のうりん 14巻 6月14日発売!
待望の、のうりん完結巻!
:: 2013/3/23 土曜日::

■[ラノベ]五つの封印「東京レイヴンズ 9 to The DarkSky」

東京レイヴンズ9 to The DarkSky (富士見ファンタジア文庫)
著者/訳者:あざの 耕平
出版社:富士見書房( 2013-03-19 )
文庫 ( 443 ページ )
作者サイト:あざログ
作者twitter:あざの耕平 (k_aza) on Twitter
絵師サイト:—マッチョリ—
絵師twitter:すみ兵 (suminiku) on Twitter

まさかのメインヒロイン死亡という展開だった8巻のラストから続き、
絶望の帳が落ちるオープニングから始まった第一部のクライマックス!
最も親しい人を失った春虎たちの絶望と困惑と焦燥が痛いくらいに伝わってきて、
読み進めれば読み進むほどに胸をかきむしりたくなる面白さがここにはあります。

今回は第一部で一番の見せ場という事で多くの登場人物に見せ場があります。
蘆屋道満と当代最強の陰陽師にして不動明王の化身とも言われる宮地の対決、
夜叉丸こと大連寺至道の深遠にして傲岸不遜な手腕に、
京子の「星読み」としての覚醒、そして全員を出し抜いた天馬の活躍と、
誰一人取ってもそれぞれの能力に見合った最高の舞台が用意されていて、
ぐいぐいと物語の中に引き込まれていきます。

そして今回一番の見せ場を持っていき、中心となった人物は飛車丸ですね!
今まで封印されてきたのが解呪されて、
本当の姿を取り戻して活躍する展開は少年漫画みたいで盛り上がりましたよ!
飛車丸が覚醒した姿はもとより、今まで見せてきた忠義の美しさが心を打ちますね!
というか絶世美女が旧日本軍の軍服っぽい格好とか最高にマニアックだなぁ…
つまりは夜光はとてもマニアックだったということなのだろうか…(笑

敵側にいる倉橋長官を含めた大友先生や木暮といった大人たちは元からそうですが、
今まで塾生だった春虎や天馬たちも雛鳥から一歩成長することでそれぞれに信念を持ち、
それでもって生き方を選んでいるのが感じられましたね。
それに比べるとどうしても鏡は三下っぽく感じられるんだよなぁ…
能力だけが高くても、信念が感じられないとやはり下郎と誹られても当然な気がします。

これで第一部完とのことですが現時点でこれだけ面白いのに、
果たして第二部ではどこまで面白くなるのか期待に打ち震えてしまいますね。
あざの耕平さんはやはり長編シリーズでこそその真価が発揮されるので、
ちょっと巻数が多いけど、それに臆することなく読んで欲しい作家さんです。

うーん、しかし今から次の10巻が楽しみでならない…!

:: 2013/3/17 日曜日::

■[ラノベ]今、決断の時「織田信奈の野望」10巻

【Amazon.co.jp限定小冊子付き】織田信奈の野望 10 (GA文庫)
著者/訳者:春日 みかげ
出版社:ソフトバンククリエイティブ( 2013-03-16 )
文庫 ( 336 ページ )

「だから、その……こ、今夜……良晴の赤ちゃんを……」
「の、信奈」
「……はらませてほしいの」

「……はらませてほしいの」! 「……はらませてほしいの」入りました!!!

初っ端らからロリ4人衆の紺白スク水&褌&全裸のロリハーレム温泉という、
特定の層を狙い撃ちなあざとさを見せてくれた久々の「織田信奈の野望」本編でしたが、
やはり信奈が真のヒロインですよね!
と確信できるベッドinもといイベントが遂に! しかも新築の安土城天守閣で! なう!

…などとは早々許してくれないのが裏切り下克上が当然の戦国時代でありまして、
毛利に身を寄せた足利将軍の乱発した手紙とけんにょを追い出して教祖となったきょうにょの思惑が複雑に絡み合い、
信奈も近衛をやり込めることが出来るも間に合わず、孫一と世界初の砲撃戦を繰り広げることに…
うーん、やはり先に天下布武をしないと結ばれる運命にはならないのかー…

しかしやっと官兵衛ちゃんの机上の空論で空回りが一段落したと思ったら、
今度は信奈の義妹となった蒲生氏郷の理想論で信奈が絶対絶命のピンチですか!
というか、良晴が未来からやってきた原因が壮大すぎてヤバイ。
拠って立つ所が崩れ、惑っちゃう一益ちゃんの可愛さもヤバイ。
そもそもこんな所で終わって次巻に持ち越しとか読者もヤバイ。

まぁ、割りとファンタジー要素が入っているのは前から覚悟していましたが、
まさかここまでスケールをでっかく来るとはなぁ…
それでいてちゃんと神権と王権を分離しようとしたりと歴史を踏まえてるのが凄いバランスですよね。
そこがこの「織田信奈の野望」という作品の面白さだとは思うんですけどね!

それはそうと良晴のモテっぷりがもう凄いですな。
半兵衛ちゃんも心機一転で良晴の子を産む気満々だし、犬千代も妊娠する気満々だし、
信奈は「……はらませてほしいの」と言わずもがなだし!
しかし十兵衛ちゃんは目の前であそこまでやられちゃって心は大丈夫なんでしょうか。
これが本能寺フラグだとしたら本当にやるせないですよ。
ここはやはり良晴が責任を取って秀吉みたいにハーレムを築くべきだと思うんだよね!

まぁ、何にしても次巻もお早めにお願いします。
こんな所で止めるのは後生やで…

:: 2013/3/14 木曜日::

■[ラノベ]末永くお幸せに「選ばれすぎしもの!」3巻

選ばれすぎしもの! 3 (電撃文庫)
著者/訳者:峰守ひろかず
出版社:アスキー・メディアワークス( 2013-03-09 )
文庫 ( 344 ページ )
作者twitter:峰守ひろかず (Minemori_H)さんはTwitterを使っています
絵師サイト:INFINITY DRIVE
絵師twitter:きょのひと (shin_kyogoku)さんはTwitterを使っています

「選ばれすぎしもの!」は残念ながらこの3巻で完結です。
1巻で1ヒロイン増加するとしても凄いな! とか思ってたんですけどねー…
まぁ、この3巻でもまた別の世界からゲストが来てたんですけど、
ビジュアルがまんま等身大の昆虫ですから、イラストもないという…(笑

今回で完結とはいえ、色々とサービスシーンは盛り込まれており、
みんなで海に行った上に、キトラの精霊力で夢遊病+発情期に入ったヒロインたちから、
あの手この手で迫られ攻められるという展開は良いモノでありました。
また、ロリキャラのアーニーが不思議パワーでナイスバディの大人に成長して、
全ヒロイン中で一番のおっぱい力を発揮する展開もグッジョブでしたね!

とはいえ、主人公の護はフラウディア一筋で相思相愛なので、
マヤの横恋慕も報われないのはちょっと切なかったかな。
作者もあとがきで言ってましたが、基本的にハーレムモノではなく、
相思相愛カップルと周囲の女の子たち、という構図だったのが、
最近流行のご都合主義万歳な風潮に合わなかったかなぁ、とも思います。

とはいえ、相変わらずよく出来ていると思うんですよね、ホント。
話の構成もそうですけど、着眼点とかも鋭い所を突いてきてるし。
昆虫型の知的生物に「接触と呼吸と発声を同じ器官で兼ねるコンセプトが分からない」
と言われて膝を打つ感じだとか特に。
世界観の設定とかも綺麗に辻褄が合いますしね。
それだけに3巻で終わるのはちょっと残念だな、と。

どうやら作者の峰守ひろかずさんはメディアワークス文庫から来月新刊が出るっぽいので、
そこら辺の実力はそちらで発揮されるのかなぁ、と思います。

あと、全くの余談ですけど作者近影で映っていた一番勇者の武器っぽいアイテムって、
どう見ても完全変形ダイ・ソードです、本当にありがとうございました。(笑

勇美の設定で「クロノアイズ グランサー」を連想したのは間違ってなかったですよ…
長谷川裕一作品好きとか、そりゃ私と趣味が合うわけだよなぁ…(笑

:: 2013/3/11 月曜日::

■[ラノベ]黒と金の美姫「魔法科高校の劣等生 9 来訪者編 上」

魔法科高校の劣等生(9) 来訪者編< 上> (電撃文庫)
著者/訳者:佐島勤
出版社:アスキー・メディアワークス( 2013-03-09 )
文庫 ( 328 ページ )

「灼熱のハロウィン」を受けて世界中の関心が集まる中、
達也たちの周りにも騒動の火種がチラホラと見えてくる来訪者編が開始!
後書きによると上中下の三部構成みたいですが、
Web版のボリュームを考えると、この来訪者編で1年生の部が終わりになるでしょう。
そしてそれはイコールWeb版のストックがほぼなくなるということです。
まぁ、他にも幾つか短編が残っているので2年生編が出る前に短編があるかもしれませんが。

この「来訪者」というのは幾つかの意味があって、
まず第一の意味は表紙になっている通り金髪碧眼のUSNAからの交換留学生、
アンジェリーナ=クドウ=シールズのことです。
その正体はUSNAが要する戦略級魔法師にして魔法師部隊「スターズ」総隊長、
アンジー・シリウス少佐その人。
「灼熱のハロウィン」を起こした質量をエネルギーに変換する魔法の実行犯を探るため、
容疑者と同じ年代だからと大物が抜擢されたんだけど、
リーナは頭は良いし深雪さん並みの魔法力を持つけどちょっと抜けてる所もあって…

しかしリーナは過酷な実戦部隊に所属しているとは思えない可愛さですね!
まぁ、それほど長期間の経験がある訳でもないっぽいので当然かもしれませんが。
でも曲がりなりにも軍属なせいか浮き世離れしていて、
そこに生真面目さが変な方向に作用してあんな奇抜なファッションをすることになるとは…
リーナというキャラクターはこのイベントが全てを物語っている気がします。(笑

また、深雪さんは今まで同年代の中でも圧倒的な美貌と実力を持っていて、
九校戦でもミラージ・バットという限定条件下で互角な人がいたくらいでしたけど、
リーナはUSNA随一の魔法師だけあって深雪さんとは美貌と魔法力がほぼ拮抗する実力者なんですよね。
そんなリーナと深雪さんが並ぶと絢爛華麗な美貌の華が咲く絵になりますし、
二人が全力で戦えば絢爛豪華な魔法の火花が飛び散るバトル展開になるのですよ。
うーん、凄い。

そしてもう一つの「来訪者」の意味である招かれざる客たる「吸血鬼」
多くの犠牲者が出た上にレオも入院させられる程にダメージを受けて、
達也も無関係とは言えなくなり「吸血鬼」を巡って各種勢力が入り乱れることに。
この「吸血鬼」の正体は読者的に薄々分かっていると思いますけど、
そこら辺はまた次回に。
しかしこの「吸血鬼」がまさかあんなことになるとはねぇ…

それにしても達也は入学してからイベントが目白押しですね!
何か呪われてるんじゃないかと思うくらいですけど、
少なくとも今回の騒動の原因は「灼熱のハロウィン」にあるわけで、
巨視的に見ると自業自得とも言えなくはない気がします。

それとWeb版との変更点ですが…

・リーナの服装描写追加
・リーナの同僚にシルヴィアが追加
・ミアのポジションの一部をシルヴィアに変更
・吸血鬼たちの独白追加
・スターズとレオの戦闘描写追加
・幹比古のCAD説明追加

大まかにいうとこんな感じでしょうか。
より説明が分かりやすい変更が多かった印象です。
それとリーナの勘違いファッションでリーナの萌え度がアップしているのも見逃せません。
その場面に石田可奈さんのイラストがあるのは「分かってるなぁ」と。(笑
これは今後もリーナを萌え化させる変更点があるかもしれませんね!
まぁ、多分中編はほのかが最萌えな気もしますが…

中編は6月刊行と3ヶ月先なので気長に待ちたい所であります。

:: 2013/2/27 水曜日::

■[ラノベ]そして戦場へ…「フルメタル・パニック! アナザー」5巻

フルメタル・パニック! アナザー5 (角川ファンタジア文庫)
著者/訳者:大黒 尚人
出版社:富士見書房( 2013-02-20 )
文庫 ( 303 ページ )
原作者サイト:GATOH.COM blog style
原作者twitter:賀東招二 (gatosyoji) on Twitter
絵師サイト:風の色
絵師twitter:四季童子 (shikidoji) は Twitter を利用しています

マオが狙われたテロ行為はまだ前哨戦に過ぎなかった。
辣腕を奮っていたワンマン社長が不在になったD.O.M.S.を相手に、
企業買収を仕掛けてきた黒幕たち。
新社長に就任したのはまさかの宿敵で…

5巻になって遂に日本の日常生活を去る決意をして鉄火場に身をおくことになった達哉だけど、
相変わらず躓いてばかりなので、もうちょっとしっかりとして欲しい所。
対して呑んだくれだったクルツは愛妻が瀕死に陥った事で、
狙撃手としての本領を発揮してゴルゴ13的な復讐をアングラで行うことになってて、
面目躍如といった活躍を見せてくれました。

今回はヒロイン的には楓さんは完全にハブられた形で、
リーナがメインに据えられたように見せかけて菊乃さん大活躍でしたね。(笑
カラーピンナップの格好がやたらエロかったり、
達哉の唇を奪ったりとビッチ処女っぷりが大変よろしかったです。

アラスカでのレイヴン奪還作戦とGEの秘密兵器の開発と、
中々にきな臭い感じが漂っていますが、今後どうなることやら…
取り敢えずTTことテレサ・テスタロッサさんがそろそろ出てきそうなフラグが見えたので、
6巻に期待したい所ではありますが、果たしてどうなるのでしょうね。

■[ラノベ]基本装備は水色ストライプ「甘城ブリリアントパーク」1巻

甘城ブリリアントパーク1 (角川ファンタジア文庫)
著者/訳者:賀東 招二
出版社:富士見書房( 2013-02-20 )
文庫 ( 324 ページ )
作者サイト:GATOH.COM blog style
作者twitter:賀東招二 (gatosyoji)さんはTwitterを使っています
絵師サイト:Digital Underground–WebPage
絵師twitter:なかじまゆか (yuka_nakajima)さんはTwitterを使っています

フルメタの賀東招二さんの完全新作ということで、また油と硝煙の匂いがする作品かと思いきや、
イラストレーターになかじまゆかさんを迎えてのベクトルが右斜め四十五度に向かった、
夢と希望のテーマパークと魔法の国という世俗とファンタジーにまみれた物語でありました。
ふんもっふ。

義理と人情とマスケット銃に脅されて寂れたテーマパークの集客人数を、
たった二週間で動員数10万人を突破させないといけなくなった可児江西也。
魔法の国のエネルギー源にもなっていて、キャストの多くは本当に中の人がいないんだけど、
中の人たちは仕事の後に焼き鳥屋で一杯やりながら下ネタな話をするのが日課という、
夢も希望もあったもんじゃない体たらくで…

…何というか、賀東招二さんの底意地の悪さが滲み出ながら、
筆力が高いので読まされる上にちゃんと面白いから妙な読後感になっています。
また、なかじまゆかさんのイラストがまたエロい上に可愛いので、
そこでも満足度が高いんですよね。

ただ、フルメタのノリを期待していた読者はかなり肩透かしを食らっただろうなぁ…
とは思ってしまいます。
いや、面白いんですよ! 仕込みもあるから次回以降のネタもあるし!
ただ、キャラの美味しいトコ(萌え要素)が未消化のまま終わったので、
多分読者に受けるとすれば次回以降かなぁ、とも思います。
2巻ではより武碑りたい所存であります。

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