その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2013/2/21 木曜日::

■[漫画]橘明道の軌跡「ツマヌダ格闘街」13巻

ツマヌダ格闘街 13 (ヤングキングコミックス)
著者/訳者:上山 道郎
出版社:少年画報社( 2013-02-19 )
コミック ( 193 ページ )
作者サイト:別冊兄弟拳
作者twitter:上山道郎 (ueyamamichiro) on Twitter

ドラエさんはなぜ明道流武術の後継者にミツルを選んだのか?
そもそもミツルはなぜ都合よくファイトタウンに住もうと思ったのか?
この漫画が始まった当初に感じた、素朴で基本的な疑問の答えが、
この13巻で詳らかに明かされています。

その答え自体は連載途中からある程度予想しており、実際その通りでしたが、
予想よりも答えに辿り着くまでにドラマが内包されており、心に染みこんできましたね。
特に戦時中、そして戦後の橘明道氏が経験したシベリア抑留という地獄。
そしてそんな地獄の中でも見失わない”強さ”には、
人として、男として、大人としての理想が詰まっていました。

また、登場当初からほぼ完成の域に達していたドラエさんが動揺し、
明らかに弱くなった所から、ミツルの祖母の言葉で立ち直った事。
そして祖父である橘明道氏の死によって心が弱り、
そこから祖父から伝えられた教えに気付くことで立ち直ったエピソードからは、
ドラエさんもまた一人の人間なんだなぁ、と感じたような気がします。

それはそれとして、ドラエさんがシベリアに居た頃の姿ですけど、
縦セタで巨乳な上に、今よりも髪が長くてメイド姿とは別の魅力がありますね。
そしてもしかしてメイドになる時に髪を切ったのは、モチーフとなったドラえもんが、
昔ネコミミだったけど、今はなくなっていることの暗喩だったりするのでしょうか?
もしそうだったなら深く考えられててホント凄いと思います。

■[漫画]アイエエエエ! ニンジャ!? ニンジャナンデ!?「PEACE MAKER」10巻

PEACE MAKER 10 (ヤングジャンプコミックス)
著者/訳者:皆川 亮二
出版社:集英社( 2013-02-19 )
コミック ( 210 ページ )

戻ってきたホープだけど、相変わらずトラブル吸引っぷりを見せて、
あっという間に敵性勢力に取り囲まれるという惨事に追い込まれるんだけど、
どうやらホープのせいというよりニコラ目当ての奴等みたいで…?

倒しても倒しても虫のように沸いてで来る敵たちには、
終わりが見えない恐怖を感じざるを得ないのですが、
そういった恐怖とは無縁のように感じられる頼もしさというか脳天気さが、
ホープとニコラにはあるような気がします。

しかしそんな暢気なことを言ってられないほどに今度の相手は手練れ揃いで、
一説によるとコールと同等とまで言われる野生の暗殺者スティーブ・バケット率いるバケット特別隊。
特にスティーブは刀使いで全身真っ黒な出で立ちでどうしても「忍者」を連想してしまいますね。
濃密な黒いオーラを纏い、同じく黒い覚醒をしたホープとの殺し合いは、
恐ろしい圧力を生み出してましたよ。

しかしエイドリアンは割りと萌えキャラだよなぁ…(笑
ニコラに出し抜かれてムキになったり、エルトン(ジジイ)にツンデレしたりと…
それと”深紅の処刑人”のゴードンさんの久々の登場はカッコイイものがありましたね。
かつては敵側の勢力だったけど、一本心が入っている男ってのは良いモノですよ。
今回は味方なので頼れる相手ですが、それすらも圧倒するスティーブの強さが恐ろしいです。
アトラも謎が隠されているようでまだまだ油断は出来ないですね。
果たしてどういった展開に向かうのか楽しみであります。

:: 2013/2/20 水曜日::

■[漫画]あの山野辺が遂に脱童貞!?「恋愛ディストーション」7巻

恋愛ディストーション 7 (サンデーGXコミックス)
著者/訳者:犬上 すくね
出版社:小学館( 2013-02-19 )
コミック ( 186 ページ )
作者サイト:docile -犬上すくねファンサイト-
作者twitter:犬上すくね (sukuneinugami) on Twitter

無事に7巻が出たのにまず安心してしまうのは心配しすぎなのかも知れませんが、
ここ最近連載誌のサンデーGXでは長期連載の「コイネコ」「神様ドォルズ」が終わって、
来月は「REC」まで終了するので今後雑誌の存続が大丈夫なのか不安が拭えないんですよね…
いや、ここは恋ディスがサンデーGXを救うくらいの気概をファンとして見せなければ!
燃え上がれ犬上すくねファンの魂たちよ…!

まぁ、それはともかく7巻ですが江戸川とまほ先生のシリアス展開も終わり、
ある意味いつものノリが戻ってきた感じではあるのですが…
あの我らがDT戦士、山野辺泰治に前回遂に里中秋子というお相手が出来たんですよね。
そして里中さんはあけすけに迫ってくる女の子なのであっという間に本丸まで攻め込まれて…

童貞山野辺
あんなに童貞だったのに~

 
 
 
 

 
 
 
 

脱童貞山野辺
夕暮れにはもう違う色~

 
 
 
 

 
 
 
 

諸君らが愛してくれたDT戦士・山野辺は死んだ。なぜだ!?

事後山野辺
脱童貞したからさ…

まぁ、童貞捨てたからといってすんなり「男と女のお付き合い道」を駆け上がれるほど甘くはなく、
思う存分イチャイチャしたいからとバイトを始めたら、
すれ違いやコンプレックスを自覚して卑屈になったりと、
大前田と江戸川の言うとおりに里中さんに振り回されてばかりなんですけどね!
いやー、それでこそ恋ディスの男キャラってなもんですよ!(笑

今回は他にも棗の意外な性癖を知ることが出来たり、
棗の友人であるナオちゃんの処女っぷりを愛でたり、
何だかんだ文句を言いつつもまほ先生に愛されてる江戸川に嫉妬したり、
有元さんと小向井さんの組み合わせが案外良い感じになってたりと見所は沢山ありましたね!
やっぱり恋ディスは最高だな!

ちなみに冒頭に収録されているまほ先生と江戸川のエピソードですが、
後書きにあるように雑誌掲載時から台詞とかが変更されてますね。
江戸川が3年生になっているのは6巻の感想で予想した通りでしたし、
他にもなほさんとのエピソードが終わったからの修正とかありましたね。
ここら辺は雑誌を持っている人だけの楽しみなので、
やはりサンデーGXをもっとみんな買うべきだと思います!(笑

:: 2013/2/19 火曜日::

■[漫画]幼馴染みのお嬢様はオナニー狂いな変態優等生「君は淫らな僕の女王」

一年と少し前にヤングジャンプに一人の淫らな女王(ヒロイン)が降臨しました。

原作に「ノノノノ」や「極黒のブリュンヒルデ」を手掛ける岡本倫、
作画に「はるわか」や「もっかいしよ?」といったエロ可愛い絵柄が好評の横槍メンゴ、
この二人のフュージョンによって生み出されたヒロイン川奈昴はとんでもない変態だったのです…!

小学生にあがる前に別れさせられた幼馴染みの昴に逢いたい一心で、
特待生として名門学校の高等部に入ったアキラだったけど、やっと逢えた昴は素っ気なくて。
男女とからかっていた名残が欠片もないほどに超絶美少女で完璧お嬢様になっていた昴との間の距離感に、
一人思い悩んでいたアキラはクラスメイトが噂していた「裏の神様」に冗談でお願いしたら、
女子寮の昴の部屋とアキラの部屋がクローゼットのドア一枚隔てて繋がることに!
そしてその代償として昴は一日一時間自制心がなくなることに!
そうしてそこには自制心がなくなることでアキラへの想いが溢れるラブコメヒロインの姿が…!

オナニー狂いのJK

と思ったらナチュラルボーン変態なオナニー狂いのJKの姿が…!

おいおい、昴さんお嬢様の仮面の被り方が上手すぎだろ!
というかですね、あんたどんだけオナニーばかりしてるんだと!
学校で! 部屋で! アキラのパンツを日常的に盗んでオナニーとかどんだけ!

しかも自制心がなくなる=エロという訳ではなく、
アキラのことが好き過ぎてオナニー狂いというのが良いんですよね!
10年間揺るがなかった恋心に狂って、オナニーにも狂ってる昴のエロ可愛さが天元突破ですよ!
いやはや、流石は岡本倫さんはぶっ飛んだヒロインを生み出しますな!
「静まれ私のバルトリン腺液!!」なんて考えるヒロインなんて今まで見たことないよ!
正にクレイジー!

最初から最後まで徹頭徹尾オナニーがついて回って、
父親が決めた婚約者についての騒動もオナニーで解決とか、
本当に頭のネジが100本くらいぶっ飛んでるとしか思えない狂った傑作でした。
一冊で完結という短さなのでネタも凝縮されており手に取りやすいです。
また、同日に岡本倫さんと横槍メンゴさんの新刊がそれぞれ出ているので、
興味があればそちらも手に取ってみてはどうでしょうか。

 

クズの本懐(1) (ビッグガンガンコミックス)
横槍 メンゴ
スクウェア・エニックス (2013-02-19)

 
ちなみに読み切りだった第一話ですけど、Web YOUNG JUMPで公開中です。
普段ヤングジャンプを買わないんですけど、この読み切りが載った号は買ってアンケート出しましたよ!
その結果としてこうやって単行本を手に取ることが出来て感無量であります。(笑

:: 2013/2/18 月曜日::

■[漫画]スズ可愛いね「生徒会役員共」8巻

生徒会役員共(8) (講談社コミックス)
著者/訳者:氏家 卜全
出版社:講談社( 2013-02-15 )
コミック ( 160 ページ )

表紙のキャラは見慣れない生徒ですが、それも当然この人は生徒じゃありません。
より正確に言うと元生徒なOGなんですけど、大学デビューをしたらしく髪を染めてピアスしてと、
形だけは今風の女子大生になっているんですけど、
頭の中身は20年前のナウなヤングで言動も親戚のおばちゃんレベルという、
ある意味ギャップ萌え(?)な古谷さんの今後の出番にご期待ください!

まぁ、昨今登場頻度が高まってきたのは前巻に引き続きウオミーこと魚見さんです。
タカトシの両親が出張という話を聞きつけて晩御飯を作りに来たら、
天草会長もやってくるというプチ修羅場が繰り広げられたりと、
今回もラブコメ的に注目度の高いイベントが目白押しなのです。

ただラブコメという意味だと今回はウオミーも良いけどやはりスズかなぁ、と。
ラブコメを意識しはじめるお年頃なスズがお嫁さんに憧れてたり、
タカトシの言葉に敏感に反応したりとやたら可愛いんですよね。
巻末おまけ漫画でフィーチャーされたりしてましたしね!

他にも天草会長が初めての間接キスにドキドキして意外な初々しさを見せたりと、
ただの下ネタ4コマに見せかけて割りと良質なラブコメ作品してますので、
やはり今後とも楽しみにしていきたい所存であります。
というかよく下ネタが尽きないよなぁ…
そこに関しては本当に尊敬ですよ。
真似したいとは思わないけど。

:: 2013/2/17 日曜日::

■[漫画]エーちゃん VS 体育会系!「ベイビーステップ」25巻

ベイビーステップ(25) (講談社コミックス)
著者/訳者:勝木 光
出版社:講談社( 2013-02-15 )
コミック ( 163 ページ )

復活した天才、緒方との結末が描かれた25巻!
新たにジャンプショットをモノにしようとするエーちゃんが、
緒方に全力を出させる前にチェンジオブペースで必死に勝とうとする姿が熱い!

そして準決勝の相手は一学年下の神田。
こいつが所属する鹿梅工業というのが超体育会系で…
少し間違うだけで現在体罰問題で炎上中の桜宮高校みたいなとこで!
実際神田に対する特訓も身体と心をボロボロにしてから言うことをきかせるという洗脳の手法そのもので、
日本スポーツ界の悪しき伝統そのままなんですよね!

確かに神田みたいな軟弱な精神で逃げ癖のある現代っ子はそうしないと矯正が難しいかもだけど、
もうそういう手法は時代遅れなんですよね。
もっと合理的で理知的な方法があるはずなんだけど、
旧態依然の悪習を伝統(笑)で続けるてるとかかm9(^Д^)プギャーですよ。
この方法で神田は確かに強くなったかも知れないけど、
エーちゃんみたいな才能の持ち主が鹿梅に行けば間違いなく才能が潰されていたでしょう。
リターンはあるかもだけど、リスクが多すぎなんですよね、伝統(笑)の体育会系的手法ってのは。

そんな胸くその悪くなる神田相手に押され気味なエーちゃんですが、
是非とも痛快に勝利を決めて欲しい所でありますよ!

それとこの25巻は表紙にあるように地味に女子分が高くてですね!
ナっちゃんの勢い余ったキスシーンは元より、
失恋のショックで調子を崩している清水さんも可愛いし、
こちらも失恋した姫子ちゃんが影山に絆されてデレ始めている所が、
番外編と描き下ろしに描かれていてウハウハでしたよ!
いやー、やっぱりベイビーステップは面白いですね!
最高!

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