その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2012/11/4 日曜日::

■[漫画]合縁奇縁、人の縁「高杉さん家のおべんとう」6巻

高杉さん家のおべんとう6 (フラッパーコミックス)
著者/訳者:柳原 望
出版社:メディアファクトリー( 2012-10-23 )
コミック ( 182 ページ )
作者サイト:柳原望・公式web「天水花苑」/home

高校に進学して仲の良かった友達が周りに居なくなり、
元の性格からあっという間にぼっち状態になった久留里。
でも前と違うのはそこから前に進もうという姿勢と、
ハルとの絆を断固として守ろうという決意を持っている所で…

今回は久留里の成長もさることながら、
ハルと小坂さんとの仲も一歩進展したかに見えて、
久留里が中心のハルのコトを知ってしまった小坂さんが、
すっぱりと諦めて前に進んだ所は意外だったなぁ…

これが久留里が来なかったらハルと小坂さんが結ばれていたかというと、
久留里が居たからこそ二人の仲が進んだことを考えると、
やはり「人の縁」というものが二人の間にはもう一歩の所で及ばなかったんだなぁ、
と思わざるを得ません。
いや、ここは久留里とハルの縁の方が強すぎたと言えるのかも?

巻末にはおまけの光くんのエピソードが入っていますが、
まぁ、光くんの想いが報われることはないんじゃないかなぁ…

それと「高杉さん家のおべんとう」のレシピも発売されました。

高杉さん家のおべんとうもふーっ となるHappyレシピ
主婦と生活社
売り上げランキング: 382

「高杉さん家のおべんとう」はマイナー雑誌連載とはいえ、その面白さは本物ですからね。
できればNHKとかでドラマ化とかしてもっとメジャーになって欲しいものです。
アニメ化でも良いけど…、うーん、やっぱりこの作品はドラマの方が合うだろうなぁ。
朝の連ドラとかアリだと思います。(笑

:: 2012/11/3 土曜日::

■[漫画]著莪が主役の半額弁当争奪戦「ベン・トー another Ripper’s night」

ベン・トー another Ripper’s night (愛蔵版コミックス)
著者/訳者:柴乃 櫂人
出版社:集英社( 2012-10-25 )
コミック ( 196 ページ )
作者サイト:アサウラの生存観察室
作者twitter:アサウラ (asaura_seizon) on Twitter
絵師サイト:Kr3
絵師twitter:柴乃櫂人 (kr3kaito) on Twitter

ベン・トー2冊目のコミカライズは著莪が主人公!
という訳でベン・トーにおけるブッチギリ一位の人気を獲得している著莪が、
コミカライズの主役も勝ち取り大活躍であります!

今回は佐藤に対する白粉みたいに、蒲ようこというキャラが登場。
まぁ、割りとキモイ彼女ですけどそんなトコが可愛かったりも…?
それと副題にもなっているJack The Ripperこと切り裂き魔の花菱そうも登場。
ポイントカードで相手を切り裂く狼を相手の話がメインなんだけど…?

今回は著莪サイドの話なのでオルトロスの二人も本格参戦であり、
むしろオルトロスの話でもあったような気さえします。
9.5に短編があったとはいえそれだけでは惜しいキャラですしね、オルトロス。
何しろ声優が田村ゆかりと堀江由衣だし。(ぉ

著莪も何だかんだで佐藤と一緒に育ってきただけあって熱くて優しいキャラで、
人気の高さを見せつける良い役回りでしたね。
そして何より素晴らしいおっぱいでした。
著莪を巨乳した柴乃櫂人さんの功績はやはり大きいな…

:: 2012/10/31 水曜日::

■[漫画]恋にダンジョンと戦うヒロインたち!「まじん☆プラナ」4巻

まじん☆プラナ (4) (まんがタイムKRコミックス)
著者/訳者:nino
出版社:芳文社( 2012-10-27 )
コミック ( 120 ページ )
作者サイト:にのうちいらず
作者twitter:nino (ninouchiirazu) on Twitter

まんがタイムきらら系列の中で今となっては珍しくなった、
男主人公でハーレムラブコメ漫画である「まじん☆プラナ」がついに最終巻に!
ハーレムと言っても巨乳幼馴染みの茉莉ちゃんのヤンデレ正妻の座を堅持しているので、
割りと殺伐としたハーレムでしたが。

元々破天荒なノリな4コマでしたからラストの締めも割りと強引な辻褄合わせでしたが、
私としてはあのノリで繰り広げられるちょいエロコメディが好きだったので、
そのテンションのまま最後まで突っ走ってくれたのは単純に嬉しいですね。
しかし茉莉ちゃんの巨乳にあんな秘密があったとは驚きですわー

最終巻でもおかんが幼女→JC→二十代と変化を見せておかん萌えを見せつけたり、
更には朝起きたら全員の性別が転換していたという世界もやったりと、
エキセントリックなネタが次々と出てきて楽しませてくれるのは流石と言えましょう。
実は性転換した有人にちょっと興奮したのは秘密だ!

描き下ろしの+も良いエピローグでしたし、格ゲー風カラーピンナップも趣味が出てたし、
折り返しの茉莉ちゃんにはハァハァ興奮したりと思う存分楽しむことが出来ました。
まぁ、最終回が載ったきららCaratよりも単行本の方で先に最終回を読むことになったりと、
兼業作家的に色々ご苦労されたみたいですが、
ninoさんの漫画は好きなので今後も何らかの形で読めたら良いなぁ、と思います。
未完の作品もあるのでそちらの続きも描いて欲しかったりしますしね。
取りあえず、連載お疲れ様でした!

:: 2012/10/30 火曜日::

■[漫画]美味しい珈琲の秘訣は恋の隠し味「より道カフェ通り」

より道カフェ通り (バンブーコミックス)
著者/訳者:犬上すくね
出版社:竹書房( 2012-10-27 )
コミック ( 121 ページ )
作者サイト:docile -犬上すくねファンサイト-
作者twitter:犬上すくね (sukuneinugami) on Twitter

犬上すくねファン待望の犬上すくねさんの短編集がやっと発売!
古いものだと9年前の作品まで収録されていることから分かるとおり、
雑誌切り抜きの日々ともオサラバ! ってなもんですよ。
まぁ、ファンパワーが足らなかったせいでフルカラー収録じゃないので、
切り抜きは切り抜きでデジタル化して保存しておくべきなんですが。

さてさて、この短編集はまんがライフMOMO等に不定期に掲載された、
カフェに関するオムニバス短編集に描き下ろし、それに他社掲載の2本が収録されています。
その殆どに大なり小なり恋にまつわるお話が絡んできているのが、
何とも犬上すくねさんの作品らしくて、そこがまた良いんですよね。

恋といっても失恋で気落ちした所をカフェで癒される話だったり、
恋が芽生える瞬間だったり、恋未満な状態を綴った話だったり、
更には既に夫婦なんだけど恋の思い出を見付けたり、別の一面を見付けて惚れ直したりと、
様々な恋のカタチを見せてくれるので飽きることなく、
むしろ一つひとつを新鮮な気持ちで読み進めることが出来ます。

特にお気に入りなのはcafe8,9に収録されている年の差カップルでしょうか。
引っかけるウェイトレスさんはちょっとズルいけど、
あの眼差しを見ちゃうと許してしまうというか、見惚れちゃいますね。
その後お二人が結婚されてからのエピソードもニヤニヤできるものでしたし、
こういった余韻を含めての面白さが犬上すくねさんの作品にはあるんだよなぁ。

そして描き下ろしのパートに出てきてましたが、
カフェいつしまの琴子さんが登場する「明日もコトコト」は現在ライオリで連載中です。
あとがき漫画で編集さんが不穏なコトを言ってましたがきっと単行本化されると信じています!
…されますよね?

■[漫画]鈴木みか、27歳です!(おいおい「せんせいのお時間」11巻

せんせいのお時間 11 (バンブーコミックス)
著者/訳者:ももせたまみ
出版社:竹書房( 2012-10-27 )
コミック ( 112 ページ )

15年近く掛けてサザエさん時空を漂っていた「せんせいのお時間」ですが、
ついに…、ついに2-Aの面々が進級することになりました!
何度も同じイベントを繰り返したり、保健の松本先生がご結婚なさったり、
更には作者の出産とかも乗り越えての長期連載の果ての進級ですよ!
このままずっと2年生のままなのかととっくに覚悟していただけに驚きです。

それほどまでに待たされた上での進級ですから、
さぞやドラマチックな進級イベントになっているに違いない…!

あっさり進級

と思いきやまさかのあっさりとした進級。
しかもクラスの面子は変動していないので新鮮さは殆どナッシングだったりします。
まぁ、進級することで受験生ということが意識されるようになったため、
オープンキャンパスに行ったりと受験ネタを使えるようになったコトが、
大きな変更点といった所でしょうか。

しかしこのペースで行くと卒業は更に15年後かー…
何か普通に読んでそうだなぁ、私。(笑

内容的にはいつも通りの内容でして。
11巻も続いたんだから我ながらそろそろ飽きが来ても良いはずなのに、
そんなコトが気にならないくらいに楽しんで読んでいましたよ。
松本先生が若い頃にキャンペーンガールやってたと知って新井先生と一緒にドキドキしたり、
北川さんのナイスオパイクにはある種の感動すら覚える始末です。

しかし進級したと言うことはみか先生も遂に28歳独身に突入かー…
あれ…、私の年齢…、何かとっくに追い越してるな…
おかしい…、私の人生がキング・クリムゾンやでー…
みか先生みたいに全く老けない体質が欲しいです…

:: 2012/10/29 月曜日::

■[漫画]美女と野獣「世界の果てで愛ましょう」7巻

世界の果てで愛ましょう 7 (電撃コミックス)
著者/訳者:武田 すん
出版社:アスキー・メディアワークス( 2012-10-27 )
コミック ( 193 ページ )
作者サイト:たけだ動物園

今回は大半がシリアスモードですよ!
エミリオ王子を狙う、病弱で王位継承権を放棄したルザニアのニコライ太守が、
奸計によって涼馬を奪取してエミリオ王子に決闘を申し込み、
戦争直前にまでなる展開ですが…

エミリオと涼馬の相思相愛っぷりが凄い!
涼馬への愛の深さを感じさせるエミリオの覚悟と行動も凄かったけど、
ニコライの手で野獣の姿に変えられて徐々に理性を失っていくエミリオに対して、
自分の身が犠牲になりそうになりながらも博愛的な行動で応えようとする涼馬。
お互い素直じゃないけど、もう充分相思相愛なんじゃないかな!

そしてニコライだけど、彼も可哀想な王子だったんだなぁ、と。
厳しい環境で育ったがために考え方も歪つになったが故の蛮行が切ないですね。
まぁ、それでいてオチのアレにはギャップがあって笑わされましたけど。(笑
良いお世継ぎが出来ると良いデスネ。

ずっとシリアスな話ばかりだったのでラスト一話でのコメディっぷりと、
描き下ろしでの餃子のアフターエピソードには笑わされましたよ。
涼馬はこのままだと例えエミリオ王子と結ばれてリッチになったとしても、
意地汚い所は直らないんだろうなぁ、と思いました。(笑

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