その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2018/11/29 木曜日::

■[漫画]ダンジョンに危険を求めるのは間違っているだろうか「Landreaall」32巻 特装版

Landreaall32巻Landreaall32巻
出版社:一迅社
作者名:おがきちか
作者サイト:SWS
作者twitter:おがきちか (@chikaxavi) | Twitter
Kindle版:Landreaall (32)
Kindle版まとめ買い:Landreaall
DMM電子書籍:Landreaall (32)

今回は日常編とダンジョン編の導入までです。
日常編ではイオンが知り合ったノエルくんとそのお爺さんの戴冠式での話と、
DXが外周部でふんわり誘拐された話になっています。
誘拐されるのに日常編というのも多少語弊がありますが、
普通にアカデミーでの日常過ごしちゃってるしなぁ…

ノエルくんのお爺さんは悔いがない人生だったでしょうね…
何十年も掛けて研鑽した地道な仕事を完遂できたんだから…
傍目には取るに足らないだけの仕事だけど、
それに誇りを持って生きている人もいるんだなぁ…

そしてDXの誘拐事件だけど…
誘拐犯のズッコケ三人組たちに愛嬌があるというか…
けっして悪人ではないし、むしろ人が良いくらいなんだけど、
そんな人たちでさえ誘拐しないと生きていけないくらいに追い詰められているとか、
やはりピンハネってのは悪ですよ。
DXが言っていたことは真理だよなぁ…
誰にでもできることを真面目に仕事して生活できないなら、
そういった社会のほうがおかしいんですよね。
それにしてもDX… それは為政者の視点だよね…

それとこの事件(?)に首を突っ込んだフィルだけど、
相変わらず有能というか、頼りがいがあるというか。
六甲相手にも容赦なくツッコミを入れられるあたり、
本当にDXとも六甲とも友達なんだな、と思わされます。

後半から始まったダンジョン編ですが…
まさか王城の地下に巨大なダンジョンがあったとは。
ワープポイントがあって、それが不調になってのトラブルとか、
まるでゲームみたいで面白そうなんだけど、
そういた危険を楽しめるのはDXやイオンとかごく一部なだけに、
ティティとか大丈夫なのかな、と心配になってきますね。

それと描き下ろし短編と特装版小冊子は、
トリクシーの侍女の二人がフィーチャーされてました。
ただのお付きの人というだけじゃなく、
彼女たちにも人生があるんですね。
彼女たちの頑張りが報われるような危機は来ない方がいいけれど、
幸せになって欲しいな、と思います。

:: 2018/5/28 月曜日::

■[漫画]DX公子放浪記「Landreaall」31巻

Landreaall31巻Landreaall31巻
出版社:一迅社
作者名:おがきちか
作者サイト:SWS
作者twitter:おがきちか (@chikaxavi) | Twitter
Kindle版:Landreaall (31)
Kindle版まとめ買い:Landreaall
DMM電子書籍:Landreaall (31)

ファラオン卿の戴冠式に参加せず、何故かウルファネアに居たDX。
その理由はなんとなくわかるけれど、
無一文になっていた理由はわからなかったんだけれど、
この31巻でその理由がわかります。

弱く虐げられる人たちのために戦うDXってば騎士は騎士なんだけど、
槍熊としての義理と信条で動いてるから槍熊の騎士って感じですね。
とてもDXらしいと思うし私は好きなんですが、
アンちゃんとかが見たらどんな顔するんだろう…(笑

それにしても情けは人の為ならずと言うけれど、
DXが取った行動のお陰でエカリープが助かることになるとは、
DXはある意味公子らしいと言えなくもないのかな?
かなりイレギュラーな公子だとは思うけれど。

そしてメイアンディアの過去編とも言うべき話がありましたが、
彼女は彼女で結構苦労してるんだなぁ、というのがわかります。
貴族の令嬢である普通の母にファレルみたいな肝っ玉母さんを期待したらダメですしね。
それでもメイアンディアのために変な人を演じられるあたり、
やはり母は強いな、とも思いましたが。

しかし結婚ではなく婚約というのは…
これはDXにもワンチャンあるということなのかな?
先はまだ見えませんが、見えないが故に楽しみでもありますね。
できればみんな幸せになって欲しいんだけどなぁ…

:: 2017/9/28 木曜日::

■[漫画]王子様のひとりごと「Landreaall」30巻

Landreaall30巻Landreaall30巻
出版社:一迅社
作者名:おがきちか
作者サイト:SWS
作者twitter:おがきちか (@chikaxavi) on Twitter
Kindle版:Landreaall (30)
Kindle版まとめ買い:Landreaall
DMM電子書籍:Landreaall (30)

クレッサール編も一区切りがついた王城での日々。
ディアの気持ちを確かめに出向いたDXは、
よりにもよってディアの目の前でとんでもない独り言を…

DX…
君はもう少し女心というものを…
いや…、思わず口をついて出てしまったことに責任を問うのはキツいかもだけど。
それにしたって…
居合わせた五十四さんの居たたまれなさ、心中お察し申し上げます。

DXは立場的にも人柄的にも好感度が非常に高いというのに、
何故こうも面倒くさい相手にばかり恋をするのか。
出会い方や気持ちに気付くタイミングとかが少しでも違ったら、
あるいは違った恋の結末を迎えることができるのか。
そういったifを考えるばかりです。

それにしてもフィルは良い友達だよなぁ…
DXがうじうじ悩んでたら遠慮容赦なく叱咤した上で、
後ろから強引に押して一歩を踏み出させてくれるんだもの。
間違いなくDXの一番の友達であり、生涯の友でしょうね。

そして今回の特装版は小冊子付きです。
ルッカフォート夫妻の仲を引き裂こうという元青年貴族(現老害貴族)たちの、
独りよがりの正義で悪を働きながらもルッカフォート夫妻にあしらわれて、
最後には天誅をくらってスカッとする短編が収録されています。

この小冊子は小冊子で面白かったけど…
またOVAとまでは言わないけれど、ドラマCD特典も欲しいものですね。

:: 2012/12/26 水曜日::

■[漫画]クレッシェンド・マリオン「Landreaall」21巻 限定版

Landreaall 21巻 限定版 (ZERO-SUMコミックス)
著者/訳者:おがき ちか
出版社:一迅社( 2012-12-25 )
コミック ( ページ )
作者サイト:SWS
作者twitter:おがきちか (chikaxavi) on Twitter

今回の限定版はいつものドラマCDと小冊子付属なんですが、
そのドラマCDの内容がDXたちの話の前日譚とも言える、
DXの両親たちが出会い、マリオンと共に火竜を封じた一連のエピソード、
「クレッシェンド・マリオン」の内容なんですよね。

それに伴い小冊子の中身もエカリープ領が成立するまで、
どんな手順を踏んできたかという内容と、
リゲインとファレルの二人の新婚ほやほやの微笑ましいエピソードが含まれています。
それと小冊子マンガの巻末で担当さんがマリオンについて違和感持ってましたが、
確かに言われてみれば私もマリオンはメーテル的な印象があるのは否めないです。

さて、本編の方は最初の2回がライナスとルーディーがクレッサールを旅していた時、
現地での戦争の遺恨に巻き込まれた凄惨な短編になっています。
ライナスがイプカを苦手としている理由や、
ルーディーが岩棚の言葉を憶えるようになった経緯が分かります。

ユージェニのこともあるけど、これからクレッサールの話が多くなるんでしょうか。
でもこれからはロビンの父親探しが本格化しそうだし、
何よりロビンの父親に関して一筋縄でいかなさそうなので、
今後の展開が待たれますね。

しかしメイアンディアって意外と好奇心旺盛なんだなぁ…
今の時代に生まれてたらそれ町の歩鳥と友達になれるんじゃないかな。(笑

:: 2012/1/5 木曜日::

■[漫画]ああっ女神杯っ「Landreaall」19巻限定版

Landreaall 19巻 限定版
著者/訳者:おがき ちか
出版社:一迅社( 2011-12-24 )
コミック ( ページ )
作者サイト:SWS
作者twitter:おがきちか (chikaxavi) on Twitter

19巻は女神杯を丸々収録…、といいたい所だけど実際は良い所で終わっています。
多分読者の多くはレイニー止めを食らったかの如く、
読後に身悶えることになるでしょうが、それもまた仕方なしといった次第。
あのDXとディアの二人がどうなるのか気になりすぎて困る。

当初の予想を覆してレディ・アプリに身を任せることで勝ち進んでいくDX
Landreaallの世界観での馬という生き物の生態はカバー下に描かれていますが、
本当にレディ・アプリが賢い生き物なんだと感じたのは、
恋という情動を理解して、わざと負けようとするDXの心意気を良しとした所でした。
何かあれを読んで、レディ・アプリというキャラ(馬ですが)が分かったし、
何故DXが急激に騎馬戦が上手くなっていったのか分かった気がします。

そして場外でもイオンの周りだけでなく、ルッカフォート夫妻の方でも面白い人間関係が広がっており、
読んでいて全然飽きが来ないですね。
ウィフテッド夫人はエカリープ編で少しだけ出てきましたが、
その過去を知っているとファレルと意気投合するのも当然と思えますね。
こういった細かい伏線回収が上手いからこの作品は何度も読み返してしまうんだよなぁ。

しっかし竜胆の戦いっぷりはその巧みな槍の使い方もそうでしたが、
最後のカイルとの戦いの後の笑顔には五十四さんの心のツッコミともども笑わせてもらいましたよ。
そして竜葵は手紙でしか出て来てないのにいい味を出しすぎだと思います。(笑
いやー、お陰でDXがあの失恋から一歩踏み出そうとしているみたいなんだけど…
イオンが知っているあの事情を鑑みて素直に事が運ぶとは思えないだけに、
本当に先が気になって仕方がないですねー

ちなみに限定版に付いてきたドラマCDですが、内容は短いながらも、
精神入れ替わりモノだったのに衝撃を受けましたよ。
というか中の人たちも大変ですね!
特にイオンの中に入るとか無茶ぶりっつーか、よくやったよね、としか。(笑
しかしここまで来たらドラマCDだけじゃなくアニメ化まで行って欲しいんだけど…
うーん、無理なのかなぁ…

:: 2010/12/26 日曜日::

■[漫画]再開する学園生活と王城でのDX「Landreaall」17巻 限定版

Landreaall 17巻 限定版
著者/訳者:おがき ちか
出版社:一迅社( 2010-12-25 )
コミック ( ページ )
作者サイト:SWS
作者twitter:おがきちか (chikaxavi) on Twitter

私が「Landreaall」ハマった時には既にドラマCDは市場から消えていた訳で、
声優陣がコメンタリーで「久しぶり」という台詞を喋る度に軽く絶望したり。
もっとも、ドラマCD自体は私をハメた皇帝龍さんが責任取ってくれて貸してくれたんですが、
やはり原盤が手元にないのは歯がゆいものがあるよなぁ。
特に今回のドラマCDも声優さんたちが良い演技して面白かっただけに、
歯がゆさが増してくるというジレンマ。(笑

17巻の内容は六甲も生徒として、五十四さんも臨時講師として学園に入るという、
ちょっと新鮮味もプラスしつつの学園編が再開されることになります。
特に新講師として赴任してきたR・ケリーのご息女であるアリス・ケリー女史は、
そのSっぷりを含めてかなり印象に残りますね。(笑

でも一番印象に残っているのはそんなケリー女史をも驚かせるDXですね。
ケリー女史に「スピンドル事件の渦中に居たら指揮官としてどうするか」問われた時の、
DXの着眼点の面白さは元より、その目的の為に対する柔軟すぎる発想が凄い!
そしてそれをして、ティ・ティが「これが彼です」と言ってるのが良いんですよねー
何気ない発言なんだけど、このDXの理解者たるティ・ティの台詞にはグッと来ましたね。

そんな柔軟なDXだけど、王城では公子らしく振る舞うことが出来ることを見せ、
本心ではない演技だと判ってはいても怒った顔も格好良くてシビれちゃうんだよなぁ。
ルーディが思っている通り、騎士であり傭兵であるDXが如実に判る場面がこの17巻では多く、
流石は主人公だと納得させられることしきりでした。

しかしライナスとフィルが色街で見掛けたDX似の女性って、
どう考えても死んだとされている王女だよなぁ…
クエンティンはやっぱり食えん人物だぜ…(上手いこと言ったつもり

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