■[漫画]宇宙食でカンパイ!「ブループランター」1巻
ブループランター1巻
出版社:小学館
作者名:笹乃さい
作者twitter:笹乃さいさん(@sasano_sai) / Twitter
連載サイト:第1話 宇宙農業科へようこそ / ブループランター – 笹乃さい | サンデーうぇぶり
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相楽青星はかつて宇宙に憧れたけど、生来の色弱によって諦めた過去を持つ30歳。
広田千留は宙野園芸高校宇宙農業科という特殊な学科に通う一年生。

歳が離れた二人は10年前まで親しくしていた仲なんだけど、
今は実習助手とその生徒という関係になって…
「味噌汁でカンパイ!」の笹乃さいの新作は宇宙農業を題材にした珍しい作品です。
宇宙をテーマにした作品は多いけれど、宇宙農業がテーマというのは初耳ですね。
宇宙空間での長期滞在においては無重力下や月面重力下、はては火星上での農業は不可欠です。
だからそれを学ぶことは理に適っているんですが…
珍しいのは間違いないですね。
土なんて重量物を宇宙に打ち上げるのはコストが掛かりすぎるので、
水耕栽培がメインになるのは理解できますね。
それに太陽光をそのまま使えるわけではないので、
LEDでの栽培というのも納得です。
前作から続いて「食」に絡んだ作品なので食事シーンが多めですが、
どれも美味しそうですね。
千留ちゃんはとても有能みたいで委員長をやってるんだけど、
コミュ力に関してはわりとポンコツみたいですね。
とはいえ一人だけとはいえ友達もできたみたいだし、
コミュ力はこれから鍛えていけば良いと思いますよ。
だって高校生なんだし、これからですよ!
青星は宇宙への憧れが強かっただけに、
色弱という自分ではどうしようもない特性で宇宙飛行士への扉が閉ざされてしまい、
ずっとふてくされて色々な職を転々としてきたのは…
仕方が無いことなのかもしれませんが、ツラいものですね。
私も高校時代に色弱の友人が居ました。
彼はぷよぷよが出来ないんですよね、色の判別ができないから。
最近だと「薬屋のひとりごと」でも色弱の皇帝の血筋が出てきたし、
昔よりも認知度は上がっていると思います。

私は3色覚なので擬似的にしか理解できませんが、
見える世界が違うというのは不便なことも多いでしょう。
だというのに2色覚の人類が淘汰されてないのには理由があるのですが…
そこら辺は2巻で説明されると思います。
しかし今回の二人も幼馴染みかー…
でも歳が一回り以上離れてるんだよね…
さすがにラブコメ要素はない… かな…?






















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