その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2012/6/12 火曜日::

■[漫画]赤いマメツブ・鳴子章吉「弱虫ペダル」23巻

弱虫ペダル 23 (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:渡辺 航
出版社:秋田書店( 2012-06-08 )
コミック ( 194 ページ )
作者サイト:「弱虫ペダル」と「まじもじるるも」の制服ブログ箱

インハイ2日目のゴール直前での身体の酷使が祟り、
これからということで無念のリタイアを喫した金城から思いを受け取り、
か細いながらも繋がった絆で前へ前へと進む総北チーム。
その大半が一年生という構成ながらゴールを狙う執念は本気も本気で…

熱い。
表紙の赤さも納得の熱血でした。
先行する箱学を追うために、三年生から受け取った思いを胸に、
何より派手なのが好きな鳴子が観客を味方にして、
ただただ前へ前へと進む展開は非常に熱かったです。

そしてそんな鳴子の走りを見ることで覚醒し、エースであることを自覚した今泉が、
傲岸不遜にも箱学の福富を試すかのように残り15kmでスパートを掛けたりと、
総北一年生の成長というより飛躍っぷりが凄かったです。
今泉が先頭が好きな設定も久方ぶりに思い出しましたしね。

そんな先頭争いをする総北と箱学の後背で虎視眈々と狙っていた京都伏見、
御堂筋の出陣の不気味さも光っていたなぁ。
その御堂筋を愚直にも少しでもサポートしようとしている石垣くんも、
何というか凡人なりの精一杯の熱さが伝わってきてちょっと感動しました。

次巻では鳴子、今泉に続いて主人公である坂道の覚醒が待っているので、
24巻も楽しみです。

:: 2012/6/11 月曜日::

■[漫画]紫乃先生はいつも美人「紫乃先生〆切前!」2巻

紫乃先生〆切前! (2) (まんがタイムコミックス)
著者/訳者:王嶋 環
出版社:芳文社( 2012-06-07 )
コミック ( 112 ページ )
作者サイト:タマキスピン
作者twitter:王嶋環(欧文廉二) (tamakispin) on Twitter

1巻の時の表紙では自信が溢れていた紫乃先生ですが、
2巻ではちょっと恥じらいが入っていて綺麗なだけではなく、
そこに可愛さが加わっており大変魅力的だと思います!
恥じらう理由は後ろで思い人の担当編集の清野さんがいるからなんでしょうけど、
むしろそれはそれでご褒美です。

この2巻で完結というのは少々残念ですが、
芳文社の4コマだと2巻完結が割りとデフォなので、仕方ないのかなー
2巻でも紫乃先生は自覚的に美人でそれ故のコメディも多々ありましたが、
一人称統一とか締め切り日の食い違いとか小説家あるあるネタも面白かったですね。(笑

それはそうと今回の見所はやはり弟の和泉だと思うんですよ!
後書きで和泉株を下げまくったと作者本人が暴露していた通り、
鈍感なだけじゃなくヘタレという所を露呈してしまった訳で…
でもまぁ、結果オーライだよね! あんなに可愛い彼女が出来て!
カバー下の漫画読んで「良かったね! 爆発しろ!」と思ったのは私だけじゃないはず。(笑

恋路的な意味では紫乃先生も頑張ってましたが…
何というか女性陣が頑張ってばかりで、男がちょっと情けないなぁ、と思ったりも。
でも個人的にはサクサク受け入れる男前な清野さんより、
ヘタレな和泉の方に共感できてしまうあたり私も充分情けない部類なんですけどねー…

まぁ、何はともあれ紫乃先生おめでとうございます!
いつまでもお美しいままでいてください!

:: 2012/6/10 日曜日::

■[漫画]甘くて切ない恋の果実「この果実は誰のもの」

この果実は誰のもの (まんがタイムコミックス)
著者/訳者:仙石 寛子
出版社:芳文社( 2012-06-07 )
コミック ( 140 ページ )
作者サイト:空豆人間

本当に仙石寛子さんの描かれる4コマ漫画の中に流れる雰囲気が良いです。
独特のリズムが心地良く、読んでいると知らぬ間にその世界に取り込まれていき、
気付けば全部読み終わってしまい、その面白さを反芻し、
そしてもっと読みたくなるんですよね。

今回は表題作になっている中編「この果実は誰のもの」と、
1話のみの短編が10話、そして「この果実は誰のもの」特別編と、
前作「三日月の蜜」特別編が収録されています。

「この果実は誰のもの」は気付けばいつも目で追っていた好きな子に告白したら、
ダメ元だったはずなのに何故かOKされたんだけど、
実はその子は部活の同性の先輩と先日まで付き合っていて…

という話なんですが、告白した野球少年の矢川くんが純朴で応援したくなるんですよね!
瀬谷さんのことが好きで好きで一生懸命なのが読んでるこちらまで伝わってくるんだから、
その好意の向き先である瀬谷さんはそりゃー、ほだされるよなぁ。
まぁ、何だかんだで振り回される矢川くんがちょっと可哀想であり、
ちょっと羨ましくもあって面白かったです。

その他短編は勇者と亀の話だったり女の子と羊の話だったりと、
もうホント独特かつ雑多な作品群なんだけど、個人的にクリーンヒットを打つ話もあるんですよね。
「ぜひ、今年の抱負に」なんて酒の勢いと告白なんていうグダグダなだけの話なのに、
何か心にサクっとくるものがあったというか…
「ハルハル卒業」は鈍感な男教師と切ない恋心な女生徒の話だったんですが、
最後の「私の青春かすめてったんですよー」は本当に良い台詞だと思うんですよ!
自分の青春時代を思い出させられる、心にじんわりと染みてくる良さがあります。

あと「お嫁さん欲しい」ですが…
その…、大変なんだなぁ、と…
私もお嫁さんとか贅沢を言いませんから、
疲れてる時に慰めてくれる女の子のお友達が欲しいです。(笑

:: 2012/6/9 土曜日::

■[漫画]アニメになることを強いられてるんだ!「じょしらく」4巻

じょしらく(4) (ワイドKC)
著者/訳者:ヤス
出版社:講談社( 2012-06-08 )
コミック ( 128 ページ )
作者サイト:Σぎゃあ
作者twitter:ヤス (yasu895) on Twitter

来月からアニメが始まる「じょしらく」ですけど、
丁度今原作の久米田先生の「さよなら絶望先生」がクライマックスで、
壮絶な伏線回収に驚かされている所ですので、
実はこの「じょしらく」も成仏できない幽霊が落語家に宿っているのでは…?
とか変に勘ぐってしまう今日この頃です。

今回は水着回があったりいつもの如く全裸とか全裸とかありますけど、
何というかヤスさんの萌え画力を残念な方向に全力投球してて、
可愛いんだけど素直に萌えられないもどかしさがこの「じょしらく」にはあります。
何というか、残念系落語家女子…?

そう、この漫画は一応落語漫画な訳ですよ!
基本的に楽屋オチが全てなんですが、27回目にして遂に落語シーンが描かれて、
正直ちょっとビックリしてしまいましたよ!
まぁ、ネタがすべってるのはお約束ですけども。

しかし集中線ネタとか色々とメタ的な笑いを醸し出しつつ、
様々なネタを仕込む久米田先生の技量と、ヤスさんの萌え作画力のコラボは、
やはり飽きさせない魅力がありますよ。
来月からのアニメも楽しみです。

:: 2012/6/8 金曜日::

■[漫画]家事見習い来華と家事達人竹田の円満夫婦模様「らいか・デイズ」14巻

らいか・デイズ (14) (まんがタイムコミックス)
著者/訳者:むんこ
出版社:芳文社( 2012-06-07 )
コミック ( 112 ページ )
作者サイト:むんこのへや

むんこさんはすっかりタイバニにハマって同人誌まで作ったりと、
タイバニの恐ろしさを感じたりする昨今ですが、
「らいか・デイズ」ではネクストが出たりBL臭はしないのでご安心下さい。
いつも通りの来華たちです。

とはいえ、最近は来華のお母さんである房江さんがパートに出た影響で、
来華が何かと家事にチャレンジしたり、
その結果として必然的に竹田師匠の偉大さがにじみ出たりする展開も。
また、当然房江さんのパートでの頼られ&愛されっぷりも出ています。

そういった新しい側面が見えながらも、ハートフルファミリー作品の所は変わらず、
読んだ後にほっこりさせてくれるんですよね。
今回も来華祖父と紺太先生の交流や房江さん兄ご夫婦の喧嘩とか、
心と涙腺に湿り気を帯びさせてくれる話は流石だなぁ。

しかし来華と竹田はもう夫婦ですよね、夫婦。
というか竹田の良い嫁っぷりが板に付きすぎてて…(笑
しかし膝枕で耳掃除をするとかホントにラブラブだな!
早く孫の顔が見たいです!(来華たちは小学生です

:: 2012/6/7 木曜日::

■[漫画]見事完結!(挿入的な意味で「こみっく☆すたじお」4巻

こみっく☆すたじお(4) (ヤンマガKCスペシャル)
著者/訳者:此ノ木 よしる
出版社:講談社( 2012-06-06 )
コミック ( ページ )
作者サイト:此ノ木よしる公式HP
作者twitter:此ノ木よしる (y_konogi) on Twitter

ウエディングな表紙から見て分かるようにこの4巻で「こみっく☆すたじお」は完結であります。
好きな作品なので終わるのは残念なのですが、きっちりと終わってますし、
その終わり方も充分以上満足できるものでしたので嬉しさもあるんですよね。
いちこも相原も良かった良かった。

今回はひたすらネーム作業をしてるなー、というくらい相原たちはネーム三昧でしたが、
実際漫画家の友人知人とかに聞いてもネーム作業が仕事の大半を占める人が多いので、
ある意味事実に即した内容なんだとは思いますが…
まぁ、普通はネームに詰まったからと萌えポーズでパンツ履き替えたり
ネーム合宿の温泉に行ったら、こっそりヒロインが貸し切り混浴風呂予約したりしませんよね!
あぁ、げにすばらしきフィクション…

しかしヒロインのいちこは積極的をちょっと速度超過してますよね。(笑
正直、思春期の中学生男子なみに突っ走ってると思うんだけど、それもまた愛らしいと言いますか!
それでいて案外知識面では初心なとこを見せるギャップが合法ロリという説得力を持たせている気がします。
くそぅ、相原ってばマジ爆発しろ…

漫画家漫画としてはたまに良い台詞とか言ったりしてて、それはそれで良かったけど、
やっぱりこの漫画はイチャラブ漫画だよなぁ、と最後まで読み切って改めて感じさせられました。
まぁ、同人誌の頃からイチャラブ三昧でしたのでむしろそれでこそ!
って感じでしたので全然OKだったりするのですが。(笑

しかしカバー下の脱童貞相原さんの解脱っぷりには笑ったなぁ。(笑
秋乃ちゃんも桜塚先生と早く結ばれるとイイネ…(ホロリ

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