その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2011/5/3 火曜日::

■[漫画]うか様の萌えっぷりは神「いなり、こんこん、恋いろは。」2巻

いなり、こんこん、恋いろは。 (2) (角川コミックス・エース 326-2)
著者/訳者:よしだ もろへ
出版社:角川書店(角川グループパブリッシング)( 2011-05-02 )
コミック ( ページ )
作者サイト:よしだもろへHP
作者twitter:もろへ (yoshidamorohe) on Twitter

うか様 My Love…

いやー、2巻になってきて盛り上がって参りました!
うか様の恋模様が!

…いえね、主人公であるいなりのラブコメ具合は確かに重要ですよ?
丹波橋くんとの関係もちょっとだけ積極的になることで少しずつ増えてきて、
自分の想いが多少なりとも届いて丹波橋くんの中でいろはのスペースが少しずつ増えてきて、
それに喜ぶいなりは微笑ましいほどです。

ですが! それでもやはり、うか様こそがメインヒロインだと主張したい!
女たらしな上にシスコンの実兄を持つうか様が、ご自分の立場から他の神々から言い寄られることに辟易し、
たまたま出会った二次元の男性にハマるというダメっぷりすらも愛おしい。
そんなダメなうか様が実兄に追い回されていなりの兄のベッドに潜り込んで、
一緒に楽しくゲームしたり、おっぱいを揉まれたりと、
本人たちは意図していないけど、端から見てると正にラブでコメな二人を見ていると、
ただただニヤニヤしてしまいます。(笑

そういった展開的な面白さもそうですが、キャラクターが本当に面白いんですよね。
お嬢様な感じだった墨染さんが意外と天然キャラだったり、
いなりの恋のライバルになるかと思いきや、まさかのキャラに赤面してたりと、
一筋縄ではいかないキャラクター性に興味津々ですよ。

それにしても神様に対する畏敬なんてバシルーラで飛ばしたかの如く、
清々しいまでの変態的な神様達のキャラクターにはホント笑わせられますよね。
作者の職場に天罰が下らないように願っております…(笑

:: 2011/4/30 土曜日::

■[漫画]御子柴はるかとは何だったのか「ぎゃるかん」15巻

ぎゃるかん(15) (アクションコミックス)
著者/訳者:倉上 淳士
出版社:双葉社( 2011-04-28 )
コミック ( ページ )

アクション→メンズヤング→WEBコミックハイ!と何度も掲載誌が変わりながらも、
全15巻という倉上淳士作品の中では圧倒的な長さを誇る「ぎゃるかん」
流石に掲載誌が何度も変わったせいでかつての読者がどれだけ着いてきているのか不明ですが、
この完結巻だけでも買って読むと良いのではないでしょうか。
まぁ、途中の話はいつも通りなので違和感はないかと。(ぉ

以下ネタバレなので格納。

(more…)

:: 2011/4/28 木曜日::

■[漫画]豪華すぎる作家陣「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」コミックアンソロジー

俺の妹がこんなに可愛いわけがない コミックアンソロジー (電撃コミックス EX 152-1)
著者/訳者:いけだ さくら 松竜
出版社:アスキー・メディアワークス( 2011-04-27 )
コミック ( ページ )

珍しくAMWから出る公式アンソロジーということですが、流石に公式だけあって凄い面子で、
表紙に松竜さんが居る時点でビビビッと来ましたよ。
イラストの作家陣も電撃文庫のイラストレーターを中心に良い所選んでますし、
作家陣は俺妹同人誌描いてる有名所ばかりで正に俺得状態!(笑

しかしある程度予想はしていましたけど、黒猫比率高いっすね!
そんな中でも天草帳さんの黒猫シスターズ大活躍の話や佐々原憂樹さんの割烹着黒猫は破壊力高かったです。
個人的には楊柳崇志さんの後輩バージョン黒猫のコメディ作品が好きでしたけど、
それぞれ良いトコロはあるので気に入る作家さんは一人はいるのではないでしょうか。

勿論他のキャラも今して、笹倉綾人さんの桐乃は妙に可愛かったですし、
高橋むぎさんは期待通りにあやせ漫画描いてくれましたし、
何と言っても椋木ななつさんが麻奈実漫画描いてくれたのには本当にありがとうと言いたい!
やはり麻奈実漫画がないとアンソロと言えませんよねー

ちなみに同日発売ので電撃大王 2011年 06月号に付録の4コマアンソロ集にも俺妹があるんですが、
こちらは基本的に桐乃メインだったりするんですがトップバッターの犬威赤彦さんの桐乃がヒドイ。(笑
ちなみに付録小冊子なだけにどこかに収録されるのかはイマイチ不明ですので、
この機会に両方ゲットしておくことを強くお勧めします。(笑

:: 2011/4/27 水曜日::

■[漫画]義体の業とその報い「GUNSLINGER GIRL」13巻

GUNSLINGER GIRL 13 (電撃コミックス)
著者/訳者:相田 裕
出版社:アスキー・メディアワークス( 2011-04-27 )
コミック ( ページ )
作者サイト:JEWEL BOX
作者twitter:相田裕 (aidayu02) on Twitter

正直、東日本大震災とそれに伴う福島第一原発事故のことを思うと、
無事に刊行されるのか心配だったのですが、発売できたようで安心しました。
いやー、ヤンマガの「COPPELION」が大変なことになってるだけに、
こっちも安心できないですからねぇ…

社会福祉公社が設立する原因となった「クローチェ事件」を起こしたテロリストのジャコモ。
序盤戦のヴェネチアではジャコモに良いようにあしらわれた公社を完膚無きまで叩きのめすため、
各地の五共和国派のグループと共同で同時多発テロを起こし、更にジャコモ本人は、
新トリノ原発をターゲットとした大規模テロに身を投じ、公社はそれに全力を持って立ち向かうことに…

完結が見えてきた正にジャンとジョゼの兄弟にとっても最後の決戦では、
義体たちが消耗品のように投入されていく様は判っていたこととはいえ凄く切ないです。
対義体相手の装備で武装したテロリストに手足を撃ち抜かれるトリエラと、
そのトリエラを心配して死地に駆けつけるヒルシャーの間には、
見えないけれど確かなフラテッロの絆があるように感じられました。

そして洗脳が強化されたヘンリエッタと冷淡なジョゼの二人が…
テロリストに襲われて義体になる前の記憶がフラッシュバックして感情が暴走したヘンリエッタと、
それを止めようとするジョゼが…
ホント凄い所で止めるよなぁ、この13巻は…
電撃大王本誌でもこの直後に休載が入っただけにヤキモキする感覚は判りますが、
単行本派の人はもっと凄い感覚なんだろうなぁ。
心して14巻を待て…!

:: 2011/4/26 火曜日::

■[漫画]学園でハーレム&乱交&先生とエッチ!「Sweethearts」

Sweet hearts (メガストアコミックスシリーズ No. 300)
著者/訳者:如月 群真
出版社:コアマガジン( 2011-04-25 )
コミック ( ページ )
作者サイト:G’s room
作者twitter:如月群真 (gumma_kisaragi) on Twitter

その一点の曇りのない滑らかな肌と、貧乳巨乳といった各属性を持ちながら均整の取れた女体。
それを武器にし、心を抉る設定が皆無でどこまでも男のドリームを描ききるという、
如月群真さんの単行本が実に2年ぶりに発売となりました!
いやー、隔月発売のホットミルク掲載だから仕方ないけど毎度待たされますよねー

いつものように単行本の名前になっている中編と短編で構成されている1冊。
そして中編の「Sweethearts」はいつもの通りにハーレムルートです。
作者本人もマンネリ気味なのを自覚されてますが、読者側もそういうのを期待してるのも確かです。
今回は学年のアイドルと新人グラドルを冴えない普通の男子が独り占めという、
男子高校生の妄想を具現化したような王道なんだけど、だがそれが良い。

他の短編もミスコンやったら不正投票の為に枕営業が横行したものだったり、
有名なお嬢様に告白したら「セフレだったら…」と返事されて兎に角ヤリまくったり、
彼女出来なくて悩んでいたら美人教師と付き合うことになって猿みたいにヤリまくったりと、
どれもこれも、男子高校生のドリームが詰め込まれた内容なんですよねー
あー、これは是非とも高校生の時に読みたかった…!(この漫画は18禁です

若干NTR的な要素も出てきますけど、それも妄想だったりその後のメインヒロインとのやり取りを、
より深く情熱的にするための当て馬だったりするので心に優しいです。
野球で言えば派手なホームランはないけれど、確実なヒットを打つイチローみたいなもので、
安定感で言えば抜群な如月群真さんの単行本ですのでお勧めです。

:: 2011/4/25 月曜日::

■[漫画]変人な超人コメディ「コジカは正義の味方じゃない」1巻

コジカは正義の味方じゃない 1 (MFコミックス フラッパーシリーズ)
著者/訳者:小原 愼司
出版社:メディアファクトリー( 2011-04-23 )
コミック ( ページ )
作者サイト:施療院島

敬愛する漫画家である小原愼司先生の新作「コジゃない」石黒正数先生命名)1巻が発売されました。
前作「二十面相の娘」と同じくフラッパー連載なんですが、
そのテイストは全く異なり、作者の過去作で言えば「菫画報」が一番近いでしょうか。
超人が出るSFモノなんだけど、庶民派なコメディ要素がメインの作品です。

超人と呼ばれる存在がいつの間にか一般的になった世界。
しかしそんな世の中とは関係なく、子供向け絵物語を仕事に持つ父と幼い弟を持つ赤貧少女のコジカは、
バイトに明け暮れる日常だったけど、ある日目覚めた超人としての能力で金儲けを企むことに。
しかしその中身は「夕刊配達バイトを増やす」などといった凄く庶民的なもので…

そんな庶民派なコジカに目を付けた正義の味方を夢見る一般人の残念なイケメン後輩の白鳥正義と、
白鳥目当てのこれまた超人な鈴木アリスや、超人を統括する政府の機関だったりと、
色んな人物や機関やらチームやらが溢れかえりながらも、誰もが何とも間抜けで、
程良い脱力感が絶妙な面白さを出してくれるのです。

コジカの超人としての姿も表紙にあるように、裸っぽい影分身とも言える姿で、
それがまた一つの面白さになっています。
正義の味方オタクの白鳥もかなり面白いキャラですし、
コジカも感性は一般人に近いのに小銭稼ぎには目の色が変わる所とか笑えるんですよね。

兎にも角にも小原愼司先生のコメディ作品が好きな人には買いの作品です。

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