僕の心のヤバイやつ (10) 特装版 4月8日発売!
夏! 海! 青春!
:: 2021/12/18 土曜日::

■[漫画]初手、竜王の右ストレート「龍と苺」6巻

龍と苺6巻龍と苺6巻
出版社:小学館
作者名:柳本光晴
作者サイト:同人サークルTTT
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アマ竜王で優勝した苺ちゃんは棋士は目指さず、竜王よりも強くなるというとんでもない道を目指すことに。
一方、タッキーやぽぽちゃん、月子にリリも奨励会の一級試験を受けることにするんだけど、
ただでさえ難関の奨励会試験を、しかも一級で受験するということもありかなりの難易度になるんだけど、
苺ちゃんという身近な目標があるだけにやる気は満ち満ちていて…

この漫画の主人公は苺ちゃんで、苺ちゃんが格好いいのは当然なんですが、
そんな苺ちゃんに負けた脇役たちも魅力的なんですよね。
タッキーとか、登場初期は間違いなくやられ役というか踏み台だと思ってたのに、
まさかここまで良いキャラに育つとは思いもよりませんでした。

苺ちゃんはタッキーのことをデブだと思ってるけど、
プールで沈むのは脂肪じゃなくて筋肉なんだよ…
つまり、タッキーは結構筋肉のある固太りキャラだと思うんだよね。

筋肉の脇役といえば塚原も中々良いキャラになってますよね。
苺ちゃんに負け、苺ちゃんに学び、苺ちゃんみたいに勝ちに貪欲な姿勢で挑み、
棋士を相手に勝ち進み、ついにはプロ編入試験の資格を得るとか胸熱ですよ。
対戦相手の棋士もそんな塚原を気に入ってるのか、良い助言をしてるし読んでて気持ち良かったです。

しかし今回一番笑ったのはどう考えても王位と竜王の対局なんですよね…w
王位の斎藤蓮って藤井聡太がモデルなんだろうけど、これも中々にぶっ飛んでて、
竜王に殴りかかるチンピラ具合はミハルさんの漫画キャラすぎるんですよ…w
そして殴りかかられて竜王が黙ってるままではないとは思ってましたが…

初手、竜王の右ストレートてwww

こんな将棋漫画読んだことねーよ…!w
それに、この解説の棋士が良い仕事をしすぎというか…w
いやはや、本当に笑いましたね。

こんなチンピラな化物共の巣窟に苺ちゃんは挑んでいくわけですが、
アマのままどこまで行くことが出来るのか…
いやはや、楽しみです。

:: 2021/11/24 水曜日::

■[漫画]10年の恩讐「よふかしのうた」9巻

よふかしのうた9巻よふかしのうた9巻
出版社:小学館
作者名:コトヤマ
作者twitter:コトヤマさん(@cot_510) / Twitter
紙書籍通販:よふかしのうた (9)
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ナズナちゃんが10年前に通っていた夜間高校で出会った目代先輩。
二人ぼっちの日常を経て、吸血鬼となる決意をした先輩だったけれど、
久しぶりの家族団らんを経験し、決意が揺らいだところに起こる悲劇。
そうして先輩はナズナちゃんの前から姿を消し、
10年経って探偵として舞い戻ってきたのであった…

目代先輩、もとい探偵さんも中々に悲劇の人ですね。
元々この漫画は吸血鬼コメディだとは思ってたんですが、
ここへきて一気にシリアスな展開に入っちゃいましたよ。
エルジーくんのボタク生活が懐かしいぜよ…

元凶は探偵さんのお父さんの浮気相手の吸血鬼であって、
むしろナズナちゃんが探偵さんと出会っていたことで、
吸血鬼という知識を得ていた探偵さんは辛うじて生き延びたんだと思うんですよね。
恨まれるナズナちゃんはわりととばっちりな気がする…

暴走する探偵さんの凶行も心配だけど、
それでも、ナズナちゃんの友達である探偵さんを助けたい、
と行動するコウくんはわりと主人公してましたね。

まだ若い、というのもあるけれど、
こういった友情と愛情に厚いところがコウくんの良いところだと思います。

それはそうとニコはとてもエッチな女教師ですよね…
エッチな薄い本とか出ないかしら…
無理かな…?

:: 2021/11/23 火曜日::

■[漫画]夫婦のペアルック「トニカクカワイイ」18巻

トニカクカワイイ18巻トニカクカワイイ18巻
出版社:小学館
作者名:畑健二郎
作者twitter:畑健二郎さん(@hatakenjiro) / Twitter
紙書籍通販:トニカクカワイイ (18)
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DMM電子書籍:トニカクカワイイ (18)

生涯を掛けて司の夢を実現させようとしてきた時子さんが逝き、
残された人たちも前を向いて歩んでいくんだけれど、
一代にして大富豪となった時子さんの遺産は莫大なもので、
その中でも司の隠れ家の相続問題で現地に行く必要が出てきたんだけど、
車でしか行くことができないということで、ナサくんは車の運転免許を取ることにしたのであった!

ナサくんは優秀なので最短で取ることは出来るとは思いましたが、
普通に教習所に通って取るんですね。
てっきり一発試験で取るのかと思いましたが…
まぁ、実際に私有地で走行練習が出来ないと難しいですしね、一発試験。

それはそうとナサくんが買うべき車としてRX-7を推す百鬼さんはわかってらっしゃいますね!

しかし、RX-7を乗る人の例に名探偵コナンの佐藤刑事や安室さんが出てこないのは、
サンデー連載作品として良いのでしょうか…w
ちなみに現在RX-7を買おうとしたら中古しかないのですが、
状態が良いRX-7はかなり高額だと先日マツダディーラーの人に言われました。
まぁ、RX-7オーナーの私としては売るつもりはないんですけどね。

話が逸れてしまいましたが、
ナサくんは教習所に行きながらも司さんとの夫婦のスキンシップを欠かさないどころか、
生徒に触発されて一歩先に進んでいるのはとても信頼できますね。

お嫁さんの意見を取り入れたパジャマペアルックからのスキンシップ!
パンツのラインまでくっきり浮かび上がるほどにフィットしたパジャマ姿と、
そこからの愛撫とかとてもエロかったです。
これでまたいとなみいとなんでないんだから凄い。

次巻では司ちゃんのオタグッズが陳列されることになるとは思いますが、
他にも何か起こりそうな予感がありますね。
はてさて、どうなるのかな…?

:: 2021/11/22 月曜日::

■[漫画]未踏破ダンジョンを攻略せよ!「葬送のフリーレン」6巻

葬送のフリーレン6巻葬送のフリーレン6巻
出版社:小学館
原作者名:山田鐘人
作者名:アベツカサ
作者twitter:アベツカサさん(@abetsukasa) / Twitter
連載サイト:葬送のフリーレン
紙書籍通販:葬送のフリーレン (6)
Kindle版まとめ買い:葬送のフリーレン
DMM電子書籍:葬送のフリーレン (6)

魔族が闊歩する大陸北部に立ち入るため一級魔法使い試験を受けるフェルンとフリーレン。
第二次試験は受験者協力型のダンジョン攻略!
しかし魔法使いは曲者揃いなため、すんなり協力できるはずもなく、
それぞれが攻略に挑むことになるんだけど…

フリーレンはヒンメルとの思い出を楽しそうに話しますよね。
本当にフリーレンにとってはこの1000年で一番の思い出なんでしょう。

ヒンメルによって生き方やダンジョン攻略の仕方まで影響を受けてて、
そういったところがとてもエモかったです。

ダンジョン攻略ですが、何だかんだで協力して攻略し、
魔法使いにとっての魔法の相性差の話も面白かったし、
何よりもフェルンの可能性が垣間見えて興味深かったです。
1000年前にゼーリエが予言していた通り、短いサイクルで生きる人間は、
だからこそ悠久の時を生きるエルフを超える可能性を秘めているんでしょうね。

とはいえ、フリーレンの1000年の研鑽もバカに出来なくて、
80年振りに出した奥の手の奥深さには驚きですね。
あれはどんな魔法だったんだろう…

次巻で一級魔法使い試験編は終わりになりますが、
これもまたフリーレンの良い思い出になるんじゃないかな…

それと全くもってどうでもいいおまけ。

一級魔法使いレルネンのゴーレムがどう見ても武梨えりさんだった件について。

武梨えりさん本人からもお墨付きが…!w

:: 2021/10/18 月曜日::

■[漫画]バレンタインの告白「古見さんは、コミュ症です。」23巻

学生時代のラブコメ天王山と言えば!
そう! バレンタイン!

阿瀬さんが! 万場木さんが! 古見さんが!
そして只野くんが生み出す恋模様が最高にエモいバレンタイン回です…!

やはり今回一番の見所は万場木さんでしょう。
サンデーラブコメ伝統のフラレ女子、もとい負けヒロイン…
令和のサンデー負けヒロイン四天王の先陣を切った万場木さんは素晴らしかったですよ!
その伝統に燦然と輝くことになるであろう、名勝負でした…!

まずはストレートに告白するところが好感度が高かったですね。
そこから只野くんに教えられたやらかしで恥ずかしがるところも可愛いかったですし、
一度は受け入れられて喜ぶうれし泣きも素敵だったんですよ。
ただ、只野くんのことが好きだからこそ、
本人が気付かないようにしている気持ちに気付いちゃったんですよね…

そして、とても良い子だからこそ、念を押しちゃうんだよ…

念を押して、背中を押して…
一人で泣いて…

でも、とても良い子なのをクラスの友達は分かっているから、
悲しい時にも励ましてくれて…

特に「良いなぁ…」と思ったのは古見さんの背中も押してくれたことです。

この時に「あぁ、何があっても万場木さんと古見さんは友達だ」と実感しました。
自分がフラれた原因の女友達に、こんな言葉を掛けてあげられるだなんて、
万場木さんは良い子すぎるでしょう。
ホント、万場木さんには幸せになって欲しいですよ…!

もちろん、万場木さんだけでなく、古見さんと只野くんの二人も素晴らしかったです。
あの見開きの連続はとても情緒に訴えかけてくるものがあったし、
只野くんのストレートなイケメン力には「カッケー」と思いましたし、
二人の可愛いイチャコラには悶えましたしね!

ただ、それもこれも万場木さんのエモさがあってこそだと思いますので、
ぜひ万場木さんにも注目して欲しいです。
とても良い子なので。

:: 2021/9/21 火曜日::

■[漫画]アマ竜王、そして…「龍と苺」5巻

龍と苺5巻龍と苺5巻
出版社:小学館
作者名:柳本光晴
作者サイト:同人サークルTTT
紙書籍通販:龍と苺 (5)
Kindle版まとめ買い:龍と苺
DMM電子書籍:龍と苺 (5)

アマ竜王戦で優勝を争う苺ちゃんの相手は同じ女性のリリ。
既に一度破った相手とはいえ、それは相手の調子が悪かったのもあり、
油断は出来ないんだけど、苺ちゃんはそれらを突き破る強さがあって…

いやはや、苺ちゃんの勢いは凄いですね。
これから決勝戦を濃厚に描くもんだと思ったら、
あっという間に終わらせて、ちょっかい出してきた名人に挑むとか…
タッキーも驚いてたけど、名人の方が驚きは大きかっただろうなぁ…w

そんな苺ちゃんの次の相手はタッキーの師匠の古閑七段。
奨励会というもの自体を知らない苺ちゃんに、
順を追って理解させるために対局をセッティングしたんだけど、
プロと女流タイトルホルダー相手に二面指ししようとするとか、
苺ちゃんは相変わらずぶっ飛んでますよね…

そして二面指しというシチュを使って罠を張ってくる苺ちゃんは、
本当に勝負というものに形振り構ってなくて最高ですよ…

盤外戦術というものはあるけれど、
こんなのは見たことがない…
というか、よくこんなの思いつくよ…

そんな苺ちゃんにワンパン、もとい二面指しで負けた女王タイトルホルダーのぽぽちゃんですが…

泣いてる姿が可愛かったです。
慰めるタッキーも、何か慣れてる気がしないでもない。
まぁ、幼馴染みだろうからなぁ…

苺ちゃんに影響を受けたタッキー、月子、リリ、ぽぽちゃんが奨励会の門を最短経路で叩く中、
その張本人である苺ちゃんはドコまでも我が道を行くのは、
ルールに縛られてなくてカッコイイんだよな…
このままどこまで突き進んでくれるのかわからなくて、楽しみです。

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