■[漫画]危ない二人「エリスの聖杯」13巻
エリスの聖杯13巻
出版社:スクウェア・エニックス
原作者名:常磐くじら
作者名:桃山ひなせ
作者twitter:桃山ひなせさん(@mokibidango) / Twitter
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ダルキアン夫妻の不正の証拠を手に入れ、更迭することに成功したコニーたち。
暁の鶏の最大の後ろ盾を排除できたけれど、
ファリスの陰謀は止まっておらずユリシーズ王子も行方不明のまま…
そこでコニーたちはスカーレットの助言も有り、黒幕を推理していき…
自分では動かず、裏から使嗾するだけのクズっていうのは本当にヘイトが溜まりますよね。
だからこそざまぁ展開を期待しちゃうのですが、それはクライマックスまでお預けです。
今は正体が判明しただけで良しとしましょう。
問題は黒幕の魔の手がコニーにまで及ぼうとしていることですね。
スカーレットとランドルフという守護があるとはいえ、危険ですよ。
今回は危険な目に遭う人が多かったですね。
ルチアとレティシアという年少組まで危険に曝されてて、
ちょっと警護体制の甘さに呆れちゃいますね…
子供の行動は予測不可能とはいえ、デボラが脱走しているのに甘々すぎます。
そもそも犯罪者の貴族夫人が気軽に脱走できている時点で甘すぎますが、
官憲の中にまで暁の鶏が食い込んでいる現状を考えると、手引きがあったのでしょう。
ただ、脱走までしてやることが稚拙な逆恨みというあたりにデボラの浅はかさが出ていますし、
身勝手な行動を暁の鶏に咎められて報いを受けるのは自業自得だなぁ、と思いましたね。

悪役同士が潰し合った結果とはいえ、
これもまたざまぁの一つの形なのかな?
あの自尊心と虚栄心と嗜虐心ばかりが大きかったデボラが狼狽する姿を見ると、
ちょっとゾクゾクする快感がありますね!
そしてもう一組危険な目に遭うのがランドルフとコニーの二人です。
暁の鶏が有能なのか、国の官僚組織がボンクラすぎるのか、
急造の罠にハマって絶体絶命のピンチに陥るんですが…

そのお陰で二人の仲が縮まるんですからわからないものですね。
二人の距離を近付けたのは、犯罪組織である暁の鶏の唯一の善行かもしれない…w
それにしても数十メートル離れた距離をあの拳銃で一発で当てるとか、
ランドルフの腕前はシティーハンター並みですね。
アルスターはそんなことまで訓練させられるのでしょうか…
その厳しい訓練を国の機関にもちゃんと課していれば暁の鶏に侵食されなかっただろうになぁ…w
これから物語はついに大詰めを迎えます。
コニーはランドルフと心の距離が縮まって安心したのかもしれませんが、
これから大きな試練が待っていますからね。
心を強く、頑張ってほしいものです。






















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