その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2010/12/26 日曜日::

■[漫画]再開する学園生活と王城でのDX「Landreaall」17巻 限定版

Landreaall 17巻 限定版
著者/訳者:おがき ちか
出版社:一迅社( 2010-12-25 )
コミック ( ページ )
作者サイト:SWS
作者twitter:おがきちか (chikaxavi) on Twitter

私が「Landreaall」ハマった時には既にドラマCDは市場から消えていた訳で、
声優陣がコメンタリーで「久しぶり」という台詞を喋る度に軽く絶望したり。
もっとも、ドラマCD自体は私をハメた皇帝龍さんが責任取ってくれて貸してくれたんですが、
やはり原盤が手元にないのは歯がゆいものがあるよなぁ。
特に今回のドラマCDも声優さんたちが良い演技して面白かっただけに、
歯がゆさが増してくるというジレンマ。(笑

17巻の内容は六甲も生徒として、五十四さんも臨時講師として学園に入るという、
ちょっと新鮮味もプラスしつつの学園編が再開されることになります。
特に新講師として赴任してきたR・ケリーのご息女であるアリス・ケリー女史は、
そのSっぷりを含めてかなり印象に残りますね。(笑

でも一番印象に残っているのはそんなケリー女史をも驚かせるDXですね。
ケリー女史に「スピンドル事件の渦中に居たら指揮官としてどうするか」問われた時の、
DXの着眼点の面白さは元より、その目的の為に対する柔軟すぎる発想が凄い!
そしてそれをして、ティ・ティが「これが彼です」と言ってるのが良いんですよねー
何気ない発言なんだけど、このDXの理解者たるティ・ティの台詞にはグッと来ましたね。

そんな柔軟なDXだけど、王城では公子らしく振る舞うことが出来ることを見せ、
本心ではない演技だと判ってはいても怒った顔も格好良くてシビれちゃうんだよなぁ。
ルーディが思っている通り、騎士であり傭兵であるDXが如実に判る場面がこの17巻では多く、
流石は主人公だと納得させられることしきりでした。

しかしライナスとフィルが色街で見掛けたDX似の女性って、
どう考えても死んだとされている王女だよなぁ…
クエンティンはやっぱり食えん人物だぜ…(上手いこと言ったつもり

:: 2010/12/5 日曜日::

■[漫画]さみだれファン垂涎!「惑星のさみだれ 完結記念特別小冊子」

届いたぞやっほい!

OURs本誌でやってた応募者全員サービスのさみだれ小冊子ですが、
昨日無事届きましたよー
多分今日あたりには応募した人はほぼ行き渡ってるんじゃないかと。

完結記念ということで今までの店舗特典や未収録のカラーページな等、
既存の水上悟志さんのイラストだけでなく、
この小冊子だけに描き下ろされた第64.5話が16ページも!

獣の騎士団で最年少だった太陽の軌跡が描かれてるんですが、
これがまた素晴らしくてですね!
太陽が眼鏡掛けるようになったり受験に失敗したり、
地味にアロハシャツの伏線を回収したりと凄くお得感が高い番外編でした。
こりゃー、読まなきゃ損だよなー

他にも色んな漫画家さんからのイラストや漫画が収録されてるんですが、
やまむらはじめさんは予想通りに白道さんでした。
しかも2枚。
いやー、おっぱい大好きなやまむらはじめさんが白道さんというのは予想できましたが、
まさか2枚も描いてくるとは予想以上でしたよ。(笑

それとおがきちかさんが白道さんと風巻さんの短編を描いてるんですが、
二人が付き合うキッカケを補完しているんですが…
無言で写メる白道さんは何度読んでも笑う。(笑
しかしおがきちかさんと水上悟志さんの繋がりが始め判らなかったけど、
そういえばおがきちかさんもOURsやOURs Liteで連載経験があるんでしたね。
すっかり忘れてたよ…

それにしても頼んでおいて良かったよー
これは読まないとさみだれファンとして涙で枕を濡らすこと間違いなしですね!
OURs本誌を購読しといて良かったー

:: 2010/5/27 木曜日::

■[漫画]『革命の真実』とDXの選択「Landreaall」16巻

Landreaall 16 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)
著者/訳者:おがき ちか
出版社:一迅社( 2010-05-25 )
定価:¥ 580
Amazon価格:¥ 580
コミック ( ページ )
ISBN-10 : 4758055041
ISBN-13 : 9784758055048
作者サイト:SWS

DXの父、リゲインから告げられる「革命の真実」…
王女に望まれて誰よりも騎士であろうとしたリゲインに待っていたのは狂った王からの叱責。
誰よりも王の剣であったのに、王妃と王女の区別が出来なくなる程に錯乱した王が、
王女からの信頼を一身に受けたリゲインを抹殺する為だけに戦争を起こしたという事実を前に、
何よりも剣を捧げた王女の為に王を殺したという事実。

泰然自若としているDXだけど年相応に悩むというのはあるんですよねー
とはいえ、ウルファネアで伊達にリドのお兄さんにボコられてなく、
現在進行形でまだ悩みながらも結局クエンティンの誘いをあっさりはっきりと、
DXの経験に沿って断ってるのは何とも彼らしいな、と思いました。

それとtwitterをやってる人なら知ってるかもだけど、おがきちかさんって「まおゆう」読んでるんですよね。
(参考:Togetter – まとめ「おがきちかさんの『魔王勇者』感想」
「Landreaall」という作品が目指す未来と「まおゆう」が描いた世界が似ているらしいですが、
確かに、例えば今回ライナスが主張していた『関わる人間全てが得をするのが本物の商売』
という商人としての矜持は「まおゆう」の魔王が持つそれに近いように感じましたね。
「Landreaall」が好きな人なら「まおゆう」読んでみるのもアリなんじゃないでしょうか。
もっとも、かなり長いので大変かとは思いますが…(笑

ちなみに私は「Landreaall」ではフィルが一番気に入ってるので、
Extraでの六甲とリドの奇妙な友人関係のエピソードは面白く読んでました。
イオンも言ってたけどDXと六甲の初めての友人が両方ともフィルってのは凄いよなぁ。
次巻からは舞台がまたアカデミーに戻るのでそちらにも期待です。

:: 2009/11/27 金曜日::

■[漫画]エキセントリックなDXのプライベートと衝撃的な革命の真実「Landreaall」15巻

Landreaall 15 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)
著者/訳者:おがき ちか
出版社:一迅社( 2009-11-25 )
定価:¥ 580
Amazon価格:¥ 580
コミック ( ページ )
ISBN-10 : 4758054614
ISBN-13 : 9784758054614
作者サイト:SWS

待ちに待った15巻が遂に発売されたので買ったその日に3回くらい読み直してしまいましたよ。
今まで断片的に語られてきた過去に起こった戦争と革命が、
DXの元に訪れた二人目の玉階のクエンティンを呼び水に語られ初めて、
パズルのピースが埋まっていくようで感慨深かったんですが、
同時に「不在の王女」という謎も一つ追加されて更に物語に魅了されることに。

クエンティンのクセモノっぷりもさることながら、DXもやはり掴み所がないんですよね。
フィルの事を話している時の「ニンマァ~」って表情がDXらしさが出てるんだよなぁ。
森の奥での槍熊との話もエキセントリックだったけど、
過去に起こった事件を知ることでDXのことをより知ることが出来た気がします。
DXがこの若さでどこか達観してるような雰囲気なのもちょっと納得できたかな。

しかし友達ってのは良いモンですねー
気兼ねなく軽く喧嘩できる仲というのが特に良い。
ホント馬鹿ばっかなんだけど、馬鹿をやれる友達ってのは貴重なんですよね。
ちゃんと心のどこかで思いやり合ってるのは憧れるなぁ。

それにしてもやっぱりDXのお母さんのファレルさんは面白い人だなぁ…
ライナスたちのお土産が貴重な縁起物の砥石というだけであそこまで喜ぶのもそうだけど、
六甲のことも「息子たち」と自分の家族としてきちんと扱っている懐の大きさと、
娘のイオンを傷つけるものへの容赦のなさっぷりはホント、イカしてると思います。(笑

それとカバー下にはこがわみさき先生デザインの新制服案が!
こういうコラボレーションは面白いなぁ。
今から新学期が楽しみです。

:: 2009/8/18 火曜日::

■[漫画]おがきちか初期作品「ハニー・クレイ・マイハニー」

ハニー・クレイ・マイハニー (ヤングキングコミックス)
著者/訳者:おがき ちか
出版社: 少年画報社 (2001/11)
定価:¥ 520
コミック
ISBN-10 : 4785921455
ISBN-13 : 978-4785921453
作者サイト:
作者サイト:SWS

おがきちか初期作品というのは流石に手に入れるのが難しく、
一応Amazonでも買えるのですが、昔の作品は稀に日焼けが酷いものがあるので、
できるだけ綺麗なの欲しいという我が儘でずるずると過ごしていた訳ですが、
先日コミケ遠征で秋葉原行った時にCOMIC ZINで状態の良いモノを見付けまして。
品揃えがマニアックだと聞いてはいましたがまさかこれほどとは…
ちなみに後日、ZINの塚本さんと偶然お会いしたのでどうやって注文したのかお聞きしたのですが、
具体的な手法は紹介できませんが、かなりワイルドなやり方でした。(笑
お陰様で新品を手に入れることが出来たので大変感謝しております。
一応まだ1冊残ってたので、秋葉原店に行けば新品がまだ手に入るかも知れません。

で、本の内容なのですが全5話の表題作と1話完結の短編で出来た短編集で、
今までおがきちか作品は長編作品しか触れてこなかったので割と新鮮でした。
2000年の作品なのに、約10年前に描かれたものとは思えない面白さがあり、
今でも充分通じる作品だと思います。

「ハニー・クレイ・マイハニー」は考古学者が偶然発掘したヘンテコな埴輪に、
転んだ拍子に口付けしたら埴輪が女の子になって、ご主人様として慕ってくれるように…
といった風で「空から人外の女の子」系のよくある設定なんですけど、
ハニちゃんの可愛さに主人公ともどもメロメロになり、大変楽しめました。
それと「仔羊は迷わない。」も一途で良いですよねぇ。
割とバイオレンス系ですけど、それはそれで。

短編はボーイミーツガールだったりラブコメだったりがメインでしたが、
そういうのが好きな私には大変ツボな1冊でした。
Landreaallはまだまだ終わりそうにないけど、
たまにはこういった短編を描いてもう一冊短編集出してくれないかなぁ。
どうやらまだ単行本未収録の作品もあるようですし、ね?

:: 2009/5/26 火曜日::

■[漫画]その後のアカデミー騎士団とエカリープでの夏休み「Landreaall」14巻

Landreaall (14) (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)
著者/訳者:おがき ちか
出版社:一迅社( 2009-05-25 )
定価:¥ 580
コミック
ISBN-10 : 4758054142
ISBN-13 : 9784758054140
作者サイト:SWS

DXたちはウルファネアでの騒動を一段落させ、
イオンはアカデミーでのスピンドル襲来事件が収束し、
二人ともやっと故郷のエカリープに戻ることが出来、
竜胆と五十四さんも交え、ちょっと長めの夏休みの日々が始まったばかりの14巻。

一息付けたことでDXは自分の名前が持つ影響力とその行使について考え、
スピンドル事件で指揮を執ったティ・ティは学長相手に述懐したように、
イオンの名前を利用し傷付けてしまった事とかについて悩み、
それでも逃げずに前向きに立ち向かう若者たちの姿はちょっと眩しいくらいでした。

そしてフィルが女子寮内だけとはいえ叙勲されたのが我がことのように嬉しかった。
多分、前巻で騎士団に期待していないフィルにハルが不甲斐なさから涙した事を受け、
ジアが発起人となったんだろうけど、女子生徒の総意となっているのは間違いないだろうし、
やっぱり嬉しいものは嬉しかったなぁ。
たとえフィルがやり遂げた事が王国騎士団には認められなくとも、
身近な人たちには身分の差を超えて認められたのは本当に喜ばしかったです。
ジアが言っていた「自分たちで変えていく」のが有言実行され、
これから彼らが作っていくアトルニアの未来には確かに希望が見えたと思います。

イオンも女子生徒から叙勲されて本心から喜んでいたし、
ティ・ティの言うとおり、お姫様というより騎士に近いんですよね。
エカリープでのミムトンワーム退治でもDXに仕事を任されることが嬉しいみたいだし、
傭兵寄りのDXと違って、イオンはちょっと父親似なのか騎士寄りなのかも知れませんね。

それと巻末描き下ろしのエカリープに帰郷するまでの道中だけど、
ウールン一行の世直し旅の話はちょっと読みたいかも。
番外編とかでやってくれないかなー

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