僕の心のヤバイやつ (10) 特装版 4月8日発売!
夏! 海! 青春!
:: 2011/10/26 水曜日::

■[漫画]漫画家タマゴ未満コメディ「Gぺんトリコロール」1巻

Gぺんトリコロール(1) (マジキューコミックス)
著者/訳者:天澤 明
出版社:エンターブレイン( 2011-10-24 )
コミック ( ページ )
作者サイト:ARDENT MATCH

この漫画は元々マジキューコミックスWebで連載している作品で、
1巻が発売されても1巻収録分も問題なく読めます。
また、作者の天澤明さんはTYPE-MOONやグレンラガンやモンハンと、
色々な同人誌出してる人でサイト上でも幾つか漫画を公開しており、
私も結構前からファンだったりするんですよね。

という訳でマジキューの、更にWeb連載の4コマ作品ということで知名度は低いですが、
個人的に結構オススメなのがこの「Gぺんトリコロール」なのです。

作品の内容は雛子ちゃん(Gカップ)とCちゃん(希少価値)の二人が、
奇想天外な発想でお互い漫画を描いて張り合う中で、
常識人且つ隠れ漫画家のトナリ君(雛子ちゃんの隣の席だから)が、
ひたすらツッコミを入れまくるコメディ作品です。
まぁ、ぶっちゃけサイト上で読めるから実際に読むのが手っ取り早いと思うんですが。(ぉ
大丈夫、お色気シーンもあるから!(何が大丈夫か

本人は可愛いのに描く動物は全てグロテスクなクリーチャーな雛子ちゃんと、
枠線が星型だったり唐突に小説になったりとセオリー無視なCちゃんを相手に、
トナリ君が体を張ってツッコミを入れまくる姿には同情を誘いますが、
何だかんだで可愛い女の子と親しくしているのは普通に羨ましいと思います!

1巻では自作品をボロクソに貶されてしまう二人ですが、(むべなるかな)
二人以上に電波な作家さんのアシスタントに赴くことになり、
果たしてどうなるのか気になる展開で終わっているので、
Web上の連載ともども楽しみであります。

ちなみに単行本描き下ろしでお色気温泉シーンもあるので大丈夫です。(何が大丈夫か

:: 2011/10/25 火曜日::

■[漫画]文化…祭…?「のんのんびより」3巻

のんのんびより3 (MFコミックス アライブシリーズ)
著者/訳者:あっと
出版社:メディアファクトリー( 2011-10-22 )
コミック ( ページ )
作者サイト:人生って あっと いう間なので。

帯には何故か\アッカリーン/

って他社やないですか!
というか流石にアッカリーンも越谷兄よりマシですよ!
越谷兄はそもそもセリフないし! というかアニメ化しても声優いらないと思われるし!

一応男キャラはいるけど、アッカリーン以上に空気な「のんのんびより」の第3巻。
今回は特にイタズラ好きな夏海の暴走が目立ちましたね!
勢いで文化祭やろうと言い出して、隣のこのみはもちろん、
OGである駄菓子屋の楓をれんげの涙目攻撃で誘い出し、
上京しているひかげも無理やり召喚する傍若無人っぷり!
まぁ、それでも休日を潰させるくらいにいい思い出が出来ればいいんだけど、
そこは計画性という概念が欠落している夏海ですから、
それはもう夏海のテスト並に悲惨な結果に…

まぁね、夏海もね、狼少年な冤罪でお母さんに怒られたのは可哀想だと思いますが、
何はともあれ日頃の行いって大事だね、ということで。
いやー、それにしても親に怒られてぷち家出して、
秘密基地に立てこもりとか子供の頃を思い出すわー
田舎だと山とかに自分用のスペース作るはいいけど、
通気性よすぎて寒かったりとかホントよくある…(笑

現実でも秋が深まって参りましたが、作中でも秋な内容でしたね。
次の4巻では冬になると思いますが、田舎の冬はどんな感じになるのか。
ジ○スコまで直進40kmな田舎なのでおそらく雪景色で大変なことになりそうな気がします。
たぶん、蛍は一面の雪景色だと簡単に迷うに違いない。
GPS携帯持たないと!
…電波届くかはわかりませんが!

:: 2011/10/24 月曜日::

■[漫画]お金の味方でした「コジカは正義の味方じゃない」2巻

コジカは正義の味方じゃない 2 (MFコミックス フラッパーシリーズ)
著者/訳者:小原愼司
出版社:メディアファクトリー( 2011-10-22 )
コミック ( ページ )
作者サイト:施療院島

残念ながら「コじゃない」はこの2巻で完結ということになりました…
何か最近フラッパーは連載陣の再編を行っているのか、
ベテラン作家だろうかバッサリ切ってくるからなー
アンケートで応援してたんだけど残念無念…

超人とはいえ指が硬くなるだけの能力とか、
その他微妙な能力が多い中でビジュアル的にも格好いいシャドウガールに注目が集まり、
白鳥くんが有頂天になったり落ち込んだりする中、
コジカは終始常にお金のことばかり計算するという、
そんな主人公でした。

28年後を狙った金融的世界征服を狙うという、遠大な目標の超人が出てきたり、
ここから更に盛り上がりそうだったんだけど、
「俺たちの戦いはこれからだ」エンドで残念でした。
うーん、惜しい…

何だかんだでこういった小原愼司さんの庶民派コメディは好きなので、
今後のご活躍も期待したいと思います。
フラッパーが難しいなら古巣のアフタヌーンとかで!

:: 2011/10/23 日曜日::

■[漫画]お気楽コメディが一周回って真面目なミステリー「外天楼」

外天楼 (KCデラックス)
著者/訳者:石黒 正数
出版社:講談社( 2011-10-21 )
コミック ( 234 ページ )
作者サイト:おかんの家4

このミステリーは凄い!

正直言って、石黒正数さんとメフィストという組み合わせは全然思いつきませんでした。
探偵志望でミステリー好きの嵐山歩鳥が主人公の「それでも町は廻っている」はありますが、
それにしたって石黒正数さんはコメディが得意という印象がありましたからね。
しかしそれが蓋を開けてみたら、ミステリーで伝奇でSF要素もあるという、
まさにメフィストらしい内容になっていて本気で驚かされました。

冒頭の話がエロ本をゲットしようとする3人の子供たちのアレコレで、
これだけ見ると面白い短編だな、で終わってたんですが…
次の短編を見ると登場人物が続いていて、更に次を読むと何か関連性があることに気付き、
次へ次へと進むうちに初回の何気ない描写が伏線だったことに気付かされ、
最後にはやるせない終わり方を見せて呆然とさせられましたよ…

いやー、これは本当に凄い!
冒頭の2,3話はコメディ色を強くして読者を油断させたと思ったら、
中盤以降はその油断させた中にある伏線の数々で読者の度肝を抜いてきますからね!
「それ町」も伏線が多い作品ですが、これがミステリーだと綺麗なくらいにハマりますね!
帯で新房監督が絶賛するのも納得ってものです。

ちなみに物語の中核的な舞台であり、タイトルにもなっている外天楼ですが、
その増築を重ねたマンションという設定から沢田マンションを連想しますね。
実際モチーフにしたのかは判りませんが、
その特異的な構造はそのまんま常識が通じない迷路でワケありな話ばかりが混在している、
この作品のことを指していたのかも知れませんね。

:: 2011/10/22 土曜日::

■[漫画]よかれと思って大惨事「ハヤテのごとく!」30巻

ハヤテのごとく! 30 (少年サンデーコミックス)
著者/訳者:畑 健二郎
出版社:小学館( 2011-10-18 )
コミック ( 192 ページ )

映画が評判が良かったハヤテのごとく!ですが、遂に30巻。
本編ではハヤテが相変わらず多忙極まりないんですが、
そこに更に現役アイドルのルカの世話を焼くという、
睡眠時間がほぼない生活になったけど未だに自分が男だと言い出せなくて…

という訳で自分の嘘を中々言い出せないハヤテですが、
相変わらず次々とラッキースケベなシチュには陥る訳です。
着替えシーンに遭遇するのは当然で、更にお風呂でバッタリですよ!
まぁ、そこでアレなわけなんですが…

しかし、いいんちょって良い子だよね!
偶然巻き込まれて全裸見られたというのに怒るどころか、
「たいしたものも見せられずごめんね…」ですよ!
ヤバイ、いいんちょマジ天使。
フラグ立ちすぎじゃね!?

しかしルカもルカで、女の子たちは全員ハヤテラブすぎでしょう!
まぁ、サキさんだけはワタル一筋ですが、
それはそれで良いんじゃないでしょうか。
次巻では多分サキさんも報われると想いますよ!

ちなみに次巻では劇場版ハヤテの内容が丸々入ったDVD限定版が出ます。

値段も2980円と普通にDVD買うより安いっぽいのでこれは良いアイテムではないでしょうか!

:: 2011/10/21 金曜日::

■[漫画]どーせ止めないんだから心配しないんだから!「さよなら絶望先生」27集

さよなら絶望先生(27) (少年マガジンコミックス)
著者/訳者:久米田 康治
出版社:講談社( 2011-10-17 )
コミック ( 160 ページ )

遠いところまでやってきました、27冊目な絶望先生。
銀幕デビュー(ただし3分前後)も果たしたし思い残すことはないとばかりに、
終わる終わる詐欺をやっていますが、
どーせ終わるとか言いながらこれから倍以上の冊数出すに決まってますよ!
そうだと言ってよ、バー○ィ!

さて、27巻で一番の話題といえば…
ええ、収録されていない第268話についてです。
紙ブログで語られていましたが、ドラえもんとネタが丸かぶり。
検証を見れば分かる通り、トレスとかではなく話のネタがかぶったというもの。
長い漫画家生活やってればこういうことは稀によくあることだと思いますよ!

件の小学館ドラえもんルームは、私は以前話題になったドラえもん最終話同人誌問題で知りましたが、
藤子先生の意志をしっかり受け継いでるところだと思いますし、
何より今回の返答にも非常に好感を覚えました。
著作権的にクリアになっているのに収録されないのは残念ですが、
久米田先生にも漫画家としての矜持があるでしょうし仕方ないかな、と思います。

まぁ、それはそれとして本編ですが、
基本的にギャグ漫画なのに晴美と千里の友情モノというドラマチックなネタを挟むわけで…
べ、別に不意打ちくらって涙腺刺激されてなんてないんだからね!?
イイハナシダナー、なんて思ってないんだから!

それはそうと、28巻でハヤテみたいに劇場版DVD付録の限定版でないかなー…(笑

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