その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2014/1/23 木曜日::

■[漫画]アラサー女子の恋模様「ナビガトリア」2巻

ナビガトリア(2) (Be・Loveコミックス)
著者/訳者:アサダ ニッキ
出版社:講談社( 2014-01-16 )
コミック ( 168 ページ )
作者サイト:天百
作者twitter:アサダニッキ (asadako)さんはTwitterを使っています

コミックナタリー – ナビガトリアが島根県庁とコラボ、アサダニッキ×知事対談も

まさか島根県庁とコラボするとは…
確かに島根って出雲大社くらいしか有名なのないし、
何かと人呼ぶために頑張ってるんだろうなぁ。
私も一度くらいは出雲大社に行ってみたいかも。

ネットで知り合ったOL仲間に会いに行ったらその正体がネカマ中学生の実で…
でも、実の兄・昭と仲良くなったアラサー女子のこよりさんは、
仕事がクビになったこともあり、島根に移住して昭たち家族にご厄介になりながら、
昭との恋愛と、島根の仕事を頑張ることになって…

2巻では昭の元カノが出てきてビックリです。
居てもおかしくないけど、まさかこんないきなり出てくるとは。
こよりさんの職場の同僚で、島根で初めての友人が元カノの宵子さんというのは、
ゆりかの企みもあるけど、何か複雑というか。

それにしても元カノと今カノ未満の二人のギクシャクは確かに中学生みたいだけど、
二人とも三十路前、ということもあって中学生とは違う恋なんですよね。
相手のために自分が引くとかは、中学生の頃までのラブコメなんだなぁ…
と、変なトコに感心してしまいました。
宵子さん、大人だわー

逆に大人じゃないのが中学生の実くんで、
進路のことで昭と対立してる所とか、本当に中学生らしい思春期っぷりですね。
そんな二人の仲を取り持つこよりさんは、
ちゃんと昭たちの家族に必要な人として溶け込んでいるんだなぁ。

それにしても同じ家に住んでおきながらぬるま湯みたいな恋愛してますよね、この二人。
もうさっさとくっついてしまえば良いのになぁ、
などと思いながらも、もうしばらくゆっくりと見守っていきたい気持ちもあります。

:: 2014/1/21 火曜日::

■[漫画]アメリカでの武者修行「ベイビーステップ」29巻

ベイビーステップ(29) (少年マガジンコミックス)
著者/訳者:勝木 光
出版社:講談社( 2014-01-17 )
コミック ( 192 ページ )

4月からのアニメ放送まで間近に迫った「ベイビーステップ」ですが、
本編では全国選手権に向けてエーちゃんが渡米しての特訓です。
STCも充分整っている方なんですけど、やはり世界トップレベルは違いますね。
設備だけじゃなく、選手層のレベルの違いが鮮烈です。

しっかしまさか、神田とアメリカで再会するとは思わなかったなぁ。(笑
まぁ、神田も更なるステップアップ目論んでたから必然かもしれませんが…
正直、エーちゃん派の私は神田のことがそれほど好きじゃないので、
男子校育ちだからマーシャと何とか仲良くなろうとしながら、
すげなくされている情けない姿を見てプギャーしてました。(笑

そのマーシャですけど、ちゃんと成長してますねー
そしてエーちゃんへの淡い恋心も持ち続けているようでニヤニヤします。
まぁ、シスコンなアレックスと、なっちゃんという強すぎる恋敵がいるので無理な気がしますが!
というか、なっちゃんとiPhoneでテレビ通話とか凄い時代だと実感です。
そして通話中に不意にラブいこと言ってくるなっちゃんはやはり可愛すぎるっ
くそぅ、エーちゃんってば恵まれてるなぁ! でも、エーちゃんだから許す!
余談ですが、巻末にのってた番外編の中学時代の髪の長さが個人的にベストです。(キリッ

肝心のエーちゃん自身の成長ですが、目標を正しく持ち、ひたむきな練習を積み重ねることで、
着実に身についていってて、こう、読んでて心のなかでガッツポーズ取りたいですね。
休日もビーチテニスという遊びの中で、更なる能力向上に努めるとか凄すぎですよ。
でも、そういった所がエーちゃんらしくて好感が持てるんだよなぁ。

偶然手に入れた世界ランキングに入るための試合も、
練習で今まで勝てなかったピート相手と厳しいものがありますが、
それでもエーちゃんなら今までの練習とノートの結果で何とかしてくれると期待しています。
頑張れ、エーちゃん!

:: 2014/1/18 土曜日::

■[漫画]日常から戦争へ「乙嫁語り」6巻

乙嫁語り 6巻 (ビームコミックス)
著者/訳者:森 薫
出版社:KADOKAWA/エンターブレイン( 2014-01-14 )
コミック ( 194 ページ )

Kindle版:乙嫁語り (6) [Kindle]

今回はカルルクとアミルの夫婦に視点が戻っての話ですが、
微笑ましい夫婦喧嘩だけでなく、エイホン家が居を構える町が襲撃を受け、
殺し合いの戦争が始まってしまう物々しい展開が待ち受けてます。
でも、そういった殺伐とした事情もまた19世紀中央アジアの姿なのでしょう。

元々はアミルの実家であるハルガル家が地域の有力者ヌマジ一族へ出した嫁が死んだことより、
既得権益を奪われてことに端を発します。
アミルを呼び戻して替わりの嫁として出すつもりが町ぐるみで追い返されため、
次は遠縁のバダン一族と共謀してエイホン家の町へ襲撃することなったけど、
バダン一族の背後には同士討ちを狙うロシアの影が見えており、
何よりバダン一族は信用出来ないとアミルの兄・アゼルは考えており…

アゼル兄様カッコイイっすね!
父権が絶対な地域なので意見を出すくらいしか出来ないながらも、
地方部族の次期族長という立場ながら大局的に物事を見ることが出来るし、
戦争においても町の人間を無駄に殺さず、裏切ったバダンを的確に倒し、
アミルたちをも守る立ち回りはまるで英雄のようでした。
町の人間に囲まれた時も歯向かわず、なすがままで余計な言い訳もしないとか、
男らしい貫禄に満ちていてマジで格好良かったです。
惚れそう。

カルルクもその年にしては頑張ってる方でしたけど、
流石にアゼル兄様ほどの活躍はなかったかなー
代わりにアミルが大活躍だったのにはスッキリするものがありましたね。
カルルクのためなら父親にも歯向かう姿は嫁として、女としての強さを見た気持ちです。
というかカルルクのこと好きすぎでしょう、アミルってば。
カルルクの怪我を見て動転しまくるアミルが可愛すぎる。

結果的にロシアの思う通りになってるのが残念ですね。
当時の世相からしてこうならざるを得ないのは分かりますが…
うーん、スミスさんが町を出た理由が的中しちゃったのがなぁ…
次回はそのスミスさんサイドっぽいですが、
こういった展開を読んでしまったら焦燥感がありますのでハラハラしちゃいますね。
それでも乙嫁の魅力は描かれるはずなので楽しみでもあります。

:: 2014/1/17 金曜日::

■[漫画]杉元照文の覚悟「弱虫ペダル」32巻

弱虫ペダル 32 (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:渡辺 航
出版社:秋田書店( 2014-01-08 )
コミック ( 205 ページ )
作者サイト:「弱虫ペダル」と「まじもじるるも」の制服ブログ箱

Kindle版:弱虫ペダル (32) [Kindle]

熱闘したインターハイも終わったのでしばらくは日常パートかと思いきや、
人によってはインターハイ編以上に熱い1年生レースが描かれてましたよ!
「弱虫ペダル」も何だかんだで30巻以上も続きマンネリ感が出てくるかと思っていましたが、
まさかここまで熱く、興奮する物語を見せてくれるとは思いもよりませんでした。
凄い、「弱虫ペダル」はやっぱり凄い少年漫画だ…!

一年生の頃はピエロみたいだった杉元。
それが、インターハイ最後の坂道の姿を見て一念発起して地道な練習を積み上げてきたことにより、
ここまで熱いレースを見せてくれることになるとは…
一度は折れかけた心を、切れかけた信念を、兄弟の絆によって手繰り寄せ、
もう二度と離さないとばかりにペダルを回す姿には目頭が熱くなりました。
そして、だからこそその残酷なまでの結末には切なくなりました。

恐らく今までの「弱虫ペダル」という作品からするなら、杉元がレギュラーに選ばれるべきです。
チームの絆、6枚のジャージ、諦めないメンタル…
そういった総北スピリッツを受け継いでいるのは間違いなく杉元です。
でも、敢えてそうせず、残酷なまでの実力差から一年生の鏑木がレギュラーを獲得し、
その子供のままな感性を総北の一員として鍛えられていく姿を描いていく所に、
「弱虫ペダル」の新しいことへの挑戦、という名の覚悟を見た気がします。

それにしても杉元は本当に良い漢です。
ここまで印象が180度変わったキャラというのも珍しいくらいです。
その男気を何とか汲み取れないかという坂道に対して、
自分の覚悟を示してみせたシーンを読んでいた時、
私の心は感動で一杯でしたよ。
そしてクールダウンしながら号泣する姿にはこちらまで泣きそうになりました。

でも杉元はまだもう一年チャンスがあります。
そしてもうチャンスがない人が総北には居ます。
果たしてその人は誰なのか、その人にどういった覚悟があるのか。
そこら辺は次の33巻で描かれると思いますが…
まだまだ総北メンバーからは目が離せません…!

:: 2014/1/15 水曜日::

■[漫画]おそロシア…「銀の匙 Silver Spoon」10巻

銀の匙 Silver Spoon 10 (少年サンデーコミックス)
著者/訳者:荒川 弘
出版社:小学館( 2014-01-08 )
コミック ( 186 ページ )

アニメも二期が始まった訳ですが…
今更ですが何でこれ、夕方アニメじゃないんでしょうかね…
それと同じクールに同じ農業モノである「のうりん」も放映されてて、
これからは農業ブームが!? という気がしないでもないです。
いや、あっちはパロネタと下ネタと社会性の高いネタなのに対して、
こちらは北海道の厳しさと青春グラフィティという違いはあるのですが。

さて、この10巻で一番印象に残っているのが何だと聞かれたら、
私は間違いなくアレクサンドラさんだと答えます。
八軒の義姉であり、ロシア育ちな慎吾の姉さん女房! しかも巨乳!
八軒たち農業高校の一辺20kmの畑を「かわいらしい」と言えるロシアの常識が凄い!
コサック騎兵の子孫で、ソ連崩壊という世界規模の不安定な情勢を生き延び、
大学中退なフリーターの慎吾でもOKな大らかさが凄い。
というか慎吾のアレな味の料理が大丈夫とか、御影家の曾祖母並みだよね。
同じ馬好きということでアキとは仲が良いから、
八軒とアキが結婚しても良い感じになりそうだなー、とか妄想しちゃったりして!

そういったイベントも挟みつつ豚肉ファンドも進んでいるんですが、
ソーセージの作り方とか初めて見たので新鮮です。
また、自分たちが作った製品に対する値付けに苦悩したりするのが初々しいですねー
そして自分たちが作ったモノが売れる理由が美味しさとかよりも、
ブランド力やパッケージングに依る所が大きい事を体感しているのが重要だと私は感じます。
高校生の時にこういった経験が出来るのは貴重だよなぁ。

学校を辞めた駒場を何だかんだと構う八軒たちと、
その鬱陶しさに一見辟易しているようだけど、
確実に何かが変わっている姿には青春が感じられます。

しかしラブコメは全然進みませんなー
まぁ、色々と釘を刺されてるからなー
とはいえ、もうちょっと進んで欲しい気も…
頑張れ! 八軒!

:: 2014/1/13 月曜日::

■[漫画]先輩たちの勇姿「ナナマルサンバツ」7巻

ナナマル サンバツ (7) (カドカワコミックス・エース)
著者/訳者:杉基 イクラ
出版社:KADOKAWA/角川書店( 2013-12-27 )
コミック ( 186 ページ )
作者サイト:†††††いくら亭†††††
作者twitter:杉基イクラ (iqura_s)さんはTwitterを使っています
Kindle版:ナナマルサンバツ (7) Kindle版

長かった例会編もこれで完結!
主人公である越山くんは既に敗退したけど、
面白さは充分保ったままの完結でした。
というか笹島部長マジカッケー!

封鎖ルールによって突出した実力を持つ笹島部長が危機に陥るも、
後輩たちによる無邪気な応援によって本気になったお陰で、
笹島部長が無双する展開がマジでカッコイイです!
開城の大蔵部長との対決は本気と本気のぶつかり合いって感じで、
かなり圧巻でしたね!

そんな笹島部長とも因縁がある深見さんのお兄さんが、
後半からは中心となっていきます。
かつては開城でもエースとして活躍した深見さんのお兄さんが、
今ではクイズ嫌いになった理由は未だに謎のままですが、
ある程度は推察できますね。
関西の高校とのクイズ対決でボロ負けしたのかしら…

それと越山くんと深見さんという濃い一年生に囲まれた井上くんが、
凡人だけど、それでも自分なりにクイズが好きになっている様子は、
等身大な姿を見ているようでちょっと共感出来ましたね。
「君の知らない物語」の歌詞が井上くんの趣味と想いにマッチしてて、
読んでて結構感動しました。
個人的にはこのエピソードがこの7巻では一番好きかもしれません。

それにしても競技クイズという題材でここまで面白くなるとはなぁ…
これからの展開にも期待です。

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