その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2023/6/19 月曜日::

■[漫画]二人で協力して楽しむ夫婦生活「マリッジグレー」4巻

マリッジグレー4巻マリッジグレー4巻
出版社:集英社
作者名:轍平
作者サイト:轍平 – pixiv
連載サイト:マリッジグレー – 轍平 | となりのヤングジャンプ
紙書籍通販:マリッジグレー (4)
Kindle版まとめ買い:マリッジグレー
DMM電子書籍:マリッジグレー (4)

3巻ラストで出てきた直継のやる気が無い後輩の黒部くん。
直継のことを舐め腐ってるので、嘉乃のことを奪おうと企んでるんですが、
嘉乃は直継以外へのガードがべらぼうに高いので無駄だと思うんですよね。
まぁ、この4巻では黒部くんもジャブしか打ってないんですけど…
100%無駄だとは読者的にはわかってるんだけど…
面倒を見てきた直継がガッカリするような展開だけにはなって欲しくないんですよね。
嘉乃に近い心境で直継を応援している私がいます…w

さて、そんな直継と嘉乃のカップルですが、
結婚一周年を記念して新婚旅行で京都に行くことになったんだけど、
どちらかにお任せするんじゃなくて、
二人で協力して楽しい旅行にしようとしているところが実に良いですね。

直継が自分の体力のなさでちょっと失敗したけれど、
それをフォローできる嘉乃がいるから大丈夫だと思うんですよ。
デートで失敗した時も、笑顔でいられる相手であることをお互い理解して、
少しステップアップした感がありますよね。

それにしてもデートを確実に成功させるために、
嘉乃が払ってきた努力の数々は凄まじいですね…
これ、昭和の時代なら男女が逆転してたと思いますよ。
今は令和なんだなって、とても実感しました。

それと嘉乃の親友である翔ちゃんの恋愛歴が出てたけど、
ロクな男に出会って無くてちょっと可哀想でしたね。
まぁ、寡黙な元カレくんに関してはお互いが良くなかったかな、とは思いますが…
今回は面倒な子に好かれてましたけど、友人としては良い付き合いができそうかな、と思います。

そして恒例の巻末にモヤっとくる展開ですが、
今回はある意味一番面倒なラスボス的な存在です。

目元が直継にそっくりな直継母の登場…!
嘉乃にとっては姑に当たるんだけど、仲良くできないのです…!
だって、直継ラブな嘉乃にとって、謙遜とはいえ直継をディスる相手に好意を抱けないから…!

それにしてもあの弟とこの母という家族が居ながら、
よく直継はこんなに真っ直ぐに育ったなぁ、と思います。
お父さんはとてもまともな人なのかな…?
直継父が出ることを祈って5巻を待ちたいと思います。

:: 2023/5/23 火曜日::

■[漫画]見えない本心と認めない恋心「百木田家の古書暮らし」3巻

百木田家の古書暮らし3巻百木田家の古書暮らし3巻
出版社:集英社
作者名:冬目景
紙書籍通販:百木田家の古書暮らし (3)
Kindle版まとめ買い:百木田家の古書暮らし
DMM電子書籍:百木田家の古書暮らし (3)

古書店を営む三姉妹とお隣りさんの梓沢さんとの奇妙な交流は、
梓沢さんが地下書庫の整理を手伝ってくれることで一歩進むんだけど、
謎めいた動機がわからない二実はどうにも信用できなくて、
その理由を問いかけるんだけど…

梓沢さんが秘密にしている理由は本人の口から師匠に語られるんですが、
知ってしまえば納得というか、そりゃそうだよね、となります。
家出した実母の浮気相手が貴女たちの伯父さんなので、
伯父さんの日記に実母の行方の手掛かりがあるので探しているのです…
などと言えるわけがないですよね、良識がある大人なら。
まぁ、梓沢さんは一見良識のある大人には見えないんですけども…w

だからこそ二実はどうしても信用できないというか…

本心が見えてこないのに、
口だけは上手いというか、素直に褒めてくるというか…
気にしないようにしているのに、
だからこそ余計気になってイライラしちゃう二実が可愛いんだけど…
まぁ、恋っていうのは得てしてめんどくさいものですから。
本人は絶対に恋だと認めないと思うんですけどね。

一果の方も恋模様がめんどくさくて、
やはりこの三姉妹は全員めんどくさいな、と思う次第です。
はてさて、どういった形で落着するのか…
気になるところです。

:: 2023/5/22 月曜日::

■[漫画]若人の失敗と成長「王様の仕立て屋 ~下町テーラー~」15巻

15巻はイっちゃんことコスプレ服飾担当の大島依都ちゃんがメインです。
イっちゃんは正道で学んでこなかった独学タイプなので、
色々と知識が歪なので失敗をしまくるんですが、
だからこその面白さがありますよね。
主人公には完成された格好良さと成長していく面白さの2タイプがあるけれど、
織部は前者で、今回のイっちゃんは後者を見せてくれるのです。

初っ端からヴィンテージ生地でやらかしてしまっているイっちゃんですが、
これは知識不足だと思わざるを得ないのですが、独学の弊害ですね…
そんなイっちゃんを厳しく諭すのがとても織部さんだなぁ、と思う訳です。
ちゃんと反省し、身銭を切って挽回するあたりイっちゃんも図太くて良いですよね。

織部さんの指導は正論パンチのラッシュなんですよね。

自分が乗り越えてきたことだからこそ甘くないんですよね。
それでも指導する側としてきっちりケツを持ってくれるんだけど、
その有り難さをイっちゃんが理解できるのはまだまだ先だろうなぁ…
織部さんはきっちりお代を徴収してるから気付きにくいってのもあるんだろうけどね。

それにしてもムム美さんのご尊顔は今回も結局出ませんでしたか。
これは刑事コロンボのうちのかみさんみたいなもんで、出ないまま進む可能性が高そうですね。
でも読者としては一度くらいは見てみたいもので…
難しいものです…w

:: 2023/3/2 木曜日::

■[漫画]夢への努力「ラジエーションハウス」14巻

ラジエーションハウス14巻ラジエーションハウス14巻
出版社:集英社
原作者名:横幕智裕
作者名:モリタイシ
作者サイト:モリタイシ|note
作者twitter:モリタイシさん(@moritai4) / Twitter
紙書籍通販:ラジエーションハウス (14)
Kindle版まとめ買い:ラジエーションハウス
DMM電子書籍:ラジエーションハウス (14)

学会でオーラルセッションに選ばれて英語発表に備える悠木くん。
それを受けて学会に参加することになった唯織と広瀬さん。
二人が参加することに心中穏やかでない杏ちゃんは、
鏑木部長の保身もあって参加するために札幌に向かうのだった…

それにしても唯織ってばモテモテですね。
広瀬さんからのほのかで奥手な好意だけでなく、
南さんからの積極的な好意を受けているというのに、
本命の杏ちゃん以外はまったく眼中にないのがとても唯織らしいですが…

その本命のはずの杏ちゃん相手でも鈍感力を発揮するのが唯織です。
恩師からも言われるくらい、色々な意味で鈍感なのです。

なので、杏ちゃんが女心を察してもらおうとするのは無理筋だと思うのです…!
日本刀で大根の桂剥きをするくらいに難しいと思うのです…!
得手不得手があるのですよ、杏ちゃん…!

唯織は夢が叶った現状に満足しているので、
それ以上… 杏ちゃんと男女の関係になることは別のステージだと思ってるんじゃないかなぁ…
おそらく杏ちゃんから動かないとどうしようもないと思いますよ。

唯織は約束を信じて頑張って努力を積み重ねて、隣りに立ってくれたんだから、
杏ちゃんも頑張って動いて欲しいな、と思いました。
このままだと南さんや、広瀬さんに取られるかもですしね…!

:: 2023/1/7 土曜日::

■[漫画]最新のスーツ事情「王様の仕立て屋 ~下町テーラー~」14巻

ナルチーゾの女性社員たちが出てくることで多少華やかになってきた下町テーラー編ですが、
たまにどうしても「ありえへんだろ」とツッコミを入れたく内容もあったりします。
無料ブラウザゲームに超AIが搭載されていたというのも「ありえへんだろ」と思いますが、
それに政府が気付いたというのが一番「ありえへんだろ」と思いましたね。
日本政府のデジタル庁がそんな有能なわけないやんけ…!

そんな脇の設定にはツッコミを入れたくなりますが、
服飾に限っては相変わらず面白いなぁ、と感じるのです。
今回は壮年のお客様がたが周回遅れのファッションだったり、
センスが鈍かったところを容赦なくツッコミを入れて物語を回していくのは痛快です。

まぁ、ダサいっていうのを直接的に指摘しないことが多いですからね、日本人は。
生暖かい目で見てスルーしちゃうことは私も多々あります。
たまにこういったズケズケ言う女性に気付かされることも多々あります。
私も似たような経験があるだけに心が痛かったですね…w

それにしても昨今はジャージスーツなんてものがあるんですね。
確かに気軽に着れそうだし、リモート環境では便利そうです。
見た目はそれっぽいけど、作中に出てきたように直接対面したら粗が見えそうではありますけどね。
型紙と実際の体格の差が如実に出そうだなぁ、とは思いました。

あと、老害さんあるあるの「古くて伝わり難い昔のギャグをお構いなしに延々擦り続ける」
というのがとてもあるあるで苦笑いでしたね…w
銀英伝おじさんとか私の周りにも居てとても辟易としてますが、
そんな私も「レイニー止め」という言葉が一回り下の子に伝わらなくて戦慄したことがあります。
うーん、気を付けよう…w

:: 2022/10/22 土曜日::

■[漫画]めんどくさい三姉妹「百木田家の古書暮らし」2巻

百木田家の古書暮らし2巻百木田家の古書暮らし2巻
出版社:集英社
作者名:冬目景
紙書籍通販:百木田家の古書暮らし (2)
Kindle版まとめ買い:百木田家の古書暮らし
DMM電子書籍:百木田家の古書暮らし (2)

三稔と友達を酔っ払いから助けてくれたお隣の梓沢さんは、
まともな社会人には見えないし、実際よくわからない人なんだけど、
悪い人ではないんですよね。
二実とは好みが合うけど相性が悪いというのがよくわかりました。

流石は妹、めんどくさい姉の処方箋がよくわかってらっしゃる。
触らせてくれない猫という表現がとてもしっくりきました。

それにしても長女は初恋を引きずってめんどくさいし、
次女はめんどくさい性格と過去の経験から恋を忌避してるし、
三女はサッパリしてるけどバイなのか元カレ今カノと関わってるし、
この三姉妹はわりとめんどくさいな、と今更思い知った次第です。

しかし、二実ちゃんは古書店店主としてわりと活躍している気がしますね。
持ち込みでレアな写真を手に入れるというラッキーがありつつ、
きちんと値付けできるのも良い仕事だとは思うんですよ。
まさかあの値段で売れるとは思わなかったですけどねw
売れた後にも葛藤しているあたりが共感できて良かったです。

それにしてもこの三姉妹の父親は毎回唐突に重要な情報を提供しますね。
わざとやっているのかと思うようなことばかりですが、
本人が無神経というか、自由人なだけな気がします。
これからも振り回されるんだろうなぁ…
三人とも頑張れ…w

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