僕の心のヤバイやつ (10) 特装版 4月8日発売!
夏! 海! 青春!

:: 2008/10/26 日曜日::

■[漫画]イタリア観光ガイド付き「GUNSLINGER GIRL」10巻with Libretto!

GUNSLINGER GIRL 10 with Libretto! (電撃コミックス)
著者/訳者:相田裕
出版社:アスキー・メディアワークス( 2008-10-27 )
定価:¥ 840
コミック
ISBN-10 : 4048674323
ISBN-13 : 9784048674324
作者サイト:JEWEL BOX

折角だから俺はこの特装版を選ぶぜ!
という訳でオールカラーミニ絵本付きの特装版を買ってきました。
ガンスリに纏わるイタリアのガイドブック的な一冊で、
手軽で可愛く、それでいてディープに楽しむことができます。
装丁もしっかりしてて確かに絵本みたい。

しかし本編はそんなほのぼのとした雰囲気ではなく、
アンリエッタの死の波紋が一期生に広がっており、
また、トリエラも身体の不調を自覚しはじめてくる。
不器用なヒルシャーの生き方とトリエラの心。

一年ぶりのナポリで懐かしい面々と再会したトリエラが、
マリオ・ボッシからヒルシャーの過去を知り、
ヒルシャーが自分の思うことを真正面からトリエラに伝え、
そして最後にとったトリエラの行動はやはり愛情があってこそと思います。

トリエラ編の次はヘンリエッタ。
可愛らしいヘンリエッタとそれを見守るジョゼ。
徐々に記憶が失われる恐怖に怯えるヘンリエッタだけど、
そこに容赦なくジョゼが家族を失った事件の犯人に辿り着こうとしており、
これからも目が離せない展開です。

果たしてこの物語はどういった結末に向かうんだろう…

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 Comments (2)

2 Comments »

  1.  いやー! もう、私、マリオ・ボッシが初登場した頃合いからトリ×ヒル組に一目惚れしてしまいまして(っていうかこの兄妹を好きな人は、結構マジョリティだと思うんですが)、紆余曲折あって雨降って地固まる、目に見えない愛情を不審に思ったトリエラが遂に行動に出て、すれ違い、冷徹な過去に対面し、苦悩し、自分の存在が一人の善良な警官殉職者を出し、ヒルシャーを傷つけ、挙げ句、人生までも取り返しがつかないほど滅茶苦茶にしてしまった。それは確かに大人のエゴなのかもしれませんが、一方で最後の最後の土壇場に、ヒルシャーの「すまない」という言葉が自分の母がいまわの際にヒルシャーに託した言葉であるものと同様であると気付き、そしてヒルシャーもまたトリエラのために全てをなげうった。それは選択の余地がなかったからではなく、自らのエゴで彼女を巻き込んでしまった自分への自戒、そして、ラシェルから託された言葉がヒルシャーを導き、ヒルシャーはその心を、彼女が傷つくことを承知でトリエラに伝えた。その心が伝わったこそ、トリエラは自分の命が「託されたものである」事を初めて実感し、このとき真に彼女達二人は本当の「兄妹」になったのだと思います。誰しも死ぬために生きるのではなく、生きた結果、死ぬのであると。その刻まれた歴史こそが重要なのであって、死は一つの区切りでしかないのだと。事にトリエラはヒルシャーの愛を一身に受け、投薬も控えられ、真に愛を知る女性だと信じています、だからこそ最初こそすれ違っていた絆は此処で確固たるものになったのだと思います。
     クラエスは担当官からかけがえの無い遺産を受け継ぎ、トリエラは死に屈することなく生に希望を見いだした。アンジェリカも薬物依存症に苦しみながらも最期の最期までマルコーを救い続けました。アンジェリカは一期生としては客観的に見て不幸だったのかもしれませんが、決して彼女は不幸に屈することはなかった。彼女の生は彼女にとって幸福であったのだと、私は信じてなりません。その教訓はトリエラに、ヒルシャーに、クラエスに間違いなく受け継がれた事でしょう。私は、一期上級生は短命を強いられながらも間違いなく幸福の道を選んだと思います。私はそう信じています。
     ……福祉公社が五共和国派が瓦解すると同時に解散すると上層部はほのめかしていましたが、彼女達は存在そのものがブラックファクト。担当官も同時に恐らく義体の彼女達に用いられた技術が陳腐化するまで十年、または二十年も軟禁されるかもしれません。ですが、トリエラは幸い、子孫を残す一縷の希望が体内に残されています。もし、「復讐」が彼女の生のある内に終了し、福祉公社も解体されたなら、是非ともヒルシャーとトリエラにはヴァージンロードを歩んで欲しいものです。ロベルタへの浮気は許さんぞー!
     そして薬害が著しいヘンリエッタ、リコを復讐の道具としてしか扱っていないジャン、そしてクローチェ検事殺害事件の実行犯に近しい人物の拘束。復讐を第一目とするジャンとジョゼ、その一方でジョゼはヘンリエッタに自分の妹の影を重ね、非情にも時間は刻々と刻まれてゆきます。いよいよ一寸先は闇、敵の動きは勿論、味方の動きまで細心の注意を払わなければならない緊迫した状況が迫りつつあります。
     本当に、福祉公社のみんなはどうなってしまうのか、気が気でなりません! まさか、同人では五巻で終わったGUNSLINGER GIRLが此処までの物語の広がりを見せていただけるとは……。十年来の相田ファンとしても嬉しい限りです! 取り敢えず、ヒルシャーはトリエラの嫁(あの方は嫁属性です!)ということは絶対に譲れませんので一つ!
     ちなみに、私は特装板と通常版の二冊を買いました! トリエラのキスには泣いたですー! 買って連続で四回も読み返してしまいました! うおー、ベルかんどーッス! 今度は純なヒルシャーさんに自分からおねだりしてみましょうね、トリエラさん? ……いっそ、本気でRAITAさんの同人「クラエスの憂鬱」並のハッピーエンドになりませんかね?

    Comment by Mya — 2008/10/28 火曜日 @ 2:35:09

  2. >Myaさん
    長っ!
    溢れ出るガンスリ愛をどうもでした。
    トリエラ愛されてるなぁ。

    Comment by フラン — 2008/11/6 木曜日 @ 23:38:30

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