その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2013/6/21 金曜日::

■[漫画]君はハナゲが出てたんだ「げんしけん 二代目の伍」14巻

げんしけん 二代目の伍(14) (げんしけん (14))
著者/訳者:木尾 士目
出版社:講談社( 2013-06-21 )
コミック ( ページ )

この表紙を見てくださいよ!
照明を付けず、外の光に照らされるだけで薄暗いままの現視研の部室で一人佇む斑目の姿!
もうこの表紙だけを見た時点で胸の奥から寂寥感と焦燥感が8:2で込み上がってきますが、
本編を読んでると更にそれが増幅されますからね!
初代の頃から読者だった人は覚悟を決めて読まないと心にダメージを負いますよ…!

それにしてもげんしけんの初代が終わった頃は、このまま斑目の恋がどうなったのか、
咲は結局気付いていたのか気にはなってたけどうやむやのままになるんだろうなぁ…
とか思ってたのにまさかここまで明確な形で結末が描かれるとは…!
正直意外でしたが、それ以上に鳥肌が立つほどに興奮したのもまた事実です!

しっかし斑目の恋が終わって一段落したと思ったらまさかの波戸くんのターンですよ!
いやね、前々からね、伏線張られまくっててフラグも立ちまくってましたが、
まさかこれほどガチなBL展開になるとは思わなくてですね…!
見た目は異性だけど中身は同性という利点を利用して斑目との距離を詰めながら、
どんどん抑えきれなくなっていく波戸くんを応援したら良いのか止めれば良いのか悩む!
いえね、正直言って斑目に恋しちゃって赤面する波戸くんは可愛い!
それはもう超絶可愛いですよ!

赤面波戸くん

でもなー、どう考えても茨の道だしなー…
矢島さんがその筋力で何とか引き戻してくれると嬉しいのですが!
斑目にはスーがお似合いなんじゃないかな…! 多分…!

赤面スー

最近スーが赤面しまくりで可愛すぎるんだよなぁ…
ほっぺにキスしただけでこれとか純朴すぎてヤバイ…!

そういえば大野さんの進路の話も出てきてましたけど、
田中さんは優柔不断なように見えてしっかりと大野さんの恋人してますよね。
というか描き下ろしの漫画はどう考えても事後な訳で。
いやー、巻末描き下ろしにも出てきたけど大野さんがサークルクラッシャーになってた可能性もあっただけに、
現視研という場の奇跡さを無駄に感じますよ。

まぁ、今の現視研でサークルクラッシャーになる可能性が一番高いのは斑目なんですけどね!
咲のセリフじゃないけど、ハーレム築けそうですよね、斑目!
本人自覚ないけど!

やはり二代目の主人公は斑目だよなぁ…
はたして斑目を中心としてキャラが今後どう動くのか要注目ですよ!

:: 2013/6/20 木曜日::

■[漫画]そうだ、京都行こう!「ハヤテのごとく!」37巻 香る生写真つき限定版

表紙が水着アーたんなのに! だというのに!
いつまで経っても本編のアーたんは幼女バージョン!!!
いやまぁ、幼女なアーたんも可愛いと言えば勿論可愛いのですが、
やはり表紙からモロ判りなように圧倒的な乳力を持つアーたんがですね。
素敵だな、と思う訳なのですよ!

そんな表紙がアーたんなのに限定版がヒナギクの生写真という、
何か色々と矛盾しているというか巨と貧というか。
色々とチグハグだったりしてますが中身も割りとチグハグで、
ルカとナギの漫画対決も既に決定的な漫画力の違いが出てきている中で、
ナギは売れっ子漫画家の助言を斜め上に受け止めてよく判らない独走態勢に。
もう迷ってるだけとも言える気がするんだけど。

まぁ、そんな迷走状態に向かわせたのが、
ハム沢さんの形振り構わない手段だったり、
ルカの文字通り体当たりで捨て身なプロポーズだったりしてて、
何とも幼女には厳しいプレッシャーだよなぁ。
と同情できなくもないけど、何だろうこの我が儘お嬢様に対するもやもや感は…

何はともあれ執事のハヤテは周りに振り回されてばかりで大変だな!
でもぶっちゃけこのままルカと結婚した方が人生勝ち組だと思うよ!
十中八九ナギにミラクルが起こって何とかなりそうな気がするけど!
いかん、現時点からルカを判官贔屓しそうだ…
というか正妻のはずのアーたんよ、早く復帰してたもれ…

:: 2013/6/18 火曜日::

■[漫画]独り善がりの正義「Q.E.D.証明終了」45巻

Q.E.D.証明終了(45) (Q.E.D.証明終了 (45))
著者/訳者:加藤 元浩
出版社:講談社( 2013-06-17 )
コミック ( 200 ページ )
作者サイト:蹴りペンギン
作者twitter:加藤元浩 (katomotohiro)さんはTwitterを使っています

「Q.E.D.証明終了」は昔から読み続けているシリーズなんですが、
ぶっちゃけ長期連載すぎるシリーズなので本棚圧迫しすぎるんですよね。
ですので、基本はKindle等の電子書籍で揃えるのがオススメなんですが、
流石に最新刊が同日にKindleで発売されることはないのです。
そして最新刊でツボにくるネタが収録されてると我慢できずに紙の本で買ってしまう訳なんですよね。

この45巻のテーマは「正義」による殺人事件。
収録されている「金星」と「初恋」の2編とも犯人は自らの正義の名の下に、
殺人事件を起こしてしまうわけなんですけど、
その「正義」が視野狭窄で独善的な所が特異的で救いようがないんです。

特に「金星」の大学の交友関係のもつれによる殺人事件は、
大学に入ったは良いけど、精神的に大人になりきれてない犯人が、
自分は正義と独善的に思い込んだ上での犯行で、最後の供述の場面が特に印象的でした。
こういった思い込みによる正義の鉄槌スマイリーキクチ中傷被害事件の犯人たちを連想します。
この読後のねっとりとした気持ち悪い感触が「Q.E.D.証明終了」らしくて面白いです。

「初恋」の方も同じく独善的な正義が問題なんだけど、
こちらも殺人という手段を用いなくても解決出来たであろうし、
そもそも犯人の立場がアレなのがなぁ…
ただ、こちらは「初恋」がちゃんと綺麗に終わっていたので、
読後はスッキリすることが出来ましたね。

それにしてもいつの間にか45巻まで来てたんだなぁ…
ちなみに冒頭で言ったKindle版ですが44巻まで出てます。
Q.E.D.―証明終了―(44)

もちろん1巻も出てますよ!
Q.E.D.―証明終了―(1): 1 (月刊マガジンコミックス)

個人的なオススメの巻は「和算」をテーマにした「十七」が収録されてる38巻です。
Q.E.D.―証明終了―(38): 38 (月刊マガジンコミックス)

Kindleを始めたとした電子書籍は長期連載シリーズにこそ有効だと思います。

:: 2013/6/17 月曜日::

■[漫画]大・団・円!「魂☆姫 ULTIMA」5巻

魂☆姫 ULTIMA(5) (ファミ通クリアコミックス)
著者/訳者:剣 康之
出版社:エンターブレイン( 2013-06-15 )
コミック ( 109 ページ )
作者サイト:Limited 剣 Works
作者twitter:剣康之 (Tsurugi_Y)

無印「魂☆姫」の頃から追ってきた身としてはきちんと完結したのは嬉しいけど、
やっぱり終わってしまって寂しい気持ちもある訳ですよ。
まぁ、個人的に一押しだったタカミも何だかんだでハーレムメンバーに食い込んで、
忘れられたモブヒロインにならなかったので安心できたって気持ちもあるのですが。(笑

いやー、それにしても気持ちが良いくらいハーレムラブコメでしたね!
登場したヒロインが全員主人公のトモノリに惚れまくるという、
あざといにも程がある展開でしたね!
だが、それが良い。(笑

正直最後の展開が割りと駆け足気味に感じられたのは残念だけど、
伏線もちゃんと回収出来てたし物語としてきちんとまとめられてたのは良かったですね。
それにしても始めは隣に住んでいるだけの幼馴染みだったタカミが、
ご都合主義的に次々と重要な能力を開花させていったのには笑ったと言いましょうか。(笑
それだけタカミの人気が凄かったということですよ! きっと! 多分!

ラストの数年後のエピソードも終わり方としては全然有りなんじゃないでしょうか。
ここ最近は俺妹の最終巻読んで納得とモヤモヤ感が半端無かったので、
こういった頭空っぽにして楽しめる最終回はなんか癒されるものがありましたですよ。
ラッシュの有料電子書籍化からの移籍と色々とあった本作でしたが、
ちゃんと終わることが出来て良かったです。
お疲れ様でした!

:: 2013/6/15 土曜日::

■[漫画]初恋にさようなら「このお姉さんはフィクションです!?」4巻

このお姉さんはフィクションです!?(4) (アクションコミックス(コミックハイ! ))
著者/訳者:むつき つとむ
出版社:双葉社( 2013-06-12 )
コミック ( 154 ページ )
作者サイト:むつきつとむホームページ

優秀なんだけど素は残念なお姉さんの成海。
不器用ながら漫画家アシスタントとして日々若干成長中の彼女ですが、
今回も相変わらず残念っぷりを発揮しており、
準くんはそれに振り回されて…

子供の頃に憧れて、初恋だった浩子さんへの想いが、
やっとこさ吹っ切れた感じがしますが、
だからといって直ぐ、準くんが周りの女の子たちの好意に気付く訳もなく。
しかし成海さんの残念な勘違いが元とはいえ、
準くんが一歩前に進めたのは結果オーライかもしれないですね。

そして成海さんも残念っぷりは相変わらずで、
まさか高校時代の制服を着るとか…
というか高校時代から成績は優秀でも残念なトコは残念なんですね。(笑
10年経ってもまるで成長していない…

しかしアラサーにもなって今更漫画家目指そうとしたりとか、
一体成海さんはどこへ向かおうと言うのか。
次回は成海さんの妹も出てくるみたいだけど…
妹さんはしっかり者なのか、妹さんも残念なのか。
そこが気になりますね!(ぇー

:: 2013/6/14 金曜日::

■[漫画]今、父を乗り越える時「戦国妖狐」11巻

戦国妖狐 11 (ブレイドコミックス)
著者/訳者:水上 悟志
出版社:マッグガーデン( 2013-06-10 )
コミック ( 140 ページ )
作者サイト:続・みずかみ小屋
作者twitter:水上悟志 (nekogaeru)さんはTwitterを使っています

戦国時代の妖怪ファンタジーなんだけど、戦国時代要素が薄れまくり、
専ら妖怪だらけの百鬼夜行な要素が多めになってきた11巻。
今回は親切にも冒頭で今までの大まかなあらすじがあるので、
表紙の月湖のおっぱいに魅せられてこの11巻だけ手に取った人も安心です!

途中でネズミの闇の騒動に巻き込まれつつも、
やっとこさオオヤマミツチヒメの元に辿り着くことが出来た千夜たち。
しかし相手は曲がりなりにも神の一柱だけあって気紛れな性格で、
たまはその願いを叶えるのが難しく、
されど千夜の願いは簡単に叶えて貰えて8年ぶりに父・神雲と対面できたんだけど…

色々な出会いと別れを経て成長した千夜が父という偉大な壁を乗り越える為に、
拳で語るという展開は男の成長を感じさせてくれて熱かったですね。
そもそも息子を霊力改造人間にした理由が、少々歪ながらも父の思いやりがあったことが意外でしたが、
父の愛も人それぞれかな、と思うと妙に納得もしたり。

しかし無の民は毎度良い所を邪魔するよなぁ…
今回は妖精眼の無の民というイレギュラーが邪魔をしてくれた為に、
向こうに強力な手札が渡ってしまったけれど、
ヒキを見る限りではこちらも道錬とムドの師弟に野禅といった、
ちょっと面白い手札が加わりそうで面白くなりそうですね。

第一部では敵だった面子が第二部では味方となって事に当たるとか、
次の12巻も楽しみであります。

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