その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2012/9/17 月曜日::

■[漫画]なまぐさ尼さんの意外な正体!?「いかさま博覧亭」2巻

いかさま博覧亭 ニ (電撃ジャパンコミックス シ 1-7)
著者/訳者:小竹田貴弘
出版社:アスキー・メディアワークス( 2012-09-15 )
コミック ( 178 ページ )
作者サイト:小竹田貴弘の生存を確認しました。
作者twitter:小竹田貴弘 (okapi_kingdom) は Twitter を利用しています

いつの間にか同人ドラマCDとか出てたらしく、
その御蔭で帯に人気声優さんのメッセージが載っていたんですね。

いかさま博覧亭 同人ドラマCD
V.A.
インディーズレーベル (2011-09-16)
売り上げランキング: 2582

来月頭に第2弾が出るみたいなので、そちらの販促的な意味もあるのかしら。
しかし同人レーベルでもAmazonに登録出来るようになるとは、便利な時代になったもんですねー…

はいはい、という訳で愉快で可愛い付喪神たちとの、
清貧だけど賑やかな日常を描いた本作ですが、今回もまた正月ネタがあったりします。
やんちゃな付喪神たちの小さな冒険だったりと、
可愛らしい面白さと色々な薀蓄が毎度のようにありますので、
いつも通りに楽しめるかと。

そして表紙にあるように今回は珍しくなまぐさ尼さんの石蕗さんが出まくりです。
また、石蕗さんの正体が読者に露見したりと割りと新要素も入ってたりします。
割りと意外だったりしましたが、過去はどうあれ今の石蕗さんは、
巨乳な酔っぱらいなダメな尼僧というポジションであることは変わらないので、
ある意味安心しました。(笑

昔ながらのキャラの新しい一面を見るだけではなく、
河太郎と河次郎といった懐かしい面子が出てきたりと、江戸らしくリサイクルし、
それでいて鉄鼠といった新妖怪も出てきております。

しかし蓮花は食って寝てばかりだなぁ、という印象が…
おかしい…、ヒロインのはずなのに…
というかサザエさん時空じゃなかったらマジでヤバイ行き遅れですよね。
早く榊が貰ってあげても良い気がしますがどうか。
…無理かな。(ぉ

:: 2012/9/16 日曜日::

■[漫画]宇河弘樹、百合連作集「二輪乃花」

二輪乃花 (まんがタイムKRコミックス つぼみシリーズ)
著者/訳者:宇河 弘樹
出版社:芳文社( 2012-09-12 )
コミック ( 178 ページ )
作者サイト:【 蛸 グ ラ フ 】
作者twitter:宇河弘樹 (Hiroki UGAWA) (ugawa) on Twitter

宇河弘樹さんは「朝霧の巫女」の単行本化作業を黙々とやってるだけではなくて、
実は新作も描いていらっしゃるんですよね! 余り知られてませんが!

という訳で百合アンソロジーの「つぼみ」に掲載された「コブリアワセ」と「Walk wit me」
そしてつぼみ webコミックで掲載された「ニリンソウ」が収録された「二輪乃花」が発売されました。
ちなみに「ニリンソウ」は今でも読むことが出来ます。
ただ、この作品は他二つと違って明るいコメディ調だということをお知りおき下さい…

「コブリアワセ」は戦中、空襲で家と母を失った少女エリが疎開した先で出会ったのは、
父の後妻として迎えられた亡き母の妹であるミヤコだった。
同い年の母というだけでも複雑なのに、母を失った責任に押し潰されそうなエリと、
情感溢れる筆致で描かれておりかなりしんみりくるものがあります。

「Walk wit me」はある炭鉱の町でのお話。
マルリイが守ると誓った少女、ウエンディとのジュブナイルな内容でして、
こちらも複雑な事情があって色々と救われない内容なんだけど、
しっかり百合モノとして描かれているのが凄いです。

ちなみに両方とも後日談が描き下ろしで収録されているのですが…
「コブリアワセ」の方はエロいし、「Walk wit me」の方は色々と台無しでしたね。(笑
単行本のカバー下の内容もそうですけど、アンケートハガキも遊び心に溢れていて、
かなりお得感がありますので、
宇河弘樹ファンの人、そして百合好きな人は是非お手にとって頂ければと思います。

:: 2012/9/11 火曜日::

■[漫画]お久しぶり!「みつどもえ」12巻

みつどもえ 12 (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:桜井 のりお
出版社:秋田書店( 2012-09-07 )
コミック ( 121 ページ )
作者サイト:のりぺぃじ

約一年半の沈黙を経て、騒がしいあいつらが帰ってきた!

アニメも2期まで放映されて人気が高かった「みつどもえ」ですが、
急遽本誌での連載が休止されて心配でしたが、先日無事連載が再開されまして。
久しぶりだったので作風がどう変わるか心配だったんですが、
全く変わらず、以前通りで大いに安心しましたよ。
ただ、本紙連載はこの巻までで、13巻から収録されるのは移籍先の別冊少年チャンピオン連載分になります。

もうねー、宮なんとかさんがウザイのにも安心しちゃうし、
みつばがいつも通りに太ましくて食い意地張ってるし、
誰かさんはみつばのパンツを盗撮するのに一眼レフ買ってるしで、
全っ然変わってない面子を見てるとそれだけで嬉しいんですよね。

それにしてもみつばは相変わらず色々とヒドイなぁ。(しみじみ
闇鍋の回のオチもチャンピオンらしいヒドかったし、
ルンバの回でもその役回りが本当に弄られキャラで不憫なんだけど、
懲りることのない食い意地とデブっぷりであまり可哀想に思えないから不思議です。(笑

ひとはとオカルト少女な松岡さんの話も、
何だかんだでひとはが松岡さんのことを友達だと思っているのが伝わってきて、
読んでてニヤニヤしてしまいますよね。
やはりひとはは可愛いなぁ!

巻末描き下ろしに三十路の若かりし頃のモテ時代が収録されていたりと、
長いブランクを感じさせない、面白さが詰まったみつどもえでした。
連載誌は変わるけど、今後も楽しみに読んでいきたいです。

:: 2012/9/10 月曜日::

■[漫画]京都職人恋話、ひとまず完結。「路地恋花」4巻

路地恋花(4) < 完> (アフタヌーンKC)
著者/訳者:麻生 みこと
出版社:講談社( 2012-09-07 )
コミック ( 210 ページ )

京都の職人たちが住む長屋「ふきこ路地」を中心にした恋物語も、
この4巻でひとまずの完結を迎えることになりました。
「good!アフタヌーン」で一番好きな作品だっただけに、
次号から月刊化されるらしいけどポッカリ穴が空いたみたいで寂しい感じです。

流石に完結巻ということもあって、今回の新キャラは人形作家の鷹さんのみ。
しかしその読み切り的な内容も大変良いのが「路地恋花」でして。
元気で天然っぽいけど、しっかし女してる後輩の樹安ちゃんはかなり好みでした。

花屋の一松さんが頑張って女検事の月森さんを落とそうと頑張ったら斜め上の結末だったり、
靴職人の椿さんと内田父子のその後であり、恋話としては大変美味しいエピローグだったりと、
見所がたっぷりある内容です。

特に銀細工職人の光生くんが風花と良い感じに順調だったんだけど、
大阪商人にしてやり手の実業家な風化のおとんが出てきて、
この路地を全否定するかのような怒涛の正論で光生くんを叩き潰すのは豪快だったなぁ…
そこからテンパりながらも前に進んで、風花もちゃんとそれを支えようとしたりと、
何だかんだでお似合いで相思相愛なんだな、とエピローグを見てしみじみと思いました。

そして最後を飾るのは記念すべき1話のヒロインだった製本職人の小春さん。
十和田さんとは微妙な距離感で、お隣に住む時計職人からはアプローチされて、
更に仕事方面ではデザイナーとしての腕を見込まれて上京の選択が舞い込んできてと、
公私共に色々と大変な小春さんだったけど、最後は原点回帰で一歩前進していて応援したくなりますね。
三十路近くでお局様かもしれないけど、小春さんは割りと天然な恋する乙女で可愛らしくて、
最終回を彩るヒロインとして申し分なかったです。

ちなみに後書きではモデルとなった京都の路地があるとのことですが…
おそらくあじき路地のことでしょうね。
京都に訪れる機会があったら、足を伸ばしてみるのも良いかもしれません。

:: 2012/9/9 日曜日::

■[漫画]例会の長い一日「ナナマルサンバツ」4巻

ナナマル サンバツ (4) (カドカワコミックス・エース)
著者/訳者:杉基 イクラ
出版社:角川書店(角川グループパブリッシング)( 2012-09-01 )
コミック ( 188 ページ )
作者サイト:†††††いくら亭†††††
作者twitter:杉基イクラ (iqura_s) on Twitter

御来屋にライバル認定されて胸の高鳴りが押さえられない越山ですが、
何というか、身近に女性キャラがいるのにそっちにフラグ立ててそれで良いのかと。
まあ、極一部の層には全然アリなんでしょうけど…

4巻の内容はミッション系女子校の麻ヶ丘が主催で開かれる、
各校持ち回りなクイ研同士の大会、通称「例会」がメインとなっています。
まだまだ初心者だけど、どんどんとクイズにのめり込んでいき、
そして色々と吸収していく越山から目が離せないんですよ。

勿論越山だけでなく、深見さんはお兄さんの事情が垣間見えるだけでなく、
麻ヶ丘が作りだしたクイズのルールをいち早く見抜いて勝ち進んだりと、
どのキャラも魅力的です。
そして同時にクイズが単なる知識量だけではなく、
そのルールによって千差万別になっていくことがよく分かって興味深いんですよね。

また、関東トップの開城高校の老け顔部長の大蔵と笹島先輩の関係が面白いですね。(笑
というか大蔵ってば笹島のことが好き過ぎるだろう…!
これはもう、麻ヶ丘の一部女子生徒は大興奮ですよ!

しかしそんな楽しいばかりのクイズ大会という訳ではなく、
一部に異分子が紛れ込んで…
うーん、これはどうなるんだろうなぁ…
丁度この続きが現在発売中のヤングエース 10月号に載っているのでそちらを読むのもアリかと。
エヴァの続きも掲載されてますし是非是非。

:: 2012/9/8 土曜日::

■[漫画]私に友達は出来ない。「僕らはみんな河合荘」3巻

僕らはみんな河合荘 3 (ヤングキングコミックス)
著者/訳者:宮原 るり
出版社:少年画報社( 2012-08-30 )
コミック ( 168 ページ )
作者サイト:ヘッポコロジー

あらやだ奥さん! ちょっと見て下さいよ!
1巻から2巻、そしてこの3巻での律先輩を見て何か思いませんか!
そう! なんとどんどん律先輩に近付いて行ってるんですよ!
読書中なのはずっと同じですけど、すぐに竹刀がなくなって、
この3巻では息づかいが聞こえてきそうな距離感ですよ!
もうそれだけで大・興・奮!

さてそんな律先輩の可愛さが相変わらず素晴らしい「僕らはみんな河合荘」ですが、
今回はどちらかというとお友達に関する話が多いです。
2巻で出てきた高校デビューした元霊感少女で宇佐くんに世話を焼かれていた林さんが、
謝罪と感謝のために来たのは良いアフターフォローでした。
そして一番同性の友だちが居なさそうな彩花さんに中学時代からのお友達が訪ねて来ましたよ!

二人はナベツネ

うん…、田舎の友達って過去の恥部を思う存分握っているよね…
特に高校やら大学でデビューをした人にとっては正に恐怖。
しかし、そんな相手でも縁を切りがたい関係が続いているからこそ友達な訳で。

それに対して友達運に恵まれないのが律先輩な訳で。
前村さんという同じ本が好きな仲間が出来たと思ったら、友達依存が激しいタイプで、
彼女が良かれと思ってやったことが次々と裏目って律先輩には重荷になってという悪循環。
でもそういったアレコレを吐き出せる場があって、
それを受け止めることが出来る面子が揃っている河合荘は本当に良い所だと思います。

そして今回もラブコメ方面が徐々に進行していて大変よろしかったです!
いつも不憫な宇佐くんが深夜のムカデ騒動で割りと報われる幸せ展開も良かったですし、
また、宇佐くん不在時に小学生の千夏ちゃんが訪ねて来ることによって起こる、
女子小学生による恋バナ根掘り葉掘りで嫉妬心を指摘された律先輩の赤面顔!

赤面律先輩

ごっつぁんでーす!

素直じゃないけどちゃんと宇佐くんの事が気になってきてるのが節々で分かる律先輩が、
今後どのようにラブでコメるのか楽しみで仕方ありません。
一筋縄じゃいかないだろうけど、頑張れ宇佐くん! 律先輩のデレはきっと最高に可愛いぞ!

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