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:: 2010/3/3 水曜日::

■[ラノベ]10冊目にして遂に男キャラが表紙に登場!「バカとテストと召喚獣 7.5」

バカとテストと召喚獣7.5 (ファミ通文庫)
著者/訳者:井上堅二
出版社:エンターブレイン( 2010-02-27 )
定価:¥ 588
Amazon価格:¥ 588
文庫 ( 252 ページ )
ISBN-10 : 4047263133
ISBN-13 : 9784047263130
作者サイト:始まりは謝罪から
絵師サイト:ハガブログ

女性キャラが一周して姫路さんになったので次は美波かと思いきや、
ついに作者と絵師と(一部)読者待望の男キャラが表紙に登場!
流石は女装が似合うアンケート第1位を獲得したアキちゃんですね!
顔の造形とか間違いなく明久なのに可愛いとか最高じゃないですか!
ちなみに秀吉はアンフェアなので除外するのが統一の見解です。

アニメ版バカテスが好評なのは嬉しいと言えば嬉しいのですが、
ガンダムSEEDだけ観た人が「ガンダムって面白いね!」と言ってるのを見たガノタ的葛藤に似たモノが…
せめて「逆襲のシャア」とか観て欲しい的なノリでせめてこの短編集を読んで欲しいというか。
でもこの巻の姫路さんはキャラが暴走しまくってるので初心者にお勧めするのは難しいかも。
でも姫路さんがまともなのって初期だけだからこれが正しいと言えるような気もします。(笑

純情可憐で才色兼備だけど料理だけが殺人的に下手な子だったはずの姫路さんが酔ってるとはいえ、
脱衣ダウトで「自分が最後の一枚になってもおりる気はない」という最高に漢らしい宣言をした上に、
明久に執拗に女装させようと迫ってきたりとか、姫路さんはっちゃけすぎだな、と。
闇鍋の回では明久や雄二の思惑を軽々と凌駕する殺人料理スキルを披露してくれたりと、
本当に恐ろしいヒロインに育ってきたと感心しまくりです。

召喚獣が本音を自動的に喋ってしまう回はハチャメチャで楽しかったですねー
こういう兎に角楽しい話は読んでてひたすら楽しいです。
これも主人公がバカだからできる面白さだと思います。

そして姫路さんの猛攻の影に隠れていた美波が最後にきて盛り返しましたよ。
まだ帰国してまもなく、誤解とすれ違いで孤独になっていた時に、
明久のバカで不器用だけど、底抜けに優しい所に触れてしまったら、
そりゃ惚れるのも仕方ないよなぁ、と感じ入ってしまいました。
次巻では姫路さんが寄せ寄せの展開になるみたいですが、
美波も是非とも明久争奪戦に遅れを取らないように奮闘して欲しいと思います。

あ、それと巻末のムッツリーニのメイド姿は良いご褒美でした。(笑

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