僕の心のヤバイやつ (10) 特装版 4月8日発売!
夏! 海! 青春!
:: 2011/10/13 木曜日::

■[漫画]萌えない女子高生たちが帰ってきた!「女子高生Girls-Live」1巻

女子高生Girls-Live(1) (アクションコミックス(コミックハイ!))
著者/訳者:大島 永遠
出版社:双葉社( 2011-10-12 )
コミック ( ページ )
作者サイト:TOWA’s BLOG
作者twitter:大島永遠 (towa_oshima) on Twitter

多くの男子が持つ女子高への幻想をぶち壊してくれた漫画「女子高生」
かつてアニメ化までされるも相次ぐ掲載誌の休刊に見まわれ、
遂には第一部完、という結末を迎えたわけですが、
隔月誌のCOMICすももにて、年代も進み主人公組を一新して、
咲女を舞台にトンチキ軍団が繰り広げるコメディとして幕が上がることになりました!

今回は外部生組がかつてのバカ軍団に勝るとも劣らないトンチキ具合で、
まともな内部生組を終始圧倒する暴走っぷりを見せてくれます。
例えば感性が下品で出来ているとしか思えない主人公の田中花子と、
脇を固める渡辺真理子、山田亜希子といった変態たちが、
「下着なんざしゃらくせえ!」「本当の女性のためのバイブを作ろうぜ!」
と下品な方向に突貫していくのが非常にバカで楽しいのです。

そもそもですね、大島永遠さんの絵柄って整ってるし女の子が可愛いじゃないですか。
女性なだけあって女体の描き方もしっかりしてるしぶっちゃけ萌えな絵柄なんだけど…
正直、トンチキ軍団が美人揃いとはいえ萌えることは難しいんじゃないかな…(笑

乳首も出るしパンチラだってバンバンしているわけなんですが、
出てくる感想が「バカだこいつら…」「下品にもほどがあるぜぇー!」みたいなものばかり。
やはり萌えには恥じらいが必要なんだな、と痛感せざるを得ないです。
というか、女子高生が機能的だからといってふんどし履くなよ!(笑
ふんモロとか男の幻想をぶち壊すのに容赦なさすぎだろ!
ふんモロ!

色々な作風を持つ大島永遠さんですが、このノリは間違いなく前作通り「バカ」です。
かつて一世を風靡したボキャブラ天国風に言うなら「バカパク」ですね。
一応前作と同じ舞台なので小田桐先生とか教師陣は見たことある面子だし、
田中花子の幼馴染に高橋絵里子の弟の高橋大地が居たりと、
前作知っていると面白い名前とかも出ているので前作が好きな人にも必見ですし、
もちろん、前作の知識がなくても楽しめると思います。

:: 2011/10/7 金曜日::

■[漫画]2期でもイカちゃん可愛い「侵略!イカ娘」10巻

侵略!イカ娘 10 (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:安部 真弘
出版社:秋田書店( 2011-10-07 )
コミック ( ページ )
作者サイト:The Longest Runway Ver.6 – Mlracle Pot Style –
作者twitter:安部 真弘 (masahiro_lemon) on Twitter

イカちゃんのアニメ2期が始まりましたね!
まぁ、愛知ではまだ放映されてないんですが!
評判を聞く限り2期でもイカちゃんが可愛いようで何よりですよ!
勿論10巻という2桁の大台に入った原作でもイカちゃんは可愛いです!

もう10巻ということでイカちゃんの可愛さはもう出尽くしたかと思ってましたが、
全然そんなことはないことが判りましたよ!
人参をぶら下げた馬状態なエビをぶら下げたイカちゃんの涎顔とか可愛い!
そして人造イカ娘に張り合って触手を引っ込めてショートカットにしたイカちゃん!
いやー、私は基本的にロング髪が好きなんですけど、
普段ロングなイカちゃんがショートにしたらギャップが感じられて萌えですな!

それとこの10巻ではキャラのリサイクルが行われてるように思えます。
具体的には南風のおっさんと三バカが遭遇して前述の人造イカ娘を新造したり、
変態な早苗とピュアな清美ちゃんの第一種接近遭遇させたり、
2巻で登場したたけるの担任教師を出したりしてね!
バクマン。風に言うなら「一話完結じゃない一話完結」ですよ!

しかしエア友達を作るイカちゃんとか、時代を先取りしてますね!
というかやはりアニメでははがないに合わせてこの話を放映したりするのでしょうか。
秋の覇権アニメをエア友達で争うはがないとイカ娘…
胸が熱くなるな!(結論

:: 2011/10/5 水曜日::

■[漫画]ジャンプレーベルの肉ルート「僕は友達が少ない+」1巻

僕は友達が少ない+ 1 (ジャンプコミックス)
著者/訳者:田口 囁一
出版社:集英社( 2011-10-04 )
コミック ( 188 ページ )
原作者サイト:平坂読web yellow spring
原作者twitter:平坂読 (hirasakayomi) on Twitter
作画者サイト:感傷ベクトル -sentimental vector-
作画者twitter:田口囁一 (sasa1) on Twitter

作画担当の田口囁一さんの同人誌はそこそこ持ってまして、
何度か即売会で話したことがあるんですが、当時話されてた内容が

「ヒロインはロリ貧乳こそが至高」

といったものでして…
ネギま!のエヴァンジェリンみたいなロリババァはアリらしいんですが、
根っからの貧乳萌えで、描く同人誌のヒロインも全員ロリ貧乳な囁一さんが、
はがないの、よりにもよって巨乳ヒロインな肉ルートを描く、
と聞いた時は一体どうなることかと思いましたが、どうにかなったかな、という1巻。

という訳で、はがないの肉ルートとも言える「僕は友達が少ない+」
基本的にジャンプSQ19連載ですが今月号のジャンプSQでは出張掲載してます。
一話完結で読みやすいのでそちらで確認するのもアリかと思います。

原作でも一番人気なのがギャルゲーマーで残念な柏崎星奈こと肉。(逆
その肉が夜空より先に小鷹と知り合いになって始まる残念なストーリーな訳です。
夜空がエア友達と話してた代わりに、肉はトモプラスというゲームをやっている場面を、
小鷹に見つかってから友達作りのために色々を始めて隣人部を作るんですが…

肉ってばチョロ!(ぉ
MF文庫Jのヒロインは斯くあるべしとばかりのチョロさに驚きですよ。
隣人部の活動で小鷹とデートする際は本気で楽しんでたし、
フラグの立ち方が本当に半端ないっすね。
というか最近の原作でもそうですが、その代わりに夜空の扱いが不憫すぎて泣けます…

ちなみにまだ1巻なのでMy Faoriteキャラな理科が出てません。
というか幸村も出てないです。
その代わりにマリアと小鳩が既に出ているわけなんですが…
これはアレかな…、囁一さんの要望だったりするんでしょうか。(笑

それはそうとこの表紙は凄いですね。
アリだとは思うけど、書店でこれが平置きされてるのはある意味壮観でしたよ。
肉々しくて。(笑

:: 2011/10/2 日曜日::

■[漫画]二人の少女のピュアで胸が痛い青春「アクアリウム」2巻

アクアリウム (2) (まんがタイムKRコミックス)
著者/訳者:
出版社:芳文社( 2011-09-27 )
コミック ( 120 ページ )
作者サイト:dismaless

まんがタイムきららキャラットでは珍しい、
二人の少女の真っ直ぐでピュアな友情物語が惜しくも2巻で完結。
きらら系は均質性が尊ばれているようなので、
こういった作品は珍しいからこそ好きだったんだけどなぁ。
この絵の素晴らしさはそれだけで武器になるほどなのに。
ちなみに装丁が里見英樹さんなので表紙とキャッチコピーも非常に秀逸です。
1巻の「息がつまるほど、青春。」、そして2巻の「胸の音が、聞こえる。」
作品の内容が詰め込まれており、そして読者の琴線に触れるこの文章!
いやー、本当に2巻で終わるのがもったいない…

とはいえ、全2巻とはいえ非常によくまとまった内容だったと思います。
表紙がずっとゆうとさおりの二人だけだったように、
徹頭徹尾、この二人の少女の友情モノな内容でした。

特に1巻の時点で予想できたとおり、よしあきを挟んでの三角関係が2巻では焦点に。
幼馴染のよしあきが好きな、スペックが高い故に孤立しちゃっているさおり。
好きだからこそよしあきは自分を異性として見ていないこと。
そして好きなのはゆうであることに気づいてしまう。
だからこそ、クラスの意地が悪い男子のせいでなんとなくで告白したんじゃない、
とわかってしまうさおりが可愛くて切なくて、本当に胸の痛みが聞こえてくるようでした。

アクアリウムとよしあきを軸とした女の子同士の友情物語として、
非常によく出来ていた作品でした。
また、非常に絵がうまく、少女たちが見せる一喜一憂な表情が魅力的でした。
これからも博さんの作品を読んでいきたいので次回作も頑張って欲しいです。
まぁ、雑誌は芳文社以外のをお勧めしたいですが…

:: 2011/9/30 金曜日::

■[漫画]家族団らんで大団円「FORTUNE ARTERIAL」7巻

FORTUNE ARTERIAL 7 (角川コミックス・エース 135-18)
著者/訳者:児玉 樹
出版社:角川書店( 2011-09-18 )
コミック ( 180 ページ )
作者サイト:きつねのてぶくろ

「FORTUNE ARTERIAL」も7巻目で見事完結。
瑛里華編をストレートに描いたコミカライズでしたが、
流石は児玉樹さんな出来でした。
やはりこの手の作品のコミカライズは児玉樹さんだなぁ。

島の吸血鬼と千堂家と東儀家の因縁が判った6巻から、
7巻に入ってからは孝平と瑛里華の二人が200年以上を生きる伽耶を相手に、
敵対ではなく「家族」になりたいという想いを真っ正直にぶつけ、
稀仁の遺志を伝えてわかり合っていくという展開に。

解決してハイ終わり、ではなくて伽耶と学校の時間も後半に十分持ってきて、
楽しげなみんなを描いたのは素晴らしいと思います。
また、描き下ろしの4コマと後書きに少しだけ見える一コマは、
演出面から考えても素晴らしいモノじゃないかな、と。

という訳で見事に家族団らんを最終回に持ってきて大団円を迎えましたが、
今度の児玉樹さんの新作は少年エースから魔女っ娘モノ「まほマほ」だとか。
今月発売のエースかららしいので既に読めると思いますので、
そちらも読んで応援していきたいですね。

:: 2011/9/29 木曜日::

■[漫画]星間愛情物語「あかとき星レジデンス」

あかとき星レジデンス (電撃コミックス)
著者/訳者:犬上 すくね
出版社:アスキー・メディアワークス( 2011-09-27 )
コミック ( ページ )
作者サイト:docile -犬上すくねファンサイト-
作者twitter:犬上すくね (sukuneinugami) on Twitter

犬上すくねさんの新作とか電撃大王GENESISは的確に私を狙ってるとしか思えない。

恋愛漫画の伝道師と言われちゃったりする犬上すくねさんの新作は、
公団住宅「あかとき星レジデンス」に住む異星からの移住調査員たちが織り成す、
地球人との愛の絆のオムニバスストーリー
ちょっと不思議な要素を入れるのは昔からありましたが、
異星からっていうのは珍しいですね。
キャラクター原案を担当した「かしまし」以来じゃないでしょうか。

とはいえ異星云々はあまり物語的に重要な要素ではないんですよね。
確かに第1話の野見山夫妻の話では帰星することが物語の核になってますが、
それ以外の話だと異星からの調査員という主人公の自覚が表に出ているだけで。
一番重要なのは地球人との間にいつの間にか絆ができていて、
それを愛おしいという気持ちなのではないかと思います。

どの調査員もはじめは淡々としており、美形なのに薄味というか地味で。
でも、それがいつの間にか感情を顕にしていくのが微笑ましかったり切なかったりするんですよね。

野見山夫妻の夫婦の絆はどこか暖かく。
本田春乃はふとした事から同級生の依鈴勇悟に興味を持ち、
いつの間にか二人の仲が近づいていく若い青春の絆は微笑ましく。
羽取秋馬はその細君と出会い、そして永遠に会えなくなるも、
目を閉じると彼女のことばかりを思い出す絆には切なくなる…

そんな一人ひとりが違う絆の姿を見せてくれて面白かったです。
ちなみに最後の早川姉弟と磯山親子の家族ぐるみの話は、
描き下ろしの更に3年後な話が非常によかったです。
恋する小姑なまそらちゃん可愛い。(笑

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