その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2012/5/19 土曜日::

■[漫画]卒業おめでとう!「魔法先生ネギま!」38巻

魔法先生ネギま!(38)<完> (講談社コミックス)
著者/訳者:赤松 健
出版社:講談社( 2012-05-17 )
コミック ( 192 ページ )
作者サイト:AI Love Network
作者twitter:赤松健 (KenAkamatsu) on Twitter

遂に完結の運びとなった「魔法先生ネギま!」ですがまだまだ謎や伏線が残ったままで、
折り返しコメントにある通り一旦終わりというだけです。
まぁ、続きがいつになるか判りませんけど…
ここはもう、PC向けのエロゲとしてマルチエンディングをですね。(ぉ

ネギ争奪のクラスメイトラブコメ編が大変にニヤニヤできる展開で、
ラブコメ好きとしては非常に喜ばしい限りだった38巻。
これで最後だと思うと本当に残念でならないのですが、
妄想の余地が残されまくりだと思うとそれはそれで良いのかな、とも思います。

私は千雨押しだったので最後まで彼女が良いポジションだったのはアリですし、
エヴァもラブコメ的にも最後に良いトコ持って行ったのも嬉しかったですなー
最後にしんみりしたエンディングを見せながら、
結局は笑えるハッピーエンドに持って行くのは赤松先生らしいな、と思います。(笑

ラブコメ的な面白さは「ラブひな」で期待していた通りでしたが、
少年バトル漫画としても十二分に満足させて貰えるのは想像以上で凄く楽しめた作品でした。
ネギま!繋がりで色々と人の繋がりも出来てと作品外でもお世話になって、
本当にオタクとして希有な体験をさせてくれる素晴らしい作品だったと思います。
また、いつか、どこかで何かしらの形で巡り会うことがあると信じているので、
その日まで一時の別れと思っています。
またどこかで!

:: 2012/5/18 金曜日::

■[漫画]こまさんの願い「朝霧の巫女」8巻

朝霧の巫女 8 (ヤングキングコミックス)
著者/訳者:宇河 弘樹
出版社:少年画報社( 2012-05-17 )
コミック ( 230 ページ )
作者サイト:【 蛸 グ ラ フ 】
作者twitter:宇河弘樹 (Hiroki UGAWA) (ugawa) on Twitter

7巻発売から実に1年と4ヶ月、16ヶ月ぶりの新刊です。
大幅に描き直しているので最早単行本を描き下ろしている状態なので、
これだけ時間が掛かるのも致し方ないでしょう。

楠木兄妹の話から現代に時間が舞い戻り、世は正に世紀末。
神々に見捨てられた世界を何とか救おうとする為政者の手によって、
定められていたかのように現世の穢れを背負う贄として選ばれたこまさんが、
八岐大蛇顕現の為に忠尋の願い虚しく果てて…

と、何とも1巻の頃のほのぼの展開とは裏腹の怒濤のシリアス展開で、
何だかエヴァを見てるような気分になりますね。
それでも忠尋と柚子、出来れば菊里も救おうと倉子さんwith巫女委員会が奮闘しているのは、
日常を僅かながら感じられて微笑ましい限りなんですが…

後半からは日瑠子陛下率いる伊弉冉を封じた黄泉の岩戸を封印しようとする勢力と、
素戔嗚(柚子)率いる母である伊弉冉と会うために岩戸を開けようとする勢力の一大決戦。
岩戸を開閉する能力がある審神者の忠尋の動向が気になるトコロとですが、
果たして柚子を助けることが出来るのか…
次巻はまた来年以降かと思いますが完結まで追い続けたいと思います。

:: 2012/5/17 木曜日::

■[漫画]アラル海の元気な双子「乙嫁語り」4巻

乙嫁語り 4巻 (ビームコミックス)
著者/訳者:森 薫
出版社:エンターブレイン( 2012-05-12 )
コミック ( 186 ページ )

うっかり寝惚けてラクダから落ちてアラル海で溺れたスミスを助けたのは、
漁をしていたライラとレイリは双子の少女。
年頃の彼女たちが気になるのは自分たちの結婚相手。
中々父親から持ってこられない縁談話に業を煮やして、
何とか理想の相手を射止めようと変な頑張りを見せるけれど…?

と、今回スミスさんが出会う乙嫁は元気いっぱいな双子の少女。
21世紀の現在では人類の無計画な行動で見る影もなくなったアラル海ですが、
当時は魚も大量に獲れていた姿を見せてくれます。
アミルさんは内陸の狩猟系でしたがライラとレイリは湖岸系の狩猟系な乙嫁です。

魚を捕ることに忌避がないどころか嬉々としてやるばかりではなく、
魚をぶつけて喧嘩したり、モリ打ちにチャレンジしたりするのは面白い感覚かと。
そんな元気なライラとレイリの婚約相手に見繕われたのが幼馴染みのサームとサーミで、
理想とは違うけど、理想に沿うように頑張る二人の少年たちを見てると応援したくなりますね。
いやはや男の子たちも大変だ。

それとアミルさんたちの日常と、ツンデレをこじらせたパリヤさんの縁談話もあって、
そっちはそっちで気になりますね。
次巻ではライラとレイリの双子の結婚式も行われるみたいだし、
パリヤさんの方も話が進むのでしょうか?

それはそうと今回一番可愛かったのは双子の母であるミナーさんだと思います。
旦那さんとの馴れ初めを語る時の様子を見ると今でも心底惚れ抜いてるんだろうなぁ。
いやはやこちらも可愛い乙嫁さんだと思います!

また、森薫さんのラフスケッチ集「SCRIBBLES3」が完成とのことで、
来月発売のFellows!23号に付いてくるとのことでお買い求めはお早めにどうぞ。
何しろ前回ラフスケッチ集応募に必要だっと号はあっという間に売り切れてプレミア付いたぐらいなので…

Fellows! 2012-JUNE volume 23 (ビームコミックス)
森薫、高橋拡那、冨明仁 ほか
エンターブレイン
:: 2012/5/15 火曜日::

■[漫画]友だち、ラブコメ、すこしふしぎ!「とよ田みのる短編集 CATCH&THROW」

とよ田みのる短編集 CATCH&THROW (ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル)
著者/訳者:とよ田 みのる
出版社:小学館( 2012-05-11 )
コミック ( 179 ページ )
作者サイト:FUNUKE LABEL
作者twitter:とよ田みのる (poo1007) は Twitter を利用しています

以前アフタヌーンで「ラブロマ」「FLIP-FLAP」「友達100人できるかな」
などを連載していたとよ田みのるさんの小学館の雑誌+同人誌の作品を収録した、
短編集「とよ田みのる短編集 CATCH&THROW」が発売になりました。
いやはやメデタイ。

ゲッサン掲載の読み切り「素敵な面倒さん」
サンデー掲載の読み切り「CATCH&THROW」
同人誌掲載の「ヒカルちゃん」「等価なふたり」「片桐くん」
の計5本が収録されているんですが、
珠玉揃いの中でも表題作になっている「CATCH&THROW」が最高に面白かったです。

「CATCH&THROW」は田舎の島に転校してきた天真爛漫で元気いっぱいな外国人のキャシーと、
その前に都会から転校してきたため、田舎にうんざりしている投が、
キャシーがハマっているフリスビーを通してコミュニケーションして友達になっていき、
ちょっと仄かなラブコメ臭も漂ってくるという、とよ田みのるさんらしい作品です!

キャシーの溌剌とした可愛さもそうでしたが、
初めは敬遠したけど、徐々にキャシーと関わるようになって…
という少年の成長が見られて凄くジーンと来てしまいました。
この後、フリスビーを通してまたどこかで二人が会えたらなー、
とかそんなことを思ったりも。

その他の作品も友情だったりラブコメだったり、ちょっと不思議な要素だったりと、
どれもとよ田みのるさんらしい作品ですので、
とよ田みのる作品が好きな人には是非とも読んで欲しいですね。

:: 2012/5/11 金曜日::

■[漫画]絶対にあきらめない!!「弱虫ペダル」22巻

弱虫ペダル 22 (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:渡辺 航
出版社:秋田書店( 2012-05-08 )
コミック ( 188 ページ )
作者サイト:「弱虫ペダル」と「まじもじるるも」の制服ブログ箱

三人の総北3年生が眩しくもカッコイイ22巻ですが、
本編の3年生も兎に角カッコイイぞ!
特に中心にいる田所は誰にも負けないど根性を貫き通し、
鳴子に涙を流させるほどの熱闘を見せてくれます!

インターハイ3日目、最終局面を迎えた総北と箱学は、
順次切り離していく箱学に対して、6人全員で臨む総北と、
対照的な2校の姿になりましたけど、
遂にやってこざるを得なかった”セレクション”

そこに1年生を捨て駒に使うことなく、
自らの背中で語る寡黙で不器用だけど、男らしい先輩たちは超カッコイイです。
そして3年間の思い出を回想しながら前に進む金城と、
3年間の積み重ねを感じさせてくれて胸が熱くなりますよね。

それだけに金城の無念はいかばかりか、と思わずにはいられません。
そして「絶対にあきらめない!!」と誓いながら絶望を感じてしまうのも。
でも、そこから坂道が自分の教えを愚直に守っているからこそ、
立ち直れて希望を託せたことにも感動してしまうんですよね。
本当に口惜しいと思うけど、託せる絆(ジャージ)がある信頼感が、
総北が総北たる所以だよなぁ、と感じざるをえません。

さて、今月22巻が出たばかりですが来月には23巻が発売です。
相変わらずスピード感が半端無い「弱虫ペダル」ですが、
23巻も熱い展開が続くので要チェックやで!

:: 2012/5/10 木曜日::

■[漫画]まざりあういろんなスキ「すきなひと」2巻

すきなひと 2 (楽園コミックス)
著者/訳者:日坂 水柯
出版社:白泉社( 2012-04-27 )
コミック ( 180 ページ )
作者サイト:日坂水柯(ヒサカミカ)日々ヲ記ス
作者twitter:日坂水柯 (hisaka_mika) on Twitter

1巻で収録されていた「すきなひと」の続編と、
楽園web増刊で掲載されていた百合の連作に加えて、
5年前にフラッパーで掲載されていたちょっとエッチな読み切りでこの2巻は出来ています。
というか全体的にちょっとエッチだよね…(笑

「すきなひと」は1巻の頃から変わらず、学生時代から好きなんだけど、
離婚して近所に住み始めてからセフレみたいになった友人の鏡子とイタしているのを、
鏡子の妹の亜純に目撃されて恋人だと誤解された城田が…
とまぁ、そんな感じですが今回でこのシリーズは完結です。

離婚したばかりの鏡子の事を考えて好きだという気持ちを告げなかった城田が、
図らずも亜純が後押した形で最中に告げてしまうのはビックリしましたけど…
正直一番驚いたのは鏡子の鈍感っぷりですね!
ラノベの男主人公並の鈍感っぷりを見ては、そりゃ城田も苦労したもんだとちょっと同情してしまいました。(笑
まぁ、何はともあれ収まるトコロに収まって良かったですよ。

そう言えば今回のカバー下の絵ですがエロい絵ではないです。
でも裏表紙まで含めて完結巻に相応しく、
本編の結末を補完する内容ですので実際に手にとって見てみることをお勧めします。
いやー、良かった良かった。

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