■[漫画]唯織の秘密がバレる時…「ラジエーションハウス」18巻
ラジエーションハウス18巻
出版社:集英社
原作者名:横幕智裕
作者名:モリタイシ
作者サイト:モリタイシ|note
作者twitter:モリタイシさん(@moritai4) / Twitter
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思惑はあれど、唯織とのコミュニケーションを図る鏑木部長は、
唯織の読めない言動に翻弄されながらも、
それでも一緒に食事を取ることで唯織のことを少し理解できたし、
自分の事も知ってもらえたし、悪くない関係を築けていた。
一方、東都大から出向してきている奈良先生がついに唯織の秘密に気付いて…?
うーん、奈良先生にも同情すべき所はあるんですよね。
医者の両親から才能を超えた過度の努力を強いられてきたせいで、
友達もおらず、勉強と競争ばかりの日々を過ごしてきたとか可哀想です。
そして受験と競争で挫折し、遂に見付けた放射線科医という領分で認められたという、
今までのキャリアを考えると、コンプレックスが酷いことはわかります。
だからこそ、その努力で到達した職分に、
自分より努力していないと思い込んでいる放射線技師でしかない唯織が入り込むことが、
とにかく腹が立って仕方が無いのはわかるんですよ。
でも、度が過ぎているというか、大人じゃないんですよね、奈良先生って。
友達が居なかったからこそ、唯織とは別ベクトルでコミュニケーション能力が低いのでしょう。
自分より下だと思っていた唯織が、自分よりもキャリアも実力が上だと知ったため、
自分の尺度で問題を起こしてしまっていますけれど…
それに巻き込まれる上司である鏑木部長が可哀想でしたねぇ…
鏑木部長は医師として腕は確かですし、
政治や自分のコンプレックスよりも医者であることを選べる人だし、
コミュニケーションのために手品の腕を身に付け、
それを患者の心のケアにも使える、良い人なんですよ。
でも争いは不得手な人だけに可哀想なんだけど…
管理職ですからねぇ…w
学歴コンプレックスを抱えていたりと、
奈良先生と鏑木部長は似た所もあるんですけど、
二人の違いはコミュニケーション能力の有無だと思うんですよね。
鏑木部長が導いて上げれば良いんだろうけど…
もう奈良先生は専門家のケアが必要なレベルだと思うので難しいだろうなぁ…
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