その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2016/5/22 日曜日::

■[ラノベ]Dの妄執「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」10巻 小冊子付き限定版

理知を備え、人語を解するモンスター「異端児」のウィーネと出会い、
情を育んだベルたちヘスティア・ファミリアだったが、
ウィーネは同じ「異端児」とダンジョン内の里を転々とする生活になり、
ベルたちとは別れることに。
別離したけれど再会することを願うベルたちだったが、
「異端児」を密猟するイケロス・ファミリアのディックスたちは、
最悪の方法でウィーネたちを手に入れようと策謀して…

9巻から続く下巻に相当する10巻がやっと発売です。
まぁ、ヤスダスズヒトさんは仕事が忙しいので仕方ないといえば仕方ないのですが。
それにしても400ページ超でもまだもっと読みたいと思わせられましたね。
半年以上待っていただけに渇望もより大きくなってしまったから当然かもしれませんが。

それにしてもベルくんも大変な選択の連続だなぁ…
ディックスの欲望の悪意の結果、
憧憬と約束の狭間で揺れ動くベルくんを見てると本当にハラハラさせられましたよ。
どれだけ頑張り悪名を被ろうとも手の平から希望が滑り落ちた時の絶望感が半端なかったですが、
賢者のお陰で一握りの希望が残ったのには安堵しました。

とはいえベルくんに待ち受けるこれからの苦難を考えると辛いモノがあるなぁ。
エイナさんという嘘をつかれてもベルくんという一人の少年を信じてくれる存在が、
ファミリア以外にもいるのは本当に得がたいモノですがそれでも辛いだろうなぁ。
ヘルメスには上手いことフォローして欲しいところです。

それにしても作者の大森藤ノさんは本当に牛が好きですね。(笑
ベルくんの因縁の相手だからというだけではなく、
ここで猛牛が猛威を振るうとは思いませんでしたよ。
彼の出番もまだあるみたいだし、そちらにも期待したいですね。

それと特典の小冊子の方ですが、フェルズさんによる観察日誌も面白かったけど、
九二枝さんによるリリの短編漫画も良かったですね!
本編での出番が減っていただけに良いリリ分の補給になりました。
ありがとうございます。

:: 2015/9/22 火曜日::

■[ラノベ]ダンジョンの秘密「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」9巻

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか9 (GA文庫)
著者/訳者:大森 藤ノ
出版社:SBクリエイティブ( 2015-09-12 )
絵師サイト:suzuhito.com
絵師twitter:ヤスダスズヒト(@suzupin)さん | Twitter

Kindle版:1巻
Kindle版:2巻

Kindle版:8巻
Kindle版:9巻

ダンジョン19階層「大樹の迷宮」
とあるクエスト中にベルがそこで出会ったのは、
人間からも怪物からも襲われる理性ある怪物・竜女(ヴィーヴル)だった。
傷付き迷える少女を見たら放っておけないベルは思わず助けてしまうが、
人語を解する怪物はとあるファミリアに狙われている上に、
ギルドの上層部も何か秘密を握っていて…

今回は上下巻構成ということになってますが上巻であるこの9巻の時点で300ページ超です。
この分だと上下巻と思わせておいて上中下巻構成になるのではなかろうか…
そんな雰囲気がありますね!
というかめっちゃそうなりそう。(笑

ベルくんがお人好しなのは今更ですが、
まさか怪物にまでそれが適用されるとはなぁ…
ある意味、ベルくんらしい純真さが出ていると思います。
だからこその葛藤を抱えて普通の怪物への攻撃に躊躇しちゃうのも、
ベルくんらしいといえばらしいですね。

新キャラであるウィーネですが、
純真無垢なところは保護欲をそそりますね。
だからこそ、彼女が傷付くところは居たたまれないし、
最後の別離には辛いモノがありました。
下巻では更に試練が待ち受けてそうなのが辛いというか怖いですね。

辛いといえばエイナさんも辛かったなぁ…
今まで何度も相談に乗ってきて、背中まで見せてもらっていたのに、
ウィーネのことを話して貰えないエイナさんとベルくんの間に溝が出来たのが辛い…!
下巻ではエイナさんにも救いがあって欲しいのですが…
うーん、どうなのかな…

エイナさんと言えば挿し絵がどうして妄撮みたいになってんでしょうか。
いや、まぁ、嬉しかったんですけどね! お色気要素があって!
身を切るような辛さを表現していたのか、
ただ単に他のヒロインたちがカラーピンナップで全裸になっていたから、
それに合わせただけなのか。
ダンジョンの謎よりも謎だ…

アイズの出番も殆どなかったけれど、
下巻では出番があることを願ってます。
ヒロイン同士のかつてない修羅場というのが、
ラブコメ的な意味なのか、文字通り血が飛び散るものなのか。
色々と心配であり、楽しみです。

:: 2015/6/20 土曜日::

■[ラノベ]神々のラブコメ「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」8巻

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか8 (GA文庫)
著者/訳者:大森 藤ノ
絵師サイト:suzuhito.com
絵師twitter:ヤスダスズヒト(@suzupin)さん | Twitter
Kindle版:1巻
Kindle版:2巻
Kindle版:3巻
Kindle版:4巻
Kindle版:5巻
Kindle版:6巻
Kindle版:7巻
Kindle版:8巻

ダンまち8巻は前巻の予告通り小休止的な日常編でしたが、
これはむしろラブコメ編と称しても過言でないのでは…!?
そんな風な、表紙に登場するキャラたちにスポットを当てた短編集的な色合いも見せた、
500ページを超える大ボリュームなものになっております。

ついに軍神アレスが治めるラキア王国が動く…!
進軍してきたラキア王国軍に対してオラリオがとった行動は…
一部ギルドで迎撃する以外は日常を謳歌するだけであった。
そんな日常編です。

命がタケミカヅチに対して惚の字といのは判りきっていたことですが、
タケミカヅチの天然ジゴロっぷりはベルくんを超えていて予想外でした。(笑
そりゃー、神会で他の男神たちにフルボッコにされるわけだわー
これは中々に手強いぞ-、命ちゃん…

そして同じく神に懸想するヴェルフですが、
まさかここまでヴェルフがヘファイストスに入れ込んでいたというのも驚きましたが、
それ以上にヘファイストスがあんなにデレを見せてくれるとは驚きましたね!
今回はラキアに色々と迷惑をかけられたヴェルフですが、
それと充分釣り合いが取れるくらいに良いラブコメできたんじゃないでしょうか。
しかし、鍛冶だけでなくラブコメでまで燃え上がるとか、
ヴェルフ… 本当に情熱の人だなぁ…

そして人々のラブコメだけど、これもまた凄く良かった…!
ベルがスキルに昇華するほどに想う人を知って心が揺れるリリが可愛かった!
また、フィンの言葉によって自分の気持ちに向き合って初心を取り戻す場面も良かった!
そしれそれ以上にベルが自分の為に格上の相手に勝負を挑むとか、
乙女冥利に尽きる展開に真っ赤になっちゃうリリが最高でしたね!

でも個人的にそんなリリを超えたのがエイナさんでした!
誰にでも優しいからこそ、勘違いされて惚れられるとか、
現代日本でもよくあるパターンだけに物語に没入するといいましょうか!
それに何より、ベルくんに対して異性としての感情はないと思考しながら、
「自分の好みはあくまで、そう、ベルみたいな男性なのだ。」
という以前と同じ結論に達する所とかニヤニヤが止まらないですね!
窮地に陥ったらベルくんが駆けつけてくれるとかマジでお姫様みたいな立ち位置だし、
何よりストーカー×2に対してのベルくんと付き合ってます宣言とか、
もうね! もう…! もう…!!! 最高で最高で…!

また、シルさんの秘密に迫ったと思ったらまた増えた謎だとか、
神々と人との恋愛についてのエピソードとか考えさせられる面白さとか、
日常編だからこそ、いつものダンジョンと冒険とは違った魅力に満ちあふれていました。
あとがきで作者の大森さんはラブコメの奥深さに打ちのめされていたようですが、
根っからのラブコメ好きとしては「最高に面白かったです!」と言いたいですね!
滅茶苦茶ラブコメしてましたよ!

また新たなトラブルの元が生まれたみたいですし、
次回からはまたダンジョンと冒険の日々になりそうですが、
またラブコメな一面を見せてくれると嬉しいですね。

:: 2015/4/15 水曜日::

■[ラノベ]美の女神たちの狂騒「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」7巻

TVアニメ化絶賛放映中!

”ヘスティアの紐”という、全く予想していなかった方向からブレイク中の「ダンまち」ですが、
アニメはOPから考えると原作5巻までやると思われますね。
確かに区切りが良い所なので物語的に問題ないとは思いますが、
それ以降も面白いので読んで欲しいですね!
この7巻も大ボリュームですし!
というかあとがきで担当編集さんが言ってたように「劇場版」みたいでしたね。
まさか500ページ近くあるとは思わなかったんだぜ…

アポロン・ファミリアからふっかけられた『戦争遊戯』も跳ね返し、
団員希望も大勢集まりこれからだと意気込んでいたヘスティア・ファミリアだったけど、
ふとした拍子に「ヘスティア・ナイフ」製作時の莫大な借金が暴露され団員希望者がまさかの0に!?
しかも時を同じくして命の幼馴染み・春姫がオラリオの「夜の街」に居ることが判り、
美の神イシュタルが治める娼館街に迷い込んだベルはアマゾネスたちから貞操を狙われて…

薄くてエロい本のネタが大量に供給されたな。
まず二章まで読んだ私の感想がまずそれでした。(笑
しかし三章以降はどんどん真面目な話になっていき笑うどころではなくなって、
娼婦に落とされた春姫を相手にも英雄を貫けるかという、
ベルくんの心の試練にはハラハラしましたね。
そしてヒキガエルなLv.5アマゾネスのフリュネに貞操を狙われた時は、
別の意味でハラハラしっぱなしでしたよ。
ある意味あれはミノタウロスよりも別次元で怖かった。

それにしてもベルくんは本当にモテモテだなぁ。
というかフレイヤがギルドからの罰則を気にしない程にベルくんに執心していたとは…
そんなベルくんだけど【憧憬一途】の副次効果にそんなものがあったとは…!
神々をも超越した恋心とかどんだけー(笑
でもある意味ベルくんらしくて妙に納得したと言いましょうか。
まぁ、今回はその憧憬の相手であるアイズは全く出てこないんですけどね!
それでもこれだけの力を発揮出来るとかある意味凄いのかも。

それはそうとベルくんが娼館に行ったと知った時のエイナさんの反応がやたら可愛かったです。
ある意味正統派ヒロインとしての風格が一番出ていると言えましょう。
まぁ、この7巻で一番メインヒロインの役どころだったのは春姫でしょうけどね!
これはヘスティア様もまたライバルが増えて大変だなぁ。(笑

さて、次の8巻はアニメ放映中ということもあって早くも6月に発売!
来月も外伝4巻が出るので実質3ヶ月連続刊行ですね。
ただでさえ反則なベルくんのスキルに、春姫の魔法が加わってどうなるのかも見物ですが、
次回はどうやらまったり日常編っぽいので癒されたいと思います。
まぁ、ここ5,6,7巻と怒濤の展開ばかりでしたからねぇ。
たまには箸休めがあっても良いかも。(笑

:: 2014/11/15 土曜日::

■[ラノベ]友のため「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」6巻 小冊子付き限定版

祝! TVアニメ化決定!

Web版からのファンとしては嬉しい限りですよ!
3巻ラストのミノタウロス戦をWeb版で読んだ時に「この作品はきっとアニメ化する…!」
と思った私は正しかった…!
第一部完が3巻なので、1クールで丁度良いと思うし期待したいです。

前回、安全地帯での階層主の撃破という偉業を成し遂げたベルたちだけど、
目立ちすぎた為に神アポロンにベルが見初められて執拗に狙われることに。
居酒屋での因縁から始まり、ホームへの襲撃から遂には神の代理戦争『戦争遊戯』へ。
ただ、眷属同士の戦いの『戦争遊戯』はそのファミリアの規模がモノがいうのに、
アポロン・ファミリアが100人以上に対してヘスティア・ファミリアはベル一人。
しかしベルには窮地を助けてくれる仲間たちが居て…

いやー、良いですね! 仲間が集ってくる感じ!
ベルが今まで培ってきた絆が形となって紡がれていく所が面白いし、
少数精鋭の仲間たちが自分たちの能力を使いこなして、
ベルを敵大将のヒュアキントスに送り届ける展開が熱い!

そしてベルとヒュアキントスとの戦いもまた熱いんだよなぁ。
序盤と中盤でベルくんが敗北感を刻まれて、そこから立ち上がるという展開も良いし、
それからもう一度アイズに師事して実力を上げ、教えを活かして立ち向かう展開も面白い!
この熱い少年漫画的展開こそダンまちだよなぁ。
それでいてアイズとのダンスシーンとか良い雰囲気で萌え分もしっかりあるのが心憎いですね!

何はともあれこれでヘスティア・ファミリアも一気に勇躍することになったし、
ベルたちの冒険もまだまだ始まったばかりですね!
今回、ヘルメスによって『三大冒険者依頼』というものも提示されたことだし、
これからもまだまだ盛り上がっていきそうで楽しみです。
アニメ化を機にファンが増えると良いなぁ。

:: 2014/5/17 土曜日::

■[ラノベ]進撃のゴライアス「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」5巻

我々は二年以上待った…!

ダンまちがまだWEB小説だった頃、書籍化が決まって連載が止まった箇所がこの5巻の一章部分。
つまり、「大爆炎」で止まって二年以上放置されていた訳ですよ!
これはもうレイニー止めじゃなく、大爆炎止めという言葉が出来てもおかしくないな!

さて、そんな待望の5巻だった訳ですが…
長い間待たされたということをさっ引いても面白かったなぁ…!
Lv.2になり、更にヴェルフという新たな仲間を得て意気揚々と中層に至ったベルたちだけど、
遠距離攻撃をしてきて、群体としての攻撃をしてくるようになったモンスターを相手に、
一進一退のギリギリの戦いをしていたら他所のパーティーにモンスターの群れを押しつけられ、
更にダンジョンの執拗な悪意によって仲間は傷付き、装備を失い上層に戻ることも難しくなり…

序盤の絶望的な展開には嫌な汗が出まくりでしたね!
初めての中層ということで多少は楽しみもあったはずなんだけど、
そんな余裕はあっという間に無くなり、全滅直前の決死行になるだなんて…!

それでも、そういった危機的状況でも冷静な意見を出せるリリ。
ヴェルフが持つ対魔力魔法。
ナァーザから貰った回復薬。
エイナさんから必ず装備するように言われた精霊の護布。
ベルの絶対に仲間を見捨てない想いと【英雄願望】というとっておきの切り札。
どれか一つでも欠けたら全滅していたギリッギリの綱渡りは最高に盛り上がりました!

それに比べて中盤の展開は一気に弛緩したものになって驚きました!
心配でたまらず助けに来たヘスティアたちも交えて和やかな展開になるだけではなく、
まさか男神ヘルメスのいたずらで水浴びの覗きイベントが発生するとは…!
それにしても憧れのアイズだけでなく、エルフのリューさんの裸まで見ることが出来るなんて…
これがベルくんの発展アビリティ【幸運】の恩恵というものなのか…!(笑

それにしてもまさかここでリューさんの過去を知ることになるとは思わなかったなぁ。
事情があるのは知っていたし、酒場のウエイトレスにしては強すぎたけど、
まさかあんな壮絶な過去があったとはなぁ…
そんなリューさんに気を許されるベルくんの人誑しスキルは半端ないな!
ちなみにWEB版だとベルくんの師匠はアイズではなくリューさんだったので、
それを知っているとより感慨深いです。

そんな緩んだ空気だった中盤に比べて、一気に緊迫した終盤の展開も凄かった!
ヘルメスやヘスティア、神々の言葉から裏付けられたけどダンジョンの意思。
その憎悪による安全地帯であった第18層ではあり得ないはずの【階層主】ゴライアスの出現。
Lv.4のリューさんでさえ足止めしか出来ないダンジョンの中ボスとも言える巨人を相手に、
絶望的な戦いを繰り広げる冒険者たちの混成軍の中にあって、
仲間たちが切り拓き、希望を一身に背負って駆け抜けるベルくんはマジ格好良かったですよ!

本当に5巻も最高に面白かった!
ベルくんの育ての親の意外なようで納得の正体に、
更にベルくんに興味を持つようになった神と、
まだまだ波乱の要素があるので先の展開が気になりますね!
続きが気になりますが、次に出るのはアイズ視点の外伝2巻です。
【Amazon.co.jp限定】ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア2 書き下ろしSS付き4Pリーフレット付き (GA文庫)

こちらは来月発売なので楽しみです!
あぁ…、でも本編の続きも早く読みたい…!

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