その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2012/4/18 水曜日::

■[漫画]マップスの後継者「マップス ネクストシート」15巻

マップスネクストシート⑮ (フレックスコミックス)
著者/訳者:長谷川裕一
出版社:ほるぷ出版( 2012-04-12 )
コミック ( 176 ページ )
作者サイト:スタジオ秘密基地

遂に完結!
前シリーズが全17巻+外伝2巻という構成だった事と、
今回の内容の充実度を比較してみても全く遜色がない素晴らしさでしたよ!

・綺麗に完結したシリーズの続編。
・前シリーズの主人公組の出演。
・前シリーズに対して矛盾のない設定。
という数々のリバイバル漫画に付き物であるハードルを楽々と超えていき、
・前シリーズファン納得&感動の出来。
も達成するという見事さは流石は長谷川裕一だな! と思わされます。

ゲンたちの扱いも「頼れる先輩」的な扱いで充分満足できたし、
初めは純粋な願いから生まれたブゥアーの想いも継ぎつつ、
記録と命の違いというテーマもちゃんと拾いながら、
最後にナユタが得た結論は物語を締めくくるのにこれ以上ないものがありましたよ。
しかし一番驚いたのが、あとがきでその台詞が作者の想定外だったという所です。
いやー、本当に長谷川裕一作品って凄い。

唯一心残りなのがゲンを待って地球に残った星見が全く出てこなかったことかな?
それ以外は大満足な続編でした!
素晴らしい作品をありがとうございました!

:: 2012/4/17 火曜日::

■[漫画]千鳥がデレ期入りました!「京洛れぎおん」3巻

京洛れぎおん 3 (BLADE COMICS)
著者/訳者:浅野 りん
出版社:マッグガーデン( 2012-04-10 )
コミック ( ページ )
作者twitter:浅野りん (rin_asano) on Twitter

モンハン関連のネタを扱う作品は数多いですが、
ここまでモンハン(作中ではモンクル)が作品内で重要な位置を占めているのは、
当のモンハンコミカライズ作品以外では他にないんじゃないでしょうか。
というかどんだけ浅野りんさん、モンハン好きなんだろ…

鉄汰が野良PT組んだモンクルプレイヤーが千鳥の元パートナーで、
その千鳥が「先生」と慕っているプレイヤーが実は鉄汰ということが判明と、
物語中にきちんと組み込み、更にそれによって千鳥がデレ期に突入して、
小学生ながらに照れまくってるのが可愛いわけですよ。

そしてモンクルの公式コスプレイヤーとして人気の芸能人と、
ノーテンキ&元気人間な和助が京都でボーイミーツガールして、
テンプレ的展開なんだけど、凄く少女漫画的なノリで良かったですよ。
「恋してなんぼ」は未だに大好きな私です。(キリッ

それとこの作品は京都市内のことがしょっちゅう出てきて、
今回も祇園祭があったりするんですが、見覚えある風景が出てくるとやっぱり嬉しいですね。
祇園祭と言えば今回は殆ど出番がなかった上に、
報われない属性が更に追加された時武さんが不憫でした…
4巻では出番増量でラブコメ展開があると良いんだけど、
今までの浅野りん作品からしてどうなるんだろうなぁ…
ちょっと不安だったり。(笑

■[漫画]除霊師はおっぱいが大きい。「絶対☆霊域」4巻

絶対☆霊域(4) (ガンガンコミックスJOKER)
著者/訳者:吉辺 あくろ
出版社:スクウェア・エニックス( 2012-03-22 )
コミック ( ページ )
作者サイト:ヒイラギノハナ
作者twitter:吉辺あくろ (aroroa) on Twitter

今度は本当に幽霊が見えなくなった後藤を治す為に、
背に腹は代えられず呼んだのは巨乳の除霊師!
しかも蹴るわ殴るわ可愛い女の子が大好きだという変態で、
また濃いキャラだなー、と思ったら後藤ブラザーズの姉だったという…
そうか…、血筋か…

新キャラ登場なんだけど、変態が増えただけという展開は、
何ともこの作品らしいなぁ、と思わされます。
登場してからは割りと頻繁に登場して濃いキャラを見せてくれるし、
何よりおっぱいが大きいのは素晴らしいので問題ないと思います!

しかし今回はハロウィンだ鍋だ動物園だ銭湯だと、
イベント盛りだくさんって感じでしたね。
個人的には幽霊なのにホラー嫌いのヒナちゃんが可愛くて、
ちょっとデレて同衾もどきしてるのにニヤニヤしちゃいました。

余談ですが作者の吉辺あくろさんは最近まんがタイムジャンボとか、
他誌でも4コマ描かれてるみたいなので、
ファンの人はそっちもチェックしたらどうでしょうか。
ちなみにノリはこの作品と変わりませんのである意味安心です。(笑

:: 2012/4/10 火曜日::

■[漫画]もし魔王様が残念だったら。「向いてませんよ、魔王様」1巻

まおゆう4コマ 「向いてませんよ、魔王様」(1) (マジキューコミックス)
著者/訳者:七積ろんち
出版社:エンターブレイン( 2012-03-24 )
コミック ( ページ )
公式サイト:まおゆう4コマ「向いてませんよ、魔王様」
作者サイト:セブンスラボ
作者twitter:七積ろんち (launch726) は Twitter を利用しています

まおゆう「魔王勇者」と言えばコンプエース、ファミ通コミッククリア、チャンピオンREDと、
本編のコミカライズだけで既に3誌で連載されていますが、実はもう一つあるんですよね。
それがマジキューのサイトで連載しているまおゆう4コマ「向いてませんよ、魔王様」なのですが…
これが魔王様のキャラをひどく残念に改変したコメディ全開の内容で新鮮な面白さがあるのです。

4コマ形式で判りやすいというのも勿論ですが、
基本的にシリアス(たまにラブコメ)だった原作をコメディにするという妙手は、
作者のろんちさんの手腕に依る所が大きいと思います。
魔王様がどんな残念さかは第1話を読んで頂ければ判るかと思います。

そもそも作者のろんちさんは誰よりも初めにコミカライズを始めた人なんですよね。
まぁ、非公式だった上にニコニコ動画での発表という形でしたが。

元々御坂美琴の失恋でブレイクした方でしたが念願な漫画家になって単行本まで出てと、
当時から知っている身としてはやっぱり感慨深いものがありますね。
ちなみに詳しいことはニコニコ大百科をご参照ください。

それとドラマ&ラジオCDが付属しているんですが、
こっちでも魔王様の残念っぷりが遺憾なく発揮されてます。(笑
ラジオCDでは第8回のメイドラジオが収録されているんですが、
今回はゲストにメイド姉役の戸松遥さんが出演ということでメイド勢揃いに!
という訳でメイドファンな人は是非ともどうぞ。(笑

:: 2012/4/9 月曜日::

■[漫画]気づいた 好きなきもち。気づいて 恋ごころ「好き もよい」

好き もよい (CR COMICS DX)
著者/訳者:双見 酔
出版社:ジャイブ( 2012-04-07 )
コミック ( ページ )
作者サイト:とどかない そら
作者twitter:hutami (hutami) は Twitter を利用しています

しんしんと降り積もる雪のように、好きという気持ちが積み重なって、
素敵な物語を作りあげた作品集がこの「好き もよい」です。
今までコミティアなどで発表された作品に60P以上の描き下ろしを加え、
非常に読み応えのある面白い短編集になっています。

「同人誌をつくってみた。」
友だちが作った同人誌に触発されて絵を描き始めてみたら、
実は元同人作家っだった母上様のスパルタ教育で漫画を描くことに。
初めはただのコメディだったんだけど、3作目で良い話になってるのが印象的です。
漫画を描くのが「好き」というお話。

「ふたつねがい。」
日々の受験勉強が必要であることは理解しているけど、鬱屈したものも感じる悩める受験生。
気分転換に通っている神社で会うようになった男の人と話をするようになったら、
お互いの願いが叶うように願掛けするような不思議な関係に。
神社が結び育んだ「好き」の形。

「好きといえないこと」
自分からの告白で付き合うことになったけど、実感が籠もらない「好き」という言葉に気後れして、
中々言い出せなくて悩む青春真っ盛りの男の子の話。
不誠実な「好き」という言葉を声に出すのを躊躇っていたら、
全く違う考え方で解答を指し示す女の子が良いです。
「好き」という言葉を積み重ねていこう、というお話。

「ちくたく」
「好き」と言われたから知っていくために付き合い始めたら、
どんどんその人のことを見るようになって気づいたら…、という展開。
短いながらも「好き」に気づいていく流れが良いです。

「好き もよい」
表題作。
ネトゲのギルメンで会話のテンポが独特なアキさん(男性)のことが気になって、
色々と話し掛けたりしているうちに…、なミズさん(女性)のお話。
チャットの返信の”間”について色々考えたり、実際に会うとなってゴロゴロ転がったり、
ログインしない状態に思いを巡らしたりと、細かい所作に色々と共感できるんですよね。
こういった細かいトコロが積み重なって出来上がる”空気感”こそが双見さんの漫画の真骨頂だと思います。

余談ですが双見酔さんとネトゲと言えばやはりROですよね。
こちらも数年前ですが作品集が出ているので是非とも読んでみてはどうでしょう。
ラグナロクオンライン ~つづく大地~ (マジキューコミックス)

:: 2012/4/8 日曜日::

■[漫画]萌え4コマと科学のコラボレーション「ふわふわ科学」1巻

ふわふわ科学 (1) (まんがタイムKRコミックス)
著者/訳者:田仲 康二
出版社:芳文社( 2012-03-27 )
コミック ( 120 ページ )
作者サイト:BLUELIGHTNING
作者twitter:南野彼方 (minaminonn) は Twitter を利用しています

皆さんが幼少期に一番読んだ漫画といったら何になるでしょう?
それは手塚治虫の漫画だったり、鳥山明の漫画だったり、尾田栄一郎の漫画だったりと、
生まれ育った時代によって様々でしょう。
ですが、私の場合のように藤子F作品のような時代を超えて共にある作品に、
学研のひみつシリーズといった漫画を読んで育った人も結構いると思うんですよね。

この「ふわふわ科学」はどちらかと言ったらひみつシリーズに近いです。
萌え4コマ漫画なのでお約束のように可愛い女子校生たちのゆるふわな日常が描かれてますが、
フーコーの振り子やアルキメデスの法則といった基礎的な科学実験に、
料理や掃除に使う重曹や錆から見る酸化と、日常に潜むモノを科学的に見てたりするんですよね。

もちろん萌え4コマ的にも面白く、個性的な5人の少女たちに、
ちょっとイタズラ好きなトコがあるけど色々と知識があるルリコ先生といったキャラが魅力的です。
ちなみに私は天然で子供の頃からの愛らしさの変わらないサツキが一番好きです。
そういえば登場人物紹介の順番から考えてサツキが主人公な気がしないでもないですが、
表紙になっているということはやっぱりミソラが主人公なのかな。

余談ですが、作者の田仲康二さんって初め見た時ピンと来なかったんですが、
イラストレーターで有名な南野彼方さんだったんですね。
私としては南野彼方さんとして認識されてたのでちょっとこんがらがったり。
まぁ、この漫画でしっかりと認識したので今後は間違わないと思います。(笑

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