■[漫画]時を越えて届く声「Dr.STONE」7巻
Dr.STONE7巻
出版社:集英社
原作者名:稲垣理一郎
原作者twitter:稲垣理一郎(リーチロー) (@reach_ina) | Twitter
作者名:Boichi
Kindle版:Dr.STONE (7)
Kindle版まとめ買い:Dr.STONE
DMM電子書籍:Dr.STONE (7)
クロムとカセキのコンビが作った水車によって動力を得た科学王国・石神村。
そこからケータイ作りに向けて連鎖的に次々と発明されドンドン生活が豊かになることで、
石神村の住人たちは科学の恩恵を身をもって実感することになるんだけど、
ケータイの作成には数々の難題が立ちふさがっていて…
竹炭フィラメントで真空管って出来るんだっけ?
と疑問だったんですが、やっぱり駄目だったんですね…
試行錯誤の連続は大変なんだけど、
千空の知識によってゴールが明確に見えている分、まだマシでしょうね。
とはいえ石器時代相当の技術水準で高融点金属なんて無理ゲーだろうと思ってましたが、
まさかバッテリー作成→クロムの洞窟探検→灰重石ゲット→日の出の紫外線で正体判明とか…
ドラマチックにもほどがあるでしょう…!
物語の構成がすこぶる巧すぎて読んでて興奮しまくりですよ。
採掘でのマグマの活躍もそうだけど、
それぞれが得意なことを分業することで問題を解決していくプロセスは、
これも一つの友情の形なのかな、と思います。
それと白夜パパが遺していたものが他にもまだあったとは驚きです。
まさか墓石にガラスで作ったレコードを入れておくとか、
全く予想ができませんでしたよ。
確かに宇宙飛行士くらいのエリートなら有り合わせの材料からレコードくらい作れるでしょう。
もっとも白夜も遺したレコードで息子があんなゲスい作戦を実行しようとするとは、
まったく予想ができなかったでしょうけどね!
それにしても今更ですが、ゲンって普通の漫画なら敵にいそうなキャラですよね。
大樹みたいなまっすぐな主人公を翻弄するライバル役になりそうなのに、
信頼して心強い仲間にするとここまで面白くなるんだなぁ。
ちょっと目からウロコです。
さて、次巻からは千空たちの反撃が始まりますよ。
科学で作ったモノを使っての快進撃は爽快感があるので、
次巻も楽しみですね。
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