僕の心のヤバイやつ (10) 特装版 4月8日発売!
夏! 海! 青春!
:: 2011/3/20 日曜日::

■[漫画]恋とか幼なじみとか家族とか「吐息と稲妻」

吐息と稲妻 (りぼんマスコットコミックス クッキー)
著者/訳者:谷川 史子
出版社:集英社( 2011-03-15 )
コミック ( 216 ページ )

谷川史子さんの単行本2冊同時発売の少女漫画サイド「吐息と稲妻」
ちょっとファンタジックな要素も交えながら、
少女の淡くて切ない恋心だとか、素直になれない家族への想いだとか、
そういった様々なものを描いた短編集です。

流石に谷川史子さんだけあって、どれも面白いんですよね。
主に思春期の少女たちの恋心をメインに描いてるんですけど、
その大半が綺麗に結ばれるという訳でもなく、失恋だったりもするんですが、
だからこそ、胸を締め付けられるような恋の素晴らしさが描かれてるんですよね。

特に幼なじみの男の子のことを想いながらも、
その男の子から恋の相談を受けて、想いを告げられないもどかしさを描いた、
「雪の女王」なんて最後の少女の想いまで含めて凄くジーンと来るんですよね。
あぁ、これでこそ谷川史子さんの少女漫画だなぁ。

その他の短編もどれも面白くて面白くて、凄いんですよ。
少女漫画だけど、男性でも間違いなく楽しめるので、
少女漫画に耐性のない男性にもお勧めできるのが谷川史子さんの作品の妙技だと思います。

■[漫画]一緒に暮らすということ「他人暮らし」

他人暮らし (クイーンズコミックス)
著者/訳者:谷川 史子
出版社:集英社( 2011-03-15 )
コミック ( 176 ページ )

谷川史子さんの単行本2冊同時発売の女性誌サイド「他人暮らし」
アラサーの女性3人を描いた「他人暮らし」の3編と、
同僚の突然の死に心が追いつかないOLを描いた「秋雨」1編の、
中編+短編になっています。

「他人暮らし」はバツイチ、仕事が恋人、家出してきた新婦という、
高校時代からの友人3人が色んな理由で1ヶ月間一緒に暮らす話なんですが、
喧嘩するほど仲が良い三人と、アラサー女性が持つ三者三様のスタイルが見られて、
男性視点からすると中々に興味深かったりします。

ちなみに私は一人暮らし歴が長いので家主の純花さんの気持ちが判るんですよねー
他人から見たら細かいと思われることが我慢出来ない!
洗濯物の干し方から畳み方、更には収納の仕方まで自分と違うとイラっと来る!
そうだよなー、私も弟と1年同居していたことがあるけど、
あの時はフッ素加工のフライパンを金属タワシで洗われて半ギレしたっけなぁ…(遠い目

まぁ、そんなトコに共感しまくりでグッとくる読者も少ない気もしますが。
「秋雨」含めて恋心だけでオールオーケーで居られない、
そんな大人になってしまった女性たちの、それでも持つ恋心を描いていたりする、
そんな漫画ですので、結構お勧めです。

:: 2011/3/17 木曜日::

■[漫画]何というエロコメの嵐「CHAOS;HEADらぶChu☆Chu!」1巻

CHAOS;HEAD らぶChu☆Chu! (1) (ファミ通クリアコミックス)
著者/訳者:杜講一郎 佐倉乎美
出版社:エンターブレイン( 2011-03-14 )
コミック ( ページ )
作者サイト:GUNP.JP
作者twitter:杜講一郎:GUNP (gunp_m) on Twitter
作者twitter:さくらあかみ (sakuran_g) on Twitter

GUNPさんの本は商業は勿論、同人誌も沢山持ってまして、
古いのになるとマリみてや鋼の錬金術師の何かもあるんですが、
かつてここまで下着やおっぱいが出る内容の本があったかというと、
記憶に一切ございませんと答えてしまう私が居ます。

そんなある意味新天地(エロコメですけど)でのGUNPさんの題材は、
「Steins;Gate」で今をときめく5pbの前作「CHAOS;HEAD」のファンディスク、
「CHAOS;HEADらぶChu☆Chu!」なのであります。
二次創作がメインで5pb作品が好きなGUNPさんにうってつけと言えるでしょう。

いやー、それにしてもバトル要素があるとはいえ、
シャワーシーンやバトル→服が脱げるコンボはネギま並のエロコメっぷりで、
それでいて嫉妬する女の子たちがバリバリ出てきて、
嫉妬する女の子大好き(ただし二次元に限る)な私としてはホクホク笑顔なのであります。

唯一残念なのがそもそも私は「CHAOS;HEAD」をコミカライズ版しか知らなくて、
原作のゲームやってないってことなんですよねー
原作知ってればもっと楽しめるんだけど、今からやるのはちょっと厳しいと言いましょうか。
その…、モンハンでまだ未クリアのクエストがですね…?(ぉ

:: 2011/3/15 火曜日::

■[漫画]ロリから幼なじみ、更には人妻まで「大丈夫な日だから」

大丈夫な日だから (セラフィンコミックス)
著者/訳者:杜 拓哉
出版社:ヒット出版社( 2011-03-11 )
コミック ( ページ )
作者サイト:杜拓哉のホームページ
作者twitter:杜 拓哉(新刊発売中) (moritakuya) on Twitter

以前お伝えしましたように、最近杜拓哉さんのエロ漫画がMyブームなのです。
ですので、この「大丈夫な日だから」は非常に楽しみで、正に待ちに待った新刊なのです。

貧乳ロリから人妻まで幅広いエロを提供する杜拓哉さんですが、
得意とされるのは3Pなどの複数プレイでして、今回も3~4Pモノが半分以上を占めます。
また、童貞主人公も多く、その童貞故のがむしゃらっぷりやら、
セックスへの興味を余すことなく表現しており素晴らしいのです。

そのような様々なエロの中で特に好きなのが「おーばーふろー」と「姉湯 -ねっとう-」です。
「おーばーふろー」は残業続きで疲労困憊な男性会社員が深夜の男子寮で風呂に入ってたら、
男子寮の寮母の娘さんとその友達2人が入ってきて負けん気の強い子を引き金に、
次々とエッチを経験することになるという展開なんですが…
エッチに興味はあるけど、奥手で、でも実際ヤリ始めると淫語連発の可愛い子だったり、
貞操観念強そうに見えて、流れで色々やっちゃったりと3人の個性が違っててそれが良いんですよね。

また「姉湯 -ねっとう-」は主人公のわたるが金持ちの男友達の家に泊まりに行ったら、
一緒に風呂に入ることになり、更にそこに美人のお姉さんが入ってきて姉弟でセックスが始まり…
と、童貞のわたるにとって常識外の刺激が強い展開になるんですが、
見所はやはり童貞少年のわたるが上手く描けてる所だと思います。
女性のアソコを目を皿にして見たり、初めてのセックスに我慢できなかったり、
初めて故のノンストップっぷりが良いんですよねぇ。
杜拓哉さんの作品はホントどれも童貞が童貞らしく描けてると思います。(笑

他の漫画もどれもエロくて大変お勧めのエロ漫画です。
華やかさや分かりやすい萌えとかはないんですけど、エロ漫画としては非常によく出来てると思います。
実用的なモノをお求めの方にお勧めです。(笑

:: 2011/3/14 月曜日::

■[漫画]この想い、諦めない…!「ウワガキ」2巻

ウワガキ 2巻 (ビームコミックス)
著者/訳者:八十八 良
出版社:エンターブレイン( 2011-03-14 )
コミック ( ページ )
作者サイト:小紅堂本舗

千秋の彼氏(和也)への想いが勝つか、小秋のアジオへの淡い想いが勝つか。
和也の記憶がない以外は全く同じである小秋が、
アジオと同居しだして徐々に引かれるようになる反面、
千秋の方は彼氏に振られるという致命的な局面を迎えることに…

少しずつアジオのことを意識しだして、二人でいるのが当たり前だと考えてる自分と、
アジオの無意識での何気ない口説き文句に赤面する小秋がラブコメしてて可愛いんですよね。
そしてアジオ本人は自分が恋に落ちた時の千秋は既に彼氏が居て、
彼氏が居たからこその千秋に恋したことに気付いて、そこからどう動くかといった所なんですが、
これがまた、中々に小粋というか小生意気というか良い味出してるんですよね。
なんつーか、アジオと小秋は良いラブコメ要員ですよ、ホント。

しかし、ただのラブコメではなくしているのがコピー元である千秋の存在。
和也に振られることでこの勝負が見えたかに思えたけれど、
それでも自分が和也が好きだった気持ちは嘘ではない、想いがウワガキされるなんて負けられないと、
孤軍奮闘頑張ろうとする姿は、流石はアジオが惚れただけあるなぁ、と思いましたね。

アジオと和也がお互いの境遇を知らずにバイトを通じて友情を深めたり、
アジオ母の為に職種は違えどアジオと小秋がバイトすることで絆を深めたりと、
今後の展開をより面白くする要素がてんこ盛りでますます続きが気になってきます。
元凶である教師の山田に想いを寄せるじみ子の奮闘も合わせて本当に面白いです。
やっぱり八十八良さんは非18禁の方が輝くのかもしれませんねー

:: 2011/3/13 日曜日::

■[漫画]ヤイさんが居る日常「木造迷宮」5巻

木造迷宮 5(リュウコミックス)
著者/訳者:アサミ・マート
出版社:徳間書店( 2011-03-12 )
コミック ( ページ )

読んでいて凄く微笑ましく、暖かな気持ちになる「木造迷宮」の5冊目。
特別な事なんて何もない、毎日が特別なヤイさんの日常を描き、
その日々の過ごし方を微笑ましく見詰めているだけで心が和やかになる、
そんな魅力に満ちた女中のヤイさんのお話です。

今回は旦那さんこと、作家の柴谷広一の著書を読んでみようと頑張るお話。
ヤイさんはずっと女中として奉公して、奉公先の大旦那さんの計らいで初期教養はあるけれど、
難しい漢字が読めないので、本を読むだけで大変なんだけど、
周りの人に助けられ、読み進めていき、本に感動する姿はぐっとくるものがあります。

旦那さんの本を読むために頑張るヤイさんの姿はいじらしいものがありますし、
勉強する時にセッコちゃんから貰ったダテ眼鏡をする姿も可愛らしいです。
眼鏡=知的という偏見も、ヤイさんだと途端に可愛らしく思えるから不思議なんですよねー
また、サエコさんに連れられた先での巫女服姿だとか、
ホント、ヤイさんの様々な魅力に満ちた1冊でした。

ちなみにそのサエコさんがヤイさんを引き取った時の回想もありましたけど、
今のヤイさんも充分可愛いけど、あどけなさが残るヤイさんも庇護欲を刺激する可愛さがあるよなぁ。
そりゃ、クールビューティーを気取るサエコさんも籠絡されちゃうよなぁ。
そんなヤイさんに世話をやいて貰う旦那さんが本当に羨ましいことです。

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