その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2012/4/7 土曜日::

■[漫画]デレは秘めてこそエロ「かくしデレ」

かくしデレ (セラフィンコミックス)
著者/訳者:ひょころー
出版社:ヒット出版社( 2012-04-06 )
コミック ( ページ )
作者サイト:やる気ゼロ。
作者twitter:ひょころー@「かくしデレ」発売中 (hyocorou) は Twitter を利用しています

ひょころーさんは商業よりもどちらかというと同人誌の方で有名な気がしますが、
ここ最近は商業誌の方を精力的に頑張っておられて、この度初単行本の発売となりました。

基本的にエロ漫画ってのは一話読み切りの単発モノが主流でして、
今回の単行本も一話読み切りでジャンルも結構バラバラだったりします。
ただ義妹モノが2本あったり、NTRモノが2本あったりと作者の好みが反映されるのもエロ漫画です。
というか全体的に巨乳が多くてパイズリしまくりなのはどう見ても作者の好みです、本当にありがとうございます。

NTRモノ2本とはいえ、表題作の「かくしデレ」はNTRというよりも、
大好きな人に近付くために弟くんを出汁に使っただけなのでNTR要素はないも同然かも。
ただもう1本の「うわきなトコロ」は完全にNTRモノですね!
二次創作でNTRとかは正直受け付けないんですが、オリジナルなら大丈夫かなー、といったトコロです。

今回は彼氏の浮気疑惑からその当てつけで彼氏の友だちに付いていって、
言葉巧みにエロいことになって快楽に負けていくという展開なんですが…
いやー、良いですね! 素晴らしいですよ!
こういったNTRモノなら全然アリだなぁ、と感じましたね。

ちなみに収録作品は過去4年間分あるので絵柄はかなりマチマチです。
特に2008年のは別人かと思うくらいなのでちょっとビックリするかも知れません。
それくらい修行されたんだなぁ、とは思わされましたので、
今後とも精力的に頑張って頂きたいと思います。

:: 2012/4/6 金曜日::

■[漫画]早菜のズボラ飯「木曜日のフルット」2巻

木曜日のフルット 2 (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:石黒 正数
出版社:秋田書店( 2012-04-06 )
コミック ( ページ )
作者サイト:おかんの家4

毎週木曜日の2ページだけのお楽しみ。
如何に週刊連載とはいえ2ページ連載だと刊行ペースは遅いですが、
ニッチ連載とはいえ休載がないと1年半に一冊は刊行できるんですね。

まぁ、ぶっちゃけ2ページ作品だしデフォルメ絵なので、
「外天楼」のようなミステリー的な面白さはないのですが、
たまにヒットする面白さがあるんですよね。
それが猫のフルットの日常か、鯨井先輩の日常かで好みが分かれるかもですが。

私としては鯨井先輩の日常編が結構好きでして、
今回は巻頭カラーでリンス使って髪の毛がサラサラになって別人になってたり、
ビデオデッキに詰まってたビデオテープが見られて乙女心が復活したり、
ズボラ飯作って涙流してるとこが好きです!

ズボラ飯といえばこの回だけタイトルが「早菜のズボラ飯」だったのが…
というか毎回タイトルロゴを変えてるってのも凄いですが、
たまに小原愼司さんやあらゐけいいちさんとか知り合いの作家さんに描いて貰ったりしてて楽しそう。(笑
それと、欄外にある「この作品はフィクションです」のバリエーションは、
担当編集さんが考えられてるみたいですが、結構秀逸なのがあって面白いです。
特にあのビデオデッキの回で「パイ」だけ大文字にしてるのは、
正直「やられた!」と思いましたね。
ネタを考えるのも大変かと思いますが今後も頭を捻っていただきたいです。(笑

:: 2012/4/3 火曜日::

■[漫画]Sな彼女と眼鏡な彼氏「あまあま」

あまあま (書籍扱い楽園コミックス)
著者/訳者:志摩 時緒
出版社:白泉社( 2012-03-30 )
コミック ( 138 ページ )
作者サイト:SCARECROW
作者twitter:しまそ@志摩時緒 (shimaso) は Twitter を利用しています

開始1ページ目が事後。

あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!

『ボーイミーツガールでお付き合いし始める漫画かと
思ったらいつのまにか突き合い終わってて事後になっていた』

な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
おれも何をされたのかわからなかった…

まぁ、そんな訳で初っ端から事後という「ジャブが来たと思ったらKOされてた」展開です。
そんな超特急な展開で読者を翻弄しながらも、その不思議ワールドにがっちりキャッチしちゃうという、
クレイジーに甘いイチャラブ作品がこの「あまあま」です。

ヒロインの原美咲さんはクールビューティーで性にも積極的な女の子。
その彼氏の宮本祐司くんはそんな彼女に翻弄されながらも、
ちゃっかりと決めるトコは決めちゃう男の子なのです。

基本的に美咲はクールなんで事後でも割りと無表情なんだけど、
付き合っているのは周りに秘密にしたりと羞恥心はちゃんとあるんですよね。
でも自分から押し倒しちゃうし思考と嗜好はデフォルトでSです。

月と無慈悲なSな女王

祐司も大変だなぁ…
でもちょっと羨ましい…

また、作中ではそんな学生にしては進んでいる二人だけではなくて、
それぞれの友人である高梨くんと神崎さんの初々しいカップルも描かれてます。
こっちも男の子の方が割りとヘタレだったりするんですけど、
積極的に恋している神崎さんが可愛く描かれてますから赤面度は十二分に高いです。
あけすけというか素直で純朴な神崎さんってば本当に可愛いなぁ…
本当に高梨くんが羨ましすぎる…!

そんな訳でイチャラブ漫画が好きな人にはすっごくオススメしたい一冊です。
巻数表記はないですがちゃんと続きは出るみたいですし、
楽園 web増刊で最新話も公開中なので是非是非読んでみてください。

■[漫画]オールスターでTRPG「放課後プレイR」

放課後プレイR (電撃コミックス EX 電撃4コマコレクション 127-4)
著者/訳者:黒咲 練導
出版社:アスキー・メディアワークス( 2012-03-27 )
コミック ( ページ )
作者pixiv:「黒咲蒼穹の戦乙女レイア練導」のプロフィール [pixiv]

素朴な疑問なんですが…
電撃PlayStationって電源が必要なゲームの雑誌だったと思うんですが、
それに載ってる作品であるこれが非電源系ゲームのTRPGを主題にするのってアリなんでしょうか…
まぁ、確かにTRPGってゲームの基本ですしアリ…、なのかなぁ…?

という訳で今回はTRPGが主題なんですが面子が放課後プレイシリーズのオールスターです。
無印の彼氏くんと彼女さん、2のギザ歯くんとそばかすさんがプレイヤーで、
3の眼鏡巨乳の部長さんが自作のTRPGをGMとしてプレイするという構成です。

というかこのゲーム、バランスが悪いというか部長さんの性格出まくりですね!
最後に色々と突っ込まれてますが、その未熟さも何か可愛らしいです。
そしてそれぞれのカップルが随所でイチャついてるのも大変よろしいかと。
世の中はラブで回っているんだなぁ。

今回はTRPGの話がメインというかそればっかりだったので、
TRPGを知らないとちょい辛いかもですね。
そしてカバー下で作者が書かれているように、TRPGは人を集めないと出来ないゲームなんだよね…
うん、私も田舎だったから結構判るよ…
田舎っぷりとコミュ能力が判別できるのがTRPGです。(ぉ

:: 2012/3/31 土曜日::

■[漫画]匡平の実力発揮!「神様ドォルズ」10巻

神様ドォルズ 10 (サンデーGXコミックス)
著者/訳者:やまむら はじめ
出版社:小学館( 2012-03-19 )
コミック ( 216 ページ )

村の大人や老人たちのくだらない面子のために、
利用されて傷つけ合うことを強いられている子供たちの戦い。

日向の当主により天照素に囚われることになった桐生を助ける為に玖吼理で出撃した詩緒。
村の慣習にとらわれて親の言われるままに桐生を抹殺しようとする蒼也。
歪んだ村のしきたりを打破し、桐生を助けようと足掻く匡平。
桐生との約束を守るため、傷ついた身体で駆けつけようとする勾司朗。
それぞれの思いを胸に天照素との戦いがクライマックスを迎えることに…

今回一番切なかったのが阿幾への恋心が忘れられないけどギリギリ踏み留まった靄子ですね。
精一杯頑張って東京で買ったミニスカに着替えるなんて凄くいじらしいけど、
それでも阿幾の視界には入っていけない靄子がメッチャ切ないです。

そしてまひるは本当にブレないなー…(笑
目的の為ならポリシーとかそういうの無視するストレートさは割りと嫌いじゃないです。
すぐ案山子を乗り換える尻軽じゃないと言いつつ武未禍槌に乗って出撃して、
しかもドSお姉さま全開で天照素に攻撃しかけるとかマジ容赦ないですね!
今までの鬱憤を晴らす先となった桐生がかなり不憫…

でも今回一番見せ場はあったのはやっぱり匡平ですよね。
村のしきたりに対する革命とも言える一手を打つために、
紫音と契約中の迦喪建角の制御を奪い取り、封印された「八咫烏モード」も解放するという、
阿幾が今まで何度となく言っていたように匡平こそが一番の隻だと感じさせる展開!
やっぱり主人公なんだなぁ、と思わせられましたよ。

取りあえず今回で日向の枸雅のトップたちのくだらない諍いと桐生救出の目処は立ったけど、
空張親子の出番と三種の神器に阿幾の行方と色々と気になる問題が残っているので、
今後とも目が離せませんね!

■[漫画]あるがままに、わがままに。「天にひびき」5巻

天にひびき 5巻 (ヤングキングコミックス)
著者/訳者:やまむら はじめ
出版社:少年画報社( 2012-03-30 )
コミック ( ページ )

秋央の幼馴染みである美月のドイツからの凱旋コンサートで始まったと思ったら、
あっという間にひびきの指揮デビューを中心の物語に。
まぁ、この作品の主人公は秋央とひびきなんだけど、
美月が不憫すぎるかなぁ、という気持ちも…
秋央は鈍感だし…、ねぇ…?

科野の音楽祭でコンマスを担当していた友田さんが主催する有志のオケに誘われて、
1年生ながら指揮者デビューを飾ることになった異例のひびき。
友田さんには実力を認められて、というよりも停滞気味になったオケの打破として、
起爆剤的な役割を求められたんだけど、ひびきはそんなのに関係なく、
音楽を楽しんで指揮をしていたら、土壇場でひらめいちゃってガラリと内容を変えることに。

高校の時の失敗を繰り返さないように気を付けていたのに、
それでも楽譜からの思いを読み取って解放していく自儘っぷりは吹っ切れたって感じですね。
そのひびきの方向性に唯一ついて行けているのがエキストラで参加して、
何とか食いついていこうとしている秋央だけで…

コンマスの友田さんの思惑、秋央に色々な意味で嫉妬している南条、
トランペット奏者の入谷にその友人の村野とオケのメンバーの事情も絡まってきて、
6巻では遂にオケが始まる訳なんですが…
果たしてどんな結果になるのか、かなり気になりますね。

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