その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2013/8/23 金曜日::

■[漫画]忽鄰塔開催!「まおゆう魔王勇者 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」」8巻

主立った魔界の氏族が一堂に集う忽鄰塔が開催!
地球では遊牧民族が住まうモンゴルで行われた部族長会議のことだけど、
魔界でもその意味合いは似たようなもので、
現在地上の人間との間で行われている戦争の行く末を決定する為に開催するんだけど、
もう一つ地球と同じ意味合いがあることも「典範」に記されており、
それが魔王を苦しめることになって…

国王と教会がトップに立って独裁的な政治を行う地上とは違い、
魔界は複数の氏族の同意を持って意思を決定する合議制。
それ故に各氏族に対して事前の意思確認と根回しが必要な訳であって、
そういった交渉こそが重要になってくるんだけど、
どの氏族も一筋縄ではいかない個性を持っていて…

表紙にも出ている鬼呼族と妖精族は魔王の主張する停戦派だから良いけど、
プライドの塊な蒼魔族と脳筋な獣牙族が魔王たちを悩ませる訳でして…

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流石の魔王もグロッキー状態で悩ましい…
勇者はこういった交渉は不得手なので裏方で支えてはくれるんだけど、
やはり魔王は魔王なだけあって矢面に立つのは魔王なんだよなぁ。
いやはや大変。

しかし交渉だけで済むならまだ魔王が得意な戦場と言えるのだけど、
蒼魔族の嫌らしい手法が中々に痛烈に効いたのが痛い。
それに対して火竜大公が良い役者を演じてたのは格好良かったなぁ。
古くからの部族を率いる長としての威厳でもって蒼魔王に対しても正面から意見を言える、
その貫禄が頼もしい訳ですよ!
開門都市の件で以前衝突しながらも交渉し、味方に引き込めたのは大きかったですね。

その火竜大公のお陰で蒼魔王の策は未然に防げたかに見えたけど…
いやー、最後のあのシーンは見開きで見せられたからこその迫力ですね!
かなり強烈なヒキですので原作読んでても続きが気になる終わり方ですよ!
ちなみにこの続きは今月発売のコンプエースに載ってますのでそちらを是非どうぞ!

:: 2013/8/21 水曜日::

■[漫画]少年少女の想いは「恋ときどき」

恋ときどき (CR COMICS DX)
著者/訳者:双見 酔
出版社:ジャイブ( 2013-08-07 )
コミック ( 191 ページ )
作者サイト:とどかない そら
作者twitter:双見(日本) (sui_hutami)さんはTwitterを使っています

双見酔さん、再びの同人誌を集めた商業単行本が発売。
同人誌で発行したお話の再収録だけあって、
同人誌で読んだことがある内容が多数載ってたりするんですが、
大多数の読者には新鮮味の溢れる内容だと思いますよ。
きららキャラットでやってる作品とは違いますからねー
主に恋愛濃度的な意味で。

収録作は
「さきのはなし」
「そらの花」
「きゃっちぼーる」
「恋ときどき」
「まえのはなし」
「いとよみ」
「エピローグ」
の7作に幾つかの話の合間に挿入される4コマになってます。

進路に悩む女の子の話だったり、
中学時代から悶々と抱える恋に悩む男の子の話だったりと、
色んなシチュエーションの少年少女達が見せる恋模様の短編なんですけれど、
どれもが双見酔さんの空気感が出ていて面白いんですよね。
もう、これは双見酔ワールドとしか言い様がない漫画の味わいなのです。

個人的には男の子が主人公にして表題作の「恋ときどき」が一番好きですね。
くしゃみする女の子に一目惚れをするという、ちょっと曲がった冒頭からアレでしたけど、
3年間同じクラスにならなかった中学時代、告白も出来ずに過ごした上に、
高校が別々でも悶々と思いを抱えてたら偶然通学中に見掛けるようになって、
それを狙ってひたすら悶えるちょっとキモい所が良いと言いましょうか!
あぁ、これこそが恋だなぁって感じがして良かったです。

双見酔さんの漫画はちょっとクセがある面白さなので人を選ぶとは思いますが、
私は好きなので読んで欲しいです。
同人誌がメインですけど商業作にヒケを取らない作品ばかりなので是非。

:: 2013/8/19 月曜日::

■[漫画]いざ、全てを出し切る決勝戦へ!「ツマヌダ格闘街」14巻

ツマヌダ格闘街 14 (ヤングキングコミックス)
著者/訳者:上山 道郎
出版社:少年画報社( 2013-08-16 )
コミック ( 186 ページ )
作者サイト:別冊兄弟拳
作者twitter:上山道郎 (ueyamamichiro) on Twitter

怪我の療養で延期されていた王子杯トーナメント決勝戦が遂に開幕!
延期期間中に九州での修行と、ドラエさんの過去が語られていた為、
思っていたよりも長い寄り道となりましたが、
そういった積み重ねが長かった分、重厚な決勝戦となっていると言えます。

今までの修行の集大成としてより精度の高い正中線の制御を身に付け、
鷹羽の「観の目」ですら認識出来ない動きで先手を取ったミツル。
しかし鷹羽はその圧倒的な学習能力であっという間に自らも成長させ、
より高度な戦いを見せることになり…

今までミツルのことをしっかり描いてきたけど鷹羽は描写が少なかったんですよね。
そういった未知な所もライバル役としての凄味が出ていたんですが、
この14巻では試合展開に伴って謎な部分が露出することになった訳なんですが…
センスは並かもしれないけど、天才と言える学習能力の高さはある種不気味にも思えるくらいで、
何というか圧倒されたと言いましょうか…
割りとチートに近いですね、鷹羽って。

それに対してミツルはちょっと気負いすぎな所があるので、
決勝戦の行方がどうなるのか中々読みづらい展開です。
うーん、どっちが勝ってもおかしくないだけに気になる…

それはそうとまた掲載誌が変わるみたいですね…
今回は掲載雑誌の名前が変わるだけなので厳密には移籍じゃないのかもですが…
それにしてもアワーズHGかー…
今までアワーズ○○という名前が付いた雑誌は尽く休刊してきたので、
割りと縁起が悪いと思うんですがはたしてどうなるやら…
そちらの意味でも気になります…!

:: 2013/8/18 日曜日::

■[漫画]学生イチャラブ漫画の決定版!「7時間目の音符」4巻

7時間目の音符(ノート) (4) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)
著者/訳者:志摩 時緒
出版社:芳文社( 2013-08-10 )
コミック ( 178 ページ )
作者サイト:SCARECROW
作者twitter:志摩 (shimaso)さんはTwitterを使っています

先輩女子&後輩男子カップルなイチャラブ漫画は、
この4巻のあずみ先輩の卒業をもって大団円!
大きな波乱もなく、どこまでも面映ゆさが漂うラブコメ模様でしたけど、
だからこそ安心して読める面白さがあったように思えます。

大きな波乱がないとは言いましたけど、
実はこの4巻では遂に葉平の男子高校生の性欲問題が顕在化することで、
二人の間にちょっとした騒動が巻き起こります。
でもまぁ、それすらも二人の仲がより深まるための布石な訳でして…
余りの青春っぷりに胸焼けを起こすレベルでしたね!(笑

それに対して米くん先輩と米子先生のカップルがですね! 良いんですよ!
まだ付き合うに至ってないという点と、
年の差とか社会的な立場とか諸々のせいでもどかしいコトになってるのが、
主人公カップルにない初々しさを見せてくれて大変に眼福なのです。

特に今回は独り暮らしの米子先生が風邪引いちゃって、
心細い所に米くん先輩がやってくるんだけど、それがまた卑怯で!

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こんな泣き顔を見せられたら惚れてまうやろー!
いや、米くん先輩的に言うなら惚れ直してまうやろー!
ってとこですかね!

独り暮らしの米子先生の葛藤と淋しさがリアルで共感出来るだけに、
米くん先輩の登場がジャストタイミングすぎて心憎く感じちゃいます。
まぁね、こんなことされたらアラサー女子だろうと落ちますよね!
米くん先輩マジジゴロ!

最後にエピローグでちゃんと二人が結ばれて子供が居ることが示唆されてるのも良かったし、
主人公カップルも結婚して妊婦マークをあずみ先輩がしていることで、
子供が出来てるとこが判ってるのも良い演出でした。

大きなドラマはありませんでしたが、
学生のイチャラブの魅力が詰まった良い作品だったと思います。
全4巻という手頃な短さですので、気が向いた人は是非どうぞ。

■[漫画]こんな面白い漫画が、またとあるでしょうか「ふたりの恋愛書架」2巻

ふたりの恋愛書架 (2) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)
著者/訳者:ヤマザキ コレ
出版社:芳文社( 2013-08-10 )
コミック ( 178 ページ )
作者サイト:灰色境界
作者twitter:ヤマザキコレ (EzoYamazaki00)さんはTwitterを使っています

1巻を読んだ時、まだまだ物語の序盤だと思ってたんですが、
予想外にもこの2巻であっという間の完結になってしまいました…
うーん、好きな作品だったんだけどなぁ…
毎回アンケートでプッシュしていたんだけど足りなかったか…

古本屋を営むカナコさんと老成した高校生の秋生くんの、
ピュアプラトニック同棲ラブコメ!
この2巻ではカナコさんが父親に抱えるコンプレックスを、
秋生くんが解消する話がメインになっています。

というか本当に秋生くんは老成してるな!
宮沢賢治が好きな所とかはまぁ、置いておくとして、
友人連中からも色々とツッコミが入っているけど、
年上彼女との同棲で何故もっと色気のある展開にならないのか。
きららフォワードってそんなに規制厳しい印象はないんだけどなぁ。(笑

そして最も老成していると感じられたのはカナコさんの父親である隆司との対話シーン。
妻を愛しすぎていたからこそ、失った時に感情の行き場を喪失し、
娘との接し方が判らなくなった父・隆司。
そんな父親が重い雰囲気で問いかけても自然体で返す秋生さんマジパネェっす。

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1巻の頃はカナコさんみたいな美人で可愛い年上女性と同棲とか秋生羨ましいなぁ、
とか思ってましたけど、このシーンを読んでからカナコさん幸せ者だなぁ、
とも思うようになってしまいましたよ。
愛し愛されてるってのは良いモノだ…

正直、たった2巻で終わるのが勿体無い作品だと思います。
もうちょっと読んでいたかったんだけど…
まぁ、今後の新連載に期待かな。

:: 2013/8/17 土曜日::

■[漫画]遂にアレが始まるぞ…!「ディーふらぐ!」7巻

ディーふらぐ! 7 (アライブコミックス)
著者/訳者:春野 友矢
出版社:メディアファクトリー( 2013-08-10 )
コミック ( 156 ページ )
作者サイト:ハルトモ
作者twitter:春野友矢 (harunotomoya) on Twitter

アレですよアレ! 7巻にして遂にアレがアレですよ!
そう! 待望のTVアニメ化決定ですよ!!!
今期のひろやまひろしさんのプリズマ☆イリヤといい、
かつてのTYPE-MOON同人作家たちの作品がアニメ化され始めて、
当時からのファンとしては感慨深いものがありますね!

で、本編の方は各校のゲーム製作部たちが参加するアレこと、
「橋本名選手の冒険離島」というデジャヴ感が満載の名前のイベントが遂に開幕!
まぁ、開幕するまでに一騒動というか一グダグダがあるのは、
何ともこの作品らしかったですが!

行く前からグダグダでしたが離島に行ってもグダグダで、
風間に至っては船酔いでグデグデですよ!(←上手いこと言ったつもり
イベントには訳の分からない面子が参加してるわ、
高尾さん並のおっぱいさんまで参戦するわと萌え分も過多気味ですが、
イベント自体が妨害されてる上に妨害面子もグダグダでこれからどうなるのか果てしなく不安であります。

高尾さん並のおっぱいさんこと高不動さんですが、
海でも魅力的な水着姿を披露したりとゲーム製作部と思えないほどのモテカワ系女子!
それに対して高尾さんの持て余し系、略してモテアマ系女子っぷりがヒドイ!

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水着を買わずにゲームの限定版を買うとかどんだけ残念なんだ…!
読者は高尾さんの水着姿もといおっぱい姿を求めているというのに…!
これには風間もガッカリして当然だよ!

それに比べて船堀さんはしっかりとフラグを立てる上に、
手料理も味わって貰ったりとフラグがビンビンですよ!
まぁ、それでも高尾さんもちゃんと終盤でフラグを回収しているんですけどね!

アレですかね、ディーふらぐ!のディーってDoubleのDなんでしょうか!
今更そんなことを言い始めてみたがどうか。

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