僕の心のヤバイやつ (10) 特装版 4月8日発売!
夏! 海! 青春!
:: 2009/7/7 火曜日::

■[ラノベ]サイト最低、ルイズがかわいそう「ゼロの使い魔」17巻

ゼロの使い魔 17 黎明の修道女〈スール〉 (MF文庫J)
著者/訳者:ヤマグチノボル
出版社:メディアファクトリー( 2009-06-25 )
定価:¥ 609
文庫
ISBN-10 : 4840128073
ISBN-13 : 9784840128070
作者サイト:hexagon
絵師サイト:DO-RAKU7 ~道楽っぽいブログ的な何か~

前回の引きでどうなるのか不安でたまらなかったのですが、
予想以上、そして期待以上の展開で最高でした!
鬱々とした話だったらどうしよう、と心配してたのが馬鹿らしくなるくらい、
どこまでもヤマグチノボルテイストなエンターテイメントで面白かったです。

恋する才人と信頼するアンリエッタ女王の逢瀬を目撃したルイズの失恋旅行。
泣いて暮らして、酒の勢いで愚痴って、最後に残るのは才人への切ない想い。
可愛いじゃないですか、切ないじゃないですか、そりゃ才人もメロメロになりますよ。
そしてアンリエッタはアンリエッタで何か吹っ切れた感じで魔性の女してるし、
シエスタだって浮気のお仕置きとしてルイズの代わりに頬を張ってたりと、
ルイズに対する友情とか持ってて、それでいて嫉妬するんだけどそれもまた魅力的だし…
何だかんだで才人ってばホント、モテモテなんだよなぁ。
そりゃマリコルヌが私憤爆発するのも当然な贅沢な悩みだよ、うん。

終盤に入るまで、才人の暗殺を請け負う元素の兄妹や、
ロマリアの陰謀とかが暗躍してて色々とモヤモヤしてたんですが、
ラストでのルイズの登場とその活躍はカタルシスを感じて最高でしたね。
特にルイズとアンリエッタの取っ組み合いは才人のハラハラする心情とは裏腹に、
読んでるこっちとしてはニヤニヤしっぱなしでした。(笑

それにしてもタバサの扱いがヒドイ…(つД`)
ストーリーの都合上散々翻弄されてきたタバサがまさか更に酷い目に遭うとは…
正直ルイズのヒロインとしての可愛さやシエスタのいけないメイドっぷりや、
アンリエッタの魔性の女っぷりとか現在の才人ハーレムは凄い面子が揃ってますが、
それでもそれらを押しのけてでも才人と幸せに暮らして欲しいと思いますよ。
次こそタバサに幸せが訪れることを切に願っております…

:: 2009/7/6 月曜日::

■[ラノベ]迫り来る絶望「聖剣の刀鍛冶」6巻

聖剣の刀鍛冶(ブラックスミス) 6 (MF文庫J)
著者/訳者:三浦勇雄
出版社:メディアファクトリー( 2009-06-25 )
定価:¥ 609
文庫
ISBN-10 : 4840128022
ISBN-13 : 9784840128025
作者サイト:ねこまる
絵師サイト:R/L

アニメ化決定、コミカライズ作品も1巻発売、
とノリに乗っている現状での最新刊の内容はなんと…!
これって所謂レイニー止め…、じゃないのかなぁ…?
上等シリーズでもあったけど、ここで止めるとは何て殺生な!

聖剣へ到る手掛かりを求め、初代ハウスマンの文献を漁り、
それでも足らないからと初代の生家がある群集列国の小国に向かうことになるルークたち。
帝政列集国となるも、帝国への併合を拒む小国だからと安心していたら、
魔剣イライザ・イヴァの強襲、そして敗北。
更に独立都市での会議も暗雲が立ちこめ…

と、非常にドキドキする展開です。
相変わらず無茶な夢を押し通す為に無理をして、
セシリーやルーク、そしてハウスマンだけでなくゼノビアたちが、
お互いがお互いを大切にしあうという良好な関係を築いている中だからこそ、
シーグフリードの行為は暴虐以外ではなく、絶望を思い知らされます。

今回はいつにも増して屡那さんのイラストが多かったような気がしますが、
この作品の魅力の一つが屡那さんのイラストなのである意味正攻法なような気もします。
セシリーやゼノビアのイラストもそうですが、
今回は末尾のセシリーの表情が際だっていたかな、と。
だからこそ、レイニー止めがキツイのですが…

:: 2009/6/30 火曜日::

■[ラノベ]デカっ!「アニメ化物語オフィシャルファンブック」

アニメ化物語オフィシャルガイドブック
出版社:講談社( 2009-06-30 )
定価:¥ 2,400
ムック
ISBN-10 : 4062154986
ISBN-13 : 9784062154987

デカイ! このファンブックデカイよ!
あまりの大きさに本屋で探してても目の前にあるのに気付けなかったよ!
本屋さんもこれに対応する大きさの袋とかなかったので申し訳なさそうだったよ!
まぁ、元からダンボールに梱包されてたので梅雨でも問題なかったけど…

どれだけ大きいかを写真で説明。

よつば、大地に立つ!
bakemonogatari_anime01
でけぇ!!
にゃ~

取りあえずダンボールから出してみる。
bakemonogatari_anime02
ぱんつ見えないなー
にゃ~

しかし2400円という値段の大半はフルカラーでこの大きさのせいだと思う。
内容はアニプレックスの無料小冊子に収録されているもの+αといった所。
西尾維新のメタ的な1ページ短編と久米田先生とかのイラスト寄稿。
それにシオミヤイルカぷよかんたか天空すふぃあによる4コマ作品やその他諸々。

ちなみにぷよさんの化物語好きっぷりはガチで、
佐々木少年さんまで巻き込んで勝手に一部漫画化までしちゃって、
かんたかさんと同人誌まで作っちゃうほどです。
漫画の方は過去ログを辿れば見付かります。
ここここここに。

で、更に余談なんですが今月のハルヒちゃんでも忍野メメの台詞をハルヒがパロってます。
bakemonogatari_anime03
いやー、本当に化物語が好きなんですねぇ…

まぁ、それにしたって2400円とこのデカさは半端ないのでファンの趣味アイテムですね…
アニメが始まってどれだけファンが増えるかにも寄りますが、
設定画が載っているので同人誌を描こうという人にはほぼ必携になりそうかも。

しかし…、この大きさは本棚に入らないな…
困った…(笑

:: 2009/6/21 日曜日::

■[ラノベ]小学生時代の短編集「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん『i』―記憶の形成は作為」

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん『i』―記憶の形成は作為 (電撃文庫)
著者/訳者:入間 人間
出版社:アスキーメディアワークス( 2009-06-10 )
定価:¥ 620
文庫
ISBN-10 : 4048678442
ISBN-13 : 9784048678445
絵師サイト:Left side

みーまー新刊は電撃MAGAZINEに載っていた短編を纏めた短編集。
表紙のまーちゃんから判るように、みーくんがまだ小学生の頃、
監禁事件の前と後を書き綴った内容で、
当時はまだ事件後間もないということでいつもより更に壊れている感じ。

しかし読んでて真っ先に思ったのは恋日先生ってショタの香りがするよなぁ…、
というちょっぴり不届きなモノでして。
いや、だって恋日先生ってばみーくんラブすぎでしょう、これ。
特にまーちゃんに監禁された時に駆けつけてくれた恋日先生には惚れるね。
三十路に突入だからって何のそのって感じですよ。

監禁後の二回目の小学四年生でのクラスメイトなトーエとか、
山でのにもうととのサバイバルとかエグいしヒドいけど読んじゃう。
左さんの美麗なイラストで騙されかけるけどこの作品ってば基本グロいのよね。
特ににもうと一緒の山での出来事とか精神が弱い人は読んじゃだめだと思う。

それとラストの話は偽みーくんの実母が存命で家族が壊れてなかったらのif
何か普通の青春モノのラノベでゆゆ可愛いよゆゆ状態。
そして同時に本物のみーくん死すべし、みたいな?
このifを読んだら今の状態がどれほど壊れたモノか堪能できるという案配です。

まぁ、嘘だけど?

:: 2009/6/20 土曜日::

■[ラノベ]怒濤の如く襲い来るメカと美少女!「IS(インフィニット・ストラトス)」1巻

IS(インフィニット・ストラトス) (MF文庫J)
著者/訳者:弓弦 イズル
出版社:メディアファクトリー( 2009-05 )
定価:¥ 609
文庫
ISBN-10 : 4840127883
ISBN-13 : 9784840127882
作者サイト:弓弦イズルの前向きオンライン
絵師サイト:イズムニズム

結構各所で好評だったので読みたかったんだけどどこも品切れで、
先日やっと再販されてたのを見付けたので読んだのですが確かに面白かったです。
主人公以外に男キャラが一人もいないという徹底っぷりといい、
気持ちよくなるくらいの都合が良い設定は清々しい程でした。

近未来の日本人が活動した宇宙での船外活動用に開発したIS(インフィニット・ストラトス)
本来の用途以上に軍用兵器としての能力が圧倒的に優れていたので軍事バランスが崩れ、
ISに乗れるのが女性だけということで女尊男卑が世界の常識となった時代、
ひょんなことからISを操縦出来てしまうことが判った主人公の織斑一夏が、
その希少性も有り、IS操縦者育成の学園にただ一人の男子生徒として入学して…

とまぁ、何ともラノベ的なんだけどヒロインの配置っぷりも凄かった。
幼馴染みの口下手剣道少女に貴族風ぴゅーぴゅーなイギリス代表の少女。
更にもう一人の幼馴染みのツインテールの中華少女のメインヒロインを筆頭に、
元世界一のIS乗りの弟ということで学園生徒からの好感度が初めから高い状態という、
最高にハーレムな所とか感嘆の溜息が出ちゃうほどでしたよ。

しかしまぁ、身内に姉が居たから多少女性に慣れてるとはいえ、
好意に対しての鈍感っぷりは何ともラノベ主人公でしたよ。
このままのペースだと更にヒロインが出そうな感じでもあるし、
2巻以降も楽しみになってきましたね。(笑

:: 2009/6/16 火曜日::

■[ラノベ]イタチさんの小っちゃいって事は便利だねっ「ほうかご百物語」5巻

ほうかご百物語〈5〉 (電撃文庫)
著者/訳者:峰守 ひろかず
出版社:アスキーメディアワークス( 2009-06-10 )
定価:¥ 599
文庫
ISBN-10 : 4048678469
ISBN-13 : 9784048678469
絵師サイト:INFINITY DRIVE

今回は多々羅木兄妹のアフターケアも含めた春休みのお話。
雪女の八雲ちゃんとジジィの熟年カップルもゲスト出演し、
のんびりだけどちょっと大変な日常が面白いです。

主人公の真一が電撃文庫の主人公とは思えない性格なんですよね。
どこがというと「イタチさんのことが大好き」と本音をストレートにぶつけるトコとか。
優柔不断とは対極に居るその本音ダダ漏れ具合にはイタチさんは赤面して困るんだけど、
読者の私としては優柔不断な主人公にイライラしないで済むし、
赤面するイタチさんが可愛いしで全然OKというかむしろ推奨というか。

ただ「青い空を見て綺麗だと言える素朴さ」だからこそなのか、
綺麗な女性を見たらそのまんま褒めすぎて、それが押し掛け蛇女房相手だろうとも同じなので、
イタチさんは可愛いヤキモチを焼いちゃって…
でもそこがまた良いんですよね。
うーん、イタチさんはやっぱり可愛いですなぁ。

今回は妖怪のトラブル的には裏方で元凶は退治されちゃったり、
どちらかというと小さめな事件だったし、イタチさんとか小さくなっちゃってたけど、
こういったのもまた良いかな、とか思います。

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