その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2021/10/23 土曜日::

■[漫画]泥棒死すべし、慈悲はない。「百姓貴族」7巻

百姓貴族7巻百姓貴族7巻
出版社:新書館
作者名:荒川弘
紙書籍通販:百姓貴族 (7)
Kindle版まとめ買い:百姓貴族
DMM電子書籍:百姓貴族 (7)

乳牛を辞めた荒川農園の生態系の変化から始まり、
コロナ禍での現状とかを描いている7巻です。

今は落ち着いてますが、今年の前半は北海道もコロナ感染者数が多くて、
結構大変だったんじゃないかな、と思ってたのですが…

大変なのは札幌とか一部の都会だけだった模様…
まぁ、過疎が進むと大規模なソーシャルディスタンスが保たれちゃいますからね…
観光客も減ることによって、更に人との関わりも減るでしょうし…

ちなみにうちの実家だと県外ナンバーがチェックされるくらいには田舎ではないので、
流石にここまでではなかったですね。
というか、北海道はスケールが大きすぎるから日本の中でも例外っぷりが激しいからなぁ…

ただ、農家として共感できるところも多々ありまして。
その一つが泥棒に関しての憎しみには共感しかなかったです。

都会の人は田舎の人を純朴だと勘違いしていますが、
図太く無神経な泥棒が結構居るんですよ。
うちも丹精込めて作った果物を収穫前日に綺麗に全部盗られたり、
先日は留守なのが分かってるから堂々と敷地内に侵入して脚立を盗んだり、
やりたい放題のクソ野郎が闊歩しているわけなんですよ!
うーん、死んで欲しい。

それはそうと、乳牛辞めたから牛の話が減るかと思いきや、
丑年なのもあって牛の話も結構ありましたね。
まぁ、それ以上に虫の話が多かったように思うので、
虫が苦手な人にはキツイ内容だったかもしれません。
とはいえ、農家やってれば虫とか普通だからなぁ…
苦手な人は諦めてください。

:: 2021/10/22 金曜日::

■[漫画]念願の本がついに…!「本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第二部 「本のためなら巫女になる!」」6巻

文章力というわずかなヒントからマインの異質さに違和感を覚えた神官長。
神殿での唯一の庇護者に対して精一杯の誠実な回答をしたマイン。
頭ごなしに嘘だと決めつけはされなかったけれど、
少し警戒されることになりつつも、本作りの方はついに佳境に入って…

第一部から数えて13冊目にしてやっと本が完成ですよ…!

あらゆるものがない状態から始め、
粘土板、木簡、紙作り、インク作り、人脈作り…
マイン一人から始め、ルッツと協力して頑張り、
ベンノさんにトゥーリとどんどん人を巻き込んで、
絵本とはいえついに完成ですよ…!
読んでるこちらまで泣きそうになりました。

それと今回はトゥーリの出番がわりと有りましたが、
年下の孤児たちが文字を読めるのにショックを受けているトゥーリは、
申し訳ないけれど、とても可愛かったです…
そして、マインに自分がやれることを教えて貰って奮起しているトゥーリはもっと可愛かったです。
そんなトゥーリを応援したいマインの気持ちがよく分かります。
これは推せる。

もちろん主人公であるマインも可愛いんですよね。
特にヴィルマに頼られた時のマインの可愛さたるや…!

マインは頼られたら必要以上に張り切っちゃう子ですからね。
その感情がとても伝わってくる可愛さで微笑ましかったです。

:: 2021/10/21 木曜日::

■[漫画]軍師で偶像「ロメリア戦記 ~伯爵令嬢、魔王を倒した後も人類やばそうだから軍隊組織する~」1巻

竜の末裔を名乗る魔王軍が大海を越えてアクシス大陸に侵攻してきて10年。
幾つもの人類国家が滅ぼされる中、ライオネル王国のアンリ王子は魔王討伐を決意し出奔。
婚約者の伯爵令嬢ロメリアも付いていき陰ながらサポートするも、
戦闘面では役立たずで、聖女、賢者、女剣豪からも見下され、
ついに魔王討伐と同時に婚約解消を言い渡される。
しかし、ロメリアは魔王討伐だけで大陸に平和が戻るとは思っておらず、
帰還してからも平和を得るために動き始めて…

マンガドアとか知らなかったので読んでなかったのですが、面白いですね。
原作の書籍版はまだ読んでないのですが、Webのなろう版は読んでいる真っ最中です。
小説の方もそりゃ面白いけれど、コミカライズは圧倒的な画力で殴ってきているんですよ…
戦記モノだとキャラも多いし装備も大変だろうに、強い…!

ロメリアは主人公ですが、強いわけではなくて。
あくまで御神輿であり軍師であり偶像でしかないんですよ。
でも、誰よりも魔王軍による惨劇を目の当たりにしてきて、
明確な目標を持ち、知謀を使って小悪党をハメつつ味方を作り、
最前線で兵士と苦楽を共にして戦う姿は凜然として美しいのです。

原作だと王子たちのバカさが加減がもっとヒドイけれど、
コミカライズでは少しマイルドにして、ロメリアの活躍に100%フォーカスできるようになっています。

しかし、ロメリアも序盤からかなりハードモードで大変ですね。
初っ端に一番ハードな魔王暗殺をこなしているので、
焦燥はあれども絶望はしなさそうではあるんですが、
この1巻の引きは中々に絶望的ですね…!

Web版読んでこの後の展開を知っている身ではありますが、
それでも2巻を切望している次第であります。

:: 2021/10/20 水曜日::

■[漫画]漫画家 vs 作曲家「インフィニット・デンドログラム」9巻

皇国のフランクリンが仕掛けた悪辣な罠を食い破ろうとしているレイとルーク。
それとは別に動いていたのが超級殺しのマリー
エリちゃんを救い出すためにフランクリンに致命傷を与えたはずが、
保険はバッチリなフランクリンを殺しきることができなかった上に、
クラブのカードをぶつけられて…

9巻は”超級殺し”マリーとクラブこと”奏楽王”ベルドルベルの戦いがメインです。

第6形態という同格の相手であり、
漫画家と作曲家という同じアーティスト系クリエイターであり、
創作のヒントをインフィニット・デンドログラムに求めている。

この作品には似た境遇で鏡合わせのキャラが出てくる事がありますが、
マリーとベルドルベルは正にそうですね。
ベルドルベルは悪いキャラではないんですが、
よりによってフランクリンとなんかと組んでしまったのが運の尽きというか…

マリーはレイと出会ったのが運が良かったんですけど、出会いは良くなかったんですよね。
それも塞翁が馬というか。

それはそれとしてマリーが自分の作品の主人公のコスプレしているのは知ってましたが、
素のマリーがデンドロのマリーと雰囲気が違ってたのはちょっと驚きました。

意外だけどこれはこれで有りだな…
これもギャップ萌えというやつなのかもしれない。

マリーにとってベルドルベルは相性が良いわけではなかったし、
何より同格の相手だったのによく勝てたと思いましたけど、
やはり実戦経験の差がモノを言ったのかな、と。
対人戦闘の経験値はマリーの方が圧倒的でしょうしね。

そしてフランクリンへといたるための最後の障害として登場したユーゴーですが、
彼、もとい彼女も中々に複雑な事情がありますね。
ユーゴーはレイの鏡像の一人なんでしょうが、家庭環境が違ったのが大きな違いですね。
ユーゴーがユーゴーらしくできる日がくると良いんですけどね…

:: 2021/10/19 火曜日::

■[漫画]恋人レベル1のカップル「柚子川さんは、察して欲しい。」1巻

串間託須と柚子川久留莉は付き合い始めたばかりの高校生カップル。
託須は勉強は出来るけれど男友達とバカをやるのが楽しい小学生の心を持ち、
柚子川さんも勉強はできるけれどコミュ障気味なところがある。
お互い初めてのこともあってすれ違いもあるけれど、初々しいラブコメを見せてくれるのだった…!

チェリーブロッサム!」や「かぐや様は告らせたい 同人版」の茶菓山しん太さんの新作です!
学生ラブコメだと付き合い始めるまでを描いたものが多いですが、
この漫画は付き合い始めてからのラブコメなんですよね。
新婚ラブコメが増えた昨今ですが、新カップルラブコメというのも有りなのかもしれない…!

柚子川さんはタイトルから分かる通り察して欲しいんですが、
いわゆる察してちゃんとはちょっと違ってて…
コミュ力が低く友達がゼロなだけあって、
自分の気持ちを素直に伝えられない不器用なところがあるんですよね。
それ故の「察して欲しい」なんですよ。

託須が男友達とばかり話してたら嫉妬するし、
髪を切ったことに気付いて貰えなかったら不機嫌になるんだけど、
「察してよ!」というよりも「察してくれたら嬉しい」という感じというか…
そして察されたら察されたで赤面しちゃうんですよね…

うーん、柚子川さんはとても可愛いところがあるな…!

託須は彼氏レベルがまだアリアハンを彷徨いているレベルなので、
柚子川さんの気持ちをすぐに察することができないんだけど、
論理的思考で気持ちを理解しようとしているのは評価できると思います。

まぁ、乙女心の機微を理解できているわけではないので、
自分の理解が正しいのかをストレートに聞いちゃって柚子川さんを赤面させちゃうんですけどね!

でも、読者的には赤面する柚子川さんを見ることが出来るのでOKです!

1巻ではまだ二人は付き合い始めたばかりだし、
二人の恋人レベルも一桁台なのでもどかしいところもあるんだけれど、
それもまた青春の醍醐味だと思うんですよね。

これから少しずつ、二人の距離が縮まっていって、
阿吽の呼吸になっていくのかなぁ、と期待しています。

ちなみに連載は「となりのヤングジャンプ」なので1話から読むことができます。

[第1話] 柚子川さんは、察して欲しい。 – 茶菓山しん太 | となりのヤングジャンプ

この1巻の続きも読めるよ!
水着の柚子川さんも読めるよ!!!
なので、是非連載の方も追っていって欲しいものであります!

:: 2021/10/18 月曜日::

■[漫画]バレンタインの告白「古見さんは、コミュ症です。」23巻

学生時代のラブコメ天王山と言えば!
そう! バレンタイン!

阿瀬さんが! 万場木さんが! 古見さんが!
そして只野くんが生み出す恋模様が最高にエモいバレンタイン回です…!

やはり今回一番の見所は万場木さんでしょう。
サンデーラブコメ伝統のフラレ女子、もとい負けヒロイン…
令和のサンデー負けヒロイン四天王の先陣を切った万場木さんは素晴らしかったですよ!
その伝統に燦然と輝くことになるであろう、名勝負でした…!

まずはストレートに告白するところが好感度が高かったですね。
そこから只野くんに教えられたやらかしで恥ずかしがるところも可愛いかったですし、
一度は受け入れられて喜ぶうれし泣きも素敵だったんですよ。
ただ、只野くんのことが好きだからこそ、
本人が気付かないようにしている気持ちに気付いちゃったんですよね…

そして、とても良い子だからこそ、念を押しちゃうんだよ…

念を押して、背中を押して…
一人で泣いて…

でも、とても良い子なのをクラスの友達は分かっているから、
悲しい時にも励ましてくれて…

特に「良いなぁ…」と思ったのは古見さんの背中も押してくれたことです。

この時に「あぁ、何があっても万場木さんと古見さんは友達だ」と実感しました。
自分がフラれた原因の女友達に、こんな言葉を掛けてあげられるだなんて、
万場木さんは良い子すぎるでしょう。
ホント、万場木さんには幸せになって欲しいですよ…!

もちろん、万場木さんだけでなく、古見さんと只野くんの二人も素晴らしかったです。
あの見開きの連続はとても情緒に訴えかけてくるものがあったし、
只野くんのストレートなイケメン力には「カッケー」と思いましたし、
二人の可愛いイチャコラには悶えましたしね!

ただ、それもこれも万場木さんのエモさがあってこそだと思いますので、
ぜひ万場木さんにも注目して欲しいです。
とても良い子なので。

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