僕の心のヤバイやつ (10) 特装版 4月8日発売!
夏! 海! 青春!
:: 2011/3/9 水曜日::

■[漫画]いつも通り「みなみけ」8巻

みなみけ(8) (ヤングマガジンコミックス)
著者/訳者:桜場 コハル
出版社:講談社( 2011-03-04 )
コミック ( 176 ページ )

全く持って綺麗サッパリ大きなイベントが起こるわけもなく。
相も変わらず南家の日常はみなみけなのであります。

マコちゃんの髪留めが変わったりとか、
そういったすんごく細かいネタはありつつも、
いつもと変わらず、のんびりゆったりした日常。

そんな訳でドラマチックな展開は皆無。
ラブコメな展開もかなり希薄。
あるのはちょっとした笑いの成分。
でもそこに安心感があるのがみなみけなのです。

いやー、それにしても隔週で少ないページなのに8巻まで来るとはなぁ。
一体いつまで続くのかちょっと疑問ではありますが、
今後ものんびりゆったりと読んでいきたいトコであります。

:: 2011/3/8 火曜日::

■[漫画]戦慄の御堂筋!「弱虫ペダル」16巻

弱虫ペダル 16 (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:渡辺 航
出版社:秋田書店( 2011-03-08 )
コミック ( ページ )
作者サイト:「弱虫ペダル」と「まじもじるるも」の制服ブログ箱

未だかつて無いほどに禍々しく、強烈な印象を与える表紙の16巻。
王者、箱根学園の最強スプリンター新開と圧倒的な悪役(ヒール)、御堂筋とのスプリンター勝負。
その決着が序盤から描かれるということで最初から盛り上がりが最高潮ですが、
その結果は強烈であり、無常でもあるものでした。

トラブルを抱える総北を引き離し、鎬を削る勝負をする箱根学園と京都伏見。
特にこの16巻では表紙になっているように御堂筋のオンステージで、
箱根学園に対する心理攻撃を含めて中々にストレスフルな口撃を行ってくれます。

それに対する箱根学園は意外とメンタルが弱い泉田以外は威風堂々。
泉田以外は以心伝心、目標に向かって揺るがない鋼鉄の意志を見せ、
これぞ強者、これぞ王者、と思わせる風格があり、
総北のライバル的なポジションながら格好良さに痺れるものがあります。

そしてそれに憧れを抱いてしまうのが京都伏見の元エースナンバー、石垣。
彼の脳裏に浮かび上がるのは御堂筋と出会う前、箱根学園のようなチームを作りたかった理想。
そして御堂筋と出会ったことで理想とはかけ離れてしまったチームの現状。
しかし、有り様はどうあれ、求めて止まなかった勝利の二文字が目の前にある葛藤。
必ずしも目立つ存在ではない石垣ですが、彼が見せてくれた苦悩はどこか魅力的に感じられました。

そんな鍔迫り合いの勝負の後方での光景が、これまた涙腺を緩ませてくれます。
何度も挫折を乗り越えてきた巨躯の男、田所をして絶望させた状況の中、
諦めずに必死にペダルを回してきた坂道が見せる自転車の楽しさ。
苦難を乗り越えたのに誇らず、ただやり遂げた男の意志を宿らせる坂道の瞳には、
吸い込まれそうな魅力があり、やはり坂道が主人公だと強く感じさせられたのでした。

それにしても、巻末おまけ漫画の弱虫ペダル誕生秘話ですが凄く興味深かったです。
旧サイトでの日記とか諸々からある程度は知ってましたが、
編集T氏の助言で自転車漫画が、編集長S氏の助言で坂道が生まれてきたという話は、
自分の中にあった「古き良き漫画家像」そのままでちょっと感動しちゃいました。
特に編集長が渡辺航先生の作品を読んでるからこその助言はさり気ないけど良かったなぁ。
チャンピオン編集部もカッコイイな、コンチクショウ!

:: 2011/3/7 月曜日::

■[漫画]海江田ミホがヒロインの「O/A」3巻

O/A (3) (角川コミックス・エース 216-6)
著者/訳者:渡会 けいじ
出版社:角川書店(角川グループパブリッシング)( 2011-03-04 )
コミック ( ページ )
作者サイト:Upper Ground
作者twitter:渡会けいじ (watarai) on Twitter

連載開始当初から下ネタ炸裂しまくりで、
それが面白さの源泉の一つではあるんですが、今回は凄いです。
もう何が凄いってタイフーン級ですよ、人類驚愕ですよ。
まさか1話丸々うんこの話になるとは予想外だったんだぜー…

とはいえ、「アイドルはうんこなんてしない」とも言われますので、
本編ではうんこという単語は誰も言ってないし、明確に描かれていません。
ですが紛れもなくうんこでありますし、うんこ以外何物でもありません。
まさか見開きでうんこが流れたのを喜ぶ主人公が見ることが出来るとは、
連載当初の下ネタっぷりを知っていても想像することすらできませんでしたよ…

まぁ、そんな訳で主人公のゆたかとはるみはうんこネタばかりでしたが、
この3巻のヒロインはむしろゆたかのライバル、海江田ミホその人です。
ミホがどうしてアイドルになったか、そして本当はどういう性格なのか、
また、ゆたかへの感情についても丁寧に描写されており、
うんこネタばかりのゆたかよりよほどアイドルらしくてヒロインでした。

何はともあれ、今回も笑わされたのは間違いありませんでした。
まさかこんなにうんこで笑うだなんて、小学生に戻ったみたいですよ。
というか今回、何度うんこと書いたのか自分でもよく判りません。
やはりO/Aは侮れない漫画だなぁ。(ぉ

:: 2011/3/5 土曜日::

■[漫画]妹は氷属性!?「ディーふらぐ!」4巻

ディーふらぐ!4 (MFコミックス アライブシリーズ)
著者/訳者:春野 友矢
出版社:メディアファクトリー( 2011-02-23 )
コミック ( ページ )
作者サイト:ハルトモ
作者twitter:春野友矢 (harunotomoya) on Twitter

それっぽく終わり伏線感バリバリだった3巻ラストは華麗にスルーして、
代わりにの船堀さんイベントで出てきた風間のイベントフラグはばっちり回収!
そんな訳で4巻は風間の妹、風間之江がメインと見せかけて、
個人的にはやはり高尾部長が全てを持って行った感がバリバリする今日この頃です。

いやー、之江も可愛いんですよね、お弁当作ってくれるし。
風間の妹の座を死守したかったり、ツンデレだったり、髪の毛ツンツンだったりと、
まぁ、何かと見事に妹キャラしててそこは最高だと言えましょう。
特にいつもは兄貴なのに泣き出したらお兄ちゃんと言うとか最高です。

うむ、これぞ妹!

だが! やはり高尾部長はそれを凌駕するのです!
主に乳が!

ジャージのチャックがボーンするくらいの巨乳っぷりですからね!
当初は自分が巨乳であることを自覚してたのに最近ではすっかり無自覚になったり、
そもそもおっぱいがどんどん成長してきてますからね!
これは、風間のことを思って成長してきたと考えたのでよろしいか!?

おっぱいスンゴイ

やはりこの漫画のメインヒロインは高尾部長だと言えましょう。
巻末収録のとら特典小冊子描き下ろし高尾さん家の姉妹事情「タカボンド」と、
4巻特典の「タカオサンダー」での高尾部長の萌えっぷりが半端無いですからね!
ラブコメ要員の高尾部長、めがっさ可愛いっす!!!

:: 2011/3/4 金曜日::

■[漫画]シスコン&エロコメの嵐!「あねコミ」1巻

あねコミ 1 (ジェッツコミックス)
著者/訳者:井上 和郎
出版社:白泉社( 2011-02-28 )
コミック ( ページ )
作者サイト:生ける屍の夜~井上和郎web日記~
作者twitter:井上和郎 (inouekazurou) on Twitter

ツインテールでロリ体型な姉はエロコメ漫画家で、
苦労性でシスコンな弟は漫画のモデルとして酷使される日々で…

そんな変態な漫画を描くのは少年サンデーで右手が恋人な漫画を描いた、
変態漫画一直線な井上和郎先生ということだから納得です。

エロコメを描くんだけど、元々一風変わった独自の作品を描いていた上に、
エロいことに対する知識や羞恥心が少ない姉、鈴鳴まなの為に、
ラブホに行ったり、股間のイチモツを見せてと頼まれたりと、
事実は漫画より奇なりという感じでエロコメな日常が展開されるんですが、
それがまた最高に面白いんですよね。

更に途中から弟のクラスメイトで堅物な委員長がまなを信奉するアシとして登場することで、
委員長にバックで攻められたり、委員長をバックで攻めたりするだけでなく、
かつて作った股間のイチモツの原寸大フィギュアを付けた委員長を後ろから攻め立てて、
知らぬ間に絶頂に導いたりと純真と堅物なエロコメ要員の2枚仕立てとなって盤石な雰囲気に!

それと巻末には男の娘な弟を持つヤンキーな兄の悲喜交々な4コマ漫画「春らんまん!」も収録。
描き下ろしにはこの2つの作品のキャラクターのコラボ漫画も収録されており、
お得感も満載な内容になっております。

何はともあれエロコメとして大変よくできた、くだらない(誉めてます)漫画ですので、
頭を空っぽにして楽しむには最適だと思われます。(笑

:: 2011/3/3 木曜日::

■[漫画]涼馬くんの意地っぱりー!「世界の果てで愛ましょう」4巻

世界の果てで愛ましょう 4 (電撃コミックス)
著者/訳者:武田 すん
出版社:アスキー・メディアワークス( 2011-02-26 )
コミック ( ページ )
作者サイト:たけだ動物園

TS(性転換)モノのお約束の一つに、
「身体は女の子なのに言動は男の子」というものがありまして、
今回はその中でも顕著な例の一つ「パンツ一枚での行動」をフィーチャーした、
大変に抱腹絶倒なネタが初っ端から入れ込まれ笑いの渦に誘い込まれます。
ちなみに「女も自宅ではパンツ一枚で居るよ」という事実は、
男の夢を破壊するものなので気にしない方向で。

しかし本当に涼馬くんが意地っぱりなんだよなぁ。
ツンデレとはまた違う、意固地で頑固な女の子の系統と言いましょうか。
イジデレ(?)とでも言いましょうか、素直になれない女の子が可愛いのです。

自分は男だと言い張ってパンツ一枚で過ごす事に意地張ったり、
王子のことなんか気にしない、嫁になんてなるもんかと言っておきながら、
王子を狙っていたアリシアがもう王子狙いじゃなくなったと知った途端に、
やけに嬉しそうにしたりと、素直じゃないんだけど、ふとした折に見せる可愛らしさが可愛いのです。

しかしそんな涼馬くんの意地っぱりで素直になれない所が、
終盤になって悪い方向に傾いて大変なことに…
いや、1話の内容を覚えていれば充分考えられる展開だったんだけど…
もう、本当に涼馬くんって意地っぱりで素直になれないけど、超が付くほどお人好しなんだから…
王子には気張って貰って何とかして欲しいトコです。

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