僕の心のヤバイやつ (10) 特装版 4月8日発売!
夏! 海! 青春!
:: 2012/1/8 日曜日::

■[漫画]ゆるゆる弓道&恋するワンシーン「的中!青春100%」

的中!青春100% (まんがタイムコミックス)
著者/訳者:秋★枝
出版社:芳文社( 2012-01-07 )
コミック ( ページ )
作者サイト:■□■ロケット燃料★21■□■
作者twitter:秋★枝 (Akieda) on Twitter

本作「的中!青春100%」は同名のゆるゆる弓道部の日常を描いた、
ちょっとラブコメ要素もあるほんわか4コマなんですが、
後半からは「ワンシーン」という恋する瞬間が描かれた短編漫画が収録されています。
個人的には「ワンシーン」は全部切り抜き保存して電子書籍化済みするほど好きなので、
「的中!青春100%」は勿論そうだけど是非とも「ワンシーン」も読んで欲しいですね。

「的中!青春100%」は弓道一直線の毛利こと杉本まもるが、
クラスメイトの楠いろはと弓道部に入部したら3年生はゆるゆるで、
毎日ふざけて遊んでばかりで、でもそれが結構面白くて…
と、ただそれだけのお話がゆるゆると綴られています。
秋★枝さんの作品によくあるラブコメ成分もあるけど、
それはむしろ描き下ろしの4Pに色濃く表れている気がします。

「ワンシーン」は短編連作なんですが、主に3つくらいシリーズがあります。
まずは失恋した女の子が美容室に髪を切りに行ったら、
そこで思わぬ出会いをして始まる新しい恋物語。

恋が始まる瞬間

ちなみに男の方が妙に可愛く思えてしまいます。(笑

もう一つは部活の長谷川先輩に恋する家が神社な由依ちゃんのお話。
緊張してストレートに告白しちゃった由依ちゃんの念願叶って付き合うようになったら、
先輩は意外な一面を見せるようになって…

可愛い先輩

いやー、幸せそうで大変良いですのぅ。

そして最後はOLの松本さんが一回り以上年上に見える課長に恋する物語。
昼休みに外で偶然会っただけでも嬉しくて、
課長が出張中で不在だと電話で声を聞けるだけでドキドキが止まらないという、
そんな奥手で純情な松本さんが恋する女の子しててメチャメチャ可愛いんですよ!

松本さんと課長

最後には綺麗に終わっていて凄く良い話になっていますので、
秋★枝さんの漫画ファンの中でも未読な人が多いと思いますが、
ファンの人は必携とも言える作品になっていますので是非とも読むべきだと思います!

■[漫画]花子さんのちょっと泣けるとてもいい話「ハナコ@ラバトリー」2巻

ハナコ@ラバトリー(2)(完) (CRコミックス) (CR COMICS)
著者/訳者:施川ユウキ 秋★枝
出版社:ジャイブ( 2012-01-07 )
コミック ( ページ )
原作者サイト:施川ユウキのみすぼらしい部屋
原作者twitter:施川ユウキ (ramuniikun) は Twitter を利用しています
作者サイト:■□■ロケット燃料★21■□■
作者twitter:秋★枝 (Akieda) on Twitter

昨年末の「煩悩寺」2巻に続いて同日発売の「的中!青春100%」と発売された「ハナコ@ラバトリー」2巻
秋★枝さんの単行本が殆どスパン無く3冊発売ということで年末進行も考えると、
これは秋★枝さん死んじゃうんじゃないの?
と思えるくらいの発行スピードですがファンとしては嬉しかったりするのもまた事実だったりします。

サナギさんで有名な施川ユウキさんが原作に付いてのコラボ作品でしたが、
掲載誌のラッシュが電子書籍化のドタバタもあった中で無事に完結。
連載開始当初はこの異例の組み合わせにかなり驚きましたが、
終わってみれば凄く良いコンビだったんじゃないかな、と思います。

トイレにしか居られない、記憶がない幽霊の花子さん。
そもそも自分の名前が花子さんなのか、あのトイレの花子さんなのかも自覚がない、
そんな彼女が色んなトイレで悲喜交々な話の目撃者になったりしてたんですが、
最後のエピソードでは生前の記憶を取り戻して綺麗に終わっており、
凄くほっとしました。
あぁ、花子さんは本当に優しくて生きている人に希望を見せる人なんだな、と。

どの話もちょっぴりミステリーだけどそこが良いアクセントになっていて、
読んでいて飽きさせない面白さがあって良かったですよ。
スマホを持ってブログ更新するという設定も最後に活かされていて、
本当に良い作品だったと思います。

:: 2012/1/7 土曜日::

■[漫画]ラブが止まらない!「煩悩寺」2巻

煩悩寺 2 (MFコミックス フラッパーシリーズ)
著者/訳者:秋★枝
出版社:メディアファクトリー( 2011-12-22 )
コミック ( ページ )
作者サイト:■□■ロケット燃料★21■□■
作者twitter:秋★枝 (Akieda) on Twitter

ラブ警報発令中! ラブ警報発令中!

1巻の時点で萌え転がって大変だった煩悩寺ですが、
二人が付き合い初めてからは更に萌えというかラブ分が急上昇!
そりゃー、漫画タイトルの煩悩寺の悩のトコが×から♥になるってなもんですよ。
それにしても独り身には少々まぶしすぎるというかきつすぎて、
日光を浴びた吸血鬼のように燃え尽きて灰になりそうです。

友達付き合いから始まり、恋を意識しだしてからは一気に告白して、
恋人として付き合いだした小沢さんと小山田くん。
何気ないメールのやり取りすらもが一々楽しくてたまらない二人です。

メールであたふた小沢さん

そんな二人を見ているとあまりのラブっぷりに死にたくなってきます。
これがリア充爆発しろ、という感情か…!

ふとしたスキンシップにドキドキが止まらなかったり、
二人で近所に買い物行って相合い傘をするだけで楽しかったりと、
絶妙な二人の距離間で萌えちゃうから困る。
しかも二人はいい大人なので付き合い始めて半年以上も経ってからという遅さながら、
エッチなこともしちゃおうとする訳なんですが、
お互い嫌じゃないんだけど、キッカケが掴めなくて上滑りしちゃうあの微妙な空気!

まだヤってない特有の微妙な空気

何ともモヤモヤしちゃって読んでるこっちがどうしようか右往左往ですよ。
いやー、ホント参るわー

それでいてちゃんと煩悩寺らしく唐突に水着で過ごしたり、
ヘビ玉でひたすら遊んだり、煩悩寺の内装を変更したりと、
変だけど楽しい日々も過ごす小沢さんと小山田くんを見ていると、
末永く幸せになれよ、コンチクショウ! と思わざるをえません。
あー…、やっぱり恋人がいる生活って羨ましいな…

君がいる風景

二人ともお幸せに!(漫画はまだ続いてますのでご安心下さい)

:: 2012/1/6 金曜日::

■[漫画]ゆたかだと思った? 残念、さやかちゃんでした!「O/A」5巻

O/A (5) (角川コミックス・エース 216-8)
著者/訳者:渡会 けいじ
出版社:角川書店(角川グループパブリッシング)( 2011-12-28 )
コミック ( 180 ページ )
作者サイト:Upper Ground
作者twitter:渡会けいじ (watarai) on Twitter

表紙がウェディングドレスを着たゆたかに見えて一瞬焦る人がいるかと思いますが、
実際はゆたかの姉、堀内さやかなのでした!
というか作者の渡会さんは先日の冬コミでもまどマギ本だしてたし、
「ゆたかだと思った? 残念、さやかちゃんでした!」
とかやりたかっただけじゃ…(笑

という訳で前巻で反骨機械の異名を取るアナウンサー、如月文代さんから伝えられた、
ゆたかの姉である堀内さやかの結婚を機に、ゆたかの家族に関する物語がメインの5巻です。

何をやっても簡単に一流の技量を見せながら人から好かれる器用富豪な姉を持つゆたか。
同じ夢を見ていると思い込んでいたけど、実は違っていたと気付いた時から、
徐々にズレはじめて、結果として今の疎遠な状態を形作ってしまった堀内姉妹。
姉への反抗心からアイドル目指してひたすら努力を積み重ねてきたゆたかが、
はるみやツカちゃんに支えられながら話をしようと頑張って、
ラジオを通して思いを伝えるという良い話なんですが、コメディを忘れないのは流石としか。

他にもカラーページ付きではるみがゆたかの替え玉でアフレコやったり、
普通の女の子っぽくデートみたいなことをしたり、
海江田ミホの後輩3人組のコメディ回だったりがあって面白かったですね。
特に海江田ミホのゆたかラブっぷりが半端無くて。(笑

まぁ、何だかんだとありましたがゆたかの家族関係はこれで一区切り付いたので、
次回からはいつものO/Aに戻る訳なんですが…
現在発売中のヤングエースでは予想外にも国際的な展開(笑)になっているので、
一見の価値ありな面白さですので、抱腹絶倒になる覚悟で読むべきだと思います!

:: 2012/1/5 木曜日::

■[漫画]ああっ女神杯っ「Landreaall」19巻限定版

Landreaall 19巻 限定版
著者/訳者:おがき ちか
出版社:一迅社( 2011-12-24 )
コミック ( ページ )
作者サイト:SWS
作者twitter:おがきちか (chikaxavi) on Twitter

19巻は女神杯を丸々収録…、といいたい所だけど実際は良い所で終わっています。
多分読者の多くはレイニー止めを食らったかの如く、
読後に身悶えることになるでしょうが、それもまた仕方なしといった次第。
あのDXとディアの二人がどうなるのか気になりすぎて困る。

当初の予想を覆してレディ・アプリに身を任せることで勝ち進んでいくDX
Landreaallの世界観での馬という生き物の生態はカバー下に描かれていますが、
本当にレディ・アプリが賢い生き物なんだと感じたのは、
恋という情動を理解して、わざと負けようとするDXの心意気を良しとした所でした。
何かあれを読んで、レディ・アプリというキャラ(馬ですが)が分かったし、
何故DXが急激に騎馬戦が上手くなっていったのか分かった気がします。

そして場外でもイオンの周りだけでなく、ルッカフォート夫妻の方でも面白い人間関係が広がっており、
読んでいて全然飽きが来ないですね。
ウィフテッド夫人はエカリープ編で少しだけ出てきましたが、
その過去を知っているとファレルと意気投合するのも当然と思えますね。
こういった細かい伏線回収が上手いからこの作品は何度も読み返してしまうんだよなぁ。

しっかし竜胆の戦いっぷりはその巧みな槍の使い方もそうでしたが、
最後のカイルとの戦いの後の笑顔には五十四さんの心のツッコミともども笑わせてもらいましたよ。
そして竜葵は手紙でしか出て来てないのにいい味を出しすぎだと思います。(笑
いやー、お陰でDXがあの失恋から一歩踏み出そうとしているみたいなんだけど…
イオンが知っているあの事情を鑑みて素直に事が運ぶとは思えないだけに、
本当に先が気になって仕方がないですねー

ちなみに限定版に付いてきたドラマCDですが、内容は短いながらも、
精神入れ替わりモノだったのに衝撃を受けましたよ。
というか中の人たちも大変ですね!
特にイオンの中に入るとか無茶ぶりっつーか、よくやったよね、としか。(笑
しかしここまで来たらドラマCDだけじゃなくアニメ化まで行って欲しいんだけど…
うーん、無理なのかなぁ…

:: 2012/1/3 火曜日::

■[漫画]三浦先生カッコイイ。「とめはねっ!鈴里高校書道部」9巻

とめはねっ! 鈴里高校書道部 9 (ヤングサンデーコミックス)
著者/訳者:河合 克敏
出版社:小学館( 2011-12-27 )
コミック ( 208 ページ )

今回は書道部の新人勧誘騒動も一段落して、縁たちにとっては二回目の市民書道大会へ。
夏の合宿や書の甲子園、かなの書の練習にオープンキャンパスでの研鑽と、
縁たちも1年を通して色々と経験して成長していますし、
新入生の島さんは実力があるということで鈴里高校書道部の成果にも期待が持てます。
ですが研鑽を積んでいるのは鵠沼高校書道部も一緒な訳で…

という訳で市民書道大会での一位は、今まで割りとモブ扱いだった鵠沼の副部長、見城さん。
オープンキャンパスでも失敗を糧に更なる勉強を決意する描写があったけど、
ここまでしっかりとした結果を残せる程になるとはちょっと驚きです。
もちろん、縁はその実力に見合った結果を出せていたし、それは望月さんもだった訳で、
鈴里高校は島さんを含めて成長した実力を発揮したのは明らかなんだけど、
よしみの嫌み攻撃で加茂三輪コンビが口惜しがって騒動が広がる訳なんですが…

それにしても大江英子女史の口から語られる50年近く前の話は面白いですね。
特に若かりし頃の三浦清風先生が理知的で頼もしい大人で素晴らしいですよ。
今回は市民書道大会での島さんへの対応といい、三浦先生の男前っぷりに感心することしきりでした。
そりゃ若い頃の笠置女史が憧れるのも判るし、生徒達に人気があるのも判ります。
まぁ、何がどうなってセクハラジジイになったのかは判りませんが。(笑

そんな若かりし頃の三浦清風先生に師事した笠置女史と英子女史。
二人とも三浦先生から大切なことを学んだと感じていても、受け取ったモノはそれぞれ異なり、
お互いの教え子に学ばせようとしているものも異なっている訳で…

うーん、これはどちらも間違っているとは思えないんですよね。
敢えて言うならどちらが教わる側に合っているかの違いだと思います。
これからも何かと顔を合わせるであろう両書道部の面々が、
今後二人から教わったことをどう発揮していくのか楽しみでもあります。

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