その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2011/5/29 日曜日::

■[漫画]呼ばれて飛び出てぽぽぽぽ~ん「オシエシラバス」1巻

オシエシラバス(1) (ヤングガンガンコミックス)
著者/訳者:高尾 じんぐ
出版社:スクウェア・エニックス( 2011-05-25 )
コミック ( ページ )

奇抜な作品が多いヤングガンガンの中で地味に面白かった「んぐるわ会報」が終わってから、
中々新連載が始まらず、ファミリー4コマ誌で読み切りが載ったりして、
「これはもうヤングガンガンでやらないのかなぁ…」と半ば諦めていたところ、
意外な事にファンタジー要素アリの百合っぽい作品が始まりましたよ!
いやー、これは嬉しい。

女子高生のまといが古本屋で何気なく買った100円の参考書を開いたら、
本の中から家庭教師の教恵さんが出てきた、というドラえもんから連綿と続くオチモノ系作品。
ただ、まといは高校生とはいっても1年生で受験まで時間もあってのんびりで、
それに対して教恵さんは熱心な上に一緒にお風呂も入ろうとする、
スキンシップ過多な人(?)で…

という訳で基本的に教恵さんのキャラを中心に話が回るコメディ作品なんですが、
家庭教師も教恵さんだけでなく、手のひらサイズの各教科の家庭教師が居る上に、
それぞれが面白かったり可愛かったりするキャラクターなのです。
教えられるまといも何か事情があるのか二人の女性とシェアハウスしていて、
教恵さんはそこに転がり込む形で住み込み家庭教師になってるんですが、
もし家族同居だったらどうするつもりだったんだろう…

初めはうざかった教恵さんを徐々に受け入れる百合コメディになるかと思いきや、
最後に収録されている中で教恵さんの昼間のバイト先で男性キャラが登場する上に、
1巻未収録の本誌の方ではハプニングパンツまで起こしておりラブコメ要素も有り得そうで掴みはグッドです。

ちなみに「んぐるわ会報」も実際の生徒会の仕事が存外、丁寧に描かれてましたが、
本作でも高校一年生で学ぶ内容を無駄とも思えるくらいしっかりと描いているので、
実際の高校生が読んで共感するのもアリなんじゃないかなー、と思います。
進研ゼミの漫画よりかは全然面白いですからお勧めです。(ぉ

:: 2011/5/28 土曜日::

■[漫画]新たな性癖に目覚めそう…「真剣で私に恋しなさい!」2巻

真剣で私に恋しなさい! (2) (角川コミックス・エース 302-2)
著者/訳者:犬江 しんすけ
出版社:角川書店(角川グループパブリッシング)( 2011-05-26 )
コミック ( ページ )
作者サイト:ジンガイマキョウ
作者twitter:犬江しんすけ (inushins) on Twitter

様々な作品をオマージュしていることが原作未プレイ組にも有名な「まじこい」第2巻。
範馬刃牙から孤独のグルメまで何でもござれなオマージュな数々が、
台詞だけからビジュアルそのまんままで仕込まれてて気付いたらちょっと得意気になってしまったりも。
ちなみにググったらこんなのが出てきました。
ファンの人も暇ですね。(ぉ

1巻がKYなクリスのせいで一触即発というか、マジ喧嘩まで0.5秒という展開で終わりましたが、
かなりギリギリの所を潜り抜けた感じがします。
そしてクリスは今回も懲りずに色々と騒動を起こす訳なんですが…
特に大和のヤドカリを逃がしたトコが良かったですね。

そう、クリスがマジ泣きしてるトコが…!

いやー、何というかね。キュンときますね!
上目遣いで謝るいつものパターンが通じず、全く許してくれない大和に言葉責めされてマジ泣きですよ。
いつも気丈なのに罪悪感が極まってえづきながら泣いてるんですよ。
本気で謝ってて、更に涙をボロボロ流す場面を見てるとゾクゾク来ますよね!
うぅーむ、私は自分で思っている以上にSだったのかも知れない…

しかしげに素晴らしきはおっぱいの揺れよ。
同人誌の頃から犬江さんは巨乳を見事に描かれてましたが、商業ではますます磨きが掛かってきましたね!
決闘における全力疾走でのS組のおっぱいの揺れとか、
他にも水着を着てのおっぱいとかおっぱいとかおっぱいとか…

ホント犬江さんのおっぱいは最高やでー

余談ですが、第十話で百代さんが生徒会長になってますが誤植です。
今月のコンプエースに載ってる第十一話でそれをネタにしてたから間違いないよ!(笑

■[漫画]鎌池和馬さんのもう一つの世界「ヘヴィーオブジェクト」

ヘヴィーオブジェクト (電撃コミックス)
著者/訳者:犬江 しんすけ 鎌池 和馬
出版社:アスキー・メディアワークス( 2011-05-27 )
コミック ( ページ )
作者サイト:ジンガイマキョウ
作者twitter:犬江しんすけ (inushins) on Twitter

犬江さん仕事しすぎ。(笑
電撃黒マ王からマ王に移籍して、一時W連載してましたがこっちは一段落した時点で終了。
一応1巻を1冊に纏めた状態なので原作も続いているので続刊の可能性は多分にあるんですが、
やはりまじこいが終わらないと犬江さんのキャパが足りないってトコなんでしょうね。
ベテランなら兎も角、犬江さん商業作家になって日が浅いし仕方ないっすよねー
でも、出来るならそのうち連載2本とかやれるようになってくれないかなっ!(無茶ぶり

さてさて、原作は禁書目録で有名な鎌池和馬さんのヘヴィーオブジェクトをコミカライズ。
オブジェクトと呼ばれる多目的戦闘兵器が戦争の勝敗を決める時代において、
そのパイロットである「エリート」のお姫様ことミリンダと、
派遣留学の学生クウェンサーと残念貴族のヘイヴィアの三人が、
敵陣にてほぼ装備がない状態で孤立させられた所から生還する物語です。

無口キャラかと思いきや平仮名言葉で結構饒舌なお姫様も可愛かったけど、
鎌池和馬原作だけあって主人公であるクウェンサーがヒーローしてて爽快でしたねー
お姫様のピンチに駆けつけて救い出した上に、機転を働かせて敵の主力をぶっ潰し、
更には大殊勲を挙げるのは清々しいほどの王道展開で最高でしたよ。

それにしても犬江さんのコミカライズの素晴らしさはやっぱり凄いですね。
原作のことを殆ど知らない私でもグイグイと引き込まれますし、
キャラクターの見せ方が上手いし何よりも漫画として面白い!
それと忘れてならないのがおっぱいですよね!
18歳なのにあり得ない上司で巨乳キャラのフローレイティアさんは当然として、
幼児体型かと思いきや意外と良いおっぱいを持っているお姫様も良かったです。

やはり犬江さんが描くおっぱいは最高だな!

:: 2011/5/27 金曜日::

■[漫画]残念コメディ>萌えなコミカライズ「僕は友達が少ない」1,2巻

僕は友達が少ない 1 (MFコミックス) (MFコミックス アライブシリーズ)
著者/訳者:平坂 読
出版社:メディアファクトリー( 2010-07-23 )
コミック ( ページ )
作者サイト:平坂読web yellow spring
作者twitter:平坂読 (hirasakayomi) on Twitter
作者サイト:ONCE, A GLIMPSE

僕は友達が少ない2 (MFコミックス アライブシリーズ)
著者/訳者:いたち
出版社:メディアファクトリー( 2011-05-23 )
コミック ( ページ )
作者サイト:平坂読web yellow spring
作者twitter:平坂読 (hirasakayomi) on Twitter
作者サイト:ONCE, A GLIMPSE

原作6巻を買うついでに前から気になっていたコミック版2巻が出るついでに1巻も合わせて購入。
アライブ本誌で読んでた、というかこのコミカライズ1話をキッカケに原作を手に取ったので、
ホントに今更の購入ですが、やはり面白いです。

原作はブリキさんの最高にエロ可愛いイラストがキモなんですが、
このコミック版ではその利点を無頓着にも放り投げ、原作のノリを重視した作画になっているんですよね。
具体的に言うと残念なヒロインたちを思う存分残念に仕上げ、
アニメだったら作画崩壊と言われるレベルまでヒロインたちの顔を残念にする手腕には、
正直その英断っぷりには賛美を惜しまずにはいられません。

また、特に2巻ではその連載誌の特性を活かし、「聖剣の刀鍛冶」作画担当の山田孝太郎先生に協力して貰い、
作中で星奈でプレイしているエロゲ「聖剣のブラックスター」のエロシーンを描いて貰うという、
ファンとしては噴かざるを得ない展開で、腹を抱えて笑わせられました。
というか容赦なく2ページ丸々使って喘ぎ声を描写するとか最高すぎるだろ!
このネームを通した編集さんグッジョブすぎる。(笑

しかしまぁ、星奈の水着姿はきっちりとエロ巨乳だったりと押さえる所は押さえてますし、
これはこれで最良のコミカライズの形の一つだと思いますよ。
良いペースで話が進んでますので早く理科が合流するトコまで行って欲しい所です。
連載本誌の方では出てたので3巻に収録でしょうか。

余談ですが、作画のいたちさんとヒャッコのカトウハルアキさんは別人です。
参考:Togetter – 「カトウハルアキさん(ヒャッコ作者)といたちさん(はがない作画担当)は別人」
絵柄は確かに似てるんですけどねー

:: 2011/5/24 火曜日::

■[漫画]世代交代。されど斑目受けは変わらず「げんしけん 二代目」10巻

げんしけん 二代目の壱(10) (アフタヌーンKC)
著者/訳者:木尾 士目
出版社:講談社( 2011-05-23 )
コミック ( 192 ページ )

げんしけんリターンズ。

アフタヌーンでげんしけんアフターの読み切りが載って以来切望していた、
げんしけんが二代目になって帰ってきた! しかも戦力を増強して!
世代交代のせいで寂しくなるかと思ったけど、それ以上に新しい面子にドキワクですよ!
何故なら新入部員に男の娘キャラの波戸きゅんが登場したからです!

げんしけん新入部員勧誘作戦の戦果として得られたロリ眼鏡の吉武、ぽっちゃり眼鏡の矢島、正統派美人の波戸。
しかし、この三人の中で一番女子力が高い波戸きゅんは実は男の娘だったのです…
腐男子な自分を受け入れて貰う為に始めた女装のはずが、いつの間にか趣味になった波戸きゅん。
絵が上手く、スキンケアを怠らず、美人で、柔道も出来て、何よりも奥ゆかしい。
男だからこそ誰よりも女の子らしいそんな逆説的な存在である波戸きゅんが最高に可愛らしく、
もう波戸きゅんがいるだけでご飯三杯は余裕でいけるくらいの萌えっぷりなのです!

そしてそんな波戸きゅんをライバル視している矢島さんも案外可愛かったりします。
オタクだからと身嗜みに無頓着だった自分を卑下せずにはいられない、コンプレックス刺激されまくりの矢島さん。

似たような体型の漫研の藪崎さんはそれなりに気を使っているだけにやたらとその差が浮き彫りに…
こういったコンプレックスを持った女子が徐々に成長していくのもそれはそれで可愛いと思うんですよね。
将来的に波戸きゅんに女子力を高めて貰うシチュとか生まれないかと個人的に期待しています。(笑

それにしてもとっくに卒業したはずなのに、この斑目の受けっぷりは何なんでしょうか。
新入生にすらソッコーで受けだと看破される斑目の受け属性は最早鉄板としか言いようがありませんな。
笹原妹にあぁあああああ~~~!!!な指摘される斑目ったらマジで萌える!
男性読者ですら萌えさせる斑目の受けっぷりには驚愕せざるを得ません。
というか、波戸きゅんの更衣室に部屋を貸し出すだけでなく、ご飯を作ってあげたりとか、
ホント萌えやで、斑目…

余談ですが、男の娘の波戸きゅんこと波戸賢二郎くんですが…
名前からしてどう見ても畑健二郎先生が元ネタです。
本当にありがとうございました。

:: 2011/5/23 月曜日::

■[漫画]この恋は波瀾万丈だけど止まらない「オニデレ」10,11巻

オニデレ 10 (少年サンデーコミックス)
著者/訳者:クリスタルな洋介
出版社:小学館( 2011-05-18 )
コミック ( 192 ページ )
作者twitter:クリスタルな洋介 (kurisutaruna) on Twitter

オニデレ 11 (少年サンデーコミックス)
著者/訳者:クリスタルな洋介
出版社:小学館( 2011-05-18 )
コミック ( 192 ページ )
作者twitter:クリスタルな洋介 (kurisutaruna) on Twitter

サンデーの中でもかなり好きだったコメディ作品の「オニデレ」が10,11巻同時発売で完結!
ジャンル的にはラブコメなんだろうけど、最早コメディ作品としかカテゴライズできないというか、
自分でもなんでここまでツボに入るのか判らない面白さが終始漂ってました。
やっぱり漫画ってのは絵よりもネームなんでしょうか…

個人的にはラブコメのクライマックスは完結巻の11巻ではなく、
サヤ vs サキの構図が描かれた10巻こそが至高だと愚考する次第であります。
自分の気持ちを自覚するも、ほぼ同時に正の想いを知ることになったサキさんマジ不憫。
でも、ひ弱なはずなのにサヤにチョップを食らわせまくるとか、
恋する乙女の粘り強さを見せる所は正直笑ってしまいましたが、可愛かったです。(笑

コメディ的にはホント随所で笑わせられましたが、子供になる回が特に良かったなぁ。
まぁ、エゾプトとか出る、リアリティ? 何ソレ美味しいの? 的な作品ですので、
こういった回があっても一向におかしくないんですが…
子供になったみんなが走りまくって手が掛かる描写は無駄にリアリティがありましたね!
そこが笑えるのですが。(笑

大団円を迎えたラストもあり、更には未収録だった短編もきっちりと収録。
更には付き合い始めたばかりのサヤが如何にデレていったかを描いた描き下ろしと、
ファン的には詰め込まれた内容でお腹一杯な内容となっております。
取りあえずクリスタルな洋介先生! お疲れ様でした!

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