本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第五部「女神の化身Ⅻ」 12/9発売!
遂にシリーズ完結!

:: 2009/3/22 日曜日::

■[ラノベ]今日も嘘予告は気合い充分!「SH@PPLE」5巻

SH@PPLE―しゃっぷる―(5) (富士見ファンタジア文庫)
著者/訳者:竹岡 葉月
出版社:富士見書房( 2009-03-19 )
定価:¥ 609
文庫
ISBN-10 : 4829133872
ISBN-13 : 9784829133873
作者サイト:nezicaplant
絵師サイト:□■ なぎほん ■□

双子の男女が学校を入れ替わって生活するTSラノベのSH@PPLEですが、
今回は時系列的に1巻から4巻までの間の短編が収録されており、実質的に短編集です。
雪国と舞姫、それぞれの視点での短編が幾つか描かれており、
巻末にはヒロインの蜜がローズロワイヤルに加入するエピソードが入っています。

雪国サイドの短編で好きだったのは生徒会長肖像画を巡る美術部騒動かな。
伝統と実力を兼ね備えた部長と才能溢れるけど気が強すぎる後輩の二人による肖像画を描く権利闘争。
かつては仲睦まじかった二人を仲直りさせる為に一計を案じる雪国は、
舞姫とやり方は違うけど生徒会長として良い仕事してると思いますよ。
二人に水着を着用させたりしましたしね!(ぉ

舞姫サイドではSEC内部で行われた美少女決定戦のアホなトコが良いですね。
オチは大体読めてたんですけど、笑わずには居られませんでしたよ。
お嬢様学校純粋培養で育まれた「美少女」観と男から見た「美少女」観の断絶。
そしてそれら断絶を超える圧倒的美少女の存在!
こんな可愛い子が女の子のはずがない! を地で行く短編でしたね。(笑

長期連載に付きものの記憶喪失ネタ(実際は催眠術だけど)もあったし、
この作品も安定してきた感がありますね。
帯と折り返しとカラーページにエピローグと遊びまくった嘘あらすじが面白いので、
個人的にはこっち方面にも継続して力を入れていって欲しいです。(笑

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