その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2011/8/17 水曜日::

■[漫画]仄かに芽生える嫉妬と、知られる関係「屋上姫」2巻

屋上姫(2) (フレックスコミックス)
著者/訳者:TOBI
出版社:ソフトバンククリエイティブ( 2011-08-12 )
コミック ( 160 ページ )
作者サイト:橙空間BLOG
作者twitter:TOBI (tobi_ddkk) on Twitter

キタキタキタキタ、キマシタワー!
ラブコメというよりもトレンディードラマ。
人知れず兄を想いながらも、陽平と付き合う屋上姫。
屋上姫との心の距離を縮めようと頑張る陽平。
二人が付き合ってることを知らないままの、陽平が好きな幼馴染みの結子。
この三人の人間模様が複雑に絡まり合っていく様子が描かれている、
「屋上姫」2巻は特に要注目なのです!

屋上姫と付き合いながらも、その有りように納得できず、
彼女の気持ちを知りたいと思いながら、兎に角頑張る陽平が割りと切なかったですが、
そんな陽平の内面を知らず、子供の頃から変わらずに陽平に想いを寄せている結子こそが、
胸を締め付けられるような切なさを見せるんですよ。

眩い笑顔を見せてくれる結子。
子供の頃に陽平に助けられた記憶を今でも大事にしている結子。
その思い出を屋上姫に語り、好意を指摘されて赤面する結子。
心根が清いからこそ、自分の発言で罪悪感苛まされる結子。
でも、それもこれも二人の関係を知らないからこそ。
だから切ない。

そしてラスト。
遂に図らずも陽平と屋上姫の二人が付き合っていることを知った瞬間!
もうね、あの時の結子の心境を考えるとね! 心が痛くて痛くてたまらないんですよ!
でも、だからこそ、この漫画が面白いと言えるんですよねー
切ないからこそ、面白い。

ちなみに丁度この後の展開がYahoo!コミックで公開中です。
11話の公開はそろそろ終わると思うのでお早めにどうぞ。

それはそうと屋上姫の黒スト押しっぷりは凄いですね。
TOBIさんが描く脚線美は中々のモノだと脚フェチの私が太鼓判を押させていただきますよ。
あれはイイ脚だ…

■[漫画]ネギ VS フェイト 最終決戦!「魔法先生ネギま!」35巻

魔法先生ネギま!(35) (少年マガジンコミックス)
著者/訳者:赤松 健
出版社:講談社( 2011-08-17 )
コミック ( 192 ページ )
作者サイト:AI Love Network
作者twitter:赤松健 (KenAkamatsu) on Twitter

ネギま!の面白さが止まる所を知らない!
ついに復活したネギが量産型アーウェルンクスを瞬殺し、
フェイトの方もネギとの対決に静かな熱意を見せる展開!
修学旅行の頃から続く二人の因縁の最終決戦が今ここに!
燃える燃える燃えるー!

でも萌える展開も忘れないのが赤松健先生。
麻帆良学園と限定的とはいえ繋がった廃都オスティア。
オスティアから漏れ出した召喚魔たちの繰り出す脱げビームで、
生徒や先生たちがどんどん脱がされる展開は流石だなぁ、と。(笑
ちゃんと人間への非殺傷設定という伏線もあって無理がないですしね!
ゆえゆえの赤面顔もディモールトイイ!

でも萌えのMVPは個人的にはエヴァンジェリンだと思うわけですよ。
超絶視力で蜃気楼のように見えるオスティアで戦うネギを視認して、
自らの闇の魔法を受け継いだのを知って緩む顔を押さえられないエヴァちんマジぷりちー
学園長相手の凛々しい姿もステキすぎですよ、ホント。
ちなみに36巻では更に素晴らしい姿を見せてくれるので、
エヴァ好きとしては今から楽しみでなりません。

敵味方関わらず、全員が死力を尽くして戦う最終決戦。
世界の謎が解き明かされた向こうに何があるのか。
そしてネギは何を為そうとするのか!?
ネギの強さと共に面白さも極限を迎えようとしているネギま!
次回も超期待です!

:: 2011/8/16 火曜日::

■[漫画]戦慄の綾崎ハーマイオニー「ハヤテのごとく!」29巻 「他人の画集」付限定版

ハヤテのごとく! 29 「他人の画集」付限定版 (少年サンデーコミックス)
著者/訳者:畑 健二郎
出版社:小学館( 2011-08-08 )
コミック ( 258 ページ )
作者twitter:畑健二郎 (hatakenjiro) は Twitter を利用しています

画集が付いてくる! しかも他人の!
ということで期待してたら何とハヤテのトレカのイラストを収録していた訳で。
いや、これはこれで大変嬉しいですよ、トレカ集めてなかったし。
でもね…、トレカだとあらきかなおさんがアーたん描いてないんですよ…!
いやもう、本当にそれだけが心残りです…

さてさて、29巻目となりましたがストーリーラインは色々振り幅はありながらも、
大筋はナギとルカの同人誌制作という方向に舵取りしている訳なんですが、
その中にハヤテが女装してルカを図らずも騙しているというエッセンスが加わることによって、
大変芳しい展開になっているのです!
というか、ハヤテがハム沢さんの服を着て、更に匂いを嗅ぐとか結構イイよね。(ぉ

まぁ、大筋と言ったようにそれ以外の展開も多々ある訳なんですが、
脈絡もなくマリアさんの入浴シーンが見開きでドドーンとあったりするのには驚きです。
個人的にはいいんちょさんこと泉の一人放課後ギャルゲイベントとかは、
泉の可愛さが良く出ていて萌えでしたね。
裏表紙カバー下にあるように、ハヤテが出て行ったらR-18なイベントが発生しそうでしたが、
それはそれでアリなんじゃないか、というか薄い本が出そうでしたよね!

幼女アーたんの可愛さや、恋する相手がハヤテなのに悩むヒナギクやらと、
女の子がひたすらに可愛い本作ですが、これからはルカの可愛さが前面に出るんじゃないかなー、と。
まぁ、それはそれとして咲夜はおっぱいがデカイなー、ステキだなー
と扉絵を見てしみじみと思った29巻でありました。(結論

:: 2011/8/15 月曜日::

■[漫画]幼女に振り回されてこそ浅野りん漫画「京洛れぎおん」2巻

京洛れぎおん(2) (ブレイドコミックス)
著者/訳者:浅野りん
出版社:マッグガーデン( 2011-08-10 )
コミック ( ページ )
作者サイト:浅野ん家

CHOKOビーストから読んでる読者としては浅野りんと言えば幼女であり、
幼女に振り回される主人公が居てこそのコメディであると思うのです。
まぁ、今回は小学生女子なので幼女と言うより童女ですが、
主人公が童女の尻に敷かれる漫画という新鮮さが持ち味だと思います。

京の都を守る為に化け物と戦う鉄汰と千鳥の戦女コンビたちを邪魔する謎の集団。
今回はその名前が「万葉の戎士」と判りましたが、
鉄汰が「まんじゅう」と略してからはシリアスとは相変わらず程遠く、
コメディの面白さに安定感が増してくる今日この頃です。

そして「まんじゅう」に邪魔される古都史跡安地保全課こと「こしあん」を助ける為、
高小路家の秘蔵っ子が出張ってきたんだけど、それが男の娘でと、
敵味方ともにくせ者揃いですけど、一番のくせ者は鉄汰ママンだと思います。
その前歴にも驚かされましたが、行動力にはもっと驚かされましたよ!
年を考えろとか言ったら間違いなくはっ倒されるんだろうなぁ。

浅野りんらしいノリの良いコメディが面白いのは元より、
京都の町をよく知る者にとっては奥が深い楽しみがあり、
何よりしっかりとした京都弁なのでそういうのにコダワリがある人も納得の出来だと思います。
モンクルという現代らしいアイテムもあり、それを活用してる上に、
時武さんというアクティブ乙女を映えさせているので、
今の時代のラブコメにもピッタリだと思います。

:: 2011/8/10 水曜日::

■[漫画]千夜月湖物語「戦国妖狐」7巻

戦国妖狐(7) (ブレイドコミックス)
著者/訳者:水上悟志
出版社:マッグガーデン( 2011-08-10 )
コミック ( ページ )
作者サイト:続・みずかみ小屋
作者twitter:水上悟志 (nekogaeru) on Twitter

6巻で主人公である迅火が神獣に堕ちることで第1部が完結という衝撃的なラストでしたが、
第2部は当然のように主人公が交代。
しかもその主人公というのが迅火と敵対した龍の霊力改造人間、神雲の息子にして、
千魔混沌の魔神の器である千夜。
封印の影響か記憶を失った千夜と抜け殻になったような真介が闇と人間が同居する村で、
心穏やかに暮らし始めた所から物語が動き始めます。

記憶を失った千夜が妙に可愛いというか、子供らしいんですよね。
強い力を持つが故に葛藤と苦悩に苛まされる子供というのも惨いですが…
そうならないように、力及ばずながらも尽力しようとする真介と、
心が強い新ヒロインの月湖が救いになっているように思えます。

そうなんですよ、ヒロインである月湖が可愛い上に格好いいんですよね。
千夜が村を護るために戦った余波で実の父を目の前で失っておきながら、
千夜に恨み言一つ言わず、むしろ自身の力不足を嘆くとか心が本当に強い。
龍という圧倒的な強者を前に千夜を護ろうと立ち向かったりと、
闇の盗賊団の頃からそうですが、一貫して誰かを護ろうと自然と動いていて、
気持ちが良いヒロインなのです。
というか、主人公度ではヘタすりゃ千夜よりも適性あるかも…

第1部から話が続いているようか、当然のように繋がっていますし、
神を狂わす謎の5人衆はまだ暗躍してるようだしと物語はまだまだ深い部分があります。
物語が進むことで堕ちた迅火はどうなるのか、
千夜と月湖がどういった軌跡を歩むのか先が楽しみです。

:: 2011/8/7 日曜日::

■[漫画]漫画版も面白い!「ロウきゅーぶ!」1巻

ロウきゅーぶ! 1 (電撃コミックス)
著者/訳者:蒼山 サグ
出版社:アスキー・メディアワークス( 2011-04-27 )
コミック ( ページ )
作者サイト:たかみゅめも
作者twitter:たかみ裕紀 (tkm_yuki) on Twitter

原作の「ロウきゅーぶ!」は大好きなんだけど、電撃G’sマガジンを読んでないので、
コミカライズ版の出来を全く知らなかったんだけど1巻出てからの評判は良くて。
でも今までのたかみ裕紀さんの作品はピンとこなかったからなー
と敬遠してたんですが先日コミック版第1話が無料掲載始まったので、
ちょっと試しにと読んでみたら存外面白かったのでアニメ化フェアで平積みしてた本屋で購入。

そして繰り返し読むほどに楽しんだ次第であります。

うーん、一言で述べるなら「たかみ裕紀さんと「ロウきゅーぶ!」の相性がすこぶる良かった」
という印象を受けましたね!
より具体的に言うとロリコメディの出来が素晴らしく良いのです。
あと、タオルを被って足を放りだしているひなた可愛い。

「ロウきゅーぶ!」の面白さは主に小学生女子の可愛さとロリに絡めたコメディ、そしてスポコン、
という要素からなっていると思うのですが、
1巻では小学生女子の可愛さとロリコメディに関しては十二分な面白さを有しているのです。
原作の時点で面白かったのに、そこに漫画的技法で以て面白さを倍加させてるんですよね。
特に個人的に気に入っているのが、智花が昴の部屋に入ってくるトコのシーンですね!
衝撃を受けた智花の表情が特にイイのです!
あと、昴の背中に乗ってにゃーにゃー言ってるひなた可愛い。

コミカライズ版のテンポよく進むロリコメディに楽しむも良し、
アニメ版の豪華声優陣のボイスと共に楽しむも良し、
原作のノーカット版ロリコメ&スポコンを楽しむも良し、
と一つの作品で違った角度で3度楽しめる「ロウきゅーぶ!」
今月27日に2巻が出るのでそちらも要チェックしたいですね!
特に、漫画版だとめちゃくちゃひなた可愛い。

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