大きな転換点! 二度目の宮川戦!「ベイビーステップ」12巻

ベイビーステップ(12) (講談社コミックス)
著者/訳者:勝木 光
出版社:講談社( 2010-04-16 )
定価:¥ 440
Amazon価格:¥ 440
コミック ( 192 ページ )
ISBN-10 : 4063842835
ISBN-13 : 9784063842838

1年前、明らかな実力差がありながらも執念深く粘りに粘った末に勝利をもぎ取った宮川戦。
そして1年経ち、徹底的な身体改造、フロリダ短期留学、サーブ強化、明確な目標、と、
一回り以上成長したエーちゃんが迎えるプロへの第一歩もまた宮川戦。
同じ相手との対戦ということでお互いの1年間の違いが一目瞭然になります。

強烈なストロークという長所を伸ばし、片手ストロークとドライブボレーを身につけた宮川に対し、
強化されたサーブでアドバンテージを維持しつつ、持ち前の分析力で次々と攻略に掛かり、
かつて苦戦した相手を地力の差でねじ伏せる展開はエーちゃんの頑張りを知ってる身としては嬉しいのですが、
お互いが将来を賭け、頑張って来ているだけに宮川にも頑張って欲しくなっちゃうんですよねぇ。
努力を重ねてきた同士の真剣な戦いというのは身震いがするほど面白いからたまらないです。

今までエーちゃんは実力的に勝っている相手に挑んでいく戦いばかりだっただけに、
チャレンジャーとしての気概で試合に臨むことしかなかったんですよね。
でも宮川戦では逆に「勝てる試合を勝つ」ことと、譲れない思いを胸に真剣に戦うという、
プレッシャーを感じるモノを初体験することになったんですよね。
エーちゃん自身も言ってますが大きな転換点になったのは間違いないです。

そういったテニスに対する真剣で面白い展開がありながら、
練習という名目でなっちゃんと対戦が始まったり、マガスペで載った少々甘酸っぱい短編が収録されたりと、
少々お茶目な話も挟まれてて、違うベクトルの面白さがあって笑えます。(笑
なんだかんだ言ってもエーちゃんもまだ高校生ですからね。
頑張れ、エーちゃん。(色々と

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