フラン☆Skin

幻晶甲冑を使うことで大胆な王族救出作戦を敢行する銀鳳騎士団、もとい商会。
見事救出に成功し、ツェンドリブルの圧倒的速度で逃げ切れるかと思いきや、
相手も飛行船を出してきて追いついてくるんだけど、
その窮地に未知の技術を目の当たりしたエルくんは歓喜の笑みを浮かべていて…

ジャロウデク王国も大変な相手に目をつけられましたね…
侵略してきた相手なだけに自然と敵視してしまいますが、
正直ちょっと同情の気持ちが湧かなくもないです。
特にエルくんが全機捕獲する気になっている表情を見るとね…！

これは取らぬ狸の皮算用、もとい取らぬ幻晶騎士のコア算用してますね。
そしてエルくんの場合は実際に取ってしまえる実力がありますからね！
これはジャロウデク王国終了のお知らせ…

それはそうと今回はエルくんだけでなく、キッドも大活躍でしたね。
囚われのお姫様に騎士の誓いを立てて立ち上がらせて、
お姫様抱っこで救出するだけでなく、
閉じこもっているお姫様の手を取って外に連れ出すとか、
かなり男の子してますよね！

庶子とはいえ伯爵の実子だし、救国の英雄の一人ともなれば、
これはもう、王配としては充分な格があると思いますので、
キッドはこのまま逆玉になる未来が見えるんですが…
原作ではこの後、他にもフラグが立ちまくるので、
何とかヘレナにはキッドの手綱を離さないで欲しいものであります。

青春が眩しすぎて浄化されそうだ…！

神納はじめと沢渡慧美の青春MtGラブコメストーリーは3巻になっても眩しいです。
二人とほぼ同年代のアラフォーな私にとって二人の青春模様は今の年齢で読むとこっ恥ずかしいんですが、
その青臭さすらも今となっては眩しく感じて、心が震えちゃいますね。
今年は「天気の子」といい、若者たちの眩しい青春模様が感じられる作品が多い気がします。

特にこの3巻は初っ端からニヤニヤでドキドキで最高でしたね！
はじめに誕プレを渡す慧美とか、
告白イベントかと思ってトキメキまくりでしたね！

これは後ろから覗いていたおっさんたちを責められないですわ。
私もこの場に居れば同じことをしましたね！　間違いなく！
こんな美味しい、もとい、眩しい青春を見ないなんてありえないですよ！

その後も二人で一緒の帰り道、河川敷での接触イベントとかもう…！　もう…！
はじめだけでなく、慧美も青春で頭がゆだってるよね！
これでまだ付き合ってないとかおかしいよね！

でも、二人がまだ付き合ってないからこそ、イベントが楽しくなってるんですよね。
遠足で慧美が来島くんと一緒の班行動をしてはじめがヤキモキするとか、
嫉妬イベントが楽しくてたまらなかったですし、
偶然再会した八雲とのフラグ構築イベントも垂涎モノでした。

特に八雲とは々ボンボン派だとか、漫画やアニメの趣味も合っているので、
慧美以上に相性が良さそうというのも良いですし、
何より八雲の方がちょっと積極的になっているのが素晴らしい…！

八雲の性格上、二人が付き合っているなら割り込まないと思うんだけど、
まだ付き合ってないなら割り込みたいと思ってもおかしくないわけですよ。
うーむ、三角関係とかオラとってもワクワクしてきたぞ！

しかし慧美…　わりとバレバレだな…

だが、それが良い…

それにはじめの方も、親友である来島の参戦表明に対して、
真っ向から迎え撃とうとするはじめは男らしくてカッコイイですね。
勝負の決め方がMtGというのがこの漫画らしいですけど、
漫画の見せ方が上手いのでとても迫力があるものになってますね。

ちなみにこの勝負の決着は今月発売の少年エースに載っています。

気になって仕方がない人は買って読めば良いと思います！
凄く面白かったです！（←既に読んだ人

残念ながらこの作品はこの2巻で終了となります。
女性オタクの生態がわりと赤裸々に、それでもエグさは少なく、
地雷要素も薄く、わりと綺麗に描かれていたのでストレスもかからなかったので、
純粋に楽しく読んでいただけに終わってしまうのは寂しいです。

主人公の桃山先生は美人だけどこじらせオタクで、
そのオタク生活を見ていると、とても親近感が湧くんですよね。
あぁ、女性でもオタクはやはり同じなんだなって感じます。

特にそう感じたのは憧れのサークルさんへの挨拶の時ですね。
好きで好きで、いの一番に行きたくなるくらいに好きで。
一言でも感謝と感想を伝えたいという想いはとても…　とてもよくわかります…！

奇しくも作中に出てくる即売会がコミティアなので、
先日コミティアに行ってきた身としては共感度が高かったです！
このドキドキ感はラブコメにおける告白イベントくらいの勇気がいるんですよ！
わかる…　わかりみが深い…

逆に女性だからこその大変さってのもあるんだなぁ、とも感じました。
同担拒否の女性に絡まれるとか、こういっては何だけど女性ならではっぽいなぁ、と思いました…
あと、男装コスプレをする時にナイスバディすぎて大変、というのは女性ならではですよね…

「その着せ替え人形は恋をする」でもやってましたけど、
胸が大きすぎて困るってのは大変なんだなぁ…
推しと自分の体型がパーフェクトマッチするとは限らない…
というか、そんなのはほとんど稀ですよね。

それにしてもこの2巻で終了なのは本当に勿体ないというか…
純粋に寂しいですね…
またどこかで会えることを祈っております…

ついに…　ついに伊丹が登場したぞー！
SEASON2になって主人公が徳島に交代したんだけれど、
伊丹とそのヒロインたちに惚れ込んでゲートが好きになった身としては、
やはり伊丹たちが出てこそ本番だと思ってしまうわけです。
徳島くんには悪いんだけどね…

とはいえ4巻の主軸は伊丹というわけではありません。
おそらく伊丹たちが本格的に活躍するのは次の5巻になりますが、
それでも外伝から数年経った彼ら、彼女らの姿は拝めるのでありがたいです。
伊丹は相変わらずの自衛官生活ですが、
レレイは東大の研究室で門の研究をしているとか、彼女らしいですよね。
充分大人と言える年齢になっても変わらずクールなんだけど、
伊丹相手だけ笑顔でデレているとか最高に可愛いですよ…
あぁ…　もっと見ていたい…

それとテュカですが、彼女の現状にはちょっと苦笑いというかｗ
日本でエルフらしい生活をしたらニートと思われたため有閑マダムと名乗るとかｗ
それでタワマンに暮らして主婦たちのマウント合戦に巻き込まれるとか、
テュカはテュカで大変だなぁ、と思うわけですよ。
まぁ、そんな生活も伊丹に呼ばれたら喜んで脇に置いて、
すぐに駆けつけるあたり変わってなくて魅力的だな、と思います。

徳島くんと江田島さんの現地人と一緒でのお姫様救出作戦ですが、
相手側に人民解放軍に雇われた日本人がいるというのは意外でしたね。
知恵がまわるぶんだけゾルザルよりよっぽど厄介だと思いますが、
自業自得とはいえかなりのピンチに身を置いているので、
ちょっと応援したくなっちゃいますね…
まぁ、あのレディを相手に手玉にとってエロいことをしているところが、
ちょっと唆られるっていうのが一番大きいんですけどね！

しかし国際情勢が今の日本を念頭に置かれているので、
無駄にリアリティを感じてきちゃいますね。
はたして特地で資源を得ることができそうな日本はどのような選択を取るのか？
というか、伊丹たちは無事に江田島たちと合流できるのか？
次の5巻はとても楽しみです。

夏休みに東京出身の友達たちと一緒に東京観光をする小路ちゃん。
その天真爛漫で何も飾らない小路ちゃんに魅せられて、
ドンドンみんな幸せになっていくのがとても微笑ましくて素敵です。
眩しすぎるほどに青春してるよ…！

生まれも育ちも田舎の小路ちゃんが、
磁気カードを間違って改札に入れてしまうところとか、
とても微笑ましい失敗でほんわかしちゃいます。

そう言えば田舎住まいの友達は自動改札すら知らなかったもんなぁ…
というか、切符を買う時のコマを見る限り、電車に乗るのすらも稀だと思う…

それにしても小路ちゃんの癒し力というかほぐし力というか…
そういったモノがとても大きくて素敵なんですよね…
今までの人間関係で変に凝り固まってしまっていた、
龍守さんや兎原さんの心のツラさを、
ほぐして癒して、とびっきりの笑顔にさせてくれるとか、
最高に青春してて、ホント眩しい…　好き…

余りにも光属性が強すぎるので、
心が汚れた大人が読むと浄化されそうです。
こんな娘が欲しいだけの人生だった…

残念ながらこの3巻で打ち切りとなってしまいました…
ニコニコ静画の頃から好きで、
このブログで感想書いたり、
この漫画のためにマンガクロスアプリを入れて感想送ったり、
友人にも勧めまくったりと、自分なりに布教を頑張ってきたのですが…
力及ばず、悔しいばかりです…

打ち切りになったとはいえこの3巻も面白さは凝縮されています。
お気に入りの回もかなりあるんですが、
ラストスパートへ向かっている展開もアイドルモノとして熱くて良いけれど、
日常パートでの陽子も可愛くて好きなんですよね。
特に先輩アイドルの胡桃ちゃんに服をコーデしてもらう回が良いですよね！

もうこの時点で胡桃ちゃんが良い子なのがよくわかりました。
というかファンの子たちってちゃんと他のアイドルも見てるんだ…
むしろ、どうしても目についてしまうくらいに陽子の私服がダサすぎる可能性…！

まぁ、陽子は元々男の子なので女性のファッションに疎いという、
TS漫画的に普通にありえる設定なので仕方ないですよね！
むしろダサいことがTS好きにはご褒美というかね！
股がスースーするので、という理由でスカートが苦手というのはTS好きにはポイント高かったです！

そんなファッションセンスどころか用語知識も０な陽子と凛を、
見事なティーン・アイドルとして再誕させた胡桃ちゃんパネェっす！

やはりアイドルになれるだけあって元が良いんだなぁ…
というか、流石は陽子…　素材が良すぎる…

ただ、TS漫画として面白さはこの漫画の中ではむしろオマケで、
アイドルとして成長していく陽子の姿がこの作品の一番の魅力だと思います。
グラビア撮影の時も優しいカメラマンさんに教えて貰って、
等身大の陽子を撮影してもらうことで一皮剥けてたし、
リズさんが言う通り、自分が大好きなアイドルにならびたつ努力を惜しまず、
少しずつ成長しているんだけど…

どうしても成長が緩やかなので自信が持てない故に、
自分の体を痛めつけるほどの努力をしてしまって骨折とか、ツラいなぁ…
そんなツラい時の陽子を救ってくれたのが、
熱心な信者、もといファンの一言というのが嬉しいですすよね。
ファンとアイドルは相補的なものであり、Win-Winの関係なんだなって。
そういったのが今のアイドルの形なんだなって思いました。

正直、未だにこの漫画がここで終わるのは納得できないというか、残念でなりません。
確かに画力はまだアマチュアくさいところはあるけれど、
漫画としての面白さは十二分にあると思うだけに、
ただただ勿体ない、と感じてしまいます。

また気が向いた時にでもニコニコなりtwitterなりで描いて欲しいものです…

「キモオタ、アイドルやるってよ」番外編（1/2） pic.twitter.com/H0GPmRcalv

— 一色いたる@3巻発売中 (@sdr574) November 22, 2019

「キモオタ、アイドルやるってよ」番外編（2/2） pic.twitter.com/PWjfBcvQN2

— 一色いたる@3巻発売中 (@sdr574) November 22, 2019

とか言ってたら描いてくれたよ…！
ありがてぇ、ありがてぇ…！