その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2013/2/14 木曜日::

■[漫画]異世界の始まり「ログ・ホライズン」1巻

ログ・ホライズン (1) (ファミ通クリアコミックス)
著者/訳者:ハラカズヒロ
出版社:エンターブレイン( 2013-02-15 )
コミック ( ページ )
連載サイト:ログ・ホライズン | ファミ通コミッククリア
作者サイト:m2lade JAM
作者twitter:橙乃ままれ (marmalade_macro) on Twitter
絵師サイト:instantGarden

先日スピンオフ<西風の旅団>が出たログホラの本編コミカライズの1冊目!

既にNHKでアニメ放映されることが決定済みのまおゆう魔王勇者原作者の橙乃ままれさんが綴る、
ラノベ風味なWeb小説を原作とした一連の作品群ですが、書籍版のイラスト担当のハラカズヒロさんが、
本編のコミカライズも担当するという異例の措置での漫画化です!

ストーリーはMMOの世界に転移したプレイヤーたちの冒険譚であり、群像劇です。
「MMOの世界に転移して戻れなくなる」設定自体はWeb版SAO以降のWeb小説のトレンドの一つなんですけど、
そこに設定の隙間を突く知恵、そして社会構造の煩雑さとそれを裏返す手腕の爽快さを加えることによって、
独特の面白さを作り出している所は橙乃ままれさんらしさが現れていてクセになるんですよね。

本編のコミカライズとは言っても原作をそのままなぞるのではなく、
原作の冒頭の部分はある程度すっ飛ばして、序盤の山場であるアキバからススキノへのセララ救出行がメインです。

loghoraizon_comic01_01

だから初っ端から黒髪ロングでポニテのちみっこ暗殺者のアカツキたんにハァハァ出来るので、
そういった意味でも良いコミカライズだと言えましょう。(ぉ

この1巻ではブリガンディアの面々を成敗する所まで収録されているので、
区切りは良いんですが、実はこれってログホラの面白さの多面性の一つでしかないので、
これからの展開に乞うご期待です!

ちなみに連載はファミ通コミッククリアでやっていますし、原作は小説家になろうで公開中です。
どちらもネットで全話読めるのでまおゆう魔王勇者で興味が持たれた方は是非ともどうぞ。
そして物足りなくなったら書籍版も是非是非どうぞ!
1,2巻両方一気に読むと幸せになりますよ!

ログ・ホライズン1 異世界のはじまり
橙乃 ままれ
エンターブレイン
ログ・ホライズン2 キャメロットの騎士たち
橙乃 ままれ
エンターブレイン

手前味噌ですが当時の感想はこちらになります。

アカツキまじ美少女「ログ・ホライズン」1巻 異世界のはじまり

腹ぐろ眼鏡の本領発揮!「ログ・ホライズン2 キャメロットの騎士たち」

:: 2013/2/13 水曜日::

■[漫画]カナコさんはとても不思議「ふたりの恋愛書架」1巻

ふたりの恋愛書架 (1) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)
著者/訳者:ヤマザキ コレ
出版社:芳文社( 2013-02-12 )
コミック ( 178 ページ )
作者サイト:灰色境界
作者twitter:ヤマザキコレ@ティアG04a (EzoYamazaki00)さんはTwitterを使っています

「ビブリア古書堂の事件手帖」を初め、古書店を扱う男女のラブコメは古今多々ありますが、
歳の差カップルな上に男の方が学生というのは珍しいと思います。
しかも出会って直ぐにラブい関係になって同棲というのが、
意表をついてきており、中々にgoodなのであります。

二人の出会いは京都の古本市。
そして再会は地元の北海道の古書店ピリカ堂。
父の後を継いでピリカ堂を営むカナコさんは、
懐かしい雰囲気を持つ青年、秋生くんに惹かれてしまい、
思わずプロポーズしてしまい…

お互い一目惚れに近い状況なんだろうけど、
スピード感が凄いというか、早いです。
プロポーズはまだ秋生くんが学生(というか初登場時は中三)なので、
しばらく保留になったんだけど、あっという間に同棲し始めて、
ラブラブになっている訳ですよ!
何と羨ましい…

物語としてそれほど大きな山がある訳ではなく、
ジェットコースター的にラブラブになってて驚きはあるのですが、
年上だけど生活力がないカナコさんの積極的なラブ具合が、
何ともむず痒い甘さがあって読んでてニヤニヤします。

まだ1巻ということなので序盤も序盤ですけど、
これからの展開に期待したい作品です。

:: 2013/2/12 火曜日::

■[漫画]迷い家へようこそ!「つぐもも」10巻

つぐもも(10) (アクションコミックス(コミックハイ!))
著者/訳者:浜田 よしかづ
出版社:双葉社( 2013-02-12 )
コミック ( ページ )
連載サイト:WEBコミックハイ!
作者サイト:浜田よしかづ『Yの食卓』
作者twitter:浜田よしかづ@2/12つぐもも10巻発売 (yoshikadu2010)さんはTwitterを使っています

長らく正体不明だったかずやたちの敵対勢力だけど、
この10巻では遂にその過去と目的が明らかに!
お陰でちょっとシリアス成分が多いので、
お色気成分は相対的に少なくなっております。

あまそぎの被害にあった人間たちに共通する、唆した存在。
それはかつて人間の業に振り回されたつぐももたちが、
安住の地として建立した”迷い家”からの使者だった!

迷い家存続のため、かつてそうしたように弱った神を弑逆しようとするつぐももたちが、
水晶玉のつぐもも”あるみ”の予知に従って出会った黒い帯のつぐもも”あざみ”の指示で、
暗躍していたみたいなんだけど…

とわりとシリアス風味な内容なんですけど、
鏡のつぐもも”みまね”の天然トラブルメーカーっぷりで引っかき回され、
主に鋏のつぐもも”あきと”が苦労している所は哀愁を誘って笑えます。(笑
これからも心労が溜まりまくると思うけどドンマイ…!

それにしても黒い帯のつぐもも”あざみ”だけど…
桐葉と同じ帯のつぐももであるという事と、かずやに惚れてるっぽい事から、
かずやの母親の件と何かしら因縁がありそうだけど…
うーん、そこら辺が詳しく分かるのはこれからの展開次第でしょうねー

一応今回のお色気成分は格ゲーのあまそぎに囚われた中でのコスプレと、
あるみが迷い家の中でみまねにおっぱいを揉まれまくる番外編だった訳ですが…
あるみの汚れ役っぷりが不憫だけど、エロいから問題ないよね!(笑

:: 2013/2/9 土曜日::

■[漫画]痛くて、切なくて、それでも落ちる恋。「屋上姫」4巻

屋上姫 4 (フレックスコミックス)
著者/訳者:TOBI
出版社:ほるぷ出版( 2013-02-12 )
コミック ( ページ )
公式サイト:[屋上姫]特集ページ
作者サイト:橙空間BLOG
作者twitter:TOBI (tobi_daidai)さんはTwitterを使っています

お家騒動からFlexComixブラッドからCOMICメテオへ移籍された「屋上姫」ですが、
何とか無事完結を迎えることになりました。

主人公である陽平と澄花という二人がメインの作品でありましたが、
3,4巻通して誰よりも切なく輝いていたのは結子でしょう。

もうね、結子がとにかく切なくて切なくて…!
登場初期はただの純朴な幼馴染みキャラだったというのに、
陽平と澄花が付き合っていたことを知ってから恋の暗い感情がどんどん表われてきて…
それでも文化祭で引っ込み思案な所を克服して一歩進もうとして、
遂に陽平に告白するも…

別に陽平は悪い訳ではないし、むしろキッパリと振っているだけ誠実だとは思うんですよね。
でも誠実だからといって優しい訳ではなく、むしろ残酷。
ここで涙する結子は切なさがMAXである意味輝いてましたよ!

結子の涙

この漫画は結子がいてこその面白さだなぁ、とつくづく感じ入りました。

主人公の陽平と澄花の二人に関してですが…
どこまでも自分の気持ちに正直だった陽平が、
自分の気持ちを偽ってきた澄花の心に響いたのかなぁ、と。
最後の澄花の笑顔とカバー下の4コマを読んだら、
澄花の魅力がより一層花開いた感じがしますね!

TOBIさんが描かれる青春ラブコメは以前から好きでしたけど、
この「屋上姫」でまた新たなTOBIさんの漫画の面白さを思い知りましたね。
このままCOMICメテオでも良いですし、別の媒体でも良いので、
今後ともTOBIさんの作品は追いかけていきたいです。

:: 2013/2/8 金曜日::

■[漫画]うおぉーっ!!<エルダー・テイル>うおぉーっ!!「ログ・ホライズン 西風の旅団」1巻

原作のログホラがNHKでアニメ化決定!

そしてこのスピンオフコミカライズは本編主人公であるシロエの古くからの友人で、
ハーレム体質なソウジロウを主役とした作品です。

元々橙乃ままれさんは群像劇を主体とした作品が得意な人で、実際ログホラも正にそうです。
その群像劇で描かれる数多くの魅力的なキャラクターたちの中で、
ハーレム体質という、テンプレ的には主人公だるソウジロウを主役に持ってくるあたり、
このスピンオフは上手い構造をしているなぁ、と思います。

物語はMMO<エルダー・テイル>と酷似した世界にログインしていた人間たちが、
操作していたキャラクターとなって召喚された所から始まります。
それは本編と同じなんですけど、ソウジロウが属する「西風の旅団」の視点から描かれているので、
色々と新鮮で面白いのです。

ソウジロウは<エルダー・テイル>の世界に取り込まれてまず喜んでしまう天然な所がありながら、
ギルマスとしてしっかりと団員のケアをしていこうとする責任感がある所に好感が持てるんですよね。
それでいて外道なことをする相手にキレて無茶しちゃう所もあって、
母性本能をくすぐる要素もある訳でして。
流石はハーレムギルドのギルマスだなぁ、と思わされます。

しかしまさかソウジロウが初めての死亡キャラだったとは…
何か初っ端から色々とトラブル尽くめなだけに今後も色々と大変だとは思いますけど、
刺激的で楽しめるかと思うと続きが楽しみですね。
連載がエイジプレミアムという電子書籍という特異な媒体なだけに、
知名度は今ひとつかもしれませんが、スピンオフとして新鮮で面白いので、
原作ともども読んで欲しい作品です。

:: 2013/2/7 木曜日::

■[漫画]フルカラーでスキーでゲソ!「侵略!イカ娘」13巻

侵略!イカ娘 13 (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:安部 真弘
出版社:秋田書店( 2013-01-08 )
コミック ( 158 ページ )
作者サイト:The Longest Runway Ver.6 – Mlracle Pot Style –
作者twitter:安部 真弘 (masahiro_lemon) on Twitter

先月発売されてたんですけど、感想を書いてなかったので今更更新!
他にネタがないというのもあるんですが、(ぉ
何だかんだで面白いんですよね、イカ娘。
全部が全部面白いとは言わないんですけど、
たまに私の笑いのツボにスマッシュヒットを打つから読むのを止められないのです。
正にスルメ的な味わいのある漫画!(←うまいこと言ったつもり

今回も冒頭のカラーページ漫画でいきなり脈絡もなくスキーに行ったりと、
相変わらず夏真っ盛りな本編では出来ないネタをやってて普通に面白かったですけど、
カラーページで私が一番トキメいたのは目次のミニイカ娘でした。
ミニイカ娘ちゃん可愛いです。

本編では久しぶりに披露されたイカ娘の超技術。
腕輪で体重制御の時も驚きましたけど、自動修復する服とか凄いな!
汚れも自動洗浄まで出来るし、最後のペンキのトコは妙にツボに入ったし、
何より栄子のミニスカ姿というレアなものが見られたので何か得した気分になりました。
栄子なのに…(←失礼

他にも愛子先生が相変わらず良い味出してたりしましたし、
案外悟郎が活躍する話があったりとキャラの引き出しはまだまだ豊富ですね。
特に凄く熱い展開やもの凄い萌えという漫画ではないんですけど、
安定して面白くかつ、たまに凄いツボに入る回があるので飽きがこないんですよね。
そういうことで次巻も楽しみであります。

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