僕の心のヤバイやつ (10) 特装版 4月8日発売!
夏! 海! 青春!
:: 2016/12/24 土曜日::

■[ラノベ]人造の悪意「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 外伝 ソード・オラトリア」7巻 小冊子付き限定版

本編でベルくんがアマゾネスたちに貞操を狙われていた頃、
ロキ・ファミリアは敵のアジト調査の目星を「ダイダロス通り」に絞っていた。
しかしイヴィルスもただ黙ってやられるのを待つ訳はなく、
執拗な罠を仕掛けてきて…

ロキ・ファミリアは何だかんだで都市最大の派閥であり、
何よりLv.6冒険者を多数抱えているから大丈夫だと思ってたんですが…
まさかここまで苦戦、というか敗走を強いられるとは…
リーネちゃん… 可愛い子だったのに…

しかしイヴィルスの狂信的な理由だけど、これには納得というか…
来世を約束された信者ってはどこの世界でも怖いよなぁ…
そもそもイヴィルスの残党が恩恵を授かっていたことから、
主神の誰かが生き残っているのは分かっていましたが、
よりによってその神かー、と。
ある意味一本筋が通ってるところは超常の神らしさはありましたね。

それにしてもラウルくんの奇策は中々痛快でしたね。
敵にやられて一番嫌なことを自分たちがやり返すとか、意外と良い性格してますね。(笑
敵の首魁のトドメを刺しきれなかったのは残念だし、
被害を考えると忸怩たるモノがありますが…

それと小冊子の方ですが、矢樹貴さんってばノリノリすぎる。(笑
個人的にはリヴェリアの衣装も見てみたかったかな!
そして書き下ろしの短編ですが、
これはあとがきからするとボツになった案の一つなのかも。
ラブコメ好きとしてはこれはこれでアリだと思いますが、
最後の牛さんとの決戦もまたアリだと思うので結果オーライじゃないかな、と思いました。

:: 2016/12/22 木曜日::

■[ラノベ]マインの常識と貴族の常識「本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第三部「領主の養女II」」

フェルディナンドの演奏会が無事に開催され資金を集めることができたローゼマイン。
プロマイドの販売はバレて禁止されたけど冬支度は万全にできそうで心配ないけど、
小神殿を立てて孤児を引き取ったハッセの扱いで貴族の常識に苦悩することになり…

常識の違いに苦しむマインが可哀想で可哀想で…
でも、そんなマインをルッツがいつも通りに助けてくれるの嬉しかったですね。
色々と成長しているとはいえ、まだまだマインにはルッツが必要なんだなぁ。

そんなしっかりしているルッツを知っているだけに、
怠惰で無知で我が儘なヴィルフリートはどうしても厳しい目で見ちゃいますよね。
でもこの年頃の男の子はこんなもんだと思うので、
仕方ないのかも…
でも正直、マインの思惑通りに性根を叩き直せてスッキリしました。(笑

それと何と言っても心を揺さぶられたのは僅かだけの本当の家族の触れ合いですね。
契約魔術で家族として触れ合うことができない中、
それでも精一杯愛を伝えあっている姿には何度も泣きそうになりました。
しかもエーファ母さんとの触れ合いの時にも、
ギュンター父さんとの触れ合いの時にも椎名優さんが良いイラストを描いてくれてるから、
更に涙腺を刺激されて本当にヤバかったですね!
どちらのマインの表情も素敵すぎて素敵すぎて…!
情感が詰まりに詰まったマインの瞳が最高でした!

さて、次回はハッセの始末です。
マインにとっては苦い経験になるでしょうけど、
何とか乗り切って欲しいですね。

:: 2016/12/20 火曜日::

■[ラノベ]平成DOSEI物語「ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?」Lv.12

2年生になって初の長期休みのゴールデンウィーク。
また合宿をするのかと思いきや家の用事や予備校でみんなの予定はバラバラで、
しかもアコは両親の旅行に付いて行かずに留守番予定!
自堕落になること間違い無しなアコを監視するためにルシアンも泊まり込むことになり…

相思相愛な男女が一つ屋根の下なのに何故エロいことが起こらないのか…!
これが快楽○ビーストならアコママが用意したゴム3ダースとか全部使い切ってるぞ…!
まぁ… 電撃文庫だから仕方ないよね…
それに次々と邪魔、もとい友達がやってくるしね…

結構長い間一緒に過ごしているのに、二人で暮らし始めてわかる諸々のこととか、
とても同棲っぽくて初々しいですよね。
そこで喧嘩にならずにお互いの妥協点を探り合うあたりは、
ルシアンとアコの長年の付き合いを感じますが。
くそぅ、ホントこいつらさっさとヤることヤっちゃえよ…!
とか思っちゃうというか。(←僻み

それにしてもシューちゃんってば初恋もまだなのか…
これはルシアンとアコが本格的にくっついた後に自分の初恋を気付くフラグだな…!
そう考えると中々に美味しいと思わなくはない。
恋が実らない少女っていうのはそれはそれでいいものですしね!

あと、セッテさんの実力が垣間見れる12巻でしたね。
高校生で免状持ちとか実家が何かの家元か何かなのだろうか…
そして寝ぼけたルシアンにフラグを立てられるとか、
本当にアコのラスボスになる可能性がなきにしもあらずですね!

話題に出ていた修学旅行はまだ先だと思いますが楽しみですし、
それとは別に二回目の夏休みとかもどうなるのか興味津々であります。
次巻はまだかなー

:: 2016/12/18 日曜日::

■[ラノベ]魔王がモテないのはどう考えてもお前が悪い「勇者一行ぶらり旅」3巻

虎太郎たちが次にやってきたのは結婚の聖地で有名な南の島ブライダル!
幸せいっぱい新婚さんばかりの島々で恐れられる魔王の正体は未婚王オクタン!
神速の逃げ足を持つ三百年間喪女にして処女というタコの化け物を倒すため、
虎太郎たちはおとり捜査をすることになるんだけど…

喪女をこじらせすぎると魔王になるのか、魔王だから喪女をこじらせたのか…
そんな鶏と卵問題が頭をよぎりましたが、まぁ、結局は性格… かなぁ…
こうなってはおしまいだと思いつつも未婚の私は笑い飛ばせないでいます。
良いもん、一生独身でも漫画とラノベがあれば良いもん…

まぁ、それはそれとして今までで一番ラブコメでしたね。
まさか新ヒロインが出て来るとは思いませんでしたけど、
大精霊メルティアは名前とは裏腹にヤンデレ風味とかマニアックな…
それでもリアとの正妻戦争には勝てなかったよ…
とはいえ、その後の割り切りっぷりには笑いましたけどね。
現代日本だと難しいけど異世界だと問題ないよね!

基本的にコメディ作品なのでラブ要素は薄めでしたが、
それでもリアは可愛くて萌えましたね。
まぁ、それ以上にかなり笑わされましたけど。(笑
それと今回は南の島ということで必然的に水着イベントがありましたが…
うん… モニカさんはおっぱい大きいよね、ホント。
バブみもあるし、ヒロイン力は割りと高いと思うんだ…!

:: 2016/12/15 木曜日::

■[ラノベ]ダンまち好きにお勧め!「リワールド・フロンティア」1巻

リワールド・フロンティア
著者/訳者:国広仙戯
出版社:TOブックス( 2016-12-10 )

作者twitter:仙戯(@sengisengi)さん | Twitter
絵師twitter:東西(@poppin_phl95)さん | Twitter
Kindle版:リワールド・フロンティア

人類がSEALという新たな力を得て進化した遥かな遠未来…
終末戦争を経てもなお残る遺跡から情報具現化コンポーネントを回収することを生業とする、
エクスプローラー(探検者)が活躍する世界。
エクスプローラーはパーティー行動がメインの中で、
支援術式という不遇な術をメインとして扱うラグディスハルトは常にぼっちだった。
その日もいつものように幾つものパーティーに応募するも全て断られ、
今日もソロ活動かと諦めかけていた時、一人の少女と出会う。
これは史上最大の術力を持つ元現人神の少女と、
史上最弱の術力ながら史上最多の術式制御力を持つ少年のボーイ・ミーツ・ガール。

いやー、この作品の書籍化をどれだけ待ったことか!
Arcadiaで連載していた頃から好きでずっと応援してたんですが、
かなりの紆余曲折を経てTOブックスからついに書籍化です!
いやはやめでたい!

この作品の何が好きかって、まずはストーリーでしょうかね。
ボーイ・ミーツ・ガールという王道的なところも好きだし、
Arcadiaの色が濃いダンジョン探索モノなところも好きだけど、
やっぱり一番は主人公が挫けてもそこから立ち上がって成長するところかな!
女の子のピンチに駆けつけて身体を張って、身体の限界を越えてでも守るとか、
あまりにもシンプルなんだけど、だからこそ良いんですよね。
こう、少年漫画の王道的要素が入ってるのがツボなんですよねー

そしてそれを魅せるキャラクターもまた良いんだ。
パンチラならぬフンチラ(褌チラ)を見せるヒロインのハヌや、
高潔だけど苛烈な女騎士の剣嬢ヴィリーも良いけど、
やっぱり主人公のラトが一番魅力的かな!
格好悪いところもあるけど、格好良いんだ!
こう、応援したくなるし、期待したくなるんですよね!
それと、悪役のダインがとても憎まれ役をしてくれるのも重要な要素ですね。
読んでてかなりムカつくんだけど、
それだけ感情を揺さぶられる面白さがあるという証拠だと思うんですよ。
ちゃんと報復が待っているというのも溜飲が下がりますしね。

あと、設定も上手いですよね。
史上最弱だからこそ扱いがピーキーな支援術式を低コストで使え、
それを同時並行で行えるという稀有な才能があるから使いこなせるという妙。
3分間だけ1024倍の強さを発揮できる剣士とか面白いじゃないですか。
でも今までぼっちが続いた状況のせいで自信がないから、
色々と躓いたり失敗したりするというのも上手いなぁ、と。
そう思うわけですよ。

この作品を読んだ人は恐らくダンまちを連想すると思います。
でもまぁ、連載していた場所がダンジョン探索が好まれるArcadiaだし、
作者の年代的にSAO(Web版)に影響受けてるだろうし当然だと思います。

唯一の難点が作者の仙戯の意向でWeb連載版が削除されてることですね。
試し読みもWeb上ではできないので本屋で確認して貰うしかないんですが、
ダンまちが好きな人なら合うと思うので是非読んで欲しいです。
超面白いよ!

:: 2016/12/13 火曜日::

■[ラノベ]想いの残響「アクセル・ワールド 21 -雪の妖精-」

アクセル・ワールド21 -雪の妖精- (電撃文庫)
著者/訳者:川原 礫
出版社:KADOKAWA( 2016-12-10 )

作者サイト:WORD GEAR
作者twitter:川原礫(@kunori)さん | Twitter
絵師サイト:天才卓球少女
絵師twitter:HIMA(@himapo)さん | Twitter
Kindle版まとめ買い:アクセル・ワールド

白のレギオンと加速研究会の関係を明らかにするために、
プロミネンスと電撃的に合併して領土戦に挑んだ新生ネガ・ネビュラス。
しかしそれを察知していた白の王は周到に準備をしていて罠を仕掛け、
全員を強制的に無制限フィールドに転移させた上で心意技での無限PK状態に陥らせる。
銀翼によってかろうじて無限PKから免れたクロウとベルだが、当然追っ手がかかって…

ゲームの中には高レベル同士の戦いだと持久戦ではなく、一瞬で勝負がつくことはありますが、
それにしてもこの目まぐるしい攻守の逆転劇は凄まじいものがありました。
というかブレイン・バーストは最大HPと防御力に対して攻撃力が高すぎるような気がするなぁ…
まぁ、心意技というチートのせいだとは思うんですが、それにしたってこのバランスはヒドい。(笑

しかし、予想はしていましたがやはり白の王は察知していたかー…
何重にも罠を張るところは流石と言えますが、それにしたって凄い…
それも加速世界という、時間はいくらでも掛けられる世界観だからこそでしょう。

結局白のレギオンの幾重にも張った罠を食い破ることが出来たのは、
危機を察知して駆けつけてきた黒雪姫たちの機転もそうですが、
トリリードという伏せていた強力なカードがあってこそなんですよね。
やはり情報ってのは大事だなぁ…

実際白のレギオン、というか白の王は情報の扱いが上手いんですよね。
若宮メグミという伏せたカードの使い方とかエグいというか…
テロ組織が十年以上も潜伏させた工作員を使うような手法に似ていて、
十代にしてその手腕は空恐ろしいものがあります。

白のレギオンもあれだけ結束力が高いだけに何かしら明確な目標があるのでしょうが、
人の気持ちを全く斟酌しない手段を選んでばかりだから、
こういった邪魔をされるのでしょう。
手段を選ばないのも体感で何十年も戦ってきて心が擦り切れた結果なのだとすると、
それはそれで悲しいものがありますよね。

試合に勝って勝負に負けた感があった今回の領土戦ですが、
まさか非力なあの子があんな鬼札を手に入れていたとは…
次巻は箸休め的な内容みたいですが、次のストーリー展開も楽しみですね。

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