僕の心のヤバイやつ (10) 特装版 4月8日発売!
夏! 海! 青春!
:: 2009/10/10 土曜日::

■[ラノベ]熱血スポコン! ロリコメディ!「ロウきゅーぶ!」3巻

ロウきゅーぶ! 3 (電撃文庫 あ 28-3)
著者/訳者:蒼山 サグ
出版社:アスキー・メディアワークス( 2009-10-10 )
定価:¥ 599
Amazon価格:¥ 599
文庫 ( 317 ページ )
ISBN-10 : 4048680765
ISBN-13 : 9784048680769
絵師サイト:Piece Gardien

初っ端からロリコン臭120%の展開で爆笑必至な「ロウきゅーぶ!」ですが、
この手の「どう見てもロリコンです、本当にありがとうございました。」系のコメディは、
今後ロリコメディと呼ぼうと勝手に決めた次第です。
ロリコメディ… 良い響きじゃないですか…?(笑

さて、3巻では遂に昴の幼馴染みの葵が本格参入ですよ!
2巻で初登場しておきながら本筋に絡んでこなくてヤキモキしてしまいましたが、
3巻ではその鬱憤を晴らすかの如くに大活躍で、
もうニヤニヤしっぱなしで読んでましたよ! ウヒョー!

そりゃ幼馴染みで片思い中の相手がロリコンの魔道に落ちてると勘違いすれば、
怒りのジャンピングキックをかますというか。
昴の身柄を賭けての葵含む3人vs慧心女バスという展開は、
熱くもあり萌えもありで正直最高でした。
愛莉が一つ壁を越えて成長できたのは素直に喜ばしかったです。

今後も葵は智花の恋のライバルとして活躍するだろうし、
ラブコメ的にはまだまだ盛り上がりそうだし今後も楽しみで仕方ないです。
現時点では昴にお似合いなのは葵だとは思うんだけど、
応援したくなるのは智花なんですよねぇ。
うーむ、悩ましい。(笑

:: 2009/10/6 火曜日::

■[ラノベ]Boy meets NEET「神様のメモ帳」1巻

神様のメモ帳 (電撃文庫)
著者/訳者:杉井 光
出版社:メディアワークス( 2007-01-06 )
定価:¥ 641
Amazon価格:¥ 641
文庫 ( 327 ページ )
ISBN-10 : 4840236917
ISBN-13 : 9784840236911
作者サイト:杉井光・公式サイト NEET TEEN
絵師サイト:迷子通信

暇を持て余したので読んでみたかったラノベに手を出したのですが、
前評判通りやっぱり面白かったです。

転校を繰り返す家庭環境のせいで、一人を好む生活を送るナルミが、
クラスメイトの彩夏のおせっかいでラーメン屋に連れて行かれると、
ボクサー、ヒモ、ミリオタ、そして安楽椅子探偵ならぬ引き籠もりのニート探偵のアリスと、
様々なニートと出会い、そしてドラッグが絡んだ事件に巻き込まれていくのが第1巻。

ドラッグを扱うライトノベルってのも珍しいですが、(Dクラくらいかな?)
何と言ってもニートが主題となる作品というのも更に珍しいですね。
事件があってそれを解決することから一応ミステリー小説に分類されるんでしょうけど、
個人的には青春小説じゃないかな、と思います。

他人と関わり合うことを是としなかったナルミが彩夏と関わることで変わっていくも、
彩夏に訪れた悲劇と、それを回避できなかった自分の不甲斐なさへの止めどない悔恨。
自分が何をしたいのかも判らないことから出発するストーリー展開は、
現代の少年を描いた青春の一つの側面じゃないかなぁ、と。

それにしてもどのキャラも個性が強いというアクが強いというか。
個人的には何故かテツ先輩が印象に残りましたね。
何故だか自分でも判らないのですが、続刊を読んだら何か判るのかも知れませんね。
現在4巻まで出ているので暇を見て読み進めていこうと思います。

:: 2009/10/2 金曜日::

■[ラノベ]ドキ☆女だらけの臨海学校! 修羅場もあるよ!「東京皇帝☆北條恋歌」3巻

東京皇帝☆北条恋歌 3 (角川スニーカー文庫 183-8)
著者/訳者:竹井 10日
出版社:角川書店(角川グループパブリッシング)( 2009-10-01 )
定価:¥ 620
Amazon価格:¥ 620
文庫 ( 298 ページ )
ISBN-10 : 4044712085
ISBN-13 : 9784044712082
作者サイト:東京帝国立・八坂原学院
絵師サイト:el2

何度も言うようですが、私は竹井10日先生のコメディ分多めのラブコメが大好きでして、
この「東京皇帝☆北条恋歌」は要河オルカさんがキャラを描かれることで魅力が120%増しになっており、
私はもう完全に虜になっている訳ですが、世間での知名度が低くて残念至極な毎日です。
ラブコメと中二病設定がミックスされた良い作品だと思うんだけどなー
他の竹井10日作品とリンクしまくっているのはご愛敬ですけど。(笑

婚約者の一斗が親友の恋歌にキスされたことで恋歌と気まずいことになった来珠。
お互いを避けている状態のまま臨海学校で八丈島に来た一行だけど、
謎の少女リセによって恋歌と来珠の精神が入れ替わるというとんでもない事態に。
二人の状況に気付いてない鈍感主人公の一斗を巡って八丈島に嵐が吹き荒れることに…!

来珠の身体になることで、横恋慕される怖さとかを知る恋歌と、
恋歌の身体になることで、好きな人と素直に触れ合いないことを知る来珠。
来珠の中に恋歌がいることを鈍感なのに見抜いちゃう一斗のせいで、
恋歌の恋心が後戻り出来ないトコまでいっちゃって、
来珠も勿論、一斗にベタ惚れなので仲の良い宰相と皇帝がド修羅場を演じることになっちゃうんだけど、
今回良いトコなしのゆかり子のお陰でシリアス展開なのにニヤニヤしっぱなしでした。
横恋慕全開の修羅場は竹井10日作品の醍醐味やでー

ラブコメ大好きま私にとってもう萌え転がりまくりの内容で最高でしたよ。
恋歌と来珠がダブルヒロインとしての魅力が発揮されてたせいで、
その分、ゆかり子や四菜が脇役になってたのはちょっと可哀想でしたけど。
夕鶴はまぁ、存在そのものがイロモノ過ぎるから仕方ないというか…(ぉ

ラストでは先手を打った来珠も凄いけど、そこから無茶な手段を打ってきた恋歌も凄い。
最後はああなっちゃったけど、続きはどうなるのかなー
4巻が楽しみで仕方ないですよ。

:: 2009/9/27 日曜日::

■[ラノベ]絶望からの挽回「聖剣の刀鍛冶」7巻

聖剣の刀鍛冶(ブラックスミス)〈7〉 (MF文庫J)
著者/訳者:三浦 勇雄
出版社:メディアファクトリー( 2009-09 )
定価:¥ 609
Amazon価格:¥ 609
文庫 ( 229 ページ )
ISBN-10 : 4840130280
ISBN-13 : 9784840130288
作者サイト:ねこまる
絵師サイト:R/L

帝国への併呑を拒否し続ける群集列国の一つでの思わぬ戦闘で満身創痍となり、
ルークが殿を勤めることで何とか独立交易都市に戻ってきたセシリーたち。
だがそこで待っていたのは平和な会議とは程遠い、
帝政列集国が生み出した人外と悪魔に蹂躙される街並みだった…!

という訳でこの上ない絶望からのスタートとなった7巻ですが、
どうしようもない絶望から這い上がる熱さが十八番の三浦勇雄さんですから、
本作でも熱血しまくりの展開で、独立交易都市の市民総出の反撃は最高でした。
いやー、やっぱりこの作品のキモは「熱血」だよなぁ。

勿論、満身創痍とはいえセシリーがじっとしてるはずはなく、
頼れる相棒のアリアに叱咤され、相変わらず無理無茶無謀な策で突っ込み、
そしてその熱さに感化されてユーインが、ヒルダが、そしてルークが立ち上がり、
一丸となって敵に立ち向かっていくのは流石と言えました。

それと熱血以外でもう一つの見所である萌えの方ですが、
表紙のコスプレシリーズの通りにアリアの服を着たセシリーが良かったです。
着替えシーンにちゃんと挿絵シーンを入れてたのはグッジョブと言えよう。(笑
そっかー、実はアリアよりおっぱい大きかったのかー…

ちなみに表紙でセシリーが握っているのがアリアじゃないのもポイント高いですね。
まぁ、ある意味ちょっとネタバレですが、これくらいはむしろ推奨じゃないでしょうか。

:: 2009/9/25 金曜日::

■[ラノベ]巨乳メイド!(ただし粗暴)「生徒会の月末 碧陽学園生徒会黙示録2」

生徒会の月末 碧陽学園生徒会黙示録2 (富士見ファンタジア文庫)
著者/訳者:葵 せきな
出版社:富士見書房( 2009-09-19 )
定価:¥ 609
Amazon価格:¥ 609
文庫 ( 301 ページ )
ISBN-10 : 4829134402
ISBN-13 : 9784829134405
作者サイト:栄養の無いサプリメント
絵師サイト:◆Necotoxin◆

さてさて相変わらずの生徒会の日常な訳ですが、
番外編でも変わらずダベってるだけなので、
あまり変化がないように見えますが、
宇宙姉弟と中目黒くんが出てるのが一番の変化ではないでしょうか。

個人的には鍵のことに本気で恋してる宇宙巡が結構好きなんですよね。
鍵のことが好きで、振り向いて貰いたいからアイドル頑張って、
でも素直になれない上に鍵が鈍感だから気持ちが空回ってて、
ついついイジワルしちゃうトコとか可愛いじゃないですか。

まぁ、単純な可愛さなら中目黒くんの方が上なのが悩み所ですね…
小柄で眼鏡っ子でスペック高いのに男の子という決定的な弱点が…!
うーん、女装してアイドルになったら鍵も振り向いてくれると思うのですよ。
従姉にアイドルやってる人いないですかね、中目黒くん。(ぉ

ちなみに深夏ですが、今回一番萌えたのは、
巡のドキュメンタリーで教室の中心で愛を叫ばれた時のリアクションですね。
うん、可愛い。
全く、鍵も罪つくりなヤツだぜ…

:: 2009/9/23 水曜日::

■[ラノベ]主人公以外の群像劇「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」日常の価値は非凡

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん〈8〉日常の価値は非凡 (電撃文庫)
著者/訳者:入間 人間
出版社:アスキーメディアワークス( 2009-09-10 )
定価:¥ 746
Amazon価格:¥ 746
文庫 ( 543 ページ )
ISBN-10 : 4048680080
ISBN-13 : 9784048680080
絵師サイト:Left side

みーくんまーちゃんの最新作は540ページという超ボリュームで、
それでいて主人公のみーくんとまーちゃんバカップルはほとんど登場しないし、
しかも作中では「電波女と青春男」と微妙にクロスオーバーもされてて、
何とも変な内容なんですが、間違いなくみーくんまーちゃんの雰囲気が感じられました。

シルバーウィークにまーちゃんの要望で旅行に出かけたら、
宿泊先のホテルでは不穏な空気があったけど、華麗にみーくんはそれらをすり抜けて、
他の宿泊客がそれぞれの非凡なドラマを繰り広げられ、
事件が起こってたり、解決したりとする訳です。
んー、ハラショー

自己中心的な作家に、彼氏が死んで以来虚無な生活を送り自殺志願な大学生、
ロリコン探偵とそのお供の見通す目を持った中学生の少女、
冴えないおっさんと、まーちゃん並に偏執的に旦那を愛する奥さんに、
後輩の女の子との初めてのお泊まりに心拍数が右肩上がりの大学生と、
関係性がありそうで、実はみーくん関連で微妙に関係生があって、
それでいてみーくんとは関係なく物語が進んでいくんですよね。

群像劇として語られることで多面的に物語を見通せて面白かったし、
主人公カップルが積極的に関わらないというのも意外性がありましたね。
しかしラストでたった一行で語られる事実がインパクトがありすぎて、
読後の雰囲気が木っ端微塵にされてしまう訳なんですが…

えー、次回どうなるんだろ、これ…?

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