殆ど死んでいるさんの「異世界おじさん」3巻は10月21日発売!
セガ公認メガドラミニ番外編も収録なるか?
:: 2014/12/24 水曜日::

■[ラノベ]少女の献身「ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」外伝四 白銀の晶姫編

ゲート―自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり〈外伝4〉白銀の晶姫編
著者/訳者:柳内 たくみ
出版社:アルファポリス( 2014-12-23 )

祝! TVアニメ化決定!

めでたい! 本当にめでたい!
この作品の面白さから考えるとメディアミックスがコミカライズだけで終わるはずがないと思ってましたが、
まさかドラマCDとか諸々を一足飛びにしてTVアニメ化まで行くとは思いもしませんでした。
確かに近年はミリタニーモノが流行っているし、ヒロインたちは萌えるしと要素は揃っているんですけど、
政治問題を扱ってるし国際問題あるしグロもあるからなぁ…
何より版元が実績のないアルファポリスというだけに半ば諦めていたんですが…
いやはや、これは嬉しい決定ですよ。
キャラデザが竿尾悟版と黒獅子版のどっちになるのか、声優が誰になるのかとか、
今から悶々としまくりですが、純粋に楽しみであります。

さて、この外伝4巻はレレイ編にして外伝最終章です。
如何にして門が再建され、日本と繋がることが出来たのかという、
結末はわかっているけれど、そこに至るまでの苦難の道のりが綴られています。

まずはその前に前回、他国の内戦に介入して内政干渉に近いことをした伊丹が、
なぁなぁで済まされないのが自衛隊という組織。
結局それは海自の江田島のとりなしと伊丹のガラス発見によって保留となったけど、
それが巡り巡ってレレイにしわ寄せがいっちゃうとはなぁ…

それにしても今回はフラストレーションが溜まりまくる展開でした。
悪役であるレディの動機が逆恨み&野心という下劣な所もそうですが、
彼女が巡らす策謀が政治機能がない自衛隊には致命的なものなのもそうだし、
無辜の民を苦しめ、何よりレレイの努力を踏みにじるという所がもうね…!
そしてレレイを守るべき組合が、組合を守るためにレレイを放逐とか、
ジョブズを追い出したアップルみたいで口惜しいったらありゃしない。

組合に必要ないと言われたと感じたレレイが泣いちゃう所とかもうね、何というかね!
守ってあげたくなって仕方がないですよ!
泣くレレイの傍に伊丹が居てくれて本当に良かった。
普段は鈍感で朴念仁でダメなヤツだけど、
こういった肝心な時に支えてあげるから伊丹はモテるんだろうなぁ。

感情の起伏が表情に出にくいレレイだけど、
炎龍編の時のアレや今回の泣いてしまうことからも判るように、
感情がないというわけじゃなく、その心の底がどうなっているのかわかるけど、
それによって俄然可愛さが増したと思うんですけど、どうでしょうか。
庇護欲を刺激されたと言いましょうか。
彼女の生い立ちを知ったことでより一層守ってあげなくては、と思わされます。

彼女の生い立ちと言えばレディの事情から考えると、
レレイの血筋も中々に複雑なことが伺えますし、
何より皇帝モルトもまだまだ野心を捨てきれないみたいなので、
門が再開通してもまだまだ物語が残されているように思えます。

正直言うと、ミュイの姉二人やレディにはもっと悲惨な目にあって欲しいというか、
汚物は消毒だー! とばかりに自衛隊無双な爽快感が欲しかったですが、
レレイが可愛かったのはそこら辺の爽快感は続編に期待したい所です。

いや、ありますよね続編?
期待していますよ!

:: 2014/11/11 火曜日::

■[ラノベ]竜王ゼウルスとの交渉「強くてニューサーガ」4巻

強くてニューサーガ〈4〉
著者/訳者:阿部 正行
出版社:アルファポリス( 2014-09 )
作者サイト:阿部正行
絵師twitter:布施龍太(@chameleonrock)さん | Twitter

ガルガン帝国の武術祭が終わった後にカイルたちが向かったのはエッドス国。
神秘と冒険者とドラゴンの国と讃えられるその国に向かった目的は、
魔族大侵攻の際に魔族に協力していたドラゴンを説得することであった。
人間とは生物としての位階が違うドラゴンとの交渉など普通は出来ないが、
カイルたちには『魔法王』シルドニアが居て…

前回から登場した狂信的なメーラ教ですが、
今回も色々と暗躍してかなり気味が悪いですね。
カイルと同じく未来を知ってるかのような聖下の秘密が気になりますが、
もしかしてカイルと同じく時間遡行してきた人物なんでしょうか。

また、メーラ教以外でも暗躍していたのが魔族のターグ。
穏健派の現魔王とは違う派閥に属する実力者で、
魔族のユーリガとセランの二人がかりでやっと同等とか強すぎでしょう。
この三人のバトルも圧巻だったけど、
やっぱり今回一番派手なバトルはカイルと竜のグルードでしょうね。
死なせないように手加減する必要があったとはいえ、
ブラッドアイを使ってやっと勝てるとかドラゴンまじつえー

そのドラゴンですが、シルドニアと知己である竜王ゼウルスが面白かった。
長老としての若者について憂慮したり、可愛い孫が心配だったりと、
普通のお爺ちゃん的なトコが愛嬌があるというか。
でも、一番愛嬌があったのが千年前のシルドニアの恋の相談役をやってたトコかな!
古代魔法王国ザーレスがどうして剣なんかを作ったかの秘密がこれで判ったけど、
意外すぎる秘密で面白かったです。(笑

少しずつ魔族側の事情が見えてきたけど、
メーラ教の謎はむしろ増えているので次回以降の展開も気になります。

:: 2014/9/20 土曜日::

■[漫画]伊丹隊長、激発!?「ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」5巻

ゲート 5―自衛隊彼の地にて、斯く戦えり (アルファポリスCOMICS)
著者/訳者:柳内 たくみ
出版社:アルファポリス( 2014-09-22 )
連載サイト:アルファポリス – 電網浮遊都市 –
作者サイト:ギャラリーさを

圧倒的じゃないか、我が軍は

炎龍編に入って2冊目の単行本ですが、まさかのゾルザル皇子が表紙ですよ。
この作品屈指のバカキャラ野郎が表紙で驚きですが、
確かにこの5巻ではゾルザルが良い道化を演じてましたね。
演じるも何も、素で馬鹿だからマジもんの道化とも言えますが。

帝都を襲った地震に、未だかつて経験したことなかった特地の住民は恐怖するも、
地震に慣れっこの日本人たちが平然としているギャップがまず面白いですよね。
海外から日本に来た人たちが似たリアクションするということで有名なので、
ここら辺は想像しやすい面白さだと思います。

そしてその混乱で皇帝の面前に出ることになった伊丹たちが、
馬鹿皇子のゾルザルと出会うことになるんだけど、
ゾルザルが引き連れてきた女奴隷の中に日本人が居たもんだから温厚な伊丹が一発でマジ切れ!

gate_comic05_01

日本人は拉致被害者というものにセンシティブだからねー
しかも目の前で奴隷として弄ばれていたとなるなら、
伊丹じゃなくてもキレるのも致し方ないと言えましょう。

そしてここからがゾルザルのnice道化っぷりが光りますよ!
最初は強気だったのに…

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女傑という言葉すら生温い、銃剣で剣と鎧の騎士相手に無双する栗林さんを見て、
圧倒的に恐怖するゾルザルさん。(職業:帝国皇子)

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そして原作では余りにもグロすぎるからと擬音だけで表現されていた、
打擲という言葉すら生温い圧倒的なまでの鉄拳制裁!
ここは漫画として容赦なく描写して正解だったと思いますよ!
栗林のモンスターっぷりが判るし、何よりゾルザルがボロボロにやられてスカッとするし!
初めの強気が嘘のようにやられているゾルザルさんマジ道化。

gate_comic05_04

そこから、防衛省から許可を貰っての元老院への空爆とか、
自衛隊の無双っぷりが清々しいったらなかったですね。
もっとも、首相のアホっぷりを見てると心底呆れちゃいますが。
現場は優秀でもトップがアホというのは帝国も日本もそう変わらないのが悲しい。

そして後半からはテュカの話がメインになってくるんですが…
ここら辺は読んでてやっぱり辛いなぁ…
原作と構成を変えてきて、伊丹の事情が先に提示されてるってのもあるけど。

それと伊丹の外見のストライクはテュカなんですよね、やっぱり。
私はロゥリィ一択なんですが。

gate_comic05_05

今回はロゥリィの活躍が殆どなかったけど、6巻では割りとあるはず…!

それにしてもコミカライズは本当に素晴らしいの一言です。
原作に忠実でありながら、そこに原作をかみ砕いた上でのプラスアルファが良いんですよね。
アルヌスの温泉施設の名前が「TERMAE ALNUS」とか良い感じに遊んでるだけでなく、
個人的に注目したいのは夜中にヤオが来た時のロゥリィの唇が黒くなってる所ですね。
ロゥリィの唇は戦闘モードになると黒くなるんですが、原作のこのシーンには本来その描写がないんだけど、
コミカライズではしっかりと黒くしてるんですよ。
これは原作をしっかりと理解していないと出来ないプラスアルファだと思うんですよね。

だからこそ巻末の描き下ろし4コマは今回も違和感なく面白かったです。
竿尾悟さんだと原作ファンとしても凄く安心出来るんですよね、ホント。

帯によると累計126万部突破したみたいですが、
少なくともその倍は売れてもおかしくない面白さですので、
是非とも読んで欲しいですね!
超面白いよ!

:: 2014/4/20 日曜日::

■[漫画]果てしなき講和への道のり「ゲート 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり」4巻

ゲート 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり 4 (アルファポリスCOMICS)
著者/訳者:柳内 たくみ
出版社:アルファポリス( 2014-04-20 )
コミック ( ページ )
公式連載サイト:アルファポリスWeb漫画セレクション
作者サイト:ギャラリーさを

おっもしろいなぁ~!

数ある書籍化されたWeb小説のコミカライズの中でも、
この竿尾悟版「ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」は図抜けた面白さですよ!
更新頻度も高いし、原作への理解度も深いし、何より完成度がピカイチすぎる!
問題があるとすればWeb連載なために知名度が低いことだけなんだよなぁ…
本当に面白いから是非読んで欲しいです。

で、この4巻は原作2巻、炎龍編に突入した所になります。
かつて伊丹たちがコダ村の避難民を救助する際にLAMで撃退した炎龍が、
今度はダークエルフの里を襲い始めたため、
「緑の人」に救援を求めにダークエルフからの使者として妖艶な美女のヤオがアルヌスに訪れることに。
そして政治的な話としては帝国が特地でのアメリカ的立場にあることが判り、
簡単に撃滅することもできず、内閣の意向もあって講和の方向に話は進んでいくんだけど、
帝国内部では主戦論派の元老院議員や皇帝たちが台頭しており一筋縄でいかなくて…

この作品の面白さは非常に多岐に渡っていて一言で語ることは出来ません。
日本と帝国の政治的な駆け引きだったり、日本の自衛隊無双だったり、
異文化交流の面白さだったり、ロゥリィやテュカといったキャラクターの魅力だったり、
人によってどの要素が琴線に触れるかはマチマチだとは思いますが、
そのどれ一つとっても一級品であることは疑いようがないでしょう!

今回も帝都悪所での地元マフィアへの正当防衛の名目での一方的な銃撃戦はスカっとしましたし、
キャラの魅力も竿尾悟さんのお陰で原作の3割増しは読者に伝わってきますよ!
特に原作でも屈指のロリヒロインであるシェリー嬢可愛いよシェリー嬢。

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シェリー嬢に惚れられた菅原さんはロリコンたちの嫉妬で爆発すれば良いんじゃないかな!

それと個人的に一番ポイント高かったのは異文化交流ですね!
アルヌスでPXが開設してからの怒濤の発展が見事に描かれてるんですよ!
扉絵でもアルヌスでの一場面がさり気なく描写されているというのも嬉しいですが、
一番嬉しいのがWeb版で途中で止まったまま書籍化されずにいる「商売繁盛編」のネタが入っていることです!
巻末描き下ろし4コマにも使われてるんですけど、本編にも入れてるのが心憎い!
3巻で湯煙温泉編のネタが入っていたからもしかして…、
とは思ってましたけどこれは本当に嬉しかった。
ちなみに具体的にどこかというと、レレイの寝起き姿とか正にソレですね。

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商売繁盛編で書かれていた通りの膝下でカットした官品ジャージに大きめのTシャツワンピース姿!
ここまでしっかりと原作を読み込んだ上で違和感なく物語の中に組み込んでくれるとか、
原作ファンにとってこれほど嬉しい事はないです!

ちなみにWeb版のネタだけじゃなく、実は竿尾悟さんの「コンビニDMZ」のキャラもちょこっと出てます。

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雨宮さん、まさか特地にまでやってきてるとは…!(笑

そんなこんなで原作2巻に突入しても面白さは衰えるどころか盛り上がるばかりなので、
みんなももっと読めば良いと思います!

:: 2014/4/19 土曜日::

■[ラノベ]天然ジゴロと努力型ジゴロ「ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 外伝 参 黄昏の竜騎士伝説編」

ゲート 外伝 3(黄昏の竜騎士伝説編)―自衛隊彼の地にて、斯く戦えり
著者/訳者:柳内 たくみ
出版社:アルファポリス( 2014-04 )
単行本 ( 508 ページ )

テュカの父親が生きている!?

亜神グランハムからもたらされた情報の真偽を確かめる為にテュカはジゼルから借り受けた飛竜に乗り、
伊丹とともに蛮地と呼ばれるバーレントに居る放牧民パルミア系ルルドを訪れることに。
ただ、バーレントの地では3つの種族が寄り集まった建国間もないヤルン・ヴィエット王国が、
パルミアときな臭い雰囲気になっており、更にそこにケンタウロス種のアカバ族も絡んできて…

外伝1巻がピニャ編、2巻がロゥリィ編で、今回の3巻がテュカ編ですね!
このペースだと次がレレイ編なのですが、実際そうなるっぽいです。
というかまさかメタネタで示唆されるとは思いませんでした。(笑

元々パロネタはそこそこありましたけど、今回はガンダムネタが多かったなぁ。
しかもファースト世代向けのパロが多めだったあたりに作者の年代が判りますね。(笑
それにレレイがナチュラルにデスラー総統のネタをやったのには噴きましたが、
割りと似合ってる気がしないでもないです。
レレイって結構潔癖というか、下ネタNGな子なんですね。
うむ、可愛い。

で、肝心のテュカですが…
今までの苦労が偲ばれます…!
というかテュカのお父さんであるホドリューさん! あんたちょっと予想外すぎるキャラなんですが!?
自らの身を囮にしてでもテュカを助けた姿から誤解してたよ!
まさか女性を口説くことこそ生き甲斐と言わんばかりのジゴロとは思わなかった!
というかそれを力説するとかアホすぎる! あんた本当に不老長命の妖精種エルフかよ!?
もうね、読んでてツッコミを入れまくりでしたね!(笑

ヤルン・ヴィエットの王女シルヴィアも伊丹に惚れたと思ったらあっさりホドリューに懐柔されてて、
結構尻軽やなー、とか思ってたんですけどシルヴィアが惚れたのって魔法で精神が落ち着いた伊丹だし、
ある意味仕方が無いのかも、と思わなくも…
というか今回は伊丹が結構憐れすぎる気がしないでもない。
高所恐怖症の実験させられるわ、幼少期のトラウマを暴かれるわ、
飛竜に乗るためにテュカに精神を操る魔法を掛けられて躁鬱みたいな状態になるわ、
ロゥリィの眷属ということで神々の試練とばかりに色んなトラブルに巻き込まれるわ、
これはもう悲惨以外の何者でもないでぇ…!

それにしてもアカバのスマグラーですが、馬並みのアレで性豪で奴隷に対する扱いとか、
もう色々と”蛮族”って感じが全力でした。
ヤルン・ヴィエットの女王もまだまだ洗練されたとは言えない性格で、
ピニャたち帝国貴族がまだ文明的だと思わせられるバーレントでの出来事でしたね。

取りあえず伊丹は最後の最後で彼らしい所を見せてくれたし、
テュカもそんな伊丹こそ伊丹だと受け入れてるし、ホドリューのことも父離れ出来たみたいだし、
結果だけ見ると良いものだったんではないでしょうか。
テュカも何だかんだで騒動に巻き込まれる前の道中は色々と楽しかったみたいですしね!

そして次はレレイの話かー
次はどの神の思惑で伊丹が苦しむのかな…?(笑

:: 2014/3/25 火曜日::

■[ラノベ]友との決戦「強くてニューサーガ」3巻

強くてニューサーガ 3
著者/訳者:阿部 正行
出版社:アルファポリス( 2014-03 )
単行本 ( 286 ページ )
作者サイト:阿部正行
絵師サイト:ODD NUMBER★★★オッドナンバー■□■□■□■□■□■□■□■□■
絵師twitter:布施龍太 (chameleonrock)さんはTwitterを使っています

4年後に起こる魔族の侵攻を知る、未来から遡行してきた魔法剣士カイル。
侵攻を迎え撃つために人族の英雄となるために色々と動いているんだけど、
未来の出来事はバタフライ・エフェクトで少しずつ変わってきており、
思いもよらない展開がカイルには待ち受けており…

3巻は人族最大規模であるガルガン帝国にジルグスからの使節と共に赴き、
鉱山都市カランでの惨劇を魔族のものであると説明することになったんだけど、
交渉がもつれて何故か武術祭に参加することになったカイル。
更には帝国の末姫にお願いされてセランまで参加することになった上に、
最悪なことに二人の師匠であるレイラまで飛び入り参加してきて…

幼馴染、エルフ、ロリババアにつづいてのヒロインはニンジャですよ! アイエエエ!?
3年後には自信溢れる暗殺者なのに、今だとドジっ娘属性が見え隠れするミナギ可愛い。
賭け事で身を滅ぼしそうなところとかも妙に人間臭くて魅力的です。
まぁ、ミナギのせいでカイルが正座させられるのはちょっと同情します。(笑

カイルが4年後には世界有数の強さになるにしては時間遡行した時点で呆けてたことに違和感がありましたが、
こういった事情があったのかと納得するセランとの決戦でしたね。
それにしてもその決戦の土壇場でカイルが見せたあの魔法だけど、
もしや1巻でシルドニアが危惧していた魂の同化した時の極低確率で云々のアレが原因なんでしょうか。
時間遡行前は魂すらも削りそうなヤバイ薬物を常用してたみたいだしなぁ…

今回はガルガン帝国の個性的な王子と王女といった主要メンバーとの顔見せだけでなく、
メーラ教という前世では表に出てこなかった厄介な宗教団体が出てきたりと、
今後の波乱も予感させるものでしたね。
書き下ろしのエピソードもあって今回は結構充実してた感じがします。

それとコミカライズが始まってます。
予想以上にセライア母さんが可愛かったりと見所があるので、
そちらも楽しみにしていきたいですね。

:: 2014/1/30 木曜日::

■[ラノベ]VRMMO世界に囚われたゲーマーたちの闇「エデン」2巻

エデン〈2〉
著者/訳者:川津 流一
出版社:アルファポリス( 2014-01 )
単行本 ( 312 ページ )
作者サイト:川津 流一

個人的には藤原カムイさんあたりの絵柄で想像していただけに、
相変わらずイラストが合ってないなー
とかそんなことを益体もなく考えてしまう「エデン」の2巻。
表紙も挿絵もダークな雰囲気がバリバリ出てますが、
内容はそれほどまでにドロドロトゲトゲしたものではないです。
一部エグい表現も含まれていますけどね。

1巻で巨龍ヴァリトールを倒し「真バルド流剣術」を取得した師範代が、
リンたち以外にもその強さを見せつけることになるのがこの2巻です。
ヴァリトール素材の装備を作るために鉱石掘りに行った先でモンハウを一人で殲滅し、
更にはダンジョンボスすらも圧倒的に実力で打ち倒す師範代さんマジ凄い。
でもその凄さが爽快感に変わるのは周りにブラッククロスのメンバーが居たからだよね。
俺TUEEE展開は周りに驚き要員が居ることが重要だと再認識させてくれます。

そして後半からの強盗プレイヤー討伐戦なんだけど、
こちらでも初心者流剣術だとバカにしていた奴等が、
師範代の予想外の強さに蹂躙されていく様は実に爽快でしたね!
これこそ「エデン」における俺TUEEEですよ!

そして組織関係の複雑さとドロドロさが予想以上でしたね。
それに1巻のPK野郎なレオンの最期の言葉が伏線だったのには気付かなかったなー
…それにしてもこの世界はVRMMOなんだけど、想像以上に自由度が高いですね。
まさか殺人監禁どころか異性への陵辱まで可能とか、本当にエグい。
こういったエグさはSAOやログホラといった似た世界観の作品にはないものですよね。
本当に現実世界に帰りたい奴等ばかりなのかという命題も含めて。

それにしても今回のことで師範代はほぼ最強といえる装備は整ったけど、
組織間の動向やら、何か色々知ってそうな人たちの暗躍やらと、
ますます事態が混迷になってきた感がありますね。
徐々に師範代の実力が知れ渡るようになってきたけど、果たして今後どうなるのか。
Web連載の方も含めて楽しみに待っています。

:: 2013/10/28 月曜日::

■[ラノベ]史上最強の初心者流派の師範代「エデン」1巻

エデン
著者/訳者:川津 流一
出版社:アルファポリス( 2013-10 )
単行本 ( 279 ページ )
作者サイト:川津 流一

この「エデン」は元々「アクセル・ワールド」や「ダンまち」と同じくArcadia出身です。
途中から小説家になろうにも活動の場を広げて同時連載を開始したので、
「小説家になろうから書籍化」とも言えますが、個人的には「Arcadiaから書籍化」と言いたいトコです。
しかし出版元がアルファポリスとはなぁ…
いや、フリーダムなあそこに比べて普通に有りだとは思うのですが…
まぁ、何はともあれ長期休載がデフォなエデンが書籍化という契機を得たことで、
ちゃんと完結まで突き進んでくれるのでは、と期待し始めています。

物語はVRMMO「エデン」にログインしたプレイヤーが脱出不能になるという、
SAO等でお馴染みな割りとテンプレ的な展開から3年後の世界。
3年経っても脱出の見込みは立たないけど安定しはじめた始まりの町の中で、
初心者用の流派と馬鹿にされているバルド流剣術を一途に師事する通称”師範代”が、
その修練の果てに英雄となっていくストーリーです。

勿体無いなぁ…、本当に勿体ない。
いや、内容はWeb版での不備を幾つか修正されていたりと完成度が上がってるし、
何より馬鹿にされながらも自分の信念に従い地道な研鑽を積んだ結果として、
遙かな高みに到達し、自分を雑魚だと馬鹿にしていたゲスな野郎を一蹴したのは最高に爽快だったし、
戦闘描写もよく出来ていて情景が脳裏にありありと思い浮かべる事が出来る素晴らしいものでしたよ!
それにヒロインたちも魅力的だし、VRMMORPGなのにループ物な伏線が散りばめられてたりと、
本当に面白いんですよ!

でも、だからこそイラストがそれに全然追いつくことが出来てないのが残念でならないです。
元々アルファポリスはイラストに関しては重点を置いてきてなかったですけど、
それにしたってこれほど相性が真逆のイラストレーターを選出するのはなぁ…
特にWeb版で戦闘描写を読んだ時は脳内でダイの大冒険の稲田浩司先生の絵柄で再生されていただけに、
ギャップがハンパなくて脳内補完が追いつきませんでした…

Arcadiaの頃から好きな作品なので是非とも読んで欲しいのですが、
アルファポリスは書籍化されたらWeb版はダイジェスト化されるので、
結局この書籍版を読んで貰うしかないのですが、
表紙が全体的に暗めなのでホラー系と勘違いされるのか非常に心配です。
ダークファンタジーではなく、むしろ少年漫画的な内容なので表紙に騙されないようにして欲しいです。

いや、もう、本当になんでこんなことになったんだろう…

:: 2013/10/10 木曜日::

■[ラノベ]魔族との前哨戦「強くてニューサーガ」2巻

強くてニューサーガ〈2〉
著者/訳者:阿部 正行
出版社:アルファポリス( 2013-09 )
単行本 ( 274 ページ )
作者サイト:阿部正行
絵師サイト:ODD NUMBER★★★オッドナンバー■□■□■□■□■□■□■□■□■
絵師twitter:布施龍太 (chameleonrock)さんはTwitterを使っています

魔王と相打ちになった魔法剣士カイルが偶然4年前に時間遡行したことによって、
魔族の大侵攻に対する準備のために英雄になろうとするサーガの第2巻。
半年で2冊目という順当なペースでの刊行で、エタる心配がなさそうで嬉しいですね。
現在も3冊目の内容を更新中と比較的安定していて安心しております。

1巻で窮地の所を助けたことで縁が出来たミレーナ王女の依頼によって、
ガルガン帝国との係争地である鉱山都市カランへと使者として赴くことになったカイルたち。
しかしカランでは帝国の重鎮である宮廷魔術師第2位の人物も来ているだけでなく、
カイルにとって宿敵である魔族も侵入していて…

割りとセランの外道っぷりが光っていた感じがしますね!
魔技師のゴウを助ける時の話とか、ガラの悪い借金取りたちに同情する程でしたよ。(笑
目的のためなら手段を選ばず、手に入れたものを手放さない為には容赦をせずと、
そんなセランだけにラストの魔族への手心には驚いたけど、
オチを知ってちょっと安心しました。(笑

そんなセランと不本意ながら似た所があるカイルだけど、
カイルの凄い所は未来を知っているからといって驕らずに、
未来で得た教訓を元に周到に罠を仕掛けている所だと思います。
特に失敗した時の為にもしっかりと罠を張ってるとか入念と言いましょうか。
それにミランダさんに対する追求とかも容赦なかったですねー

穏健派の魔王の治世下での潜入捜索班の魔族とはいえ、
まずは前哨戦に勝利したということで一息が付けそうなんだけど、
ガルガン帝国のこともあって厄介な事態はまだ起こりそうですね。
次の3巻に収録されるであろう箇所は現在連載中ですので、
そちらも楽しみに待ちたいと思います。

:: 2013/7/28 日曜日::

■[ラノベ]950年前から愛したい「ゲート 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり」外伝弐 黒神の大祭典編

ゲート 外伝 2(黒神の大祭典編)―自衛隊彼の地にて、斯く戦えり
著者/訳者:柳内 たくみ
出版社:アルファポリス( 2013-07 )
単行本 ( 522 ページ )

「結婚式やらない?」
一瞬の空白。そしてロゥリィの脳は沸騰した。
「けっ! 結婚!? ちょっちょっと待ってぇ、まだ心の準備がぁ! でもでもはいっ! はいはいはいっのはいっ!」

日本との『門』が閉じてから10ヶ月、特地アルヌスで富田とボーゼスの間に生まれた赤ん坊を祝うため、
七五三に似た”ナッシダ”が執り行われることに。
身内だけのお祝いのはずが、アルヌスで初めての祝祭ということでロゥリィが張り切り、
現存する全ての亜神を招いたことで自衛隊とアルヌス住民も巻き込んだ大祭典に発展!
富田たちの結婚式もついで行うことになったんだけど、
祭司のロゥリィは結婚出来ない呪いが950年前から掛かってて…

950年前、ロゥリィが亜神に成り立ての頃のエピソードも盛り込まれた、
ロゥリィ尽くしのゲート外伝第2巻が待望の発売!

いやー、ロゥリィ可愛いですよね!
962歳なのに伊丹の事が好きで好きで堪らない所とか最高に可愛いじゃないですか!
亜神になる前から”愛”に対して興味を持っていて、
それでいて友情のためなら結婚出来なくなろうと身体を張って頑張るとか、
最高に格好いい女の子じゃないですか!

信徒の前では威厳があるけど、伊丹の前では一転恋する女の子になるロゥリィを見てると、
もう読んでて私の顔がデレッデレになっちゃいましてね。(笑
他にも亜神としては後輩だけど、年上のモーターの前では孫みたいになってて、
どんだけ可愛さのバリエーションを見せるんだと!
外伝の1巻はピニャがフィーチャーされてましたけど、
この外伝2巻ではとにかくロゥリィが推されまくってましたね!
それもまた良し!

ボーゼスが抱える帝国貴族のわだかまりとかも一応の落着を見せたし、
前回、黒幕っぽい登場をした新たな亜神のメイベルもその因果が判明して落着したしと、
綺麗にオチがついてこれでシリーズも終わっちゃうのかなー
と、しんみりしてたらまさかのヒキでビックリですよ!
えー? どゆことー?
アバン先生が実は生きてた並の驚きなんですけどー

取りあえず次はテュカがメインの話になるみたいですね!
このまま外伝シリーズが続いてくれると嬉しいのですが!
文庫版で原作3巻まで出ているのでそちらで揃えるのも有りだと思いますので、
是非ともゲートシリーズをみんなも読んでみてくださいね!
面白いよ!

ゲート―自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり〈1〉接触編〈上〉 (アルファポリス文庫) ゲート―自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり〈1〉接触編〈下〉 (アルファポリス文庫)

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